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新着予想>エプソムC2013結果回顧一覧

東京11R エプソムC 2013年6月9日(日)
芝1800 3歳上GIII 晴良 平均レースレベル3.0

87654321枠番
1413121110987654321馬番



























































































馬名



牡5牡4 牡6 牡8 牡6 牡4 牡6 牡6 牡6 牡5 牝5牡4 牡6牡4性齢
5656 56 56 56 56 56 57 56 56 5456 5656斤量

























騎手
単勝オッズ単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ人気
結果着順結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順結果着順 結果着順結果着順着順
BC爺
軍神マルス
予想屋マス
カタストロ
月下の素顔
  <予想家の色:馬場型 展開型 血統型 騎手型 パドック型 調教型> <背景濃色=自信度S・A>

タイム 1:45.7 4F 46.8 3F 34.7
単勝3番680円(4人気)
複勝3番290円(5人気)13番260円(4人気)1番370円(7人気)

競馬予想型   BC爺西前頭一枚目 予想歴12年 回収率91% 惰性予想
4671PV

勝ったクラレントは先行して楽に抜け出し。
揉まれるともう一つな馬なのでスムーズなのが良かったか。
しかしこの馬が最初1番人気だったんですから恐れ入ります。
ムラなので次は怪しいと思いますが。

2着ジャスタウェイはインを強襲。
距離短縮で伏兵競馬に徹したハーツクライ産駒向きの競馬。
ちょっとうまくいきすぎましたし、基本信用できない馬ではありますが。

セイウンジャガーズは先行どころか後方。
意外な馬が前に行きまくって全然予想した展開と違いましたが、
そもそも狙いとしても苦し紛れで、書かせていただくほどの予想ではなかったですね。     
→次走危険馬:クラレント,ジャスタウェイ

競馬予想型   軍神マルス東前頭一枚目 予想歴15年 回収率137% エプソムC 東京芝重賞実績は重視しよう!
5294PV

2013年 タイム 1’45”7 (良) 1FAve=11.74 3FAve=35.23

ラップ
①12.7-②10.8-③11.6-④11.8-⑤12.0-⑥12.1-⑦12.0-⑧11.2-⑨11.5
1FAveとの誤差
①+1.0 ②-0.9 ③-0.1 ④+0.1 ⑤+0.3 ⑥+0.4 ⑦+0.3 ⑧-0.5 ⑨-0.2
テン35.1-中盤35.9-上がり34.7 『一貫・中弛み』

『一貫』・・・逃げ△ 先行○ 差し◎ 追込△
『中弛み』・・・逃げ◎ 先行△ 差し× 追込○

1着クラレント・・・ダンスインザダーク×ダンシングブレーヴ=サンデーサイレンス×リファール 〔9-f〕 2-2
2着ジャスタウェイ・・・ハーツクライ×Wild Again=サンデーサイレンス×ニアークティック 〔2-n〕 11-11
3着サンレイレーザー・・・ラスカルスズカ×Cozzene=リファール×グレイソヴリン 〔3-h〕 4-5

流れは、テン-上がりのラップ差の少なさから『一貫』と中盤の弛みから『中弛み』の複合ラップ。展開的には、逃げがやや恵まれ、先行・差し・追込はほぼ有利・不利はないと考える。

1着クラレントは、前走マイラーズC8着(=京都芝1600m:0.3秒差)からの好走。東京芝コースは(2-0-1-3)、芝1800m戦は(0-0-0-1)でした。前走マイラーズC8着は差し届かずの内容だが、東京芝コースなら、12年富士S1着(=東京芝1600m)、13年東京新聞杯1着(=東京芝1600m)と重賞好走していて反撃可能と考え、また東京芝コースに関しては上がり33秒台を繰り出せる馬にて、適性は合うと考え好走に期待して評価し、結果1着好走。上がり33秒5にて好位から伸びての好走で、やはり東京芝コース向きと再確認。今後も東京芝コースの重賞でこそ狙いたい馬と考える。
 ダンスインザダーク産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、大物を輩出するしスタミナ抜群なのだが器用さに欠け、ギアが入れば迫力満点の長い末脚を使う一方で、トップギアまでに時間がかかり瞬時に反応できないという弱点を併せ持つ。また条件戦では手間取るも能力が引き出される格上挑戦は好走のプラス要因で、産駒が好走していた重賞で産駒が好走することが多いのも特徴。母父ダンシングブレーヴはリファール系で、瞬発力勝負や緩急のある競馬を苦手とするが、淀みなく流れる展開になると距離や格に関係なく、先行しても追い込んでも無類の強さを発揮する。母父としてもここ一番で凄味を見せる血統。
 No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門だが、広いコースは好走が多い。人気よりもやや人気が落ちて伏兵の立場のときの方が好走しやすい特性もある。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ないタイプ。前走好走だと調子は維持と考えて好走が期待できる。また不器用だが、決め手鋭く瞬発力勝負に強い特性がある。

