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新着予想>七夕賞2013結果回顧一覧

福島11R 七夕賞 2013年7月7日(日)
芝2000 3歳上GIII 曇良 平均レースレベル3.0

87654321枠番
16151413121110987654321馬番







































































































馬名



牡5 牡9 牡6 セ5 牡6 牡7牡6 牡5 牡6 牡7 牝6 牡5牡5 牡6牡8 セ6性齢
56 53 53 55 57 5858 53 55 56 50 5657 5655 54斤量


西


























騎手
単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ 単勝オッズ人気
結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順結果着順 結果着順結果着順 結果着順着順
軍神マルス
予想屋マス
BC爺
カタストロ
まじん
クライスト
  <予想家の色:馬場型 展開型 血統型 騎手型 パドック型 調教型> <背景濃色=自信度S・A>

タイム 1:58.9 4F 48.0 3F 35.9
単勝4番400円(1人気)
複勝4番190円(2人気)10番640円(11人気)2番1010円(14人気)

競馬予想型   軍神マルス東前頭一枚目 予想歴15年 回収率137% 七夕賞 スタミナ型血統と内を回る馬に注意。
4355PV

2013年 タイム 1’58”9 (良) 1FAve=11.89 3FAve=35.67

ラップ
①12.1-②10.7-③10.9-④12.3-⑤12.6-⑥12.3-⑦12.1-⑧12.1-⑨11.7-⑩12.1
1FAveとの誤差
①+0.2 ②-1.2 ③-1.0 ④+0.4 ⑤+0.7 ⑥+0.4 ⑦+0.2 ⑧+0.2 ⑨-0.2 ⑩+0.2
テン33.7-中盤49.3(3F換算36.98)-上がり35.9 『前傾・中弛み』

『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎
『中弛み』・・・逃げ◎ 先行△ 差し× 追込○

1着マイネルラクリマ・・・チーフベアハート×サンデーサイレンス=ダンチヒ×サンデーサイレンス 〔A4〕 3-1
2着トレイルブレイザー・・・ゼンノロブロイ×Forty Niner=サンデーサイレンス×フォーティナイナー 〔22-b〕 7-2
3着タガノエルシコ・・・マヤノトップガン×ダンスインザダーク=ロベルト×サンデーサイレンス 〔3-o〕 9-12

流れは、テン-上がりのラップ差から『前傾』と中盤の弛みから『中弛み』の複合ラップ。展開的には、追込が最も恵まれ、次いで逃げ、先行・差しには厳しい流れだが、小回りローカルコースの福島芝コースにて、追込が届くのはなかなか難しく、その点ではやはり前に位置した馬が好走しやすく、内枠か先行した馬が好走したと考える。

1着マイネルラクリマは、前走都大路S2着(=京都芝1800m:0.1秒差)からの好走。福島芝コースは(1-0-0-0)、芝2000m戦は(1-0-0-0)でした。前々走福島民報杯1着(=福島芝2000m)では不良馬場だったが、2着に0.6秒差をつける圧勝で好走。函館芝コースや中山芝コースでも好走していて、小回りコースを先行するのは得意な馬にて、「ローカルコースの鉄則」からも好走の可能性の高い馬と考えて、好走に期待して評価し、結果1着好走。欧州型血統で先行できる馬という点では、今回最も適性が高いと考えましたが、近走好調でなおかつ福島芝コース好走歴があった点もプラス要因だったと考える。来年もこの手のタイプをしっかり狙いたいと思います。新潟コースでも好走歴のある馬でもあるし、本格化と思われる内容からも、サマー2000シリーズでの今後の好走に期待したいと思います。
 チーフベアハート産駒はダンチヒ系で、前走で大敗していても軽く巻き返す穴血統。各馬が狭いストライクゾーンを持ち、ピンポイントで条件が揃うと好走する。天皇賞春好走のマイネルキッツがいれば、スプリンターズS好走のビービーガルダンもいる、距離適性も様々だが、共通しているのは“アンチ・スローの上がり勝負”で、緩まないペースの中で、スピードの持続力やスタミナを活かす。脚の使いどころの難しい馬が多く、ロングスパートで好走することが多い。穴は叩き4~5戦目。母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性がある。瞬発力を武器に上がり特化のレースで強く、勢いのあるときには重賞挑戦はプラス要因。
 No.〔A4〕の牝系は、米国のファミリーで、高速決着は得意だが、メリハリある流れが苦手。体力はあり、シーズンオフは得意な牝系。

