函館競馬場にいるとなかなかリアルタイムでレースを見れないですが、先ほどＶＴＲで見ました。
ニホンピロレガーロが小倉記念で勝利しましたが、ここでもニホンピロアワーズが勝利して、ニホンピロさんの連勝でしたね。

ニホンピロの「ピロ」って何だ！？
せっかくなので調べてみました。インターネットは便利なもので一発ですね。

オーナーが代表取締役を務める「日本ピローブロック製造㈱」に由来。さらに「ピローブロック」とは「転がり軸受ユニット」のことで、「転がり軸受ユニット」ってのは・・・ってやっていくと終わらないのでググってください。

さて、レースはシルクターンベリーのあまりに早すぎる仕掛けで、まくりきった後に３コーナー手前で緩んだ感じに見えてしまう展開になってしまいました。すごく変な感じでした。早過ぎるよね。

骨折明けで初の１７００ｍを正攻法で臨んだアイアムルビーはあの展開でよく頑張ったとしか言いようのないレース。次走距離短縮ならば当然あっさり上位でしょう。
ただあえて危険馬にしたのは、この１７００ｍを好走してしまったことで、良くも悪くも選択肢が広がってしまったということ。この馬のスピードは短距離でこそ活きると思うが、選択肢が広がったせいで本来いいはずの短距離適性を削られるような使われ方をしてしまわないだろうか？この厩舎ならあり得るなぁ・・・どこを使ってくるかは注目。再び小倉１７００ｍに出走するようなら、その次に阪神１４００ｍあたりを使おうとも嫌ってみようと思う。


しかし小倉のダートはパッサパサですね。砂浜競馬って感じですよね。砂煙凄いですよ。それを考えると砂を被る内で終始進んだスエズはよく頑張っていますよね。前走も内で頑張ってたんで、そういう馬なんだろうなぁ。
バンドゥロンシャンはちょっと砂被されすぎたかな？
レースレベル：3    
→次走危険馬:アイアムルビー  

うまくいくというのは何事においても難しい。
先週の土曜のメインやこのレースのように変則的なレースになるとうまくいった人とうまくいかなかった人の差がわかりやすい。

うまくいったのが１･２着の２頭。
捲りによるペースアップに難なく乗じて、
勝負どころでは最高のポジション。

スエズはとにかくここ２走はうまくいきすぎている。
次走小倉でも外枠だと危うい。
広いコースだとしたら内枠でもこういう「セコい」競馬では通用するかどうか。

ニホンピロアワーズは想像以上に競馬がうまく、
正直ビックリ。
ただうまくいったのは事実なので、昇級戦はとりあえず疑ってかかりたい。

続いてうまくいかなかった馬。
・ポイマンドレース
とにかく跳びが大きいので、こういう変則的な流れでインに入ると辛い。
バラけてからは伸びてきているだけにもったいない。
次狙ってもいいけど、次も同じことになったらへぐってしまうこともありうるので。

・アイアムルビー
休み明けで初距離で正攻法の競馬と思ったら捲ってきたシルクターンベリーを追いかけなくてはいけない役回りになってしまった。
次阪神１４００とか出たらすごい人気するでしょうね。
能力の高さは見せてくれたと思います。

・シルクターンベリー
最後にコイツ。
「捲る」という行動自体は責めるつもりはない。
ペースを考えたらあのポジションは前走と同じくらい残念な場所。
だから動いてもいいんだけど、
ちょっと早すぎました。
捲り慣れてないとタイミングがわからないですよね。
次は行き脚もつくと思うので、ぜひいいポジションで溜める競馬でお願いしたい。
レースレベル：3
→次走狙い馬:シルクターンベリー,アイアムルビー
→次走危険馬:ニホンピロアワーズ,スエズ