4/19 4/20
4/12 4/13
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京都11R 秋華賞 2012年10月14日(日)
芝2000 3歳GI 曇良 平均レースレベル3.0

87654321枠番
181716151413121110987654321馬番





























































































































馬名



牝3 牝3 牝3 牝3牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3牝3牝3性齢
55 55 55 5555 55 55 55 55 55 55 55 55 55 55 555555斤量





























騎手
単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ単勝オッズ人気
結果着順 結果着順 結果着順 結果着順結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順結果着順結果着順着順
軍神マルス
月下の素顔
BC爺
予想屋マス
やすふく
まじん
pipop
クライスト
dayan
カタストロ
  <予想家の色:馬場型 展開型 血統型 騎手型 パドック型 調教型> <背景濃色=自信度S・A>

タイム 2:00.4 4F 46.6 3F 35.2
単勝14番130円(1人気)
複勝14番110円(1人気)1番130円(2人気)2番410円(6人気)

競馬予想型   軍神マルス東前頭一枚目 予想歴14年 回収率137% 秋華賞 エリザベス女王杯に向けて①
9拍手
4977PV

2012年 タイム 2’00”4 (良) 1FAve=12.04 3FAve=36.12

ラップ
①12.3-②11.0-③13.2-④13.4-⑤12.3-⑥11.6-⑦11.4-⑧11.3-⑨11.5-⑩12.4
1FAveとの誤差
①+0.3 ②-1.0 ③+1.2 ④+1.4 ⑤+0.3 ⑥-0.4 ⑦-0.6 ⑧-0.7 ⑨-0.5 ⑩+0.4
テン36.5-中盤48.7(3F換算36.53)-上がり35.2 『加速・一貫』

『加速』・・・逃げ◎ 先行○ 差し△ 追込×
『一貫』・・・逃げ△ 先行○ 差し◎ 追込△

1着ジェンティルドンナ・・・ディープインパクト×Bertolini=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔16-f〕 9-9
2着ヴィルシーナ・・・ディープインパクト×Machiavellian=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔12-c〕 2-2
3着アロマティコ・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔19〕 11-11
4着ブリッジクライム・・・ゼンノロブロイ×Boston Harbor=サンデーサイレンス×ボールドルーラー 〔8-c〕 14-11
5着チェリーメドゥーサ・・・シックスセンス×ブライアンズタイム=サンデーサイレンス×ロベルト 〔17-b〕 1-1

流れは、テン-上がりのラップ差から『加速』とテン-中盤のラップ差が少ないことから『一貫』の複合ラップ。展開的には、逃げ・先行・差しはほぼ有利不利はなく、追込のみ不利な流れ。そのため、より前につけた馬に有利な展開と考える。しかし近年1’58秒台での決着が多い秋華賞で、今年は2’00”4のタイムということを考えると、緩い流れだったと考える。

1着ジェンティルドンナは、前走ローズS1着(=阪神芝1800m)からの好走。京都芝コースは(1-1-0-0)、芝2000m戦は初でした。春シーズンは桜花賞1着(=阪神芝1600m)→オークス1着(=東京芝2400m)と牝馬クラシック2冠を達成し、今回牝馬3冠に挑戦しハナ差の僅差ながらも3冠達成。上がりは毎回鋭く、上り特化の瞬発力勝負が得意な馬で、今年の流れは、例年に比べて遅いタイムであることからも、その瞬発力を活かしやすいレースだったと考える。タイム的には疑問だが、それでも好走し3冠達成した事実は評価したく、次走JCに向かうようだが中心には据えられないと思うが、ヒモの一頭としては考慮したい馬と考える。
 ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。母父Bertoliniはダンチヒ系で、仕上がりの早い短距離・マイラー血統だが、底力に欠ける。2歳の新馬から走り、3歳前半までは芝の重賞でも無視できないが、あくまでも穴狙いが正解。
 No.〔16〕の牝系は、早い時期から走るのだが3歳春以降に成長を始め、距離が延びて本領発揮が多いステイヤー特性を持つ牝系。叩き良化型も多い。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ないタイプ。前走好走だと調子は維持と考えて好走が期待できる。また不器用だが、決め手鋭く瞬発力勝負に強い特性がある。No.〔16〕の牝系は、ブエナビスタやレッドディザイアなどがいて、3歳秋シーズンの成長にも期待できるし、前述の2頭がローズS好走→秋華賞好走とステップ的にも好走に期待できるし、叩いた効果にも期待できるため、母系からも秋華賞に向けては視界良好と考え、結果1着からも牝系の特性は活きたと考える。ブエナビスタもレッドディザイアも3歳秋に秋華賞好走後に、古馬の牡馬相手に好走している点からも、本馬の次走にも期待する。

