★回顧★
タイム 1'07"3 (良)
1FAve=11.22 3FAve=33.65

ラップ
①12.2-②10.6-③10.7-④10.7-⑤11.3-⑥11.8
1FAveとの誤差
①+1.0 ②-0.6 ③-0.5 ④-0.5 ⑤+0.1 ⑥+0.6
テン33.5-上がり33.8　『一貫』

『一貫』・・・逃げ△　先行○　差し◎　追込△

1着カノヤザクラ・・・サクラバクシンオー×Woodman=プリンスリーギフト×ミスプロ　４－５
2着シンボリグラン・・・Grand Lodge×Linamix=ダンチヒ×リファール　３－３
3着スプリングソング・・・サクラバクシンオー×トニービン=プリンスリーギフト×グレイソヴリン　１－１

テン-上がりのラップ差から『一貫』した流れ。先行・差しが有利な展開で、その上開幕週の利が活き上位馬は５番手以内の展開をした逃げ・先行馬が好走。

カノヤザクラは、前走アイビスサマーＤ1着からの連続好走。サクラバクシンオー産駒はテンのダッシュ力に優れ、スピードという意味合いではピカイチの種牡馬。休み明けから好走可能で、使い詰めるとパフォーマンスが低下する鮮度重視の特性があり、前走から間隔が開いたことも好走の要因と考える。昨年の2着馬でもありコース適性は十分、母父ミスプロ系で血統適性は高かったと考える。また今年に入り連続して33秒台の上がりを使い続けていることからも、完全本格化と考えて次走も期待する。

シンボリグランは、前走キーンランドＣ6着、前々走アイビスサマーＤ2着。好走の多いダンチヒ系で、血統適性は合っていたと反省する。またダンチヒ系は1戦燃焼型のタイプが多く、好走が交互になりやすく○×○のリズムになりやすい。好走後人気で裏切り、人気が落ちての次走が狙い目。後で考えると狙えるように思いますが、予想では...。そこがダンチヒ系のツボ。次走は人気なら危険かな？

スプリングソングは、休み明けでの3着好走。開幕週の利と鮮度の高いサクラバクシンオー産駒が好走のポイントと考える。母父トニービンで欧州型から、芝・ダート適性だけでなく欧州型の要素も必要なように感じました(=ヴァイスリージェント系、ストームバード系、ダンチヒ系、ニジンスキー系、リファール系など大系統ノーザンダンサー系でくくると好走馬が多いので)。ただし基本はスピード重視の考え方と、芝・ダート兼用型でダート質な流れに対応できることが必須と考えます。

来年への反省として、セントウルＳのポイントは、
①開幕週なので逃げ・先行に位置できそうな馬を上位に。内枠ならばなお良し。
②テンのダッシュ力（=パワー型）に優れ、スピードの持続性能型をもつ馬（血統ならばダンチヒ、ストームバード、ヘイロー系、ヴァイスリージェント)。ミスプロ系もダート質な流れに有効。さらに欧州型の要素が隠し味になっているようなタイプが◎。
③軽量馬（特に55キロ以下の牝馬）。
④アイビスサマーＤ好走馬。適性が似ていると思われます(=07年1着サンアディユ、08年1着カノヤザクラ、08年2着シンボリグランの好走から)。
北九州記念組は内容を良く検討する必要あり（=着順の逆転がありうる）。
→次走狙い馬:カノヤザクラ  
→次走危険馬:シンボリグラン  

思ったほど2頭に人気が被らなかったですし、多くの人は不安に感じていたんでしょう。
この光景はある程度予想できただけに、なんとか当てたかったんですが･･･。

しかしカノヤザクラは随分強くなりました。
去年から善戦はしていましたが、どちらかと言うと展開待ちの差し馬という感じでしたし。
ただ、アイビスSD後も馬体が戻らずキーンランドCを回避したぐらいですし、
本番までに体調が整うのか、激走しただけに不安な面もあります。

もっとも、それ以上に人気2頭の巻き返しは厳しいと思います。
一応1200で走ってますが、長い距離の経験を生かした差しが武器。
今回以上に生粋のスプリンター向きの本番では苦しいでしょう。

追記：回避したのはキーンランドCじゃなく北九州記念ですね。失礼しました。     
→次走危険馬:スズカフェニックス,ファイングレイン

難しいは。。

サマースプリント狙ってる馬は仕掛けを遅らせて１つでも上の着順に行きたい。Ｇ１に行きたい馬は無理はしたくない。となるとこういうレースになっちゃうんですね。と学習したとしかいいようがないです。いい教訓になりました。

ただＧ１狙いたい馬にはこのトライアル向かないのかも知れませんね。流れも本番に直結するように感じないし…

スズカは予想にも触れましたが直前の調教びしりやらないとだめです。次Ｇ１なんでしょうが調教の内容だけは見たいです。でも難しい馬で次豊でない時点でマイナスなんでしょうが



まあこれでぼくのスプリンターズの本命はゆるぎないものにはなりました
レースレベル：1    
→次走危険馬:スズカフェニックス  

カノヤザクラ余裕の快勝！！
後ろを何度も確認しながら抜け出すあたりなんて、余程鞍上も自信があったのでしょうね。

ただ、２～３着馬は前につけたというだけにも感じていますから、また同じようなレースは厳しいでしょうね。


休み明けでハンデのキツかったファイングレインは、次に勝負に出てくるように思います。
→次走狙い馬:ファイングレイン  
→次走危険馬:シンボリグラン,スプリングソング

