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新着予想>JCダート2012結果回顧一覧

阪神11R JCダート 2012年12月2日(日)
ダ1800 3歳上GI 曇良 平均レースレベル3.0

87654321枠番
16151413121110987654321馬番















































































































馬名



牡5 牡5牡5 牡4牡6 牡6 牡4牡3 牡3 牡6 牡6 牡5 牡7 牝5 牡7 牡3性齢
57 5757 5757 57 5756 56 57 57 57 57 55 57 56斤量



























騎手
単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ人気
結果着順 結果着順結果着順 結果着順結果着順 結果着順 結果着順結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順着順
軍神マルス
予想屋マス
BC爺
カタストロ
クライスト
711
  <予想家の色:馬場型 展開型 血統型 騎手型 パドック型 調教型> <背景濃色=自信度S・A>

タイム 1:48.8 4F 49.0 3F 36.4
単勝14番1990円(6人気)
複勝14番500円(6人気)12番260円(3人気)9番820円(8人気)

競馬予想型   軍神マルス東前頭一枚目 予想歴14年 回収率137% JCD みやこS好走馬と芝中長距離GⅠ血統を中心に。
4拍手
5195PV

2012年 タイム 1’48”8 (良) 1FAve=12.09 3FAve=36.27

ラップ
①12.6-②10.7-③12.5-④11.7-⑤12.3-⑥12.6-⑦12.6-⑧11.6-⑨12.2
1FAveとの誤差
①+0.5 ②-1.4 ③+0.4 ④-0.4 ⑤+0.2 ⑥+0.5 ⑦+0.5 ⑧+0.5 ⑨+0.1
テン35.8-中盤36.6-上がり36.4 『前傾・一貫』

『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎
『一貫』・・・逃げ△ 先行○ 差し◎ 追込△

1着ニホンピロアワーズ・・・ホワイトマズル×アドマイヤベガ=リファール×サンデーサイレンス 〔22-d〕 4-3
2着ワンダーアキュート・・・カリズマティック×Pleasant Tap=ストームバード×リボー 〔1-a〕 5-5
3着ホッコータルマエ・・・キングカメハメハ×Cherokee Run=ミスプロ×レッドゴッド 〔9-e〕 2-2
4着ローマンレジェンド・・・スペシャルウィーク×Awesome Again=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 〔20〕 8-7
5着グレープブランデー・・・マンハッタンカフェ×ジャッジアンジェルーチ=サンデーサイレンス×ボールドルーラー 〔3-n〕 6-3

流れは、テン-上がりのラップ差から『前傾』と中盤と上がりのラップ差の少なさから『一貫』の複合ラップ。展開的には、差しが最も恵まれ、次いで追込、逃げ・先行には厳しい流れと考える。

1着ニホンピロアワーズは、前走みやこS2着(=京都D1800m:0.0秒差)からの好走。阪神Dコースは(2-0-1-2)、D1800m戦は(5-4-3-2)と好走が多い馬でした。みやこS好走馬は、10年に新設されてから今年を含め3年連続で好走馬を輩出しているステップで(=みやこSJCD:10年1着→1着トランセンド、11年1着→2着ワンダーアキュート、11年2着→3着エスポワールシチー)、非常に相性の良いステップと再確認。特に逃げ・先行で好走したタイプは連続して好走しやすいようで、来年はこの手のタイプを狙っていきたいと反省します。近走では重賞でもきっちり好走していたし、本格化の兆しは十分と考え、今後の活躍にも期待したいと思います。
 ホワイトマズル産駒はリファール系で、欧州型のスタミナ血統で淀みない流れの中長距離戦で高い能力を発揮する。スローペースの瞬発力勝負で負けても、厳しい流れならすぐに反撃する。前走が惨敗でも、展開が向けばあっさり好走する。この特性がホワイトマズルの真骨頂。母父アドマイヤベガはスタミナ型サンデーサイレンス系で、同じ重賞で違う産駒が良く好走する特性がある。また前走0.5秒差以内で5着以内で好走した馬が次走も好走しやすい特性も併せ持つが、近年は高齢馬も増えてきたため毎回堅実に走る馬は少なくなり、叩かれながら上昇する馬や得意コースで一変する馬などムラ駆けの傾向が強まっている。また人気だと不発になることも多いが伏兵の立場だと好走しやすいタイプでもある。父×母父ともに天皇賞春や菊花賞好走馬を輩出したスタミナ型血統でもあり、芝中長距離GⅠ血統という点では注目すべき馬でした。うまく評価できなかった点には反省が必要ですが、芝中長距離GⅠ向き血統は来年にも活かしたいポイントと考える。
 No.〔22〕の牝系は、タフでスピードとスタミナに優れた牝系。スローの瞬発力勝負は苦手だが、急坂コースの持久力勝負に向く。消耗戦を前々にて踏ん張るタイプが多く、ペースが上がる締まった流れは得意。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持ち、特にトライアルレースなど前哨戦快勝→GⅠは必殺のローテーションとなる。前走重賞好走していて、この特性を引き出しやすい状態だったと反省します。