2着ヴィルシーナは、前走ローズS2着(=阪神芝1800m:0.2秒差)からの好走。京都芝コースは(0-0-1-0)、芝2000m戦は(1-0-0-0)でした。春シーズンは桜花賞2着(=阪神芝1600m:0.1秒差)→オークス2着(=東京芝2400m:0.8秒差)と牝馬クラシック準2冠で、対ジェンティルドンナという点では前走でも先着を許してしまい、なかなか越えなれない壁のようで、今回は最内枠で先行脚質を活かし距離のアドバンテージを利用して、あわや1着と思われたが、ハナ差2着の惜敗。今回もジェンティルドンナ以外の馬は、きちんと完封している点は評価したく、また先行して好走できる器用さは今後も注目したい。次走の好走にも期待する。 
 ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。母父Machiavellianは持続する流れに強い特性を持ち、その上でキレる末脚を繰り出す。一瞬の脚に優れた短距離・マイラー血統なのだが、抑えが利けば中距離もこなす。
 No.〔12〕の牝系は、早い時期から走る馬もいるが、3歳秋から古馬にかけて本格化する馬が多い牝系。また高齢でも衰えが少なくタフな馬が多い。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。欧州的な瞬発力を秘めるがゴチャつく展開は苦手。今後の成長力に期待できる牝系でもあり、さらなる成長に期待する。

3着アロマティコは、前走1600万条件戦ムーンライトHC3着(=阪神芝2000m:0.0秒差)からの好走。京都芝コースは(1-1-1-1)、芝2000m戦は(1-0-1-1)でした。夏ごろから33秒台の末脚を繰り出せるようになり、上がり勝負には対応できる馬でした。
 キングカメハメハ産駒はミスプロ系だが、凱旋門賞での好走も多いキングマンボ系で欧州型の要素を兼ね備えている。格の高いレースでの究極のスピード競馬になると本領を発揮し、厳しい展開ほど持ち前の底力を活かす。ダンシングブレーヴ系に近い特性を有していると考える。母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性がある。瞬発力を武器に上がり特化のレースで強く、勢いのあるときには重賞挑戦はプラス要因。
 No.〔19〕の牝系は、スピードが持続するような淡々と流れる厳しい流れにに強いタフな牝系。2~3歳戦に強く、ローカルコースも得意だが、底力はイマイチ。分枝記号なしは、やや晩成気味ながらも、平均的に能力を発揮するタイプ。

4着ブリッジクライムは、前走紫苑S2着(=中山芝2000m:0.1秒差)からの好走。京都芝コースは初で、芝2000m戦は(2-1-0-1)でした。近走は上がり33秒台も繰り出せるようになり、本馬も上がり勝負に対応できる馬でした。
 ゼンノロブロイ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、脚を溜めて鋭くキレるタイプが多いサンデーサイレンス系の中で、速いペースを追いかけて前で展開し踏ん張る競馬もこなせる適性の広さが持ち味。フジキセキ+マンハッタンカフェ的な特徴を有し、万能型のイメージ。人気馬がしっかり好走する比較的堅実なタイプが多い。産駒は中山芝コースでの好走が多く、東京芝コースでは3着になることが多いのが特徴で、コーナーワークが上手いということで小回りのローカルコースにも向くと考える。また産駒は道悪で馬場が悪くなっても好走可能なタイプが多く、10年オークス(=稍重)などからも馬場が渋って距離延長なら好走しやすい特徴を有している。また体力はあり、リフレッシュ効果が大きく、鮮度の活かせる休み明けで立ち直る馬が多い傾向にもある。母父Boston Harborはボールドルーラー系で、2歳夏から自慢のスピードを披露する早熟のスプリンター血統。しかし成長力やスタミナは乏しく、淡白で一本調子のため、相手が骨っぽくなると苦戦する。気の良いタイプで、休み明けや叩き2戦目での好走が多く、使い込むと成績が下降する。
 No.〔8〕の牝系は、2歳~3歳春シーズンも好走は可能だが人気の時には詰めが甘い特性があり、本領発揮は3歳秋以降で古馬で真価を発揮するタイプが多い。叩き良化型で、高速時計にも強い。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。欧州的な瞬発力を秘めるがゴチャつく展開は苦手。

5着チェリーメドゥーサは、前走1000万条件戦白井特別1着(=中山芝1800m)からの好走。京都芝コースは初で、芝2000m戦は(0-0-0-1)でした。出遅れて17-18-1-1と捲りつつ早め先頭に立って押切を図ったが、結果5着。展開的には途中で逃げた形になったことで恵まれたと考えるべきか、余計な脚を使わざるを得なかったと考えて不利な流れとみるべきかだが、やはりロングスパートせざるを得なかった点では不利な流れと考える。その中で15番人気で5着好走という内容は評価したい。
 シックスセンス産駒はサンデーサイレンス系で、1600~2000mでコンスタントに能力を発揮し、近走の調子がそのまま着順に現れやすいタイプ。母父ブライアンズタイムはロベルト系で、スタミナ豊富な持久力血統で、タフな展開に強く、ペースの緩まない流れで本領を発揮する。強い相手や厳しい展開こそ秘めた能力が発揮され、間隔を詰めたローテーションやマイルの忙しい競馬をはさむなど、スパルタ的な刺激で調子を上げる。
 No.〔17〕の牝系は、好調期に連続好走しやすい特性を秘めた短距離~マイル向きの牝系。馬力があり、オフシーズンに強さを発揮することが多い。分枝記号bは、鮮度と勢いが好走に重要なポイント。重賞初挑戦など鮮度の高い時は好走率高し。決め手には欠けるが自在性があり、格上げ戦に強い。