2着ジャスタウェイは、前走中日新聞杯8着(=中京芝2000m:0.7秒差)から約3か月の休み明けでの好走。東京芝コースは(0-1-0-4)、芝1800m戦は(0-1-0-2)でした。休み明けは12年毎日王冠2着好走実績があり、エプソムCと同じコースでの好走歴と休み明けのステップという点で、侮ってはいけなかった馬でした。好走にはいろいろ条件が付く馬にて、連続好走が少ない点からは次走人気の場合は軽視したいと考えるが、嵌れば能力はある馬にてやはり好走は条件次第と考える。どちらかというと広いコース向きと思うので、夏のローカル戦では過信禁物と考える。
 ハーツクライ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、ハーツクライ自身はサンデーサイレンス×トニービン配合なので、母父トニービンの不器用さをやや受け継ぐタイプが多く、一瞬でエンジンのかかる器用なタイプよりは、助走をつけて末脚が全開になり長く良い脚を繰り出すタイプが本質。ペースが締まるGⅠほど、大駆けが期待できる。また距離が延びて成績が良くなる馬も多く、本質は中距離~クラシックが能力を活かしやすい。またハーツクライ産駒は3歳秋シーズンに身が入る成長力を有していて(=11年菊花賞2着ウインバリアシオン、11年秋華賞2着キョウワジャンヌなど)、成長力には期待が出来る。母父Wild Againはニアークティック系で、ワイルドアゲイン×リボー系という男臭い血統。ペースの緩まないダートがベストで、強気で前にて勝負すると強い反面、たるいペースでは詰めの甘さを出す欠点もある。しかしダートの走りは堅実で、道悪や時計のかかる馬場ならなお良い。ジワジワと成長し、ひとたび本格化するとその部門のヌシ的な存在となり、高齢でも力の衰えは少ない。パワフルな先行力があり、一方で差しに構えると良い脚を使う。エプソムCでは、トニービン系の要素を持ちなおかつスタミナ型サンデーサイレンス系という点では、ハーツクライ産駒は相性が良い血統だったと反省する。
 No.〔2〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富。直線の長いコースでの末脚勝負に強い。分枝記号nは、仕上がり早で素軽いスピードと立ち回りの上手さが持ち味。底力には欠けるが器用さでカバーする。

3着サンレイレーザーは、前走マイラーズC2着(=京都芝1600m:0.1秒差)からの好走。東京芝コースは(0-0-0-1)、芝1800m戦は(0-0-0-3)でした。近走はオープン戦や重賞で連続好走していて、本格化と思える内容で、ただ芝1800m戦で良績がない点と突き抜けるイメージがない点から連下候補と評価し、結果3着好走。最内枠を活かしての好走に期待していたが、うまく先行して好走したと考えるやはり本格化と考える。
 ラスカルスズカ産駒はリファール系で、牡馬はマイル~中距離、牝馬は1400m以下が適距離で、好位、中団からの小気味よい差し脚が持ち味。母父Cozzeneはグレイソヴリン系で、大物喰いの特性を持ち、先行馬は二枚腰、差し馬はえげつない末脚を繰り出す。芝向きの豪腕血統で、淀みのない流れで持ち味が活きる。マイルを中心に産駒によって短・中距離もこなす。2歳から走り、一度落ち込んでも古馬になって復活する。
 No.〔3〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富。直線の長いコースでの末脚勝負にも強く、東京や京都芝コースでの好走も多い。分枝記号hは、揉まれ弱く、基本的には広いコースがベスト。小回りコースの場合は外枠か先行策が必須。

エプソムCのポイントは、
①流れは『中弛み』or『一貫』が多い。中盤が弛むかどうかだが、好走はどちらの流れでも先行・差しに多い。特に4コーナー5番手以内の馬に注目。
②欧州スタミナ型血統に注目。特にトニービン系は要注目。
③スタミナ型サンデーサイレンス系も相性は悪くない。
④No.〔4〕〔8〕〔16〕などスタミナを活かして好走する牝系が合う。
⑤ステップとしては、新潟大賞典組orマイラーズC組。なるべく上がり上位馬を狙うべし。
⑥東京芝1800m実績は重視。東京芝重賞実績にも注目。
→次走狙い馬:クラレント,サンレイレーザー     

