2011年　タイム 1'33"7 (良) 1FAve=11.71 3FAve=35.14

ラップ
①12.7-②11.0-③11.7-④12.4-⑤11.9-⑥11.5-⑦11.2-⑧11.3
1FAveとの誤差
①12.7-②11.0-③11.7-④12.4-⑤11.9-⑥11.5-⑦11.2-⑧11.3
テン35.4-中盤24.3(3F換算36.45)-上がり34.0　『加速・中弛み』

『加速』・・・逃げ◎　先行○　差し△　追込×
『中弛み』・・・逃げ◎　先行△　差し×　追込○

1着ショウリュウムーン・・・キングカメハメハ×ダンスインザダーク=ミスプロ×サンデーサイレンス　〔12〕　１０－１０
2着ヒカルアマランサス・・・アグネスタキオン×A.P. Indy=サンデーサイレンス×ボールドルーラー　〔16-d〕　１３－１２
3着サングレアズール・・・クロフネ×Nabeel Dancer=ヴァイスリージェント×ノーザンダンサー　〔4-p〕　５－５

流れは、テン-上がりのラップ差から『加速』と中盤の弛みから『中弛み』の複合ラップ。展開的には逃げが最も恵まれ、次いで先行、差し・追込には厳しい流れ。

1着ショウリュウムーンは、前走京都金杯9着(=京都芝1600m：1.3秒差)からの好走。本馬は桜花賞以降成績が伸び悩んでいたが、久しぶりのマイルの牝馬限定戦にて好走。マイル以下なら6戦(2-1-1-2)と好走も多く、1800m以上の距離になると4戦(0-0-0-4)と極端に成績が悪化する。芝1800m戦は2戦とも5着とそんなに悪いわけではないが、基本はマイル戦までの短距離・マイルタイプの馬なのかもしれないと考えます。
キングカメハメハ産駒はミスプロ系だが、凱旋門賞での好走も多いキングマンボ系で、欧州型の要素を兼ね備えている。格の高いレースでの究極のスピード競馬になると本領を発揮し、厳しい展開ほど持ち前の底力を活かす。ダンシングブレーヴ系に近い特性と考える。母父ダンスインザダークで、ダンスインザダークは3歳秋以降に成長力が豊富で好走が多くなる血統。クラシック春シーズンでは、不器用なためペースが締まるような流れでないと好走が難しい点がある。3歳秋以降は成長力にて能力が伸びて好走する産駒がいるが、やはり基本は持続するような締まった流れでスタミナを活かすレース向き。このあたりが中距離よりもマイル以下に向く要因と考えます。またこのレースではダンスインザダーク産駒の好走も多く(=08年2着→09年3着→10年3着ザレマ、09年2着レインダンス、など)、ダンスインザダーク産駒向きの重賞でもありました(ダンスインザダーク産駒は菊花賞や秋華賞など同じレースで産駒の好走が多い特性がある)。
No.〔12〕の牝系は、比較的タフな流れに強く厳しい流れで本領発揮のタイプが多い。分枝記号なしなので、産駒ごとに得手不得手はあるものの平均的に能力を発揮するタイプ。

2着ヒカルアマランサスは、前走愛知杯3着(=小倉芝2000m：0.2秒差)からの好走。前々走エリザベス女王杯5着(=京都芝2200m：1.1秒差)で、出走馬では唯一のエリザベス女王杯出走馬。エリザベス女王杯5着前後に好走した馬は近年このレースでは好走が多く(=07年1着ディアデラノビア：06年エリザベス女王杯3着、08年1着アドマイヤキッス：07年エリザベス女王杯5着、08年3着キストゥヘヴン：07年エリザベス女王杯6着、09年2着レインダンス：08年エリザベス女王杯5着、など)、この点も適性が向いていたと考える。本馬は10年京都牝馬Ｓ1着馬でもあり、今年も2着好走からリピーターの好走も多い重賞だと考えます。
アグネスタキオン産駒はスピード型サンデーサイレンス系で、前走0.5秒差以内で5着以内だと好走しやすい特性を持ち、サンデーサイレンスの瞬発力を最も活かしやすい。母父A.P Indyはボールドルーラー系で、平均ペースで流れる中距離向きで、瞬発力よりも全体的なスピードで勝負する。決まった距離やコースを得意とする産駒が多く、夏に強い特性あり。
No.〔16〕の牝系で、叩き良化型のステイヤー特性を有している牝系。今回は叩いた効果も見込めると考える。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持つ。