秋華賞のポイントは、
①流れは『中弛み』が基本。4コーナー5番手以内で、内枠の先行馬の好走が多い。
②瞬発力の上がり勝負になりやすく、サンデーサイレンス系向きの重賞。
③No.〔1〕〔3〕〔4〕〔9〕〔12〕〔16〕のクラシック好走の多い牝系向き。分枝記号はcが向く。
阪神JF桜花賞好走の東京芝2400mGⅠ好走馬は崩れない。
⑤クラシック好走やトライアル好走歴があるローズS好走馬(=0.3秒差以内の僅差好走なら好走とみなす)は、軸として最適。
クイーンS好走馬にも注目。
⑦夏の条件戦を上がり33秒台で好走している馬はヒモに一考。
→次走狙い馬:ジェンティルドンナ,ヴィルシーナ     

競馬予想型   月下の素顔西幕下三枚目 予想歴16年 回収率% 秋華賞2012回顧
6拍手
4868PV

レースは面白かったけど、結果はイマイチ。

と、いったような感想を抱いた秋華賞でした。


ハナを切り、ドスローに落としてジェンティルドンナを封じ込めに行ったヴィルシーナ@内田J。

そんなペースは御免被りたいと、仕掛けて主導権を取りに行ったチェリーメドゥーサ@小牧J

王者の競馬をして、最後は絶対に勝つんだと全面に気迫を見せた女王ジェンティルドンナ@岩田J



本命・対抗・伏兵それぞれが見せ場を作った、かつ一流ジョッキーの駆け引き?もあった見応え充分なレースでした。


が・・・・結局ジェンティルドンナという結果にどうも・・・

まぁ、3最牝馬初のジャパンC制覇というカタルシスへの助走と思っておきましょう。






12.3-11.0-13.2-13.4-12.3-11.6-11.4-11.3-11.5-12.4
前後半 62.3 ‐ 58.2


前半は13秒台が2Fもあるスローペース。
ヴィルシーナ@内田Jの作戦ですね。

チェリーメドゥーサが動いたのが800m辺りで、5F目から一気にペースアップしてますね。
その後、チェリーメドゥーサはラップを落とすことなく最後まで行きますが、ラスト1Fはガクッと落ちてます。
もう1F上がっていくのを我慢していたらどうなっていたかは気になるところ。

ヴィルシーナは残り400mで仕掛けてますね。それでもギリギリまで我慢した感じ。
最後はジェンティルドンナと併せて更に凄い脚を使っていますが、あと一歩及ばず。

ジェンティルドンナチェリーメドゥーサが途中から引っ張ってくれて良かったのかな?
良かったと思うけど、イマイチ確信はありません。


ヴィルシーナ主導でレースが進んだ場合どうなっていたでしょうね。
ヴィルシーナが早め先頭から押し切っていたのか
ジェンティルドンナが圧勝していたのか。

私はイマイチ想像できませんが。もしイメージできる方がいらっしゃれば、ぜひご意見お聞かせください。






各馬短評
1着 ジェンティルドンナ
強かったですね。
4コーナーでの手応え・先頭までの差から、これは負けるかなとも思いましたが。
距離は長いほうが言いように思いますし、陣営もそう考えているようですね。
ジャパンCでどういった走りを見せてくれるのか。楽しみです。




2着 ヴィルシーナ
強かったですね~。チェリーメドゥーサに引っ張られた後は、最後ジェンティルドンナに2~3馬身離されるんだろうなと思いましたが。
直線中ほどまではその思いどおりだったんですけどね。
ジェンティルドンナに並ばれると予想の遥か上を行く抵抗。
ビビりました。熱くなりました。
あそこまで粘ったなら、最後1着を取って欲しかったなぁ。
エリザベス女王杯に出ても問題なく主力を張れるでしょう。




3着 アロマティコ
ごっつぁん3着の印象です。。
とりあえず次走。




4着 ブリッジクライム
能力はあるんでしょうね。条件戦なら近々勝てそうか?




5着 チェリーメドゥーサ
このレースを面白くした立役者。
しかし今回ので人気すると、しばらく厳しいかも?




6着 アイムユアーズ
若干距離が長かったかな。
オークスも完敗ですしね。やはり本質は1800m以下の方が良いか。
京都が合わないかもと思っていたんですが、最後までダラダラ伸びてるし、そこまで苦手というわけでもなさそうですね。
→次走狙い馬:ジェンティルドンナ,ヴィルシーナ     

競馬予想型   BC爺西前頭一枚目 予想歴11年 回収率91% どっちみちダメでも・・・
2拍手
4181PV

本命迷ったチェリーメドゥーサの走りに冷や汗。
結局足りなかったですが、失敗予想という印象が強いです。

勝ったジェンティルドンナは中団から伸びて押し切り。
かなり緩い流れを外から差し切ったのは見事ですが、
牝馬最高クラスというほどの馬でもないですね、やはり。

また、秋華賞を差して勝った馬はエリ女で人気を裏切る傾向にあり、
次は凡走する可能性が結構あると思います。

2着ヴィルシーナは必死で先行して最後は勝ち馬と併せ馬。
ディープ産駒らしいそれなりのレベルで安定した馬なので、
強い相手には負け、弱い相手にはなかなか崩れないですね。