エントリ名通り、F8で全角カナに変換しようとしたらF5を押しちゃってページが更新されて全文消えました＼(^o^)／

なので、簡単に。

テレビの有名な人の回顧ではスローペースを有力馬の敗因に上げていたが、過去のラップと比べると今回のラップはほぼ同じものでそれは理由にはならない。

後方から間に合わなかった馬は、ペースを理由にするより、このペースで前にいけない己のスピード不足を理由にすべき。

■来年のために

過去の傾向と今回の結果をみる限り、ラップギアが一番正解への近道な感じがする。

本レースは平坦・消耗指向のレースなので、来年はこれを最重要視したい。

で、本命馬について。

16番人気だったのでタイキマドレーヌを本命に。ただ、久しぶりの1200mと休み明けの分、テンのスピードについていけなかった。このあたりは16番人気だったのでいい方に嵌らないかなと賭けたわけで、無理な方に転がっただけなので仕方ない結果。

むしろ、毎回強いからという理由であって理由でないことを根拠に人気馬のBOXを買うような人を私は軽蔑するタイプです。

■上位馬

1着カノヤザクラ
って、まず愚痴から。
昨年この馬本命だったんですよ。で、その日は外出していて携帯からPATで買ったわけ。締め切りギリギリでオッズも確認せずにこの馬から"馬単"をバラバラと。
結果は2着で裏目で万馬券を逃したわけです。
そんな馬を今年3番人気で買えるかよ！！

ふう、競馬的な回顧を。

前走が新潟直線1000mという摩擦のないコースだっただけに、今回急坂阪神コースなら投げ出すと予想していました。
それが、好位からあっさり抜け出しての完勝なので、おそらくS系の連チャン期。スプリンターズSに出てくるかは知らないけど、連チャン中なら崩れないのかなと。ただ、中山1200mでバクシンオー買うのは勇気いるのは間違いない。

2着シンボリグラン
あいまいな記憶だけどこの馬ってこの時期あたりから急に走るよね？たしか2年前の富士S2着とかあったし。

こういう馬ってよくムラ馬って一言で処理されるんだけど、Mの法則的にいえば、交互質が強い馬って説明出来る。ようは、ストレスに弱くて軽く凡走してストレスが抜けた後とか、休み明けでノーストレス状態とか。

今回もアイビスSDで好走してキーンランドCで凡走からの2着。

ちなみに金満でもダンチヒのリズムは○×○って有名です。

3着スプリングソング
サクラバクシンオー産駒の同馬。
バクシンオーのGR（グローバルリズム）的には、こういった古馬重賞初戦は走らないんだよね。それが3着なんだからそこそこ能力高いのかも。

■来年のために-その2
カノヤザクラ・スプリングソングとバクシンオー産駒が1着と3着。過去にも、[05年]ホーマンテキーラ・[07年]カノヤザクラと走っているので、バクシンオーは来年は注意したい。

あと、シンボリグラン的なローテの馬。

つまり、アイビスSD→どこかの1200mで凡走→セントウルSってローテ。昨年のサンアディユも同様のローテだったのでこれは覚えておきたい。

■人気馬
1人気スズカフェニックス
出遅れという直接的な理由は当然あるが、それより重要な理由は、母父フェアリーキングからくるL化の問題。
実際、近走馬券になったのは1400mがほとんどで根幹距離だと確実に人気以下の走りしか出来ていない。
マイルCSで人気になるんだろうけど、次に買うタイミングとしては暮れの阪神Cなんじゃないかね。

2人気ファイングレイン
上がりの速い差し競馬が最も得意な条件。今回は差しが間に合う展開じゃなかったので仕方なし。
そもそも、フジキセキ産駒で集中力系なタイプなわけで休み明けで走れという方が無理な話。本番は1回使われてどうかだが、NZT以来急坂コースでは崩れているし、高松宮記念とスプリンターズSってコネクションないし厳しそう。

■次走狙い馬
ジョリーダンスとマルカフェニックス。
この2頭は暮れの阪神Cに出てきたら是非買いたい。ダンスは阪神芝1400m得意だから。

最後まで書いて思ったけど、全然簡単にじゃなかったわwww
→次走狙い馬:ジョリーダンス,マルカフェニックス
→次走危険馬:スズカフェニックス  

有力所が牽制しあって気付いた時には時既に遅し・・・。

荒れる重賞の典型的なレースでしたね。

結局、自分の競馬に徹した馬が上位に来たのだと思います。

スズカにしろ、ファイングレインにしろ、休養明けでいつもより慎重に行くのも、そして逆転を狙うマルカフェニックスが、それを見ながら行く。
冷静に考えれば読める展開だったなぁ。

まぁ、負けた後なら何とでも言えますが（笑。

ドルチェはマークする馬が増えるとダメですね。手薄なときにしか通用しないもかも。
レースレベル：2
→次走狙い馬:シンボリグラン  
→次走危険馬:アポロドルチェ