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新着予想>セントライト記念2012結果回顧一覧

中山11R セントライト記念 2012年9月17日(祝)
芝外2200 3歳GII 晴良 平均レースレベル3.3

87654321枠番
1716151413121110987654321馬番











































































































馬名



牡3 牡3牡3 牡3 牡3牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3牡3 牡3性齢
56 5656 56 5656 56 56 56 56 56 56 56 56 5656 56斤量





























騎手
単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ 単勝オッズ人気
結果着順 結果着順結果着順 結果着順 結果着順結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順結果着順 結果着順着順
軍神マルス
BC爺
カタストロ
シーバス
クライスト
  <予想家の色:馬場型 展開型 血統型 騎手型 パドック型 調教型> <背景濃色=自信度S・A>

タイム 2:10.8 4F 46.4 3F 34.7
単勝12番200円(1人気)
複勝12番130円(1人気)2番1140円(14人気)15番270円(4人気)

競馬予想型   軍神マルス東前頭一枚目 予想歴14年 回収率137% セントライト記念 菊花賞に向けて①。
5282PV

2012年 タイム 2’10”8 (良) 1FAve=11.89 3FAve=35.67

ラップ
①12.4-②11.0-③11.8-④12.2-⑤12.8-⑥12.4-⑦11.8-⑧11.7-⑨11.5-⑩11.4-⑪11.8
1FAveとの誤差
①+0.5 ②-0.9 ③-0.1 ④+0.3 ⑤+0.9 ⑥+0.5 ⑦-0.1 ⑧-0.2 ⑨-0.4 ⑩-0.5 ⑪-0.1
テン35.2-中盤60.9(3F換算36.54)-上がり34.7 『加速・中弛み』

『加速』・・・逃げ◎ 先行○ 差し△ 追込×
『中弛み』・・・逃げ◎ 先行△ 差し× 追込○

1着フェノーメノ・・・ステイゴールド×Danehill=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔11-d〕 3-1
2着スカイディグニティ・・・ブライアンズタイム×ノーザンテースト=ロベルト×ノーザンテースト 〔2-c〕 10-7
3着ダノンジェラート・・・ディープインパクト×Pivotal=サンデーサイレンス×ヌレイエフ 〔21-a〕 6-5

流れは、テン-上がりのラップ差から『加速』の流れと中盤の弛みから『中弛み』の複合ラップ。テンも上がりも平均ラップに比べると速く、やや『中弛み』の要素が強いと思うが、展開的には、逃げが最も恵まれ、次いで先行、差し・追込には厳しい流れと考える。

1着フェノーメノは、前走東京優駿2着(=東京芝2400m:0.0秒差)からの好走。中山芝コースは(0-0-0-2)、芝2200m戦は初でした。中山芝コース実績は乏しいものの0.4秒差以内には好走していて、ごちゃつく展開でなければ先行できる脚質でもあり、好走の可能性は高いと考えて評価し、結果早め先頭にたちそのまま押し切り1着好走。東京芝2400m好走実績(1-1-0-0)からもスタミナは豊富という点で、適性的にはスタミナの裏付けのある馬でした。今回の好走からも本馬の能力は再証明されたし、次走菊花賞でも好走可能と考える。
 ステイゴールド産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系。ステイゴールドは母父ディクタスの特性がでていて、サンデーサイレンスというよりはサッカーボーイに近い特徴があり、夏~秋にかけてよく軌道に乗ることが多い。ディクタスのスタミナ型の特性とまた強敵相手に食い下がる勝負根性は、ステイゴールド産駒の持ち味。1戦燃焼型のタイプも多く、惨敗後から涼しく巻き返す能力も高い。断然人気よりも穴で狙いたいタイプで、人気馬よりもその人気馬をマークする立場の方が好走しやすい。ステイゴールド産駒は、09年ナカヤマフェスタ、11年フェイトフルウォーとこのレースでも好走が多く、相性は良い血統(=好走した2頭の母父はタイトスポットとメジロマックイーンとスタミナ型血統でした)。母父Danehillはダンチヒ系で、優れたスピードに加え、中長距離でも勝負できるスタミナと底力を備えている。本格化すると連勝街道を走り、一気に登り詰める爆発力と勢いを持つ。ハイペースでもバテないスピード能力が売りで、マイラーは下手に溜めるよりも突っ走らせたほうが強い内容を見せ、高速決着にも強い。弱点は揉まれた時の脆さと、勢いが止まるとしぼんでしまうこと。不調期に入った馬は嫌う方が良い。
 No.〔11〕の牝系は、3歳春から秋にかけて成長し、古馬でもう一段階成長する。東京や京都などののびのび加速できるコースに強い牝系。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持ち、特にトライアルレースなど前哨戦快勝→GⅠは必殺のローテーションとなる。