ハナズゴールは後方から全く伸びず。
ここまでダメとは正直原因が思い当たらないです。
オッズは正しかったという面白みのない結果に。
レースレベル:3    
→次走危険馬:ジェンティルドンナ  

競馬予想型   予想屋マスター東十両八枚目 予想歴23年 回収率% ジェンティルドンナが三冠を達成
2拍手
4141PV

第17回秋華賞では、ジェンティルドンナヴィルシーナを7センチだけ差し切り、3冠を達成した。

競馬理論の予想では、先行馬不在のメンバー構成で外枠といった減点ポイントを加味しても、ヴィルシーナ以外には先着を許さないと判断し、ジェンティルドンナ(岩田康誠)を第17回秋華賞の本命に予想した。
レースでは、ジェンティルドンナは、中団の外目を追走し、4コーナーでは岩田騎手の激しいアクションにもかかわらず、なかなか前との差がつまらなかった。
しかしながら、ジェンティルドンナは、直線の坂の下りでエンジンがかかると、ヴィルシーナとの叩き合いに持ち込み、第17回秋華賞を制覇した。
ジェンティルドンナの第17回秋華賞の結果は、コーナーワークでロスのない競馬をした馬が2~5着を独占した中で唯一外を回らされてのものであり、着差以上の能力差を感じさせる強いレース内容であった。
よって、今後のG1戦線においても、ジェンティルドンナに牝馬最強の評価を与えるべきである。
そこで問題となるのは、ジェンティルドンナが牡馬の一線級相手でも通用するか否かだが、今年の3歳牝馬のレベルの高さを考慮すると、通用する可能性が高いと判断している。

一方、第17回秋華賞の2着には2番人気のヴィルシーナ(内田博幸)が入った。
競馬理論の予想では、1枠を生かしてスローでの単騎逃げの展開に恵まれる可能性が高いヴィルシーナに対抗評価を与えていた。
更に、名古屋セミナーでは、当日の京都芝コースの状態がイン有利になっていると判断し、ヴィルシーナジェンティルドンナのオッズ差を考えると、ヴィルシーナを1着に固定した馬券の購入を推奨した。
レースでは、ヴィルシーナは、1枠からの発走で包まれることを嫌って、気合をつけて先頭になった。
しかしながら、ヴィルシーナは、ペースを落としすぎたこともあって、チェリーメドゥーサ(小牧太)に一気に捲られてしまった。
そして、ヴィルシーナは、坂の下りあたりから徐々に仕掛けられ一完歩ずつチェリーメドゥーサとの差を詰めたが、外からジェンティルドンナに差されてしまい、2着止まりであった。
ヴィルシーナの第17回秋華賞の結果は、チェリーメドゥーサに捲くられたにせよマイペースで逃げる展開に恵まれたものであり、レース内容としてはジェンティルドンナと着差以上の差があった。
よって、今後の重賞戦線においても、ヴィルシーナジェンティルドンナを逆転する可能性は低い。
ただし、ヴィルシーナは、


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予想屋マスター(http://www.keibariron.com/
レースレベル:3
→次走狙い馬:ジェンティルドンナ       

競馬予想型   やすふく東幕下五十二枚目 予想歴27年 回収率999% 秋華賞2012回顧
9拍手
5623PV

3ハロン目と4ハロン目が13秒台 13秒台のラップが2回も刻まれたのは記憶にない。ダイワスカーレットのときに1回あったのみではないか 小牧太が強引なまくりにいったのもうなずける。
その後、11秒台がほとんどで最後の1ハロンが12秒4 ジェンティルドンナがギリギリ差し届いたのは最後ヴィルシーナがほんのちょっと失速したからかな 3冠牝馬のその後の未来はあまり明るくないので1,2着馬はどうかと思う。

ラスヴェンチュラスは推定上がりが32.9で1位 ブリッジクライム
33.0で2位 1着馬の33.1を上回ってる。能力はあるのだろう 着順はあまり関係ない。いずれ穴をあける。


WIN5が当たったけど安かったなー
レースレベル:3
→次走狙い馬:ラスヴェンチュラス,ブリッジクライム
→次走危険馬:ジェンティルドンナ,ヴィルシーナ

競馬予想型   まじん西関脇 予想歴23年 回収率138% 脱帽
7拍手
4812PV

お見事3冠!
脱帽ですね。
エリザベス女王杯も古馬の有力どころがいないだけにジェンティルドンナヴィルシーナで仕方ありません。凱旋門賞を見て思ったのだけど本当は今年のうちにこの2頭が凱旋門賞に挑戦していたら勝ったんじゃないかなあと思う今日このころです。
レースレベル:1
→次走狙い馬:アイムユアーズ,ジェンティルドンナ     

競馬予想型   pipopa東十両三枚目 予想歴3年 回収率26% 負けても強いヴィルシーナ!
4574PV

ヴィルシーナの強さが強調されたレースとなる。

対してジェンティルドンナの脆さを伺えるレースでもあった。

逃げて良し控えても良しのヴィルシーナは強かった!

