タイム 2'00"5 (良)
1FAve=12.05 3FAve=36.15

ラップ
①12.7-②11.7-③11.7-④12.3-⑤12.7-⑥12.2-⑦12.1-⑧11.3-⑨11.3-⑩12.5
1FAveとの誤差
①+0.6 ②-0.4 ③-0.4 ④+0.2 ⑤+0.6 ⑥+0.1 ⑦±0 ⑧-0.8 ⑨-0.8 ⑩+0.4
テン36.1-中盤49.3(3F換算36.98)-上がり35.1　『加速・中弛み』

『加速』・・・逃げ◎　先行○　差し△　追込×
『中弛み』・・・逃げ◎　先行△　差し×　追込○

1着レッドアゲート・・・マンハッタンカフェ×スキャン=サンデーサイレンス×ミスプロ　〔3〕　４－３
2着カレイジャスミン・・・タヤスツヨシ×エリシオ=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー　〔8-g〕　１－１
3着キュートエンブレム・・・ウォーエンブレム×ディンヒル=ミスプロ×ダンチヒ　〔5-h〕　８－８

例年と同じように『加速・中弛み』の複合ラップ。テン-中盤は例年と比較してやや速めだが、厳しい流れではなく、上がりが落ちることなく前で展開した馬が恵まれた流れ。差しが一番きつい流れと考える。ただタイムはここ数年の中では一番速く、その点は評価したい。

レッドアゲートは、先行して2着カレイジャスミンに0.2秒差をつけての完勝。逃げたカレイジャスミンは最も展開に恵まれた馬なので強い競馬だったと考える。マイルは新馬戦だけだが5着で1800m～2000mで成績が良かったことから、来年以降このタイプを狙うように気をつけたい。なぜなら、桜花賞までの牝馬路線はマイル以下の番組構成のため、そこでの成績はあまり信用しない方が良いのでは？と考えます。
No.〔3〕の牝系(メイショウサムソンやウオッカスペシャルウィークなどの牝系)から、この時期距離が延びても大丈夫と思うので、オークスでも期待できると考えます。母父スキャンは心もとないけれど、スキャンは距離激変が得意でもあるので人気でなければ面白いのでは？と考えます。

カレイジャスミンは、逃げて2着。開幕週で内枠の先行馬に有利な条件と展開利での好走と思うのですが、出走がかなうことは良かったと思います。
No.〔8〕でオークス好走の多い牝系ではあり(アドマイヤグルーヴやフサイチパンドラなどの牝系)、フローラＳ以上に距離が延びることは歓迎なので、プラスアルファで馬場が悪くなったりするならばg記号から好走も可能と考えます。g記号はパワーが必要な馬場に強いタイプが多いので。

キュートエンブレムも、1600m→1800m→2000mと距離を伸ばして成績が安定していた馬。マイル以下の実績よりも1800m～2000mの実績が重要ということだと思います。
骨折してしまって春全休とのことなので、せっかくオークスの出走権をとれたのに残念です。

またフローラＳ組から気になる馬といえば、シングライクバードかな～。展開では一番不利な差しで3着のキュートエンブレムとはタイム差なし。No.〔3〕の牝系でレッドアゲートと同じため、期待はできるかも。ただしd記号は前哨戦快勝でこそ本番も狙えるタイプから、評価は下げるべきかな～？
→次走狙い馬:レッドアゲート,カレイジャスミン     

パドックはレッドアゲードとグラーフがよく見えた。レースはカレイジャスミンが逃げて周りが見事に控えて前半１０００が６１・４。これではさすがに前が止まるわけなく…。レッドアゲードは内田がペースを読んでか前ぎみにつけて速めに追い出しにかかってカレイジャスミンを差しきった。桜花賞が凡戦だっただけに内容に期待したりしたが正直オークスこれでいけるという存在は見つけれなかった。カレイジャスミンはあれがいっぱい。キュートエンブレムも悪いわけやないが馬体的になんか物足りなさを感じた。あとはオークスうんぬんやないからいいやろ
レースレベル：2    
→次走危険馬:カレイジャスミン  

予想したとおり、カレイジャスミンは内枠を生かしてうまく流れをつくり、絶妙のペースで逃げたと思う。展開利があった分、次回では割り引いて考えたい。
キュートは不利な大外枠から、脚を使って、前めに押し上げ、外を回って追い上げた。内容的には少なくともカレイジャスミンよりは上。
猛然と追い上げてきたメイショウベルーガの脚にはびっくりした。１頭だけ全く違ったレースをしたもので、評価は難しいが、もしかしたら相当な器なのかもしれない。

レッドは、８番枠から好位置につけてレースできたのがよかった。順当勝ちで、特筆することもなかったように思う。
レースレベル：3
→次走狙い馬:キュートエンブレム,メイショウベルーガ
→次走危険馬:カレイジャスミン