アグネススターチは十八番の単騎逃げ、これまでの鬱憤を晴らすかのような圧勝。相手関係にも恵まれたが、とにかくマイペースに持ち込めると非常に渋太いのはもはや周知の事実。次走も相手関係次第というよりも同型あるいは前々で速い馬の存在が気になるところ。

　本命にしたマルモコウテイは他のユーザの方々から指摘があったように前走の反動なのか、コース条件も特に距離が合わなかったのか、いずれにせよ、武豊との相性を述べる以前の要素に問題があったことは認めざる得ないところ。ただ、それらが仮に杞憂だったとしても、５馬身差の勝ち馬にはおそらくまともに敵わなかったように思えた。特定の騎手で結果を残していることも、乗り難しい馬であることに違いなく、次走で即挽回と言うのは早計なのだろう。

　フィニステールは際どい２着で面目は何とか保ったが、内容的には完全敗北。追ってもどかしいのは相変わらずだし、２着といっても有名無実。着順の数字だけが一人歩きして再度人気になるならば当然嫌って妙味あり。
レースレベル：2    
→次走危険馬:フィニステール,マルモコウテイ

勝ったアグネススターチは先手を奪って楽勝。
降級、少頭数で単騎逃げという極めて気分良く走れる状況だったので、
さすがにここは走って当然ではありました。
次走これより楽に走るのは難しいと思うので、一応危険馬に。

2着フィニステールはスタートもコース取りも完璧。
これで5馬身も離されるのはいただけません。
競馬センスは良いですが、今一つ闘志に欠けます。

3着カネトシソレイユは4角前からムチが入りましたが、しぶとく伸び。
2着になりそうな勢いでしたが、最後は道中のロスの差が大きかったか。
と言っても内を回れる馬ではないので仕方ない。

マルモコウテイは伸びず。やはり前走の疲れがあったか。
武騎手と手が合うのは成績を見ても明らかですが、
馬が走れる状態になければ誰が乗っても無理で。
レースレベル：2    
→次走危険馬:アグネススターチ,フィニステール