2着ワンダーアキュートは、前走JBCクラシック1着(=川崎D2100m)からの好走。阪神Dコースは(5-1-0-2)で、D1800m戦は(3-2-0-6)でした。11年JCD2着馬でもあり、前走では現ダート戦線トップクラスのトランセンドを下しての好走。昨年のJCDではトランセンドに完敗も、前走で逆転していること、また昨年末にはトランセンドと双璧とされていたスマートファルコンに僅差に好走していたりと能力は高く、12年度はフェブラリーS3着後は2戦凡走したが、前走で圧勝。衰えが少ないことを証明したことから、今回の好走も可能と考えて評価し、結果2着好走。近年JCDでは前年好走馬が再度好走するリピーターの好走が増えてきていて(=09年1着→11年3着エスポワールシチー、10年1着→11年2着トランセンド)、今年は本馬が11年2着→12年2着と好走したことに。着順は基本的には下がると考えて、「老馬の法則」が活きると考える。好走した内容は評価するが、それでも今後衰えは出てくると考えて、過信は禁物と考えたいと思います。
 カリズマティック産駒はストームバード系で、馬力と持久力を持ち味とする砂の中距離血統。使われながら地道に力をつける叩き上げ型で、格上げ3~4戦目が狙い目。芝もそこそここなすが、適性は明らかにダート。時計のかかる1800~2200mが最適条件。また阪神Dコースは得意。母父Pleasant Tapはリボー系で、芝・ダート兼用の中長距離血統。仕上がりは遅く、条件戦で揉まれながら力をつけ、4歳でオープン入り、5歳で重賞制覇というような成長曲線をたどる。条件戦でくすぶったまま終わる産駒も多いが、大一番では怖い存在で、人気がなければないほど押さえておきたいタイプ。
 No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋以降は緩やかに成長する。分子記号aは、気性的には素直な産駒が多いが父親よりはスケールが小さくなる傾向。

3着ホッコータルマエは、前走みやこS3着(=京都D1800m:0.1秒差)からの好走。阪神Dコースは(1-0-0-0)、D1800m戦は(3-0-2-2)でした。先行して押し切るレースが得意な馬で、上がり勝負となると分が悪いが、それでも重賞連続好走中という点は評価したく、3着候補として期待して評価し、結果3着好走。本馬もみやこS好走馬と考えると、やはり相性が良いステップと考える。本馬はまだ3歳馬で、今後の成長が期待できる馬なので、今後の活躍に期待したいと思います。
 キングカメハメハ産駒はキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。本格化前は詰め甘な点があることには注意が必要だが、ダービーの時期からは実が入り、成長力も豊富。また馬場悪化時にも好走が多く、これはキングマンボ系特有の道悪の上手さに起因するものと考える。母父Cherokee Runはレッドゴッド系で、仕上がりが早く早熟傾向ではあるが、成長力もある。ダートの短距離が狙い目だが、折り合いさえつけば中距離もこなす。
 No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門で、広いコース変わりはプラス要因。3歳秋以降は本格化が始まり、堅実に走るタイプとなる。分枝記号eは、気性が荒く、平均ペース以上での雪崩れ込みが得意で、上がりのかかる消耗的な流れに強い特性がある。また重馬場やダートなど時計のかかる馬場に強いが、一旦調子を崩すと復活が難しく、調子のピークが短い。

4着ローマンレジェンドは、前走みやこS1着(=京都D1800m)からの好走。阪神Dコースは(2-1-0-0)、D1800m戦は(7-1-0-0)と抜群の相性でした。7連勝中かつ重賞連続好走中でもあり、前々走エルムS(=札幌D1700m)では現ダート戦線でトップクラスの能力を有するエスポワールシチー越えを果たし、世代交代を思わせる充実ぶりを証明。脚質的にも先行して押し切れる堅実性を有していて、現在の本格化モードなら堅軸と考えて期待して評価しましたが、結果4着。JCDに関しては、1番人気馬の成績が過去10年で(5-3-2-0)と複勝率100%でもあり、阪神D1800mで施行されるようになった近4年でも(3-0-1-0)と信頼性は高く、この点にも期待しましたが、残念ながら馬券圏外の4着に。上位好走した馬が本馬よりも前にて展開での好走にて、もう少し前に位置していたなら着順はかわったのでは?と考える。断然人気馬の場合、中団に構えるよりも逃げ・先行に位置しないと差し届かずの可能性は高いのが、ダートGⅠと考えて反省します(=08年以降のJCDの場合の1番人気馬は、09年1着エスポワールシチー、10年.1着11年1着トランセンドは逃げての好走、08年3着ヴァーミリアンは4コーナー5番手で差し届かず)。今回は初GⅠ挑戦、1番人気で僅差の4着なら、次走の巻き返しは可能と思うので、今後の再上昇に期待したいと思います。
 スペャルウィーク産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、本来はエンジンの掛かりが悪く末脚が不発に終わることも多いのが産駒の特徴なのだが、本馬は毎回ダート戦でも上がり上位を繰り出し、性能の良いエンジンを積んでいる様子。スペシャルウィーク産駒は、オークスダービーなど東京芝2400mでも好走しているし、有馬記念の中山芝2500mでも好走馬を輩出していて、スタミナは豊富な中長距離血統。傾向的には適性は十分に高く、この点には期待する。母父Awsome Againはヴァイスリージェント系で、中長距離で強く、ダート、オールウェザーを問わないが、芝馬は少ない。実が入ると連勝するのがこの系統の最大の特徴で、現在の連勝モードはこの母父に起因するものと思われ、この点にも期待して評価したが、届かずでした。
 No.〔20〕の牝系は、フサイチエアデールやフサイチリシャールなどがいる、2歳戦から走れて仕上がりは早いが、古馬になりもう一皮向ける成長力を有す牝系。人気では詰めが甘く、脇役にての好走が多い牝系でもある。小回りコースは得意だが底力はなく、近年は苦戦傾向にある。分枝記号なしは、やや晩成気味ながらも、平均的に能力を発揮するタイプ。

