タイム 1'35"4 (不良)
1FAve=11.93 3FAve=35.78

ラップ
①12.5-②10.6-③11.6-④12.5-⑤12.9-⑥11.7-⑦11.1-⑧12.5
1FAveとの誤差
①+0.6 ②-1.3 ③-0.3 ④+0.6 ⑤+1.0 ⑥-0.2 ⑦-0.8 ⑧+0.6
テン34.7-中盤25.4(3F換算38.10)-上がり35.3　『前傾・中弛み』

『前傾』・・・逃げ×　先行△　差し○　追込◎
『中弛み』・・・逃げ◎　先行△　差し×　追込○

1着セイウンワンダー・・・グラスワンダー×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス　１５－１５
2着ツクバホクトオー・・・フジキセキ×アーミジャー=サンデーサイレンス×レッドゴッド　９－９
3着バンガロール・・・ アグネスタキオン×Thunder Gulch=サンデーサイレンス×ミスプロ　３－３

流れは、テン-上がりのラップ差から『前傾』と中盤の弛みから『中弛み』の複合ラップ。テンが例年になく速く中盤が遅いため、追込が最も恵まれた流れで、先行・差しはきつい流れと考える。

セイウンワンダーは、スタートに失敗し追込位置に展開したことが逆に恵まれた感じに思います。グラスワンダー産駒で、グラスワンダーは新潟コースや阪神コースでの好走が多く、ワンペースで走る流れに強い傾向。新潟コースは直線が長く上がり勝負でスムーズに加速する流れになりやすく、阪神コースも外回りコースが上がり勝負になりやすい傾向から適性が似ているのと思います。母父サンデーサイレンスでもあり、上がり勝負は得意と思うので適性が嵌ったと考えます(=唯一不良馬場で34秒台での上がりで最速)。
またグラスワンダー×サンデーサイレンスは、サクラメガワンダーと同配合。早い時期から走り、キレるが不器用な末脚からサクラメガワンダーMK-Ⅱと考えてますが、どうでしょうか？2歳戦では今後も活躍しそうな雰囲気ですが、中山コースが鬼門に思うのですが...。

ツクバホクトオーは、フジキセキ産駒。昨年好走のエフティマイアもフジキセキ産駒で、しかも福島コース好走→マリーゴールド賞好走の共通点あり。『中弛み』の流れはテンのつらさを和らげ上がり勝負に変えてしまう流れで、擬似距離短縮効果と考えるとフジキセキの好走は納得できるように思います(=フジキセキはサンデーサイレンス系では短距離型に思うので)。母父レッドゴッド系で欧州型の要素あり。適性は向いていたように反省します。

バンガロールは、アグネスタキオン産駒で前走マリーゴールド賞2着(0.2秒差)。アグネスタキオンは、前走の勢いを持続して好走しやすく、特に0.5秒差以内だと好走確率高し。その特性が活きたと思われます。バンガロールは前2走とも1400m使用馬。前走マリーゴールド賞はやや重だったので、1400mでも1600mの適性にシフトしていたのかもしれません(=07年のエフティマイアの時もやや重)。

来年への反省として、
①新潟2歳Sはサンデーサイレンス重賞と考えるべし(=速い上がりが必要)。母父サンデーサイレンスは特注。またフジキセキ、アグネスタキオンなど短距離対応型のサンデーサイレンス系向き。マンハッタンカフェなどはスピード不足で重すぎる可能性高し。
②欧州型血統にも注目。ロベルト系は特注。スタミナも必要と思うが、スピードも備えていて中距離対応型のタイプを狙うこと。
菊花賞・天皇賞春血統はもう古い傾向かも。
③ステップは、福島コース好走→マリーゴールド賞好走(ただしやや重の場合)は好走する。良馬場のマリーゴールド賞はつながらないがやや重など馬場が悪化するなら、1400m→1600mへと適性がシフトするものと思われ、好走可能と考えよう。
→次走狙い馬:セイウンワンダー       

色々と話題の馬が点在しましたが蓋を開けてみれば結局、セイウンワンダーが一枚も二枚も上な所を見せ付けたという感じでしょうか。

岩田騎手にしては終始バタついた騎乗で、あーこれ大荒れしそうだな、と思いながら見てましたが大外のラチ際を鬼のような差し脚で決着。現段階、最強ですね、間違いなく。

これからデビューも控えて居る馬も、まだまだたくさん居ますし、今年の2歳は結構なレベルの高さかも。と感じさせる一戦でした。

本命にしたカヴァリエですが、この馬なりに頑張ったと思うので、今回負けたことに関しては不満はありません。
むしろ短距離に今後絞っていくのなら最終的にこの世代最強はこの馬かも知れませんよ？（笑）。

