1600万ハンデ戦なのでクラス的に見ても平均までが限界。一応「３」としておくが、好調馬の参戦一つで着順の変わるメンバーだけに「２.５」というのが実情か。

■…馬が可哀相に思えた騎手の未熟さあふれる敗戦。なぜ三浦が１年目以降に勝星を伸ばせないのかを証明する内容。先行好位から直線で前を捕らえて抜け出すという人気馬に乗った競馬学校出なら勝星２流騎手でもできることが彼はできなかったのだ。
当然、この後のリヴェレンテは騎手を変えて好走すると思われるので文句なしの次走狙い馬となる！

三浦コーセイという騎手が新人離れした追い込み技術を持っている騎手であるのは私も認める。
多少色メガネで見るなら、追いのセンスだけなら競馬学校出の騎手の中でも５本の指に数えられる騎手だろう。
だが、彼にはその他の大事な部分が大いに未熟すぎ。特に今回見せた“先行馬をスムーズに乗って直線で前を塞がれることなく追い出す体制を作る”という競馬学校出なら２流騎手でもできる技術が極めて下手なのだ。
人気になる馬が一番多く取る脚質で勝てない騎手が初年度以降にどんどん勝星を落としていくのはむしろ当然の結果と言える。

常々述べているように、本当に上手い騎手とは、道中ムリなく馬群を捌くことのできる騎手のことであり、しかも、本当ならこれが一流騎手になるためのステップの一つでしかなく、馬群をスムーズに捌いた上で最後の競り合いで勝てる騎手が本物の一流騎手なのである。

今、そんな本物の一流騎乗を見せている上位騎手は岩田康と内田博しかいない。もしくは戸崎圭だけ。
武豊の化けの皮が剥がれた今の競馬学校出など、一流外人騎手の技を超えたレベルからすればメジャー選手と試合する中学生レベルしかない。

中学生がプロの言葉だけ真似してるから苦笑しか湧かないのだ。
もうちょっと技量で褒められるだけのものを見せてから語って欲しいものである。
(百歩譲って武豊くらいの技を偶に見せてから語って欲しい！)
レースレベル：3
→次走狙い馬:リヴェレンテ