5着グレープブランデーは、前走みやこS6着(=京都D1800m:0.4秒差)からの好走。阪神Dコースは(1-1-1-0)、D1800m戦は(3-2-0-2)でした。みやこSからのステップの相性の良さと、阪神DコースやD1800m好走実績が良かったことが好走要因と思います。また本馬も前にて展開していた馬で、今回はこの位置取りも好走要因でポイントだったと考える。
 マンハッタンカフェ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、ステイヤータイプだが素軽い先行力を持ち、難儀な不発が少ない堅実さが特徴で前半に脚を溜めれば鋭い瞬発力も使える。また道悪の成績が良く、パンパンの良馬場よりも多少時計の掛かる馬場向き。丈夫さが取り柄で、詰まったローテーションや高齢馬が穴をあける。母父ジェッジアンジェルーチはボールドルーラー系で、斬れがなく、といっても芝の重が上手いわけでもなくい、なまくら血統。馬群を割る根性もない。マイルは苦手で、1200m&1800m&2000mを稼ぎ場としている。
 No.〔3〕の牝系は、古馬での成長力も豊富で、東京コースなど広いコースでの好走が多い牝系。分枝記号nは、仕上がり早で素軽いスピードと立ち回りの上手さが持ち味。底力には欠けるが器用さでカバーする。

JCDのポイントは、
①流れは、『前傾』や『一貫』といった厳しい流れになりやすい。
②強い逃げ馬は崩れず好走しやすく、前がつぶれるようなら差しが浮上するが2・3着になりやすい。
③ダートG1だが、芝中長距離血統がポイント。
④No.〔1〕〔4〕の牝系の好走が多い。
みやこS好走馬が好走しやすい。先行して好走している馬は軸に向いている。
⑥JBC好走馬も好走しやすい。
⑦リピーターの好走も多いが、「老馬の法則」が活きる。
⑧1番人気馬は信頼性が高い。
→次走狙い馬:ニホンピロアワーズ,ホッコータルマエ     

競馬予想型   予想屋マスター東十両八枚目 予想歴23年 回収率% ニホンピロアワーズがG1でJRA重賞初制覇
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第13回ジャパンカップダートは、6番人気のニホンピロアワーズ(酒井学)がレコード勝ちを収め、デビュー15年目の酒井学騎手にG1初勝利をプレゼントした。
競馬理論の競馬予想では、58キロの斤量を背負いながらも2着を確保したみやこステークスのレース内容から、1番人気のローマンレジェンドと差がないと判断していたものの、メンバー強化を考慮し本命評価にすることはできなかった。

レースでは、ニホンピロアワーズは4番手の外目を追走。直線に向いても抜群の手応えで先頭に立って、酒井学騎手に追い出されると後続を突き放し、第13回ジャパンカップダートを制覇した。

ニホンピロアワーズの第13回ジャパンカップダートの勝利という結果は、早めに先頭に立つ横綱競馬で2着に3馬身半もの差をつけており、力の差を見せつける内容であった。

よって、第13回ジャパンカップダート以降のダート戦線の競馬予想においては、本格化したニホンピロアワーズに常に本命級の高い評価を与えるべきである。 一方、第13回ジャパンカップダートで3番人気に推されたワンダーアキュート(和田竜二)は、なんとか2着を確保した。
ワンダーアキュートは、先行集団の直後の馬込みの中で脚を溜め、直線で馬群がバラけるとジリジリと伸び、ホッコータルマエを交わして2着を確保した。

ワンダーアキュートの第13赤いジャパンカップダートの2着という結果は、勝ったニホンピロアワーズが強すぎたため敗れてしまったが、きっちりと連対を確保しており、ジャパンカップダートの5馬身差の圧勝が本物であることを示した。

よって第13回ジャパンカップダート以降のダート戦線の競馬予想においては、相手なりに走って崩れないワンダーアキュートにも高い評価を与えて当然である。 第13回ジャパンカップダートでは、9番人気のホッコータルマエ(幸英明)が3着に粘り込んだ。

ホッコータルマエは、エスポワールシチーの離し逃げを2番手で追走し、4コーナーでは先頭に並びかけたが、ニホンピロアワーズに簡単に交わされてしまった。
しかしながら、ホッコータルマエは、交わされてからもしぶとい粘り腰を発揮して3着を確保した。

ホッコータルマエの第13回ジャパンカップダートの3着という結果は、追い込みが届きにくい阪神の馬場に恵まれたものではあるが、3歳世代での最先着は今後を期待させる内容であった。

よって、第13回ジャパンカップダート以降の競馬予想においては、先行力があり競馬が上手なホッコータルマエにも要注目である。
なおホッコータルマエは、若い3歳馬なので今後の成長次第ではダート戦線の中心にもなり得ると、競馬理論では判断している。 第13回ジャパンカップダートで単勝

2.3倍の断然人気に推されたローマンレジェンド(M.デムーロ)は4着に敗れてしまった。
競馬理論の競馬予想では、6連勝中で底を見せていないローマンレジェンドに高い評価を与えていたものの、急激なメンバー強化の割には人気になりすぎであると判断し、評価を下げた。
レースでは、ローマンレジェンドは中団の馬込の中を追走し、直線では外に持ち出されたが、ジリジリとしか伸びずに4着に敗れてしまった。

