2009年　タイム 1'44"9 (良) 1FAve=11.66 3FAve=34.97

ラップ
①12.4-②10.5-③12.1-④11.7-⑤11.7-⑥11.6-⑦11.7-⑧11.4-⑨11.8
1FAveとの誤差
①+0.7 ②-1.2 ③+0.4 ④±0 ⑤±0 ⑥-0.1 ⑦±0 ⑧-0.3 ⑨+0.1
テン35.0-中盤35.0-上がり34.9　『一貫』

『一貫』・・・逃げ△　先行○　差し◎　追込△

1着サンライズマックス・・・ステイゴールド×ダンシングブレーヴ=サンデーサイレンス×リファール　５－５
2着ヤマニンキングリー・・・アグネスデジタル×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス　６－５
3着ミヤビランベリ・・・オペラハウス×ホリスキー=サドラーズウェルズ×ニジンスキー　２－２

今年はテン-中盤-上がりがほぼ均一なラップの完全な『一貫』した流れ。逃げ・追込が不利な展開で、先行・差しが恵まれたと考える。好走馬は今回4コーナー5番手以内で、小回りコースの鉄則も活きたものと考える。

サンライズマックスは、前走毎日王冠14着(=東京芝1800m)からの休み明けでの好走。08年の休み明けでの2走(=大阪杯10着、毎日王冠14着)が惨敗だったため苦手な条件？と考えて嫌ってしまいましたが、ステイゴールド産駒は本来休み明けを苦にしない傾向(=間隔をあけて好走しやすい)があり、その特性が活きたと考える。またここまでの本馬の成績を考えると、ＧⅠ・ＧⅡでは凡走するがＧⅢでは堅実な成績でもあり、格に敏感なタイプなのかもしれないと思います。またステイゴールドはサンデーサイレンスにサッカーボーイ風味つけてみました的な要素があり、キレとスタミナに優れた産駒が多い。小倉芝1800mは、ペースが上がり厳しい流れになるとスタミナ型が好走し、緩い流れだと前にて展開するダート血統が好走するコース。『一貫』した今回の流れではややスタミナ寄りの適性と思うので、母父ダンシングブレーヴもスタミナ型なので流れも向いたと考える。
ステイゴールドは好走する時には全力を出し切ることが多く、次走で反動がでることも多いので次走は人気でも過信禁物と思います。また格に敏感かもと考えているので、次走ＧⅡなどに出走ならばやっぱり危険かも。

ヤマニンキングリーは、前走中山金杯2着(=中山芝2000m：0.0秒差)からの連続好走。アンドロメダＳ1着→中日新聞杯1着→中山金杯2着→小倉大賞典2着と完全に本格化していると思われる戦績。コース、ペースと様々に違うなかでの好走は評価しないといけません。アグネスデジタル産駒で、父アグネスデジタルも様々な条件で好走したオールラウンダーなので、その特性を受け継いでいるのかもしれません。母父サンデーサイレンスで鮮度が高く勢いがある時に連続好走しやすい特性も活きていると思いますが、今後も様々な条件で好走可能と思います。ただしアグネスデジタル自身がそうでしたが、人気では詰め甘で人気が落ちた時に激走する傾向はあるのかも(=今回は1番人気で2着なので)。その点には注意。
姉ヤマニンメルベイユも4歳→5歳→6歳と徐々に充実して活躍した成長力があり、牝系からも成長力に期待出来るので、今後に期待します。

ミヤビランベリは、前走中山金杯3着(-中山芝2000m：0.1秒差)からの好走。ヤマニンキングリーとともに中山金杯好走組が上位に好走していることからも、小倉大賞典と中山金杯はつながるステップなのかもしれません(=07年1着アサカディフィートは中山金杯で2着04年3着エイシンチャンプは中山金杯で4着で出走馬の中では上位だったので)。オペラハウス産駒で、スタミナ型の欧州血統。母父ホリスキーはステイヤータイプだがダート向きのパワーも持ち合わせている。好走にはこのあたりが血統的に嵌ったものと考える。
中山や福島コースの小回りコースでの成績がよく、今後も小回りコースの鉄則が活きる傾向の時に要注意と考える。