我慢できずにレースの序盤チェリーメドゥーサが引っ張った瞬間ヴィルシーナの頭が無くなり、ジェンティルドンナの優勝が決まった。

内田君に騙し逃げには驚かされた、騎手の実力の違いをマザマザと見せつけられました完敗です。

ジェンティルドンナ騎乗の岩田君の技術も光りました。

何が何でも勝ちたいと思い悩む騎乗ぶりは頭が下がります。

ハワイアンウインド秋華賞チェリーメドゥーサの掛かった走りの瞬間終わりましたが、負けたとは思っていません。
ヴィルシーナの逃げが成功していたら頭もあったと計算できたレースであり悔しいと感じています。

ハワイアンウインドの次走に期待します。
→次走狙い馬:ヴィルシーナ,ハワイアンウインド
→次走危険馬:ジェンティルドンナ  

競馬予想型   クライスト教授東関脇 予想歴33年 回収率250% 騎手と助手の違い!
3拍手
4710PV

おそらく後々牝馬レース史上「最高の最強馬対決」と評されるレースとなる強豪2頭の一騎打ち。勿論レベル5!

■…ジェンティルドンナ
歴代3冠牝馬と比較しても文句なく一番強い馬。
あとは“第2のブエナビスタ”になるのか、それとも故障など起こして“第2のメジロラモーヌ”になるかの2つの道しかない。
是非とも第2のブエナビスタになって欲しいと願うばかり!
【怖いのは岩田康が元地方騎手なので不利な立場に置かれるかもしれないことだろう…】

■…ヴィルシーナ
今回は内田博の上手さが加わって見事なレースを果たした。だが、それでも惜敗であるからには今後ジェンティルドンナだけには勝てないだろう。
しかしながら、鞍上に競馬学校出を起用しなければ同世代の他の馬には勿論のこと、おそらく古馬の一線級とも勝ち負けできる存在であるはず。
「ダイワスカーレットとウオッカ」に喩えれば、同馬はあきらかにウオッカに喩えられる存在で、今後この2頭の対戦は競馬界の名物になって欲しいと思う次第。

□…アロマティコ
1・2着との着差が示すように今回は流れ込んで3着に来れただけの一時的好走馬。とは言え危険馬として同馬を挙げたのは、要は今回3着以下の馬たちはどれも次走危険馬でしかないと言えるため。
それほど1・2着の能力は抜けているのが今年の特徴である。

※内田博の騎乗に上手さを見た!
王道競馬で臨んだジェンティルドンナ(岩田康)に対し、最内枠でもあったヴィルシーナをスタートから追い出して先手を取った内田博。
ただし、それだけなら「ただの一発狙い【今回の場合は打倒ジェンティルドンナ対策】」でしかないのだが、私が内田博に上手さを感じたのは、彼が先手を取った後に上手くペースを落として位置取りを維持したことにある。だからこそ直線で一旦外からジェンティルドンナに被せられながらもう一度差し返す脚を残せたのだ。
思うに、もしもマイペースのままに直線に入っていればいくらジェンティルドンナでも交わせなかったかもしれない。

ところが、このペースの遅さに気付き果敢に勝負しに行ったのが小牧太のチェリーメドゥーサだった。このことだけでも如何に元地方騎手たちの体内時計が正確かが分かるだろう。

おかげでまたしても競馬学校出の騎手たちの未熟さが際立つことになったのが残念でならない…
特に情けなかったのが“天才ゆーいち君”と“よんい(四位)君”と“池添君”で、この3人は逃げ手を打つかもしれないと多くの人が予想していたにも関わらず、内田博が前に行ったのを見ると美味しい番手に収まれば十分と思って何にも考えずに控えてしまった。
要するに、彼らには今回の馬のレベルにおける平均ペースがどんなものなのかを全く理解しておらず、如何に普段何も考えずに単にレースの流れに乗って競馬をしているだけかを丸出しにしてしまったのである。
【ゆーいちなど完全に馬の能力だけでリーディングになった恥ずべき者…とは言え、池添の3冠も完全に馬の能力に頼ったものなのでどうしようもないのだが…】

敵わないまでもマクリ勝負を仕掛けた小牧太の勝負感と体内時計が如何に優れているかがこれを見てもよく分かるだろう。

「騎手は学校では作れない・出来上がらない」ことは競馬学校の教官たちも分かっていることであり、大事なのは、騎手になって経験を積む中で馬の能力に応じたレースタイムがどの位のものであるかを感覚として捉えて行けるかに懸かっているのである。
つまり、騎手個人が騎乗馬の能力から判断してどの位のペースで行き、どの位置取りをすればより勝ちにに近づけるかという「操作する者の体内時計をしっかり持ってレースに臨めるか」が大事なのである。

今の競馬学校出の騎手たちにはこの体内時計を持っていない者が多すぎる。だから見た目の位置取りと馬の脚質にしか頼れず、今回のゆーいちやよんい君や池添君のように「内田博の見せかけの先行競馬」に騙されてとっとと控えてしまい馬を凡走させてしまうのである。