2着トレイルブレイザーは、前走ドバイシーマC11着(=ドバイ芝2410m)からの約3ヶ月半の休み明けでの激走。福島芝コースは初で、芝2000m戦は(1-0-2-3)でした。近走は2桁着順だったが、GⅠや海外GⅠでのもので、12年BCターフ4着(=米国芝2400m)の実力を侮ってしまったことは反省したい。新潟芝コースや東京芝コースや京都芝コースなど、広いコースでの好走が多い馬だったが、能力の高さとスタミナを活かして、今回斤量58kgを背負っての早めに動いての好走は評価したい。GⅠでは今後年齢的にもこれ以上の能力UPは難しいと思うが、ローカルコースのGⅢでならまだまだ侮れないと考えて、今後の好走に期待する。
 ゼンノロブロイ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、脚を溜めて鋭くキレるタイプが多いサンデーサイレンス系の中で、速いペースを追いかけて前で展開し踏ん張る競馬もこなせる適性の広さが持ち味。フジキセキ+マンハッタンカフェ的な特徴を有し、万能型のイメージ。人気馬がしっかり好走する比較的堅実なタイプが多い。産駒は中山芝コースでの好走が多く、東京芝コースでは3着になることが多いのが特徴で、コーナーワークが上手いということで小回りのローカルコースにも向くと考える。また産駒は道悪で馬場が悪くなっても好走可能なタイプが多く、10年オークス(=やや重)などからも馬場が渋って距離延長なら好走しやすい特徴を有している。体力は豊富で、リフレッシュ効果が大きく、鮮度の活かせる休み明けで立ち直る馬が多い傾向もある。母父フォーティナイナーはフォーティナイナー系で、ぶっちぎりの楽勝や不可解な凡走があり、強さと脆さが同居するヤンキー不良血統。外枠からあっさり先行してそのまま押し切ったと思うと、もまれて走る気をなくすこともしばしばあり、近走の着順よりも気分良く走れるかが取捨選択のカギとなり、展開重視で臨みたい。芝・ダートともに信頼性が高いのは1400m。
 No.〔22〕の牝系は、タフでスピードとスタミナに優れた牝系。消耗戦を前々にて踏ん張るタイプが多く、ペースが上がる締まった流れに向く。分子記号bは、鮮度と勢いが好走に重要なポイント。重賞初挑戦など鮮度の高い時は好走率高し。決め手には欠けるが自在性があり、格上げ戦に強い。

3着タガノエルシコは、前走米子S8着(=阪神芝1600m:0.7秒差)からの激走。福島芝コースは初で、芝2000m戦は(0-1-2-5)でした。近走はGⅢやオープン戦でも苦戦していたのだが、今回は内内をうまく抜け出しての3着好走。1・2着馬は早めに抜け出しての好走だったが、本馬は差しての3着。4・5着馬が外々を回した分届かなかったようなので、やはりローカル小回りコースは内を回る馬にも注意したいと反省する。ロベルト系のマヤノトップガン産駒で、母父ダンスインザダークとスタミナ型配合血統でもあったし、穴での好走にも納得する部分はある結果だったと考えます。
 マヤノトップガン産駒はロベルト系で、近年は芝の重賞級は少なくなってきていて、ダート中距離を得意とするパワーとスタミナ型が多い。小回りローカルコースのダートに強く、早めに仕掛けるマクリが得意技。高齢馬が息長く活躍し、叩かれて復活するしぶとい産駒も多い。時計の速い競馬にも対応できるので、侮ってはいけない。マヤノトップガン産駒は近年重賞での活躍馬が少なくなってきてはいるが、息の長い活躍をする馬も多く、高齢馬が重賞で好走するパターンも存在する。母父ダンスインザダークはスタミナ型サンデーサイレンス系で、大物を輩出するしスタミナ抜群なのだが器用さに欠け、ギアが入れば迫力満点の長い末脚を使う一方で、トップギアまでに時間がかかり瞬時に反応できないという弱点を併せ持つ。また条件戦では手間取るも能力が引き出される格上挑戦は好走のプラス要因で、産駒が好走していた重賞で産駒が好走することが多いのも特徴。
 No.〔3〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富。直線の長いコースでの末脚勝負にも強く、東京や京都芝コースでの好走も多い。分枝記号oは、時計のかかる馬場や上がりのかかる展開で能力を発揮するが、急坂に弱い。シーズンオフも得意。

七夕賞のポイントは、
①流れは、『前傾』や『一貫』といった厳しい流れになりやすいが、ローカルコースのため「ローカルコースの鉄則」が活きやすく、4コーナー5番手以内の馬の好走が多い。
②欧州スタミナ型血統(=大系統ノーザンダンサー系、グレイソヴリン系、ロベルト系など)が好走しやすい。
③スタミナ型サンデーサイレンス系も注目。
④福島芝コース実績も重要。近走好調で、春の福島コース好走実績のある馬は要注目。
⑤新潟大賞典やエプソムCからの凡走馬の反撃は可能。
⑥内内を回る馬(=特に馬番11番よりも内の馬)。先行馬ならなお良いが、外外を回す馬よりも、内をうまくさばく馬が穴になる。
→次走狙い馬:マイネルラクリマ,トレイルブレイザー     

