＋シゲルフセルト
いい位置で立ち回ってこそのタイプだと思うので、
出遅れは非常に痛かったはず。
後方から追い上げてきての4着は立派で、
復調なったかもしれない。

ホーマンファラオ
鮫島騎手は「今なら距離はこのくらいあったほうが」と言うが、
軽い馬場に助けられた可能性あり。
普段は本来の短距離に戻ったほうがいいのではないか？？
→次走狙い馬:シゲルフセルト  
→次走危険馬:ホーマンファラオ  

勝ったダイシンプランは大外を回って一気の差しで圧勝。
ベストの1800、少頭数、高速馬場と条件揃ってて迷ったんですが、
どうしてもスロー向きな成績が気になって・・・▲ぐらい付けるべきでしたね。
次小倉記念あたりで頭数揃ったら迷わず消しで。

2着タガノティアーズは逆に終始インの好位を進んで直線外に出す理想の競馬。
まぁ最近の成績からして普通に走ればこれぐらいは。
なぜか格上挑戦の前走よりも人気が無かったですが。

3着ホーマンファラオは中団外めからしぶとく伸び。
直線半ばでは5着ぐらいの雰囲気でしたが、残り50mあたりから一気に交わし。
この馬が凄く伸びたと言うより、伸び続けてたら相手が止まったというところか。
最後に欧州血統の持久力、底力が生きたのでしょう。

シルポートはハイラップで飛ばし失速。
ただ、飛ばして逃げるのが持ち味ですし、飛ばし過ぎにしても負け過ぎで。
おそらく毎回全力で走り切る戦法だけに疲れが出た面もあるでしょう。
何より相手強化なのに1番人気で注目される状況が不向きでした。

開幕週、単騎逃げ、前走圧勝と揃い過ぎると罠だったりするという、
競馬の難しく面白いところが良く出たレースだったと思います。
レースレベル：4    
→次走危険馬:ダイシンプラン  

今日の浜中Ｊはまずい騎乗と好騎乗の入り乱れた日で、このレースはペース判断を誤るハイペースを作り出してしまいました。

シルポートの逃げが前半57.3、好コンデションの馬場であっても1800ｍの入りとしては、早過ぎです。

1000mを過ぎた時点で差し展開が予想され、後ろで脚を貯めていた福永ダイシンプランが鮮やかに差し切りを決めました。

本巣湖の勝ちが同馬の本来の力、このメンバーでは一枚抜けた存在でした。
距離的に18~2000mでの差し馬、3歳の秋にこのくらいの距離でのクラシック戦に出走していたなら、好走していたであろうと予感していたくらい。
菊花賞に出たことで遠回りをしてしまいましたが、これから中距離路線でにぎわせてくれる１頭でしょう。

時計面で有利に立ち回ったホーマンファラオ、パールでウェデングフジコの2着時の伸びは前走米子Ｓ同様古馬相手でも善戦できるタガノティアーズ、内から伸びて来た休み明けで次走狙い目のあるスペルバインドと混戦。

中でもシゲルフセルトの長いトンネルからの脱出が見えてきたこと、壁になってまっすぐ追えずの好走は明るい要素ですね。

6ヵ月の休み明けのストークを3.3倍の一番人気で11着と裏切ったダイシンプラン、今回印が付かなかった要因となり人気の盲点となってしまいました。
人気を集めて敗退後の同条件での巻き返し、おいしい馬券を取る上でのちょっとした鉄則のようなものは忘れないようしましょう。
今回は叩き2戦目でわかりやすいものとも言えます。

開幕の馬場を先行し好走した場合には、恵まれた感があることを覚えておきたいですし、シルポートはそれに加えて昇級戦を加味すれば危険な人気馬だったとも考えられます。
同じ開幕馬場と言ってもコース形態が違えば適性も違うということを肝に銘じておきます。
レースレベル：3
→次走狙い馬:スペルバインド,シゲルフセルト