2着スカイディグニティは、前走1000万条件戦阿賀野特別6着(=新潟芝2200m:0.8秒差)からの好走。中山芝コースは初で、芝2200m戦は(0-0-0-2)でした。本馬は芝2400m戦(1-0-0-0)、芝2600m戦(1-0-0-0)とスタミナは豊富で、距離が延びてから好走が多くなったステイヤータイプの馬だったと反省する。相手強化もステイヤータイプの馬にとってはプラス要因になるため、侮ってしまったことは反省したい。不利な流れの中での好走なので、好走は評価したく、また血統的な要素からも菊花賞でも面白い存在の馬と考える。
 ブライアンズタイム産駒はロベルト系で、スタミナ豊富な持久力血統で、タフな展開に強く、ペースの緩まない流れで本領を発揮する。強い相手や厳しい展開こそ秘めた能力が発揮され、間隔を詰めたローテーションやマイルの忙しい競馬をはさむなど、スパルタ的な刺激で調子を上げる。母父ノーザンテーストはノーザンテースト系で、丈夫な体とミラクルな成長能力を有している。2歳や3歳時にも好走する仕上がりの早さはあるが、古馬にて本格化しさらにもう一段階進化する。距離の融通性もある。セントライト記念で好走の多い大系統ターントゥ系(=ロベルト系)×大系統ノーザンダンサー系配合だったことも、今回好走要因の一つと考える。
 No.〔2〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富。直線の長いコースでの末脚勝負に強い。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。欧州的な瞬発力を秘めるがゴチャつく展開は苦手。

3着ダノンジェラートは、前走500万条件戦1着(=札幌芝1800m)からの好走。中山芝コースは(1-0-0-0)、芝2200m戦は初でした。芝1800m~2000mでは毎回上がり上位の末脚を繰り出し好走する馬でしたが、今回は芝2200mということもあり末脚はやや鈍った様子で、好走はしたが中距離の方が合うタイプと考えて、距離延長の菊花賞では厳しいと考える。
 ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。母父Pivotalはヌレイエフ系で、2歳から走り、距離の融通性があり成長力もある。下手に小細工するより直球勝負型で、力の勝負に持ち込んでこその血統。
 No.〔21〕の牝系は、ダンツフレームやチアズグレイスやアローキャリーなどがいるスパルタ型の叩き良化型の牝系。勝ちが利率は高いが、基本的には晩成傾向。分枝記号aは、気性的に素直なタイプが多く好走可能と考える。また父親よりもスケールが小さくなる傾向。

セントライト記念のポイントは、
①流れはコース形態からも、厳しい持続型になりやすい。
②好走ポイントは4コーナー5番手以内。小回りを先行できる馬。
③大系統ターントゥ系(サンデーサイレンス系・ロベルト系)×大系統ノーザンダンサー系の好走多し。
④ラジオNIKKEI賞好走馬が好走しやすい。特に先行しての場合は適性高し。
⑤休み明けの春の実績馬は、ダービー出走馬ならスタミナの裏付けがあるなら着順度外視で注目すべし。
⑥夏に使っていた新潟芝中距離好走馬は好走多し。
→次走狙い馬:フェノーメノ,スカイディグニティ     

競馬予想型   BC爺西前頭一枚目 予想歴11年 回収率91% 母父ノーザンテーストの隠し味
2拍手
9462PV

勝ったフェノーメノは好位から4角先頭で快勝。
やはりステイゴールド産駒ながら地力勝負できるんですよね。
こういうタイプは菊花賞に向くので、出てきたら消しにくいです。

2着スカイディグニティは早めに外に出して勢いよく差し。
「やはり今さらブライアンズタイム産駒は無謀でした。反省」
と回顧で書く準備をしていたんですけど、なんとなんと・・・。

もちろんBT自身も凄いですが、母父テーストの影響もありそうです。
最初は散々だったSS×NTもSS後期に盛り返してきましたし、
種牡馬の衰えをうまくカバーする何かがあるように思います。