小倉大賞典のポイントは、
①『一貫』の流れが基本。
②小倉コースはローカルコースなので、小回りコースの鉄則が活きる。4コーナー5番手以内が好走ポイント。
③小倉芝1800mはペースが上がるとスタミナ型、緩むとダート型が好走しやすいコース。
④中山金杯とつながりやすい？
→次走狙い馬:ヤマニンキングリー  
→次走危険馬:サンライズマックス  

前半4F　46.7
後半4F　46.5

サンライズマックスというより横山典弘に上手いことやられたレース。完敗でした。戦前に一頓挫あったというコメントでぶった切ってしまったが、実績を考えると、ひもで押さえるのが妥当でした。本命のヤマニンキングリーはもうひとつ瞬発力が足りない印象で、今後中央場所の重賞で人気するようなら切って妙味かも。     
→次走危険馬:ヤマニンキングリー  

正直１，２着の差は人気を背負った分の差と見るのが妥当でしょう。人気があるために４角で動いたヤマニンキングリー。人気背負っていない分ヤマニンの仕掛けを見てワンテンポ遅らせることできたサンライズマックス。明暗は分かれた部分だと思います。

サンライズは正直できているとは思わなかったのですが高速馬場での劇走は実力の証でしょう。今年の中距離戦線はにぎわせてほしい駒であるとは思います。

ヤマニンは人気の差でしょうがハンディ戦は今後５７は背負い別定Ｇ２以上では底力で苦しいとなると今後サクラメガワンダーのような馬生になるのではないかの悪寒を感じたりはします。

マストはこのメンバーのこの時計で５着はかなり立派でＧ３やＯＰ特別ならばいい勝負になると思います。人気になるタイプではないのもいいですね

バトルバニヤンは先行して渋とさを発揮するときが一番理想なんでしょうが最近ここ何戦かダッシュが思うようにつかないようです。人気になりやすいので…

ダイシングロウは建て直しにかなり時間かかりそうです
レースレベル：3
→次走狙い馬:マストビートゥルー  
→次走危険馬:バトルバニヤン,ダイシングロウ

サンライズマックスはローカル重賞では上位に評価すると決めていたのに、今回はハンデと休み明けのマイナス評価でばっさり切ってしまいました（何もばっさり切る必要はなかったのに）

２着、３着は読みどおりなのに残念です。

レッツゴーキリシマは復調の気配。ミヤビランベリ共々展開の向きそうなレースで狙いたい。
→次走狙い馬:ミヤビランベリ,レッツゴーキリシマ     

サンライズマックスは後ろから行く　と決めつけていたおれの負けだ。固定観念は振り払わないといけませんね。内枠を利してあの競馬をされるとさすがにねぇ・・・ノリがうまく乗りました。小回り上手だなぁ。

ヤマニンキングリーもソツなく乗ったけどなぁ・・・引き続き平坦なら買わないといけませんね。なんかサクラメガワンダーとキャラが被るなぁ。

ダイシングロウは終始持って行かれ気味。思い切って距離短縮はいかがでしょうか？ゴスホークケンタイプ（笑）
レースレベル：3
→次走狙い馬:ヤマニンキングリー,ダイシングロウ     

勝ったサンライズマックスは普段より前に行って馬群を割る競馬。
確かにステイゴールド産駒で小回りの忙しい競馬は合うんですが、
休み明けは走らないと思っていたのでビックリです。
逆に休み明け走り過ぎたので次走はどうか心配になります。

3着ミヤビランベリはこんなスピード勝負でハナにも行けず粘るとは。
これも驚くしかなく、予想としては完敗もいいところ。

期待したノットアローンは前に行けない時点で終わり。
上がり33秒7で差す競馬なんて合うはずもなく。
レースレベル：3    
→次走危険馬:サンライズマックス