昔なら感覚でしか捉えられなかったものが現在では機器の発達によって目に見える数字(タイム)で馬の能力をより推測しやすいものにしている。だが、騎手自身がしっかりした体内時計を持っていなければ馬の能力を引き出すことはできない。

見習や新人騎手は是非とも体内時計を磨くべし!【勿論現役も!】

≪ちなみに、今でも体内時計がしっかりしている競馬学校出騎手は数人しかいない…武豊と柴田善、ハマった時の蛯名・横山典・松岡・川田くらいまで。残りは脚質頼みの能力任せか駆け引き上でハマった時しか走らせられない騎手…その最好例が三浦こーせい君。追いの技術はあってもペースを体感しての競馬ができない。だから先行馬で普通に抜け出して勝つことが出来ない。「追いの天才、されど体内時計なし」…それがこーせい君の正しい騎手評価である!≫
レースレベル:5
→次走狙い馬:ジェンティルドンナ,ヴィルシーナ
→次走危険馬:アロマティコ  

競馬予想型   dayan_eyes西前頭十枚目 予想歴18年 回収率60% 4頭目の三冠牝馬誕生
7拍手
4336PV

なのですが、競馬はやはり恐ろしいなと思い知らされる一戦でした。
 序盤の位置取り争いが終わるとペースは急激に緩み、向こう正面で小牧Jのチェリーメドゥーサが一気に先頭に踊り出ました。いったい何があったのかと、競馬場もどよめきに包まれましたが・・・恐ろしくペースが落ちていたため、脚を使えばこんな真似も出来てしまったのですね。
 まさかの逃げ切りも十分ありえた感じの逃げでしたが、結局最後はつかまりました。
 それでも、人気馬2頭の叩き合いは壮絶でした。岩田騎手のゴール後の様子から、ジェンティルドンナヴィルシーナに差し返されてフィニッシュだったのかと思いましたが、ゴール時点ではハナ差先着。
 多くの人が安堵した模様です。

 中盤大きく緩んだせいで、2000mのレースとしては、ちょっと適正が違うものになったかもしれません。
 ただ、レースのレベルが低いと言うわけではなく、この展開でも結果を残したジェンティルドンナと岩田Jは、やはりすごいと思います。
 最終的には内枠の分有利があったかもしれませんが、積極的な競馬でジェンティルドンナを追い詰めたヴィルシーナの成長もすばらしく、ここも2着でしたが、今後の逆転を期待させるものでした。

 波乱含みの戦いでしたが、馬の実力と騎手の思惑が噛み合った面白いレースだったのかも?

 人気薄の気楽さは有ったかもしれませんが、向こう上面で一気に大逃げに切り替えた小牧Jの騎乗も見事でした。
 失敗したら叩かれるのは必至ですし、相対的に、「このぐらいの位置取りで走っていればいいや」という騎乗しかできない騎手が多い中、スローすぎると言ってもこれだけ思い切った騎乗は流石でした。
 ペースを落としすぎた感のあるヴィルシーナ内田Jの騎乗も、ジェンティルドンナを打ち負かすためのギリギリの策と見れば立派です。
 ちゃんと結果を出した岩田Jについては言葉も必要ないでしょう。
→次走狙い馬:ヴィルシーナ       

競馬予想型   カタストロフィ西前頭二枚目 予想歴15年 回収率% 秋華賞2012回顧
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6251PV

2:00.4 12.3 - 11.0 - 13.2 - 13.4 - 12.3 - 11.6 - 11.4 - 11.3 - 11.5 - 12.4


 序盤で13秒台が2F刻まれる異例ともいえるほどの超スローに嫌気を刺したチェリーメドゥーサが一気にペースを押し上げて、ロンスパ戦に持ち込んだ。3~4角でヴィルシーナが仕掛けているところが最速地点になるわけで、先行勢はかなり速い仕掛けを要求された。最速地点でロスなく運べた馬が有利だったといえる。前半スローでも仕掛けは各馬早かったので、脚を出し切れる展開だったと言えるし、ロンスパ戦に強い馬が結果を出したと言っていいと思う。


 1着ジェンティルドンナはまずまずのスタートからすっと下げて中団からの競馬に。上手く中団の外につけたが、2角過ぎで緩むとここでブレーキをかける形になる。ただ、その外からチェリーメドゥーサが一気に押し上げてくれたおかげでペースが上がり、折り合いに苦労せず進める。3角で中団の外目を追走、4角で仕掛けて軽く路が入るが反応鈍く、中団のままで直線。序盤で大きく離された逃げ馬は別にして、ジリジリと2列目に迫ってくる。L1でチェリーがばて、前のヴィルシーナを一気に飲み込むような勢いを見せるが、内からヴィルシーナの猛烈な抵抗にあい、最後は写真判定までもつれ込む大接戦に。なんとかハナ差でライバルを降して牝馬三冠達成となった。まず三冠制覇おめでとうございます。ただ、3冠ともかなり恵まれたなあというのが正直な印象。ポテンシャルの高さに疑いの余地はないけど、個人的に2角過ぎで終わったなと思ったところに小牧が助け船を出した形になった。あそこからのロンスパ戦になれば脚は出し切れるから、この馬としては楽なポジションのままロンスパ戦で正攻法の戦いに持ち込めた。それでも最速地点での反応の悪さだったり、危ういところも見せていて、最後もヴィルシーナに差し返されそうになったりと、多分2000でも短いんだろうなあというような感じ。勝負度k路が3角になった分だけ、L1で食い込めた。もし2角であのまま団子、そこからのペースアップがワンテンポ遅れていたら、恐らく結果は違う形になっていたと思う。これは別にジェンティルドンナの適性の問題であって、力を出し切れる展開ならばここにいるメンバーでは勝負にならないだろうという前提で、ジェンティルに勝つには力を出し切らせない展開が重要だったと。その点で、小牧の早仕掛けで流れてくれたことは大きかったと思う。いずれにせよ、天皇賞春とかに出てほしいと思わせるほどの持続力・持久力なので、本質的にはステイヤーなんじゃないかなあ。ポテンシャルの高さと運で三冠取ってるようにしか見えない。どこかで器用さを問われて崩れるかなと思ってみていたんだけど、全部ポテンシャルが必要な競馬になったからねえ。むしろこの馬は強い馬とやりあった方が良いと思うんだよなあ。