3着ダノンジェラートは意外と前につけてしぶとく。
ディープ産駒らしい一気の格上げ対応パターンですね。
この世代の重賞では散々やられましたが、もう傾向はつかめました。

ベストディールは色々と厳しい条件が重なってはいましたが、
それこそディープの神通力で重賞勝ってしまったという印象が強いです。
能力的にも微妙な上にダメージが尾を引き、今後も苦戦が続くのでは。
レースレベル:3    
→次走危険馬:ベストディール  

競馬予想型   カタストロフィ西前頭二枚目 予想歴15年 回収率% フェノーメノは言うまでもないのでこの2頭を狙いに。
4拍手
5974PV

2:10.8 12.4 - 11.0 - 11.8 - 12.2 - 12.8 - 12.4 - 11.8 - 11.7 - 11.5 - 11.4 - 11.8


 とりあえず、雨の影響もあって馬場がどの程度なのかが判断しづらかったと思う。なのでラップ推移としてはスローではあるけど、騎手の判断が結構大きかったのかなと思う。5Fのロンスパ戦だけど、結果としては脚を出し切るような展開とまでは言い切れなかった。L2そこそこ速い割にL1落ち込んでいないし。あと、地味に12.8とかなり遅いラップを刻んでいる地点があったし、あまり縦長にならなかった。この辺はいつものセントライト記念とはちょっと違う印象。終日の芝のレースの時計内容を考えると、時計的にはまずまず早い。


 1着フェノーメノはまずまずのスタートから3列目の好位集団で競馬を進めていく。2角ぐらいではペースが落ち着いたこともあったか、ブレーキをじわっとかけているような感じ。6F目で更に緩んだので、ここで脚を使わずに押し上げて3番手に。3角で中目、前を目標に楽な手ごたえ。4角で飲み込んでクビ差ほど前に出て先頭に立って直線。序盤で追われると楽に突き抜けてしまう。L1で少し脚色鈍らせると、外からスカイディグニティが猛追してくるが、問題なく1馬身差のセーフティを保っての完勝となった。まあ、力が違う内容でしたね。序盤緩すぎて、トップスピード勝負になったらどうだろうという不安は結局全くなかったと。外からじわっと仕掛けることで他よりも早くトップスピードに入れられたし、それでしっかりと押し切った。休み明けでこれなので十分でしょう。ただ、これ菊花賞となると折り合いの不安がちょっとあるのかな。緩んだところで諦めて押し上げたけど、道中の1000通過1分ペースでちょっと抑えるのに苦労している感じだったし。その点で課題として少し出てきただけに、例年通りのハイペースになってなくて良かったのかな。菊花賞に向けてしっかりと折り合いの課題をクリアしてほしい。蛯名は菊に行くとは言ってないのでどうなるかは分からないけど。課題は折り合いだけ。


 2着スカイディグニティは五分のスタートからある程度積極的に出して中団最内で競馬。道中で一つ外に出して馬群の中で競馬。緩んだところでも折り合いに苦労せず、3角へ。3角では中目追走。4角で外、フェノーメノサンレイレーザーの後ろぐらいから押し上げていって中団、2馬身半差ほどで直線。序盤で外からただ1頭フェノーメノを凌駕する脚で伸びてくると、L1でもいい脚を使って追いつめてくるが、脅威とまではならず、1馬身差の2着に終わった。14番人気だったのか…。良い追い切りもあったと思うけど、力をつけているのは間違いない。雨もプラスに働いたと思う。四位が上手く流れに沿って乗ったのもあるけど、要所で加速していく流れでもしっかりとスピード負けしなかったし、直線でしっかりと伸びを見せたというのも大きい。普通に、菊花賞の有力候補に名乗りを挙げたと言っていいと思いますよ。ロスなく乗れたと言っても、ペースが遅いところだし。実際ペースが上がってからは外を回してるしね。フェノーが早めに仕掛けて各馬それなりに早めに動いてのものだから、評価していいと思います。