3着サングレアズールは、前走六甲アイランドＳ1着(=阪神芝1400m)からの好走。
クロフネ産駒はヴァイスリージェント系で、鮮度と勢いが好走に非常に重要なポイントとなる。芝もダートも走れる兼用型だが、同系のフレンチデピュティと比べるとややパワー型で、持久力も豊富。勢いがある時には連勝も多く、上昇馬はクラスの壁を突き抜けて短期間にまとめて稼ぐ特性を持つ。またヴァイスリージェント系には古馬になりセカンドステージが存在する。セカンドステージ突入時は、特に牝馬は牡馬混合戦でも互角以上に戦い(=サンアディユ、スリープレスナイトなど)、重賞でも侮れない。今回重賞3着好走から上昇の可能性は高く、次走の好走には期待する。馬体重も今回増えたことで、使い減りはまだ大丈夫そうと考える。NabeelDancerはノーザンダンサー系で、産駒の特徴は不明。
No.〔4〕の牝系は、古馬での成長能力に優れた牝系。スタミナを活かしての好走も多い。分枝記号pは、時計のかかる馬場に強く、急坂も苦にせず安定性はある。ただしここ一番の大舞台に弱いところはあるので、伏兵の立場なら積極的に狙いたい。断然人気では過信禁物のタイプ。今回は人気薄でこの特性も活きたと思われる。
→次走狙い馬:ショウリュウムーン,ヒカルアマランサス     

(*●へ●*)

【過去のつぶやき】
等々力に緑の砂が＠J・リーグ発足当初の川崎・等々力（今はきれいです）

【なぜかゲート位置】
外ラチにくっつけている。

【スタート】
各馬いいスタート。
思い思いに位置取りへ


【スタート後、気になったこと】
大半の馬は、中～外へ位置をとっていた。
つまりは・・・大半のジョッキーは、内が荒れていることを察知いていたのではないかと判断できる。

【3コーナー手前の位置取り】
先頭④ジュエルオブナイル（内）

2番手集団
⑦アグネスワルツ（内）⑫アプリコットフィズ（中）⑭ヤマカツマリリン（内）

やや中団⑥サンレアズール（内）⑬ブロードストリート（外）

後方待機③レディアルバローザ（内）⑤ショウリュウムーン（中）⑧ヒカルアマランサス（外）

【前半600m】
35.4の平均ペース（④ジュエルオブナイル）
※JRA-VAN　NEXT

【最後の直線をストレートに】

⑤ショウリュウムーン、外から突っ込み1着
2着⑧ヒカルアマランサスも外から飛んできた
3着⑥サンレアズールは、中で伸びてきた

4着③レディアルバローザは、イン～内で・・・

【結論】
平均ペースでも、はやり前崩れになった。
アプリコットフィズの能力でも惨敗する馬場だから、逃げ先行馬にとっては、辛い以上にどうしようもない。

馬群に沈んだ逃げ先行馬は、馬場のいい場所（開幕週から浅いレース）狙ってほしい。
それも戦略。

勝った⑤ショウリュウムーンは、馬場に味方した以上に、脚さばきが軽かった。
今後は、体調維持し、ヴィクトリアマイルへ向かってほしいものだ！
チューリップ賞でアパパネ破っているから。
浜中君・・・勢い乗ってるね！

2着⑧ヒカルアマランサスは、外差しだが、改めて能力のあるところを示した。
しかし、ショウリュウムーンに負けるとは・・・上がりが一致。位置取りの差。

3着⑤サンレアズールは、内の荒れ馬場を苦にせず頑張った。
クロフネ産駒・・・1600万下勝った身であるが、今後楽しみ。

【惜しかったと思われる4着③レディアルバローザ】

通常のカメラでは、レディアルバローザ、力あったし、ユーイチ頑張ったと言えるが・・・

パトロールビデオでは、直線中～イン～中移動したシーンがあった。

これは何を意味するか・・・

「ちゃんと真っ直ぐ走らせろ！」
「内が荒れているの分かっているはずじゃないか？」
「迷いありすぎ」

ユーイチファンの僕でも、ハイビジョンのパトロールビデオで見ると言いたくなりますよ。

「きさらぎ賞」でスッキリしてこい！

【⑬ブロードストリートについては】
外差しで33.9・・・外はいいが、もうちょっと前で競馬しないと・・・

【不利な枠以上に頑張った馬】
①ストリートスタイルの上がり・・・33.2
16番手から・・・
レースレベル：4
→次走狙い馬:ショウリュウムーン,レディアルバローザ     