競馬予想型   予想屋マスター東十両八枚目 予想歴24年 回収率% クラレントがG1へ向けて賞金を加算
4942PV

第30回エプソムカップは、ジャスタウェイ(福永祐一)と3センチ差の大接戦をクラレント(岩田康誠)が制し、4つ目の重賞をゲットした。
競馬理論の競馬予想では、先行馬不在のメンバー構成により、岩田康誠騎手ならば好位のインを走らせて展開に恵まれる可能性が高いと判断し、クラレントにも高い評価を与えていた。

レースでは、クラレントスズジュピターの大逃げから離れた2番手を気分よく追走し、直線の坂の途中で早くも先頭に立つと、そのまま押し切り第30回エプソムカップを制覇した。

クラレントの第30回エプソムカップの勝利という結果は、スズジュピターの大逃げを受けて、スローペースの単騎逃げと同じような展開となったことに恵まれたものであり、レース内容としての価値は高くないものの、1800mの距離を克服したことは評価に値する。

よって第30回エプソムカップ以降の重賞戦線の競馬予想においては、クラレントに重賞4勝の実績ほど高い評価は不要である。
ただしクラレントは、東京新聞杯や第30回エプソムカップのように好位のインを追走する展開となれば好走する可能性が高いので、もし内枠を引いた場合には評価を上げるべきである。

第30回エプソムカップでは3番人気のジャスタウェイが2着に追い込んだ。

競馬理論の競馬予想では、毎日王冠の強いレース内容から、東京1800mならば力を最大限に発揮すると判断し、ジャスタウェイを本命に予想した。
レースでは、ジャスタウェイはスタートで出遅れてしまったが、福永騎手が思い切って内ラチ沿いの後方で待機させた。
そしてジャスタウェイは、直線勝負に徹すると、最内から上がり32秒7の強烈な脚で追い込んだのではあるが、クラレントに3セントだけ届かず、2着止まりと終わった。

ジャスタウェイの第30回エプソムカップの2着という結果は、コースロスのない競馬をさせた福永騎手の好騎乗によるものではあるが、上がり32秒7の脚を使って追い込んでいるように若干脚を余し気味であったことを考慮すると、レース内容としては勝ったクラレントを大きく上回る。

よって、第30回エプソムカップ以降の重賞戦線の競馬予想においても、得意な東京コースであれば、ジャスタウェイにかなり高い評価を与えるべきである。

一方、第30回エプソムカップでは、7番人気のサンレイレーザー(藤岡康太)が3着に入った。

競馬理論の競馬予想では、G1級のメンバー相手に2着に好走したマイラーズカップのレース内容及び1枠を引いたことにより好位のインを追走できそうな展開面を考慮して、サンレイレーザーを対抗に予想した。
レースでは、サンレイレーザークラレントの直後となる4~5番手のインを進んだ。
そしてサンレイレーザーは、直線で追い出されるとジリジリと伸びたのだが、クラレントとの差はなかなか詰まらずに3着止まりであった。

サンレイレーザーの第30回エプソムカップの3着という結果は、好位のインを追走する展開に恵まれたものであり、レース内容としては着順ほどの高い評価は不要である。

よって第30回エプソムカップ以降の重賞戦線の競馬予想においては、相手なりに崩れることなく走るサンレイレーザーにそれなりの高い評価を与えるべきだが、勝ち切るためには展開などの助けが必要と判断すべきである。

さて、第30回エプソムカップの4着以下で注目すべきレース内容だったのは、サクラアルディートである。

サクラアルディートは、第30回エプソムカップで6着に敗れているが、内ラチ沿いを通った馬が1~4着までを独占している中を大外から追い込むというレース内容を考えれば、着順以上の評価が必要である。
よって第30回エプソムカップ以降の重賞戦線の競馬予想においては、外の差しが届く展開になるようであれば、第30回エプソムカップ組の中でもサクラアルディートに高い評価を与えるべきである。

以上のように第30回エプソムカップは、クラレントの勝利で幕を閉じたが、第30回エプソムカップは展開が結果に大きな影響を与えたものであり、出走メンバーの中で大きな能力差はない。
よって競馬理論のファンの方は、展開や馬場、条件次第で第30回エプソムカップ組の着順が大きく入れ替わることを頭に入れて、今後の重賞戦線を予想して頂きたい。