 3着ダノンジェラートは出は悪くはなかったが、他馬にぶつけられて出足で見劣る。そこから立て直して中団で折り合う。そのまま中団で3角へ。3角で中目、上手くフェノーメノの後方という最高の位置を確保する。4角でフェノーに絞って後方で仕掛けて4~5番手1馬身半差ほどで直線。序盤でフェノーメノに突き放される。L1で外からスカイに襲い掛かられて万事休すも権利は確保の3着。ん~好騎乗ですね。特に大外枠からぶつけられたのに積極的にポジションを前目に、仕掛けどころまでにしっかりとフェノーメノの後ろという進路を確保できていた辺りに三浦の成長を感じます。ここ最近は頑張っていると思うので、本当に図に乗らずに精進してくれ。馬自体はほぼ最高の展開でこれなので、もう上積みは苦しいんじゃないかな。本番でどうこう言える馬ではないです。少なくともフェノーメノには完敗。


 4着エタンダールはまずまずのスタートから余裕をもっていたのだが、スピードで見劣り結局押してリカバーを図るが、コーナーで窮屈になり後方からの競馬になってしまう。緩みで押し上げたかったが、思ったより反応悪く後方で3角。3~4角で大外をぶん回して中団までは押し上げて直線。序盤でキレで見劣るが、L1でジリジリと追い上げて4着までという形。要所で動けなかったなというのが感想。特に緩んだところで松岡が押し上げるアクションを出しているのにすっと動けなかった。この辺りが課題かもしれないなあ。ラストは悪くなかったし、コースや仕掛け次第では3着はあったと思う。騎乗面では序盤舐めすぎた。出は良かった方だし、普通に前にポジションを獲れる展開だったと思うので、あそこで馬なりでちんたら走っていて、慌ててコーナーの前でポジションを獲りに行っても苦しいわなというところ。ここは下手を打ったと思う。総合的に考えれば悪くはない競馬だけど、まあフェノーメノに対してこれと言って逆転できる余地があるかとなると微妙なところ。


 5着ラニカイツヨシはやや出負け、後方から内を目指して進めていく。最後方グループにいたが、緩んだところでも押し上げず。3角で押し上げようと動いたタイミングでその外からアートサハラに捲られてしまいブレーキ。ワンテンポ遅れて外目から追走し、4角で外目から動いてじわっと押し上げ後方で直線。序盤でジリジリ伸びて中団、L1で一番いい脚ながらもジリジリとしか伸びずに差は詰まらずの5着完敗となった。まあ、ハッキリ言って騎乗ミスですね。1000mからは11.8 - 11.7 - 11.5 - 11.4 - 11.8と11秒台をずっと刻んでいく競馬だったので、あの位置では明らかに届かない。押し上げるポイントだった6F(L7)目の緩みのところで、抑えちゃって、ワンテンポ遅れた仕掛けを3角でしようとしたところにアートサハラに邪魔されて押し上げられなかった。そりゃ4角であの位置じゃあ届かないわなあという競馬。敗因は間違いなく仕掛け遅れ。まあ枠も悪かったとは思うし、馬場も読み切れなかっただろうし、必ずしも全部哲三が悪いとも思わないけど、今回に関しては褒められるような競馬ではない。逆に言えば、この競馬で大外を回してワンテンポ遅れても反応で劣らなかったことを考えると、この馬は結構ポテンシャルは高いんじゃないかなあと思う。重賞でも十分やれるめどは立ったんじゃないかと。


 9着ニューダイナスティは好スタートからすっとダッシュを利かせて主導権を確保。ただ、緩めたところでソルレヴァンテに絡まれた。それでも問題なくコーナーワークでハナを再度確保し進める。2角過ぎでペースを少し落としていく。のは良いのだが、1000通過後で更にもう一段階ギアを落としてしまい、団子状態に。3角でじわっとペースを上げていくが、それ以上にマークする馬の方が手応えが良い。4角で外を見て必死にアクションを起こすが反応してくれずに並びかけられて差はあまりないが3番手ぐらいで直線。序盤でもう手応えなく、あとは適当に競馬して終わった。まあとりあえず俺が岩田を評価できない理由の1つで、抑えてスローにすればいいと思っている節があるというのがもろに出た形。ニューダイナスティは脚は遅いので、ヨーイドンでは厳しい。今回は5Fのロンスパとはいえ、リードがない状態で加速しなきゃいけない流れ。外からじわじわ押し上げてきた馬に対して、こっちはブレーキかけてそこから再加速しないといけない流れ。どっちが有利か考えればわかるだろうに。まあ、買ってないから良いんだけど、岩田は芝の逃げに関してのセンスはない。というか、自分でレースを作れない。ワンパターンの競馬しかできないから、それに合う馬とは良いんだけど、それ以外の馬だと今回みたいになっちゃう。わざわざ序盤それなりに楽なペースでリードを作っておいて、それをわざわざ縮めるなんてのは競馬の本質を理解できていないとしか言いようがない。蛯名に乗り替わって何でフェノーメノが力を発揮できるようになったのか、謙虚になってもう一度見つめなおした方が良い。それと、パトロール見ればわかるけど、直線半ばでもう手応えないのに敢えて右鞭入れて浜中の進路を塞ぐと言ったちょっとせこいところを見せたりと好きになれんね。自身が勝負に関わることならそういった駆け引きも大事だけど、もうニューダイナスティはレース終わってたわけで、進路確保できた浜中カナロアに対して敢えて右鞭で進路を塞ぐようなことをすることはなかったんじゃないのかね。追ってもいないのに右鞭だけで進路を換えて。好きになれんわやっぱ。馬に関しては、まあこの競馬では持ち味は活かせないだろうからあまり気にしなくていいけど、2番人気はちょっと持ち上げすぎたんじゃないのという気はする。スピード面で不安があった馬だし。まあでもしっかりリード作って直線を迎えてたら少なくとも見せ場ぐらいはあったはず。