勝ったショウリュウムーンは中団から矢のように伸びて。
前走の後に一応次走狙い馬にしたんですけど、
あまり人気も落ちておらず無視したら・・・ホント難しい馬です。
というか、ホント下手です。私が。

2着ヒカルアマランサスも後方から一気に。
まぁタキオン産駒ですし、積極的に嫌う材料は無かったか。

3着サングレアズールは勢いのあるクロフネ産駒。
案外緩い流れになって思う存分に勢いを生かした感じ。
次は条件的にも疲れ的にも苦しいでしょう。

コスモネモシンは道中良い感じも直線伸びず。
ちょっと流れが遅くて上がりが速すぎたんですけど、
もう少しやれても良いはずなんですけどねぇ。
アプリコットフィズもここまで負けてしまうとは・・・。
レースレベル：3    
→次走危険馬:サングレアズール  

馬場は荒れているとはいえ、ショウリュウムーンがここまで斬れるとわな・・・。なんだかモタレ癖を矯正するのにハミを変えたとか。それでもここまで斬れるとは・・・脱帽。どれくらいハミの効果があったかはわからないけど、今回を見る限りだだっ広いコースでコーナーが少ないほうが向いている感じがしたな。次はどこを使うかわからないけど、結果次第ではヴィクトリアマイルでも。

　ヒカルアマランサスはこの条件が一番向いている感じ。+12kgの470kg台で好走できたのは収穫だろう。とりあえず賞金は加算できたし今後はヴィクトリアマイルに向けての仕上げになっていくだろう。

　サングレアズールはもう少し前から競馬をすると思っていたが結果オーライ。ちょうど馬場の良いところを選んで走れたし、１，２着馬の斬れには屈したが初重賞＆初の芝マイルでこれだけ走れば満足。小回りなら1800mでも対応できるかも。

　レディアルバローザは内から鋭伸。やはりマイルのほうが合っているな。これからが楽しみな存在。

　リビアーモ、ストリートスタイルは直線で何頭交わせるかの競馬。リビアーモは輸送で体重も減らなかったし、これで関西圏でも好走は可能かと。

　ブロードストリートは+10kgの影響があったのかもしれないけど、これだけ見せ場がなかったとなるとコース適正もありそう。予想のときにも書いたが、小回りのほうが合っているのかもしれない。

　アグネスワルツは特に出負けしていないのに逃げれないんだから、マイルの逃げ馬ではないなぁ。ターコイズはもう少し遅いラップだったし。それ以前に昨年春のような勢いはないし、ゼンノロブロイ×ヘクタープロテクターだから早熟風味でもある。しばらくは様子見が妥当か。

　アプリコットフィズは勝負気配がまったく感じられないし、クイーンステークス、秋華賞を見ても小回りのほうが向いているタイプ。中山牝馬ステークスならまだしも、ここから始動したのはレースが終わってからも納得できないな。ドバイでも行くつもりなのか？

レースレベルは・・・特に強調材料もないので『３』
次走の狙い馬はマイルならレディアルバローザが面白いかと。
危険馬はアグネスワルツにしておくかな。
レースレベル：3
→次走狙い馬:レディアルバローザ  
→次走危険馬:アグネスワルツ  

次走狙い馬をアグネスワルツとした理由は１つ……大馬主さんの面目を潰した恩恵が必ずどこかで補填されるから。

ダービージョッキーなどその気になれば誰にでも与えられるが、( 四位くんが２年連続で制したことを思えば、容易にそのレベルの低さは理解できる )ダービーを勝つまでに多くの馬を購入している大馬主さんをぞんざいにはできない。

今の「アグネス」さんの持ち馬で、一番上にいるのが同馬である以上は、必ず何らかの補填が成されて当然だ。

--------------------------------

勝ったショウリュウムーンは、今回限りの激走が極めて高い。
別定戦とはいえ、今回は人気馬との斤量差と展開が見事にはまっただけ。
したがって、今後強くなる保証などどこにもなく、１番人気で連対を果たしたヒカルアマランサスの方が今後の信頼性が高い。

３着サングレアズールも同じ。
差しがはまる展開だったから来れただけで、差して届かず・先行して持たずの鞍上の技量がはっきり出た格好。
１着馬との差はあきらかに馬の自力の差と鞍上の技量差で、穴好走の次走は人気で負ける公算が高い。