ローマンレジェンドの第13回ジャパンカプダートの4着という結果は、現時点では力負けであったが、差しが届きにくい馬場を考慮すれば、悲観すべき内容でもない。

よって第13回ジャパンカップダート以降の競馬予想においては、展開などに恵まれるようであれば、ローマンレジェンドの巻き返しも十分ありうると判断している。 さて、実績断然のエスポワールシチー及びトランセンドは惨敗を喫してしまった。

エスポワールシチーは少しハイペースで飛ばし過ぎたこと、トランセンドは逃げられなかったことが影響したものではあるが、前残りの馬場を考えると負けすぎである。

よって第13回ジャパンカップダート以降の競馬予想においては、ピークを過ぎたエスポワールシチー及びトランセンドに、実績ほどの高い評価は不要と判断すべきである。 以上のように第13回ジャパンカップダートは、ニホンピロアワーズの強さだけが目立つ一戦となった。
競馬理論のファンの方は、今後のレースにおいても、ニホンピロアワーズの走りには大いに注目していただきたい。

以下のURLから2012年以前のジャパンカップダートの関連記事がご覧いただけます。
http://www.keibariron.com/database/japancupdirt

ジャパンカップダートのコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

予想屋マスターhttp://www.keibariron.com/
レースレベル:3
→次走狙い馬:ニホンピロアワーズ       

競馬予想型   BC爺西前頭一枚目 予想歴11年 回収率91% 荒れたようなそうでもないような
2拍手
5384PV

ようやく荒れたかと思いきや、馬連40倍・・・微妙。
単は偏ってましたが、連系は地味な馬も売れてたようで。

勝ったニホンピロアワーズは好位から抜け出し。
弱い相手専門という印象の馬でしたが、
経験積んで慣れてきたんでしょうかね。

2着ワンダーアキュートも好位から。
こちらはやはり圧勝の勢いで来てしまった感じ。
距離短縮自体はかなり下手な馬なんですけど。

3着ホッコータルマエは番手から粘り。
キンカメ産駒らしくない、しぶとい馬ですね。
その分、破壊力はありませんが。

ミラクルレジェンドは後方から伸びるも・・・。
内枠で期待しましたが、昨年と似たような内容で、
どうしても壁があるんでしょうかね。

トゥザグローリーはダート叩いて有馬狙いでしょう。
たぶん穴人気になると思いますが、
このローテなら無視できません。
レースレベル:2
→次走狙い馬:トゥザグローリー       

競馬予想型   カタストロフィ西前頭二枚目 予想歴15年 回収率% JCダート2012回顧
10拍手
7237PV

1:48.8  12.6 - 10.7 - 12.5 - 11.7 - 12.3 - 12.6 - 12.6 - 11.6 - 12.2


 まず、このペースは平均的なペースです。 多分2番手ホッコータルマエはそういった平均的な競馬をしていることになります。ただ、逃げ馬のエスポワールシチーだけがこういった波打ったラップ、いわゆる緩急を作ってしまっているので、通過タイムだけ見れば早く感じますが、ホッコータルマエ以下は追いかけていませんし、詰めているのも3角からの12.3以降で緩んだところ。エスポワールだけ序盤ハイペースで息を入れた以外は比較的平均的な競馬になったのではないかと思います。そして、L2で11.6と速い脚を要求されて、L1も落ち込まずの12.2。ある程度前にいないと厳しいレースだったと言えます。


 1着ニホンピロアワーズはまずまずのスタートから積極的に出して2列目まで押し上げていき、外目でポジションを確保した。コーナーワークで1列下げて3列目、ちょうどニホンピロアワーズを見る形で進める。3角で中目、仕掛けると楽に反応して2列目のホッコータルマエの外まで押し上げる。4角でホッコーと共にエスポワールシチーまで飲み込んで先頭列で直線。序盤で馬なりのままホッコータルマエと併走状態で仕掛けを待つ。L1で酒井が満を持してアクションを起こすと、一気に突き抜けての圧勝となった。まず、見た目に反してちょっと楽なペースだったと思います。ホッコーの1000通過がちょうど1分ぐらい。時計が49秒と考えれば、ホッコーベースに考えれば少し早い平均ペースぐらいかなというところ。これを3列目で進めたという点では、みやこSよりは楽な競馬になった。その結果、要所でのギアチェンジ能力の良さが全開になったし、最後もL1が12.2なので阪神としてはほとんど落としていない形になる。なので、この馬としては平均的な競馬ができたという点で良かったかもしれない。その上で、L2が11.6とこの馬の持ち味であるトップスピードの高さ、そこまでに持っていくギアチェンジが活きた競馬になった。4角~直線入りの最速地点で馬なりだったんだから凄いわなと。ただそれでも時計がそこまで出やすい条件でもなかったのに、49秒を切ってきて直線余力があったんだからちょっとモノが違ったなという印象。そこまで厳しいペースではないとはいえ、これまでのこの馬の傾向的にはここで脚を使って終い甘くなっていただけに、完全に本格化とみていいでしょう。みやこSの内容からも、化けそうな雰囲気は見せていたけど、全ての要素をこれでフォローできるようになった。もう大きく崩れるようなことはないでしょう。これからのダート路線の中心になることは間違いないです。強かった。ポジショニング、ギアチェンジ、トップスピードに加えてポテンシャルまで高めてこられてはもう死角なしです。