以下のURLから2013年以前のエプソムカップの関連記事がご覧いただけます。
http://www.keibariron.com/database/epsomcup 

エプソムカップのコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

予想屋マスターhttp://www.keibariron.com/
レースレベル:3
→次走狙い馬:サクラアルディート       

競馬予想型   カタストロフィ西前頭二枚目 予想歴16年 回収率% エプソムC2013回顧
7拍手
6702PV

 ラップ見ればわかるが、最終的にはL1が11.5とほとんど落ち込まない流れ。大逃げ馬が刻んでいるラップで、実質逃げのクラレントが1000通過1分切ってないから超スローでいいと思うな。かなりドスローだったが、その分差し馬の仕掛けが早くて団子状態。ギアチェンジとトップスピードの質が問われたが、仕掛け自体が速かったのでポテンシャル型でも上手く前を向ければ何とかなったかな。


 1着クラレントは五分のスタートから積極的に出してハナ争いに加わるが、外からスズジュピターが行き切ってくれたので、2番手で進める。折り合ってペースを落とすとスズジュピターが離しての逃げを打ってくれるので、楽にリードを保ちながら2番手で進めて3角。3角でも単騎の2番手で非常に楽な展開。4角で各馬が押し上げてきたのを見ながら楽に仕掛けて単独2番手で直線を向く。序盤に仕掛けると3列目を離して2馬身差ほどに広げる。L2で先頭に躍り出るがこの辺りで後続が脚色良くなってくる。L1ではジャスタウェイの猛追を受けハナ差で何とか凌いでの勝利となった。完璧ですね。展開も騎乗も完璧に嵌った。特に展開はこの馬にとって持ち味であるギアチェンジとトップスピードを最大限に活かせる展開。2番手でしかもスローペースで運べた。今の馬場で番手で1000通過が1分台とか超スロー。大逃げに惑わされて各馬が適正ペースを判断できなかった。多分L3最速戦にはなっていると思うんだけど、すっと仕掛けてすっと離す、この感じは流石だね。ただ何度も言ってるし、今回もそうだったけど、どうしてもL1は甘くなるから極端なポテンシャル戦になったりすると苦しいし、ギアチェンジが活かせない基礎スピードの高さが要求される競馬になると脆さが出る。GIでは要らないと思うな。この馬の良さは要所ですっと動けるところ、そしてトップスピードが速いところにある。これだけ恵まれて最後ハナ差。1800が長い、マイルが良いというよりは、どの距離でも序盤スローなら戦えるってことかもしれないなあ。ちょっと長いとは思うんだけどね。


 2着ジャスタウェイは出遅れて最後方からの競馬になる。道中動かなかったが、3角手前ぐらいでじわっと最内から押し上げて後方。3~4角でも最内を追走し、最後方列で直線。序盤で既に進路ががっぽり空いていて最内を突くだけの競馬。L2でトップスピードに乗るとグンと伸び、L1でばてずにジリジリ伸びてきていたが僅差の2着に敗れた。出遅れたけど、スローだったしむしろ内を通すことになった分却ってよかったかもしれない。それに今回は4角ぐらいから2列目以降のペースが上がってると思うし、その中で差し馬が外々を回してくれたおかげで内ががっぽり空いた。ギアチェンジ能力の低いこの馬にとっては進路確保が早ければ早いほどいいので、最短距離を通しながらも前を向ける環境という点で完璧に嵌ったところがある。それでいて相手も完璧に嵌ったとはいえクラレントを捕えきれなかったのは個人的には残念ではあるけども、この辺は全体のペースが遅かったというのもあるかもしれない。毎日王冠みたいに一貫して厳しい競馬の方がこの馬の持ち味であるポテンシャルは活きてくる。まあでも今回は出遅れてるから。ペース上がってしまうと物理的に差すのが無理になってたと思うし。出遅れはスローになったことで助かっているからね。ベスト距離は1800にあるんだろうな。