最終的に１番人気になったヒカルアマランサスだが、もうすぐ引退する池江郎調教師であれば、こんなＧ３重賞など別に勝たなくても良いはず。どうせやるならもっと大きなレースで有終の美を飾るのが、名伯楽としての終わり方になると思われる。
もしフェブラリーＳに馬を出して来た時が面白いかも……(ｗ)

それとも、どこかの厩舎に移って「元池江郎管理馬」として好走するのかもしれない……(これが妥当か！ｗｗｗ)
---------------------------------

★実に情けなかったアプリコットフィズだが、今回に関しては騎手の問題ではなく、調教師の技量がすでに過去にＧ１を勝った厩舎という程度でしかないことを如実に表したものだと推察できる。

それもこれも元はといえば、限りなく下手な息子が親のおかげでまだ騎手をやっているせい。
競馬学校歴代で最低レベルの郷原の息子世代と同程度の騎手を抱えている厩舎に、誰が好き好んで良い馬を預けようとするものか！

「あたら良い馬を助手以下の馬○息子に乗られてはたまらない」と思うのは、馬主の当然思いだろう。
要するに、アプリコットフィズはサンテミリオンと同じで、単なる早熟型牝馬だったということだ。

ある意味、この厩舎の先はもう見えたと言え、今回ババを引かされた安藤勝騎手が一番かわいそうだったということだ！
(せっかく武豊から蔵上強化して臨んだのにこの結果とは……あきらかに厩舎のせいで大敗した証拠！)
レースレベル：2
→次走狙い馬:アグネスワルツ  
→次走危険馬:ショウリュウムーン,サングレアズール

京都の１６００ｍを１８００ｍ走って最後方から５着まで持ってきたデムーロ騎手には驚かされた。
あの技術が世界中から呼ばれる所以だと感じさせるレースでもあった。
お馬さんに負担をかけずそれ以上の成績を残せる技は素晴らしいと思う。
結果的に５着でも納得のいくれーすでした。
レースレベル：3
→次走狙い馬:リビアーモ,レディアルバローザ     

勝ったショウリュウムーンは金杯同様ケヅヤは一息だったパドック。しかし今回は浜中のファインプレーもあるでしょうね。道中も馬と馬の間にうまく入ってまっすぐ走らせる形。しして直線は内にもたれる馬に有効的といわれているハミの効果がてき面で突き抜けるときにまっすぐ今までにない脚で突き抜けてきましたね。突き抜けたあとはやはりこのハミでも内に若干もたれてはいましたけど勝負はついたとこだったのでまあご愛嬌。しかしこの馬の今後走る条件がいままではがらっと変わってきそうで厄介ですねｗ

ヒカルアラマンサスはプラス１４．直前かなりハードにやって土曜日も坂で５６．８出しての体重でしたので正直重かったですね。レースでも道中の手ごたえは良く見えなかったですね。それでも２着に来たのはマイルの適性と地力だとは思いますがまあ今後どういうローテーション組むのかなとは思います。

サングレアズールは走りましたね。まったくのノーマークだったしパドック見ても外回りの１６００でどうのという感じしなかったし。騎手の好騎乗だったとの判断でお茶を濁しましょう

レディアルバローザは４着。パドックも出来よかったですし小倉戦とは違って器用に立ち回ったと思います。次回は阪神の自己条件マイルか東京マイルが最終週にあればそこでしょうからまあ負けないでしょう。中山牝馬Sでは馬券は無理だよｗ

リビアーモはデムーロが思ったとおりの競馬をしましたね。まあこれで負ければこのメンバーではこの順番より力は上ということはないと言っても言い過ぎではないでしょう。

あと２頭ですか。アグネスワルツはパドックはよかったと思いますよ。ただゲートが合わずに中途半端に押し上げてしまいましたね。それで他の先行勢はアグネスが来たから抑えようとしたもののアグネスが中途半端な位置で抑えるからレースがちぐはぐになってしまいましたね。騎手は変えたほうがいいでしょうね。

ブロードストリートですよね。問題は。なんですかあの仕上げは。太いしケヅヤひどいし失笑もんですよね。敢えて無理してここで勝負しないといけないレベルのうまですか？自重ということ考えなかったのですか？馬券を前売りで売っている以上この仕上げでレース出すのは失礼極まりないと思うのですよ。実績もあるので人気にもなるその点をもうちょっと考えないといけません
レースレベル：2
→次走狙い馬:レディアルバローザ  
→次走危険馬:アグネスワルツ,ブロードストリート