 2着ヴィルシーナは好スタートから激しく押してハナを主張、すっとは行き切れなかったが、1角までには先手を確保。そのままの勢いで行くかと思いきや、一気に緩めてスローに落とし込む。2角過ぎで恐ろしい程馬群が凝縮したが、ここで小牧チェリーがしめたとばかりに一気にハナを奪いに行き、これに抵抗できずに2番手下がる。そしてそのままチェリーを大きく逃がしての実質ハナで3角。3角でやはり早めに動かざるを得ない展開となり、最内で仕掛ける。4角で鞭も入るが大きく離され、後方の早仕掛けを許して2番手で直線。序盤でジリジリと差を詰めるが、ジェンティルドンナにジリジリ詰められる。L1で逃げ馬はばてたが、今度はジェンティルドンナが勢いに乗って伸びてきて交わされてしまう。それでもそこから抵抗して最後は大接戦までもつれ込ませたが、とても小さいが、とても大きなハナ差の2着となった。まあ、対照的にこの馬は運がない。ただ、今回は内田が少し策に溺れた感はある。いくらなんでも淀の2000mで13秒台を2F刻むってのは無理があるし、ここまで落とすとペースアップされたときにハナを奪い返せない。実際今回かなり離されて、2列目、3列目が凝縮された形になったし、ジェンティルともそう差が作れない中で、ロンスパ戦に持ち込まれてしまった。それでもこれだけのパフォーマンスだから強いんだけど、相手の土俵に立っては苦しい。平均的に刻めとまでは言わないが、極端に落として逆に自分のペースを刻めなければ本末転倒だったと思う。かなり残念な内容になった。ローズSの時も言ったけど、この展開で2着なら中距離なら総合力で互角以上に戦えるはずなんだけどなあ。こういう馬は一度アンカツに乗ってもらいたいなあ。本当にもったいない。作戦ミスだったと思うな。


 3着アロマティコはやや出負け、そこから少し押すような感じだが、後方に付ける。2角過ぎの緩みで掛かって前のスペースが無くなりかけた時にチェリー小牧が仕掛けてくれてペースアップ。そのまま最内を追走。3角で中目を追走、上手くジェンティルドンナの後方を確保できる位置。4角でジェンティルドンナの後方に進路を移して中団で直線。序盤で上手くジェンティルの後ろを確保するが、むしろ脚色が良すぎて無駄に詰まってしまう。そこからL1外に持ち出してジェンティルに負けない脚色で食い込んできたが惜しい3着となった。思ったより強かったというのが正直な感想。展開的にもマークすべきジェンティルドンナの後ろを取れたけど、誤算だったのはこの馬があっさりついていけてしまったこと。ジェンティルの後ろにつけていたけど、直線で前のスペースがなくなってしまい、少しぶつかってから進路を外に変えた。最初から外に出すって選択肢がなかったのかなあ。いずれにせよ、脚色で見劣らなかったし。まあ、スムーズだったとしても3着は変わらなかっただろうけど。ただ下り坂でスピードに乗ってからの良さはキングカメハメハ産駒っぽい。時計勝負にならなかったのも良かった。


 4着ブリッジクライムはやや出負けから少し押すが、あきらめて後方から競馬を進める。2角過ぎでかなり緩んで、かなり窮屈になり最後方まで下がる。ただ、そこからペースが上がって最内を積極的に押し上げて3角。3角でがっぽり空いた最内を突き中団まで押し上げ、4角で進路を中目に切って中団で直線。序盤で勢いに乗って馬群の中を割って伸びてくる。L1でもジリジリとは来ていたがそれ以上の脚は見せられずに4着に終わった。2角まではレースが難しかったと思うけど、そこからは流れてくれたし進路もスムーズ。最後まで伸びていたけど、上位とは少し差があったかな。前走で見せたように、内からしっかりとスピードに乗れていたし、力は出し切ったかな。割とロスなく運べた方だし、最速地点で楽できていたので、ある程度嵌ったのは事実。