 2着ワンダーアキュートは五分のスタートから積極的に出して行って前目に取り付こうとする。最終的には3列目の中目、ホッコータルマエの直後でニホンピロアワーズを外に見る形。3角で内目、前のホッコーが楽にポジションを上げていくのでそのスペースを突いて仕掛けていく。 4角でもしっかり追走して前2頭の直後につけて2列目内で1馬身差ほどで直線。序盤でニホンピロの外に持ち出すと、L1でしぶとく伸びて粘るホッコータルマエを捻じ伏せて単独2番手をしっかり確保したが、完敗の2着だった。結局小器用さで負けた形ですね。和田は完璧な競馬をしたと思います。ホッコータルマエに絞って進路を確保し、3角の仕掛けでスペースをうまく使って最速地点に押し上げられたことが、結果的にワンテンポ置かれずに直線で伸び負けしなかったことにもつながったと思います。それとやっぱり序盤のポジショニング。今回はしっかりと前目につけたことで持ち味を存分に活かせた形。トップスピード面ではちょっと足りない馬なので、やはりそれを補うにはポテンシャルを早い段階から使う必要があったということでしょう。ただ、JBCクラシックの圧巻の競馬からも、基本的に1800mでは基礎スピードが足りなくて、勝ち切るまでとなるとちょっと難しいのかなという印象でもあります。今回完璧に乗られたけど、この条件ではニホンピロアワーズには全ての適性面で完敗でした。ニホンピロアワーズに勝とうと思うなら2000m超のコースでこの馬最大の持ち味であるポテンシャル勝負に特化させて捻じ伏せる競馬に持ち込むことでしょう。ニホンピロの長距離適性はポテンシャルよりもギアチェンジが活きている感じなので、これを使わせないことがとにかく重要。しかし和田は上手い。本当に。ケチをつけるところが一つもないし、勝負どころで置かれそうなラップ推移で置かれないように勝負どころでしっかりと加速できる競馬をしていた。もちろんホッコーが仕掛けたからというのもあるけど、マークする相手を本当によくわかっているなあという印象だった。馬も頑張ったけど、この2着は騎手の技量によるところが大きいと思います。


 3着ホッコータルマエは好スタートから楽にハナ争い。主張するエスポワールシチーを見ながらの2番手で競馬。コーナーワークで少し離れた2番手になるが、無理せずにそのまま。3角手前ぐらいでエスポワールが少し下がってきたので、このまま軽く仕掛けて内目、楽に差を詰めていく。 4角でニホンピロアワーズに並びかけられ、エスポワールも下がってしまったため、押し出されて先頭に立つ形で直線。序盤激しく追われてニホンピロアワーズに抵抗するも、明らかに手応えで見劣る。L1で失速すると、最後はワンダーアキュートに交わされるも3着は悠々確保した。ペース自体がみやこSと比べると楽だったのと、4角で少し加速する勝負になったので、完全なポテンシャル勝負だったみやこSとは違って総合力の高さが活きてきた形だと思う。ポジショニング、ギアチェンジで上手く要所をクリアすることで、ローマンレジェンドに先着できた形。こういうレースになると総合力が本当に活きてくる。ポジションも良かったと思うけど、願わくばニホンピロがもう少し後ろからの競馬になって、3~4角で後続にポジションの差をつけて挑みたかったなあという所。ワンダーアキュートにも上手く乗られてしまったし、ニホンピロが仕掛けたのとエスポワールがひきつけたせいで早仕掛けを余儀なくされた点はちょっと不運だったかなとも思う。まあ、いずれにせよ勝つのはまだ難しかったと思います。もう一つ仕掛けを遅らせてワンダーのスペースを潰してからの競馬なら2着はあったかもなあ。これはニホンピロに目標にされ、早めに押し上げられたのが痛かったとしか。ただ、まだ3歳で総合力も高く、これからがかなり期待できる存在。特に東京マイル適性が高いと思うので、フェブラリーSでどういう競馬をしてくれるかが本当に楽しみ。3歳世代では最強だと思ってましたが、ほぼ確信できました。


 4着ローマンレジェンドは五分のスタートから積極的に押してポジションを取りに行き、中団の内ぐらいで競馬。道中はワンダーアキュートの後ろぐらいで競馬をする流れ。3角手前ぐらいからかなり手が動いているが、反応鈍くて3角では内目、既に鞭も飛んでいた。4角で中目に移して必死に押し上げを図るがここで置かれて中団、3馬身差ほどで直線。序盤で外から一旦は伸びかけそうになったが、そのあとはジリジリ。完敗の4着となった。まあ、こんなもんだと思います。そもそもみやこSは前傾ラップで速い地点で内を通ってロスなく進められたのが大きい。現状平均ペースで進められると、このクラスの最上位相手ではポジショニングやギアチェンジで明らかに見劣りました。 最速地点で進路を確保してからは伸び負けることなく最後まで頑張っていたけど、上記2点でここではちょっと苦しかった。ただ、みやこSで勝ち切っているように、もう少し厳しいペースでポテンシャルを問われる展開になっていればもう少し違ったかもしれないということは間違いないです。個人的な感想としては、まだまだこんなもんだとは思うけど、馬脚は現さなかった。これからポテンシャル以外の要素をしっかりと詰めてくれば、まだまだ4歳だし逆転の要素は十分あると思います。これからの成長に期待。