 3着サンレイレーザーはまずまずのスタートからじわっと好位に取り付けていく形。道中も折り合いを気にして動かずに好位の最内。3~4角でも最内で動かずに3列目の最内で直線。序盤で前にいたクラレントが前に進んでくれたのでここを楽に通す。L2でトップスピードに乗ってL1強襲しそうだったが、そこで止まってしまう。最後はクラレントの差を詰めるどころかジャスタウェイに差されて3着完敗。この馬も完璧に嵌った。スローで持ち味のトップスピードを引き出せる展開だったことと、何よりクラレントの直後につけることで最短距離を通しながらもしっかり前を向ける展開になったこと。ギアチェンジ能力はそこそこ高いので、前列が壁になってもある程度対応できたとは思うけど、それにしてもここまで完璧に嵌るとは、というのが正直な所。ただ、クラレントと一緒にL1落としているし、この展開でこれなので本質的に1800は少し長いのは確かだと思うなあ。今回は上位があまりにも嵌りすぎている。トップスピードが高い馬が上位を占めているという点も特徴。その中で3着なので、現時点ではまだちょっと重賞で勝ち負けを期待するまでにはいかないかな。


 4着リルダヴァルはやや出負けして後方に下げる展開になってしまう。道中も内でスペースをなるべく詰めてポジションを上げていくが、結局サンレイレーザーに取り付いてスペースを詰め切ってしまう。3角で最内そこから一旦ブレーキをかけてスペースを作る感じ。4角でじわっと仕掛けて中団で直線。序盤で進路を内に切り替えて追われ、L2で伸びを見せるもののL1で伸びを欠いての4着。う~ん、ちょっと意外な負け方だったな。L2とL1の脚色が逆のイメージだったんだけど。トップスピードの持続力はあんまりないのかもしれないな。この馬にとっては基礎スピードとポテンシャルを活かす展開がベストなので、今回は出遅れちゃったのでまず基礎スピードを活かせなかった。直線ヨーイドンの展開になっては苦しかった。その割に頑張れているから、このレース自体あんまりレベルが高くなかったのかなという気もする。まあいずれにせよこんな緩いペースではこの馬の良さは出せないから、この敗戦で評価を落とす必要はないと思うな。多少渋った方が良いのは確かだろうが。トップスピード勝負では分が悪い。内通った分と直線すっと進路が見つかった分だけいつもより対応できたという感じ。


 5着ファイナルフォームはやや出負けしてある程度押して行くが好位集団まで。道中出して行った分折り合いに苦労して馬群の中で抑えているような形で3角手前までには折り合う。3角でアドマイヤタイシの直後で内目を追走、4角でアドマイヤを相手に決め込んで中団で直線。序盤に少しアドマイヤがふらついて、それを交わして外に進路を取る。L2でジリジリ、L1でもジリジリと苦しい競馬でなだれ込むだけの5着に終わった。この馬もL1バテ差し馬で、トップスピードよりポテンシャルタイプだからこの展開で前を向けずに直線という流れは辛かったかな。まあでも進路確保自体は早くできていたけど。上位がかなり嵌っているから、普通の競馬でこの馬場では致し方ないところもあるかな。出負けして押して行って掛かった分も多少はあるかもしれん。平均的な競馬だったらもう少し違ったとは思うけどね。トップスピード勝負になると分が悪い。


 7着サトノアポロは五分のスタートから無理せず中団での競馬。道中はファイナルフォームを見ながらの競馬で3角。3~4角では外目を追走し、後方に下げて直線。序盤に追われて外から伸びてきて、L2では良い脚を使って前に詰めてきていたが、L1で失速。下がって7着となった。ん~これも意外な負け方。L1詰めてくるタイプだと思っていたんだけどな。トップスピードの持続力があまりないタイプの馬なのかな。この辺を説明するのにポテンシャルの一括りだけだと難しいなあ。何か言い回しが無いものか。トップスピードの持続力って長いよな…。さておき、中日新聞杯のようにロンスパ戦でL1食い込んでくる馬だったと思うんだけど、今回はトップスピードで良いものを見せてL1イマイチだった。ちょっと判断難しいね。ただ競馬としては内で完璧に立ち回った馬が上位、外からノーアイデアで後方から差せるほど楽ではなかったね。