 11着ベストディールはやや出負けして後方で進める。道中で良い具合に前にスペースが生まれたのでそこで押し上げて中団。3~4角で最内を突いて中団で直線。序盤で追われるが全然反応なく、そのままなだれ込むだけの惨敗となった。追い切りは良くは見えなかったけど、ここまで惨敗するとは思わなかったというのが正直なところ。ペースアップで最内突いて直線でさあこれからもう一段階の加速という所が全くなかった。展開的には後ろ過ぎたのは確かだけど、11着になった理由にはならないし、あそこからでも伸びてきて然るべき。。ちょっと今後に影響しそうな負け方ですね。心配。



http://blog.livedoor.jp/catassan/
→次走狙い馬:スカイディグニティ,ラニカイツヨシ
→次走危険馬:ベストディール  

競馬予想型   シーバス西前頭十五枚目 予想歴14年 回収率50% セントライト記念2012回顧
4拍手
5698PV

久々の回顧を。

勝ったフェノーメノはここでは力が抜けていたというレース内容だったが、
むしろ本番でこそと思わせたのは2着のスカイディグニティ

残り5ハロンからのロングスパート勝負を動いて行って、
メンバー2位タイ、34.2(自己最速)の上がりを繰り出し
勝ち馬に迫った内容は秀逸。

レースの内容も、道中2コーナーまではラチ沿いを進んでいたが、
バックストレッチでやや外に出し、4コーナーでは外目を回していた。
終始内ピッタリを通っていなかった点も評価できる材料。

半兄にゴールデンダリア(父フジキセキ)がいる血統で、
父が複数の菊花賞馬を輩出しているブライアンズタイム。
母父ノーザンテーストは長距離というイメージは無いが、
一応母父として菊花賞馬(バンブービギン)を輩出している。
母母父アレッジドは凱旋門賞を連覇した名馬で大舞台に強いリボー系。
母母母父ボールドビッダーは、父として米2冠馬スペクタキュラービッド(GI13勝)
を輩出した、スピードと時に底力を伝えるボールドルーラー系。
母母母母父アルサブはブロードブラッシュの4代父に当たる異系のヒムヤー系。
牝系はスピード、スタミナ、底力を兼ね備えた万能型血統という印象。
自身の勝ち鞍が2400m以上のレースしか無い点、
そして血統的にも他馬との相対的に更なる距離延長はプラス。

セントライト記念組は負けた馬の方が本番への相性が良いレースで、
2着に負けた点も本番に向けてはプラス材料。

菊花賞の本命はゴールドシップで仕方ないにしても、
本番でも連に絡む余地は十二分にあると判断する。

また、レース直前の雨が恵みの雨になったという
陣営のコメントを鵜呑みにすれば、
本番でも雨が降ればより評価を上げる必要がありそう。
レースレベル:3
→次走狙い馬:スカイディグニティ       

競馬予想型   クライスト教授東関脇 予想歴33年 回収率250% 菊へ躍進!
2拍手
5719PV


珍しくステイヤーたちが上位を占めたトライアルとなったことで菊花賞への期待大と思われるのでレベル4に。

■…フェノーメノ
春の有力馬たちがどんどん姿を消していく中、今回の優勝は生き残った春クラシック好走馬としての価値を高めた。
菊花賞でも好走必至と予想できるので次走狙い馬に!