 5着グレープブランデーは五分のスタートからじわっと出す形で好位で競馬。道中はニホンピロアワーズの直後で見る形で3角へ。3角でニホンピロの仕掛けに合わせて一気に仕掛けて外目追走。4角でポジションを上げていき、2列目外1馬身差ほどで直線。序盤でいきなり前2頭に離されると、L1でもやや伸びを欠いたもののしぶとく粘って5着、掲示板を確保した。まず状態は良かったと思います。追い切りも活気があったし、全盛期に近い状態にはあったのかなと。それと、3~4角で押し上げていったタイミング自体は良かったと思います。ポテンシャルタイプの馬なので、勝ちに行くならあのタイミングでしょう。それよりも敗因は11.6の最速地点で置かれたこと。最後までばてていないのに、勢いをつけてここで置かれたということは単純にトップスピードが足らなかったということでしょう。この馬もポテンシャルタイプの馬だったので、序盤のポジショニングや仕掛け所も含めてかなり工夫されての競馬で、それに体調も相まって5着に来たというのが妥当な判断かなあと思います。現時点で勝ち切るには展開面で余程紛れないとというところはあります。が、更に上に来る可能性もペース次第ではあるので、これで本調子に戻ったのなら、今後もタフな競馬では注意しておく必要があるでしょう。今回はなかなかのパフォーマンスでした。浜中騎手もトータルではなかなか良い騎乗だったと思います。


 6着ミラクルレジェンドは五分のスタートから激しく追われるがポジショニング能力の差で後手になり、中団やや後方で落ち着く。同中はローマンレジェンドの直後につけて後方で進めて3角。3角で中目、ローマンの後ろをつけたかったがローマンの反応が鈍く一つ外に進路を取る形。4角で外で押し上げていきたかったがここで反応鈍く、コーナーワークもあり後方のままで直線。序盤でローマンの後方と進路はバッチリ確保していたが伸びない。L1でジリジリとは詰めてくるが完敗の6着となった。序盤のポジショニングの差で致命的、トップスピードもここでは足りなかった。本質的には1800だと短いかな。トップスピードが足りないタイプなので、小回りで捲って押し上げていけるポイントが有る方が良いんだと思う。ここでは速い脚を要求されたのが辛かった。この馬場でこのペースで前が残るんだから力負け。差し馬の中では頑張った方だけど、このクラスになってくると前も粘っちゃう上に出し抜いちゃうのでちょっと苦しい。2000以上ならまだ牡馬相手でもポテンシャルで通用する可能性はあるけど、1800以下だと。むしろ距離自体は短くても東京1600mみたいにポジショニングの差が大きなウエイトを占めないコースの方が良いかも。


 7着ナムラタイタンイジゲンよりも出遅れてかなり積極的にリカバーするがそれでも後方で進める。道中も最内のスペースを突いてしっかり押し上げていく。3角で最内シビルウォーの直後を追走、4角で前のシビルウォーが押し上げられずに、外の馬に比べてポジションを下げてほぼ後方で直線。 序盤で伸びもなかったが、L1も急追するわけでもなく、ミラクルレジェンドにも先着されての7着。まあ、ラップ推移、上位のパフォーマンスからも、前につけられなかった段階で圏内は難しかったとは思う。ここ3走で落馬含めてまともにスタート切れていないんだから、もう鞍上替えた方が良い。個人的に今回はそれも想定していたので感情論抜きに出来るけど、マジで酷いから。太宰に乗ってもらう方が今後を考えても断然良い。熊沢に拘る必要は全くないと思う。ただまあ、1800mだと持ち味のL1の伸びも甘くなったし、出遅れなければとも思うけど、やっぱりちょっと長いのかなという気もする。上位は難しいにしてもミラクルレジェンドには勝ってほしかったなという気はする。それでも3~4角で前が空いてなかったし加速しないといけない状況を考えれば、悪くはない。悪くはないです。今後も得意条件でスムーズな競馬をしてくれさえすれば、重賞なら幾らか勝てるし、場合によってはGIだって手が届く馬。フェブラリーSならニホンピロアワーズにも勝つチャンスはあるはず。そこまでに、まずしっかり乗ってくれる騎手を据えてください。本当にお願いします。


 8着ハタノヴァンクールはやや出負けして無理せず最後方からの競馬。道中も無理せずに押し上げず、自分の競馬に徹する形で3角へ。3角手前で外に出して仕掛けだすと、じわっと押し上げていく。4角で馬群凝縮の大外をぶん回してトップスピードに乗せて後方で直線。序盤で伸びがなく後方のまま。L1でジリジリとばてた馬を交わしての8着完敗。まず、大外をまわしたことに関しては問題ないでしょう。L1で詰めていることからもばてていないわけで。グレープブランデーの所でも書いたけど、外回して押し上げているということはそれだけ他の馬よりトップスピードに持っていくまでの順序としては良いわけなので、ここで直線入りの最速地点で伸びなかったとなると、単にトップスピードが足りなかったと判断するのが妥当。もちろん、コースロスでポジションを上げられなかったというのはあるけど、今回の展開なら内で動けないよりはマシですから。少しトップスピードが足りないですね。もちろんポジショニング能力は全然足りない、お話にならないです。1800mでは力不足であると言わざるを得ないです。この馬も距離延びて、緩急が有る舞台向き。とにかく緩い地点で押し上げると言った競馬ができる条件でないと、ちとGIで相手が強敵になると紛れなければ厳しい。1900mぐらいならもう少し仕掛けやすくなると思うし、距離が延びてきたときに狙いたいところ。東京マイルも流石に基礎スピードが足りなさすぎて厳しいかな。