日本の短距離Ｇ１は小回りの中京と直線の短い中山の2つですからね。

マッハヴェロシティは結局、ハナとってスローを作ってナンボの馬でしたね。これだけは読みどおりでした（笑）。
レースレベル：3
→次走狙い馬:セイウンワンダー,カヴァリエ
→次走危険馬:マッハヴェロシティ  

バンガロールについて
かなり大飛びなバンガロールにとっては、不良馬場は大きなマイナス。それで3着まで粘ったのは本当に立派。
間違いなく広いコース向きで、デイリー杯2歳Ｓや東京スポーツ杯などで必ず狙いたい馬。

スガノメダリストについて
出があまりよくなく、押して出て行ったら掛ってしまうという最悪のパターン。今回で見限りたくはない。
とはいえ、何か気負った感じの走り方と、直線向いてからのぱったり止まった感じからして、距離は基本的に短いほうがいいと思う。
１２００～１４００のほうが安心して狙いやすいと思う。
レースレベル：3
→次走狙い馬:バンガロール,スガノメダリスト     

◎○２頭軸流しで３連複いただきました＾＾
ただし、（￥１００－）しか購入していなかったけど・・・。

勝ったセイウンワンダーは《ブリーダーアップセール》時の最高値の馬。
高い値段とおり？の強いお馬さんなのかなぁ～！？

２頭軸以外は、新潟競馬場で好成績を残してきたジョッキーばかりを拾っての勝負だったので、予想と言ってよいものだか・・・（汗）


とりあえず結果往来って事で。（笑）
→次走狙い馬:セイウンワンダー  
→次走危険馬:ガンズオブナバロン  

1200組はダメとか言われすぎると来てしまうという、よくあるパターンですが、
しかしこの馬かよ、という感じです。
距離延長歓迎タイプならともかく、陣営も距離を不安視していたぐらいで。

もっとも大雨で特殊な展開でしたので、あまり考えすぎない方が良いかもしれません。
一応人気馬は1400，1600組が好走、1200，1800組が凡走とデータ通りではありますし。

断然人気で圧勝のセイウンワンダーはまさかの最後方策で驚きましたが、
総じて揉まれ弱い印象のグラスワンダー産駒ですので、
変に流れに巻き込まれるよりは良かったのではないでしょうか。

ただ、能力が拮抗してくると大味な競馬では難しく、人気を裏切る場面も出てくるでしょう。
初戦負けているように、ディープインパクトのような異常な強さは無いですし。

次走狙い馬としては6枠の2頭。
マッハヴェロシティはさすがに重賞のマイル戦では自分の競馬ができずじまい。
シルクドミニオンは直線で中を割ってグイグイ伸びていたのが印象的でした。
→次走狙い馬:マッハヴェロシティ,シルクドミニオン     

勝ったのはセイウンワンダー。スタートがよくなかったのか道中は後方。ただこれが幸いに。岩田が外に出すという選択ができたのだから。枠なりだったらどうだったかわからないですから…。力で捻じ伏せたわけだからこのメンバーとの勝負付けはある程度ついたとは思われる。ただ大物なのかと言われたら今まで競馬を見てきた感覚では首を立に振りにくいのであるが判断を早めるのは危険なのかな。

ツクバホクトオーは劇走に見えたかも知れませんが、これは走るのは読みどおり。はっきりいえば馬場の恩恵なのです。
新潟記念の回顧でも触れたのですが差し馬馬場なのですが内側それも逃げ馬より内側を走った馬が好走するところをよく見かけました。それを勝春が感じて実践したかたちとなったのです。でも次の走るのかといわれると…

バンガロールはなんか勝ちキャラではないのかもしれないですね。なんか常に走るのかもしれないけど何かに掬われ続けそうですね。

カヴァリエはこれは走ってきそうです。今日は前回と違ってスタートが良すぎたために結果は伴いませんでしたが競馬をいろいろ覚えていけば来年春も楽しめる逸材でしょう
レースレベル：2
→次走狙い馬:カヴァリエ