■…スカイディグニティ
内田博→四位という圧倒的鞍上弱化にも関わらず好走したことで、より距離の伸びる菊花賞では一層の期待が持てるはず。
今回は完全な人気の盲点になったが、もしも次走で鞍上をより強化できるならフェノーメノが蛯名であるだけにいくらでも負かすチャンスは生じるだろう。よって次走狙い馬に!

□…ダノンジェラート
4戦目で菊花賞の権利を獲ったことは今後に期待を持たせるものであるが、人気上位でありながらスカイディグニティに先着されたことによる騎手の技量不安が露呈したことが気掛かり。
足元不安のダービー馬を長い間面倒見ている厩舎の恩恵ありでの3着では菊花賞でも伏兵として期待されること必至の割に怖い部分であるため次走危険馬に!
【今回2着だったら本番の期待は高まったのだが…でも今年の牡馬戦線の層の薄さが幸いすれば面白かも!(人気になるのが面白くない所)】

□…ライカニツヨシ
今回掲示板を確保したのは上出来も「右回りに実績なし」を払拭できなかったことは間違いなく菊花賞に行っても勝負になるとは思えない。
よって次走危険馬としておくが、方針を変えて「東京戦での好走を図る」なら中距離戦線では面白い存在になるかもしれない。

スカイディグニティの好走で…
中山2200mの菊花賞TRなので1頭くらいは中距離馬の食い込みがあっておかしくないと思っていたのだが、1・2着がステイヤー決着になったのはある意味珍しいこと。
もちろん実力で抜けていたフェノーメノが本番でも人気になること必至だが、それ以上にスカイディグニティの好走には注目せざるを得ない。

この絵に描いたようなステイヤーが果たして本番でも好走できるか…「今回は順調さも加わった穴好走」と診れば本番用なしとなるだろうが、鞍上弱化でも好走できたと考えれば「まさかの菊花賞馬」の期待もできるのではと思えてならない。
ただし一番の問題は「このまま四位で走らせるのか」だろう。
複勝までで良ければそのままでも構わないだろうが、もしも勝ちたかったら相応の騎手に変えた方が間違いなく良いはず。何しろすでに四位では好走してもヤラセとしか思われないからだ!
ただし、内田博にはゴールドシップがいるので、残るは外人か小牧、もしくは武豊辺りしか該当者がいないのが大問題なのだが…

ちなみにこれはダノンジェラートにも言えること。何しろ“こーせー”なのだから、同馬の方が好走すればそれこそモロヤラセにしかならない! …ダノックスさん可哀相!(同情)
萩原厩舎なので“まさかの横山典起用”という手はあるが、今の横山典も世代交代役になっているのでさすがにクラシックG1で他人の馬を奪うようなマネはできないだろう。あの第1期生柴田善にもさせないのだから!(なお同情…外人起用以外に打つ手なし)

それにしても、今回の月曜単独重賞にゆーいちを使わなかったことには大変違和感が残ってならない。何しろ天下一の馬恵まれ騎手とはいえ、リーディング騎手がいないのはG2TRとしては非常識なことだからだ。
もしかするとようやく主催者も気付いたのかもしれない。彼への優遇が騎手界低レベル化の危機感に!(だったら良いことなのだが…)
レースレベル:4
→次走狙い馬:フェノーメノ,スカイディグニティ
→次走危険馬:ダノンジェラート,ラニカイツヨシ




つぶやき
ハショタ
03/15 09:38

午前の予想は無理ですか?

南川 麒伊知郎
03/07 20:03

編集長、お忙しい中すみません。 マイページの更新の方をよろしくお願いします。

北川 麟太郎
02/11 02:53

編集長、お忙しい中すみません。 マイページの更新の方をよろしくお願いします。

   つぶやきだけ全て見る
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コメント

ムトト>>

>>夏影


03/09 21:42

@ディープ記念 ナイス読みです!

ムトト>>

>>ムトト


01/25 01:15

はやと>>

>>ムトト


01/20 08:07

@京成杯 ナイス



6
伏竜S
◎ルクソールカフェ
○メイショウズイウン
三連単11-8-1番
5,210円 的中

南川 麒伊知郎
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