 10着エスポワールシチーは好スタートを切って割と楽な手ごたえでハナを取りきり、果敢に単騎逃げを打つ。4~5馬身のリードを保って向こう正面。途中までは割と淡々と進めてリードを保っていたが、徐々に減速して3角では3馬身差ぐらいまで縮まる。3角で最内、12.6までハロンラップを緩めてしまい、じわっと詰められる。4角で並びかけられると仕掛け始めるが全く反応なく3番手に下がって直線。序盤で既に脚なく、L1でも下がってしまって惨敗の10着。ん~武らしくない酷い逃げだったなあというのがラップを見た正直な感想。ペース自体は確かに少し早かったけど、リードを作れていたから問題なかった。あそこまで離しての逃げなら12.0ぐらいをずっと刻んでいってL1落としても良いぐらいの果敢な逃げを期待していたんだけどな。これじゃあ4角で捕まるのも当たり前。もちろん、ハイペースを刻んで今のエスポ君がもつかどうかは別問題だけど、このペースでこの相手に前後半で緩急作ってたらそら苦しいわなと。前半飛ばしてせっかく作ったリードを楽に相手に詰めさせて直線で加速しないといけない競馬。コーナー緩い札幌と違うからね。阪神の4角で最内であのペースでおいでおいでしてL2最速戦で再びスピードに乗って突き放して勝てたら文字通り化けもんだわ。その点で騎乗面ではハッキリ酷いレベルだったと思います。少なくとも、勝ちにいった逃げではなかった。馬も全盛期にはないにしても、エルムSではローマンレジェンドと差のない競馬が出来ているわけだし、ペースを考えても今回はそれに近い内容だった。これなら番手で競馬した方がまだマシだったなというレベル。残念極まりない。逃げて撃沈でも積極的なら諦めもつくんだが。これじゃあ不満だろう。実力馬で4角で飲まれる逃げとか一番恥ずかしい。マイルCS勝ったぐらいでフラフラしないでほしい。ここで勝たなきゃダメ、勝つ競馬をしないとダメ。その点で不満。4F目で11.7刻んだり、12.6を2F続けたりと、支離滅裂なラップ。一瞬息を入れるにしてもL3ではしっかり加速させないと。腹を括った逃げが見たかった。


 15着イジゲンは出遅れて後方から。道中外目を追走して動かずに3角。3角で外目を追走し中団に押し上げ、4角でもそのままの勢いで中団で直線。序盤で良い形では入れた割に伸びあぐね、L1で失速大惨敗の15着。ん~まあ負けすぎですな。ポテンシャル不足。ここに入ればやっぱり厳しいかなと。序盤のポジショニングも悪く、追走に脚を使わされたし、武蔵野Sと比較しても押し上げるポイントがなく、地力で3~4角で外から押し上げていった結果、そこで力尽きたということでしょう。力負けです。まあ、せめて直線序盤だけでも見せ場は欲しかったなと。全く伸びなかった点で不満。まだまだ、力不足でしょう。個人的には3歳の順位は力通りだとみてます。本当に強かったら福島1700mであの展開で小差、後方に差を詰められるなんてことはない。


 16着トランセンドは好スタートを切るが内からエスポ、外からホッコーの二の脚早く、苦しくなって2番手の内ポケットにシフトチェンジ。 道中はエスポ単騎で前にスペースが有り、実質逃げともいえる競馬だったが、3角で一杯。後はもう競馬にならずの大敗を喫した。番手でもとは思ったけど、ちょっと3角手前でここまで一杯になってしまうともう苦しい。2000m以上ならまだごまかしが利きそうな感じはあるけど、もう1800mで平均的な競馬になっちゃうと難しいだろうなあ。引退を考えるべき時が来たと言える。この馬もエスポも、ヴァーミリアンもそうだけど、ダート王者の潮時ってのは寂しいものがあるなあ。トランセンドが3角で一杯とか悲しすぎる。現実は厳しいね。偉大な馬であることは間違いないから、引き際は間違えないでほしい。ダートで種牡馬への道は難しいかもしれないけど、AWでも問題なかったし、血統もマイナー。種牡馬入りさせてほしい。


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→次走狙い馬:ニホンピロアワーズ,ホッコータルマエ
→次走危険馬:ローマンレジェンド,イジゲン

競馬予想型   クライスト教授東関脇 予想歴33年 回収率250% 外人以外は概ね好騎乗…
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3才新興勢力の台頭ならずで海外に勝負に行ける存在なしと推察できるのでレベル4に。

■…ローマンレジェンド
次走以降はもとより今後のダート界を牽引すべき馬。よって狙い馬の代表に。

■…イジゲン
出遅れ癖の気性難を今後どう扱うかがポイントでまるで“ダート版ペルーサ”というのが問題。
ただし、武蔵野Sを出遅れでまくり勝ちしたように能力は高く、新興勢力たる3才馬の中で有数の馬であるのは変わらない。よって狙い馬の次点としておく。

□…トランセンド
フェブラリーSで負けて以来どうやら同馬の時代は終わった模様。
JBCクラシックを叩いたにも関わらず主戦藤田が乗りながらのドン尻負けではもう引退するしか道はない。よって次走使えば危険馬確定。

