前の週と同じような馬場状態で、異常なまでに内枠有利。誰もが不器用だと思っているキンシャサノキセキがあの大外ぶん回し大好きな四位で内を縫っての勝利。信じられない。このメンバーを見渡すと実力上位は明白だけどこんな芸当ができる馬だとは。７歳になった最近も折り合いに苦労したりが目立っていた馬なのでねぇ。今年のレベルならファイングレインの２着がある高松宮記念でも当然上位の評価をしないといけないのかな。でもポカするからなぁ。怖いなぁ。


期待したプレミアムボックスはキンシャサがしたみたいな競馬は絶対に無理な口です。外を追走した馬が軒並み伸びなかった中猛然と追い込んだのは評価できるし、最近は展開が不向きでもかなり安定して追い込んでくるようになってきていると思う。たしかに時計がかかったことは好都合だったが、高松宮記念が行われる中京競馬場は１２月からの３連続開催で例年より維持が大変な中で２週続けて雨降り競馬。高速決着になることは考えにくくこの馬にもチャンスは巡ってくるはず。


ショウナンカザンはノメって全く競馬にならず。時計の速い決着が得意な馬で懸念が的中です。上記の通り本番はおそらく高速決着にはならないと想定できそうで浮上は厳しいのかな。ヘッドライナーとの逃げ争いも大変そうですしね。


Ｇ１には出走しないだろう馬の中ではランチボックス。この馬も割と高速馬場の方が競馬がしやすい口だと思うのでよく頑張っているんじゃないかと。オープン特別なら十分やれそうです。



エーシンエフダンズもシンボリグランも頑張っていますね。上手く内に潜らせての上手な騎乗でさすがは地方出身ジョッキーという豪快な追いで持ってきたという感じです。ようやくスプリントに対応してきてシンボリグランですが適性は相変わらず見えません。
レースレベル：2
→次走狙い馬:プレミアムボックス,ランチボックス
→次走危険馬:ショウナンカザン  

とにかく今の中山はどんなことがあっても内しかきません。いろいろ思う節はありますが馬場の急変には十分注意が必要です。とくにＢコースに変わったときは

キンシャサノキセキはパドックでの出来はときにいつもと変わりなかったですね。この馬の勝因は馬場が重くて高速決着にならなかったこととこの馬場で無理なことはしたくない四位の思惑が一致した部分があると思いますね。今の馬場を考えてよく我慢しました。今年のレベルの高松宮記念。恐ろしく馬場いじって７秒前半の決着が推測できない限りこの馬は重い印ですよね

エーシンエフダンスは今のトラックバイアスを最大限生かした内容だったと思います。連続して好走のイメージはわきません

シンボリグランは乗り難しい馬を戸崎が上手く乗りこなしたと思います。もう８歳馬ですがようやく常識にかかってきた印象ですね。しかしこの馬は騎手を選んでしまいます。高松宮本番誰を起用できるのかそれがこの馬の馬生を分けるような気がします

プレミアムボックスはまだ絞れる馬体でしたが今日のトラックバイアスでよく伸びてきていると思います。中京の最終週でローラーが入らなければさすがに内より外になりそうですので馬券県内はいってくるかもしれませんね

ショウナンカザンはのめってましたし４コーナーでトモも流れてしまったのでそうしようもないですけど馬がこれで走ることに嫌気がささなければいいがなと思うような敗戦でした。しかし４コーナーでショウナンが走ったとこは皆トモが流れるように他のレースでも見えたのは僕だけなんですかね
レースレベル：2
→次走狙い馬:プレミアムボックス  
→次走危険馬:エーシンエフダンズ  

本命に推したショウナンカザンは最下位の１６着。
普通に考えてココまで負ける馬では無いので、アクシデントがあったか、重馬場が鬼の様に下手かのどちらかだろう。
良馬場のスピード勝負が得意なタイプなので、馬場状況を読まなくて本命の推したのはミスだった。

１着キンシャサノキセキ
５８キロ、重馬場、休み明けと惨敗する要素満載で確実にコケると思っていたが、力強く伸びて重賞３連勝。
レースも直線半ばまでは窮屈な所で抜け出せるのか？と思ったが前が空いたら猛然と脚を伸ばして差し切った。
このレースっぷりを見ると相当強いので遂に本格化したのかもしれない。
どんな時でも崩れないのは強い馬の条件だと思うので、個人的に今後はもう少しこの馬の評価を上げます。

２着エーシンエフダンズ
去年から重賞を使うようになって壁にブチ当たっていた馬だが、４戦２勝２着２回の得意中山で重賞連対を果たした。
３歳時にはダートを使っていた様にパワーもあるタイプなので、今回のスピードが殺される馬場にマッチした印象。
１２００ｍの持ちタイムが１分８秒台しかないので、今後も良馬場なら厳しいかもしれない。

３着シンボリグラン
これで重賞レース３戦連続掲示板確保した様に安定して走れるようになってきた。が、勝ち切れない。
今回も最後エーシンエフダンズを交わせるか！？と思ったが交わし切れない勝負弱さは健在。
８歳馬なので更なる成長は望み辛いので、今後もあと一歩のレースが続くかも。
予想で書いた通り外国人騎手と元、現地方騎手が乗った時（とにかく追える騎手）は崩れにくいので覚えておきたい。
レースレベル：2
→次走狙い馬:ショウナンカザン