 5着チェリーメドゥーサは出負けして無理せず最後方からの競馬に。そのまま外に出して追走。2角過ぎでかなりペースが緩んでいたが、このタイミングで小牧が手綱を動かしてペースアップ。他馬がブレーキをかけているうちに楽々とハナを奪い取る。それでも1000通過が62秒と、全体を考えればかなりスローのまま向こう正面後半。そのまま緩めずにリードを作りきって3角へ。3角で大きくちぎってハナをキープ、4角でもそのままで大差を広げて直線。序盤で逃げ切るかと思わせたが、L1で失速。そのままジェンティルドンナヴィルシーナらにまとめて交わされ、最後は5着に終わった。今日は良くも悪くもこの馬が中心の競馬だった。最後方で展開待ってたら、思った以上に緩んだので、ここで合わせずに仕掛けてというギャンブル的な競馬。ラップ推移からも、あそこで仕掛けたのは絶妙だったと思う。あと1F待ってあれが出来ていればタイミングとしては勝ち切ってたと思うんだけど、結果的には仕掛けがワンテンポ早かったということになる。まあ、今回の有力馬はこれで勝たれていても文句が言えなかった競馬だと思うな。馬としてはこの流れで押し切れなかったら、やっぱり展開の恩恵というところ。ラップ推移的にもしんどいけど、L1落としすぎているし。


 6着アイムユアーズは好スタートから前の出方を見る形で中団で競馬、ちょうどジェンティルドンナの前で競馬をする形でコーナー。2角過ぎで緩んでも折り合いに苦労せずにしっかりとペースダウン。しかしそのうちに一気にチェリーが交わしていってペースアップ。3角で3列目の外目ぐらいで追走、4角で仕掛けて2列目に接近し、外に持ち出して好位で直線。序盤でジェンティルドンナと伸びを見せてくるが、L1で伸びを欠く。そのまま脚を温存していた差し馬に交わされチェリーも交わせずの6着完敗となった。この馬が一番かわいそうな展開になった。外枠だけに、コーナー最速て外々を回される競馬だけは避けたかったけど、馬群は凝縮しちゃって、そこからのロンスパ戦で内に入り込む余地もなかったし、仕掛けも早くて3~4角が最速。これで外をまわして早めに動いちゃあ辛い。掲示板は外したけど、かなり苦しい条件が揃ってのものなので、悲観する必要はないと思う。緩んでのロンスパでもそれなりの競馬ができたし距離に対してのめどもこれで完全についたかな。ベスト距離は別として。


 11着ミッドサマーフェアは五分のスタートからジェンティルドンナを見る形で中団やや後方で競馬。2角過ぎの緩みで折り合いを欠いているときに一気に外からグンとチェリー小牧が仕掛ける。そこからのペースアップでも外目で反応に乏しいままで3角。3角で勢いに乗ってジェンティルの外を回し見せ場を作るが、4角で脚色見劣り後方で直線。序盤でもなだれ込むだけ、最後まで伸びなく完敗の11着。う~ん、軽い馬場は得意じゃないのかなあ。一瞬しか脚が使えない感じ。今回も3角で一瞬おっと思う脚は見せたんだけど、本当に一瞬だけだった。ペース自体も緩かったし、緩んだのでリズム良くは走れなかっただろうけど、もうちょっと格好はつけてくれると思っていたけど。まあ、外を回すのは難しい展開だったけど、ジェンティルドンナがあの競馬なので、ちょっとなあというところ。評価を下げる必要がありそう。コーナー2つで時計が少し掛かる馬場の方が競馬がしやすいんじゃないかな。


 13着ハワイアンウインドは五分のスタートからある程度積極的にポジションを取りに行って最内の中団で競馬。2角過ぎで中目に出して、緩みにも対応していたが、ジェンティルに前に入られて3角。3角で外目、ジェンティルの後方を追走、4角で少し窮屈になってブレーキをかけて後方に下がって直線。序盤でアロマティコの後方から競馬をして、ジリジリ伸びてきてはいたのだが、ポジションダウンが痛すぎての13着惨敗。4角で不利?を受けて下げちゃったのでどうしようもない。せっかくジェンティルドンナの後ろを確保できていても、そこがスムーズに運べないと苦しかった。力は出し切っていないとは思う。ピンナは上手いと思ったことがないなあ。



http://blog.livedoor.jp/catassan/
→次走狙い馬:ヴィルシーナ,アイムユアーズ
→次走危険馬:ジェンティルドンナ  




つぶやき
ハショタ
03/15 09:38

午前の予想は無理ですか?

南川 麒伊知郎
03/07 20:03

編集長、お忙しい中すみません。 マイページの更新の方をよろしくお願いします。

北川 麟太郎
02/11 02:53

編集長、お忙しい中すみません。 マイページの更新の方をよろしくお願いします。

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コメント

ムトト>>

>>夏影


03/09 21:42

@ディープ記念 ナイス読みです!

ムトト>>

>>ムトト


01/25 01:15

はやと>>

>>ムトト


01/20 08:07

@京成杯 ナイス



6
山藤賞
◎エンペラーズソード
○ブルーマエストロ
三連複2-4-7番
2,120円 的中

南川 麒伊知郎
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