□…エスポワールシチー
トランセンドがもう終わったと判断するなら同馬は“すでに終わっている馬”と言えるはず。
今回は武豊のムチャ逃げに反応して飛ばしまくったがこれも抑えの利かない証拠で、もしも買えるとすれば短距離戦での逃切りくらいしか期待できないだろう。
しかし、ダート短距離戦では同馬の賞金額では酷量を背負うこと必至であるからには現実的に出走するとはとても考えられず、まだ現役を続けるとしたらいちかばちかの芝短距離戦にでも出るしかないと推察。よってどう転んでも次走以降も危険馬にしかならない。

※酒井おめでとう!
苦労人の騎手がひたむきな姿で勝利インタビューを受けている姿は何度みても清々しく気持ちが良いもの。たとえ馬券が的中しなくてもそれを見ただけで心が洗われる思いである。
今回は外人騎手たちが揃ってヤラズを決め込んだレースだったかもしれないが、それでも酒井のような初々しい気持ちでインタビューに応える姿が見られるのであれば多少の徒党があっても一向に構わないと思えてならない。
今回は、武豊の暴走逃げ、それを目標に元勝ち馬に騎乗していた幸の先行競馬による後続へのアシスト、そのアシストを目標に勝ち馬が抜け出しての初G1勝利…これぞ競馬学校で学んだ者たちが修得してきた見事な徒党競馬の結果と言える。
何より、一流外人騎手と元地方の一流騎手が馬券にならなかったことでもそれはすぐに推測できるから。
それでも下手にインタビュー慣れした者が勝つよりはるかにマシ。

酒井が勝って良かったと思う次第です!
・・・大橋センセイもおめでとうございます!
レースレベル:4
→次走狙い馬:ローマンレジェンド,イジゲン
→次走危険馬:トランセンド,エスポワールシチー

競馬予想型   711東十両四枚目 予想歴1年 回収率% 信じて勝負した甲斐がありました
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 今年のレースは、ほぼ緩まない速めのペースで進み、終いも上がるといったタフな流れとなる中、6番人気ニホンピロアワーズが0.1レースレコードを更新しG1初制覇、従来の記録を保持していたトランセンドは最下位に敗れました。

 ;-ω-) 予想が淡白すぎると、友人からのMail。回願で予想のあらすじを書くのも変なのですが、ご勘弁を。

 予想はいつものとおり、過去の振り返りより。条件にハマれば、その時点で消しとしています。なお、条件によっては、3着が有りえるものです。

 
 前走6着以下かつ勝ち馬と着差1秒以上の日本馬・・・ハタノヴァンクールトゥザグローリーナイスミーチュー

 ダ1800経験が有る馬で、前走G1戦5着以内、G2戦3着以内、G3戦連対、オープン・準オープン勝ち馬を除き、1.51.0を切っていない馬・・・ナムラタイタンダノンカモン

 前3走内にJRAのG1戦で3着以内がなく、前3走内にG1ダで10着以下がある馬・・・トランセンド

 前走G1戦勝ち馬以外の牝馬・・・ミラクルレジェンド

 10回以上ダート戦を走り、連対率が5割未満の日本馬は、前走G1戦5着以内を除き0.0.1.37・・・ホッコータルマエ

 7-ω-) このホッコータルマエが該当するデータが痛恨です。このデータに気付かなければ・・・

 10回以上ダート戦を走り、前4走内にG1戦5着以内、G2戦3着以内、ステップG3(みやこSと武蔵野Sに限る)連対がない日本馬・・・グレープブランデー

 前4走内にJRAのG1ダで5着以内がない7歳以上・・・シビルウォーエスポワールシチー

 7-ω-) 残った馬は、イジゲンローマンレジェンドワンダーアキュートニホンピロアワーズソリタリーキング

 ここで買い目と異なるのがエスポワールシチーソリタリーキング。JBCクラシックでワンダーアキュートとの着差2.2秒は絶望的と考えソリタリーキングを外し、前で競馬をするハズのエスポワールシチーと入れ替えております。しかし、同じ前目のホッコータルマエは、ここで全く目に入らず、入れ替えの検討対象にすら入れていませんでした。

 ;*ω*) 君も士官なら、もっと大局的に物を見ろ!byアナベル・ガトー

 この後の軸馬選びと印付けの際は、競馬ナンデのカタストロフィさんとおくりばんとさんの予想を参考にしながら、前走で一番強い競馬をしたと勝手に思っているニホンピロアワーズに◎。出遅れさえなければとイジゲンに○。ローマンレジェンドはダートのミルコデムーロを嫌って(個人的にダートは下手だと思っているので)評価を下げ、ワンダーアキュートを▲に。

 7-ω-) 最後まで読んでいただいてありがとうございます。それでは皆様、来週も良い競馬を。
→次走狙い馬:エスポワールシチー       




つぶやき
ハショタ
03/15 09:38

午前の予想は無理ですか?

南川 麒伊知郎
03/07 20:03

編集長、お忙しい中すみません。 マイページの更新の方をよろしくお願いします。

北川 麟太郎
02/11 02:53

編集長、お忙しい中すみません。 マイページの更新の方をよろしくお願いします。

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コメント

ムトト>>

>>夏影


03/09 21:42

@ディープ記念 ナイス読みです!

ムトト>>

>>ムトト


01/25 01:15

はやと>>

>>ムトト


01/20 08:07

@京成杯 ナイス



6
雪うさぎ賞
◎フウセツ
○ワース
三連複10-12-15番
4,310円 的中

南川 麒伊知郎
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