 10着アドマイヤタイシは好スタートから押されるがそこまで前につけずに結局3列目ぐらいで進めていく。道中も動かず3角を迎える。3角でじわっと仕掛け、中目追走。4角では手応えよく3列目で直線を迎える。序盤で追い出されるとすっと反応して伸びそうだったのだが、L2で伸びきれず中団に吸収される。L1では完全に伸びを欠いて10着完敗。ん~最後騎手が下馬していたようなので、まず何事も無ければという所。そういう経緯もあるので、現時点の材料で敗因を求めるのは難しいんだけど、ちょっと今日はいつもよりもっさりしていた感じは有った。序盤もこのペースなのに追われて思っていた位置よりも1列後ろになってしまったし、今回の展開ならクラレントと同じ位置で競馬ができる馬。それと3角手前でも少し押していた。ここからも騎手はもう少し前で競馬がしたかったように感じるんだけど、それに馬が対応できていないように感じた。連戦で疲れが有ったのかもしれないなあ。とにかく何もなければ。


http://blog.livedoor.jp/catassan/
→次走狙い馬:ファイナルフォーム       

競馬予想型   月下の素顔西幕下三枚目 予想歴17年 回収率% 考えが浅すぎました
6拍手
4933PV

クラレントはダンスインザダーク×ダンシングブレーヴで、距離が持たない方がおかしい血統ではあるものの、実績がない故距離不安を囁かれていましたね。
気性でマイルまでしかもたないかどうか。

その辺をよく考えることもなく、安易に切ってしまった今回は大失敗。
もっと落ち着いて熟考しないといけませんね。
今回の失敗を今後に生かしたいなぁ。つか、生かさねば。





12.7‐10.8‐11.6‐11.8‐12.0‐12.1‐12.0‐11.2‐11.5
前後半 58.9 ‐ 46.9

スズジュピターが離して逃げる展開。スズジュピターはそこそこのペースなものの、後続は離れていたのでちょっと速い程度か。

離れた2番手を追走したクラレントが直線伸びて、内から差してきたジャスタウェイを押さえて優勝。

サトノアポロアドマイヤタイシファイナルフォームリルダヴァルは軒並み不発。



結局、実績上位の2頭がワンツー。
ワンランク上のGⅡクラスを主戦場とする猛者が実力を見せつけたと。

サトノアポロは単純に能力が足りなかっただけか、展開が合わなかったのか。。ちょっとよく分かりません。

アドマイヤタイシは57キロが問題。実力的に57キロを背負ってこのメンバーに勝ち負けするレベルではないのでしょう。

ファイナルフォームは底力が求められる展開で上位2頭には勝てません。

リルダヴァルはやはり坂が厳しいですね。京都の中距離だったら重賞勝てそうなのに。






各馬短評
1着 クラレント
距離不安が言われていましたが、血統を見るとこなせないわけないんですよね。問題は折り合いだけであって。
その点、スズジュピターが飛ばしてくれたのは運が向いたかなぁと。
ただ、あの展開でジャスタウェイを押さえたのは拍手。
改めてGⅠへの挑戦権を有していると思いました。




2着 ジャスタウェイ
改めて健在っぷりを示す。しかし、秋のGⅠに向けて勝ちたかったでしょうに。
クラレントという同格の馬が出てきたのは計算外だったか。
年明けてからチグハグなレースが続いてましたが、コースだったり落鉄だったり運がなかっただけですね。
しかし、これからも狙えるのは直線の長いコースだけになるのかなぁ。




3着 サンレイレーサー
前走マイラーズカップ2着がフロックでないことを示せたか。
次走は関屋記念中京記念かな? そこが一つの正念場になりそう。





4着 リルダヴァル
坂が堪えた印象ですね。能力は出せたと思います。
重賞を勝ってもらいたいなぁ。





5着 ファイナルフォーム
底力を求められる展開で、展開が不向きな方だったかなぁ。
実力的に展開が味方しなかった場合このくらいの着順もまぁ納得。




6着 サクラアルデュート
重賞では厳しいか。




7着 サトノアポロ
ちょっと残念。調子が良くなかったんでしょうか?
→次走狙い馬:ジャスタウェイ  
→次走危険馬:リルダヴァル  




つぶやき
ハショタ
03/15 09:38

午前の予想は無理ですか?

南川 麒伊知郎
03/07 20:03

編集長、お忙しい中すみません。 マイページの更新の方をよろしくお願いします。

北川 麟太郎
02/11 02:53

編集長、お忙しい中すみません。 マイページの更新の方をよろしくお願いします。

   つぶやきだけ全て見る
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コメント

ムトト>>

>>夏影


03/09 21:42

@ディープ記念 ナイス読みです!

ムトト>>

>>ムトト


01/25 01:15

はやと>>

>>ムトト


01/20 08:07

@京成杯 ナイス



6
大阪杯
◎ベラジオオペラ
○ロードデルレイ
三連単5-13-7番
30,910円 的中

ハショタ
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