競馬予想型   予想屋マスター東十両八枚目 予想歴24年 回収率% マイネルラクリマが力の違いを見せつける
4030PV

第49回七夕賞は、マイネルラクリマの楽勝で幕を閉じた。

競馬理論の競馬予想では、福島民報杯の強い内容とイン有利の馬場で好位のインを追走できそうな展開面から、本命級のかなり高い評価を与えていたものの、スローで逃げを打てそうなタムロスカイに馬券としての魅力を感じて、対抗評価にとどめてしまった。

レースでは、マイネルラクリマは逃げ争いを演じた2頭を見る、3番手の外目からレースを進めた。
そしてマイネルラクリマは、4コーナーで早くも先頭に立つと、そのまま押し切って第49回七夕賞を制覇した。

マイネルラクリマの第49回七夕賞の勝利という結果は、追い込みが届きにくい馬場に恵まれたとはいえども、早め先頭で自ら勝ちにむかって2着に2馬身半もの差をつけており、力の違いを見せつけた。

よって今後のサマー2000シリーズの競馬予想においても、マイネルラクリマには高い評価を与えるべきである。

一方、第49回七夕賞では、7番人気のトレイルブレイザー(北村宏司)が2着に入った。

競馬理論の競馬予想では、京都記念でG1級を破っている実績やイン有利の馬場での先行力を考慮し、トレイルブレイザーにも高い評価を与えていた。

レースでは、トレイルブレイザーは好位のラチ沿いを確保し、ロスのない競馬で4コーナーで早くも先行集団に取りついた。
そしてトレイルブレイザーは、直線で一旦はマイネルラクリマに並びかけたものの、突き放されてしまって2着止まりであった。

トレイルブレイザーの第49回七夕賞の2着という結果は、58キロのトップハンデを克服したものと見ることもできるが、イン有利の馬場でのロスのない競馬に恵まれたと見ることもでき、評価は微妙である。

よって今後のサマー2000シリーズの競馬予想においては、トレイルブレイザーにもそれ相応の評価を与えるべきである。

さて、第49回七夕賞では、14番人気のタガノエルシコ(田辺裕信)が3着に入り、3連係馬券の波乱を演出した。

競馬理論の競馬予想では、能力的に大きな差がない上に内で脚をためられればイン有利の馬場を生かせると判断し、タガノエルシコにも押さえ評価を与えていた。

レースでは、タガノエルシコは中団よりやや後方のインで待機し、直線でも内を突いて差し脚を伸ばして、3着に追い込んだ。

タガノエルシコの第49回七夕賞の3着という結果は、イン有利の馬場を最大限に生かしたものであり、レース内容としては着順ほどの価値はない。

よって今後のサマー2000シリーズの競馬予想においては、タガノエルシコに第49回七夕賞3着ほどの高い評価は不要である。

マックスドリームダコールファタモルガーナ及びエクスペディションは、4~7着に敗れはしたものの、イン有利の馬場において終始外を回らされてのものであって、悲観すべき内容ではない。
よって今後のサマー2000シリーズの競馬予想においては、展開や条件次第で、マックスドリームダコールファタモルガーナ及びエクスペディションが第49回七夕賞上位組を逆転してもおかしくないと判断すべきである。

以上のように、第49回七夕賞では、マイネルラクリマが力の違いを見せつけた。
競馬理論のファンの方は、マイネルラクリマの今後の走りにも大いに注目して頂きたい。

以下のURLから2013年以前の七夕賞の関連記事がご覧いただけます。
http://www.keibariron.com/database/tanabatasho

七夕賞のコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

予想屋マスター
http://www.keibariron.com/     
→次走危険馬:タガノエルシコ  

競馬予想型   BC爺西前頭一枚目 予想歴12年 回収率91% 記事になりやすい材料ほど意味が薄い
7拍手
4566PV

勝ったマイネルラクリマは早め先頭から楽勝。
差しではどうかと思ったんですが、全然違う競馬でしたし、
こんな競馬で楽勝できるほど強いとは予想外でした。

2着トレイルブレイザーも早め進出。
実績馬が臨戦過程でなめられる激走パターンでした。
海外明けも鼻出血明けもトップハンデも陣営弱気も全部関係なし。

しかし関係ないわけないと考えたくなるのが人間ですし、
何よりマスコミがこういう記事にしやすい材料を無視できないので、
今後も同じような激走馬はポツポツと出続けるでしょう。
衰えているのは事実ですから、次は反動の可能性大。

3着タガノエルシコはイン強襲。
これしかない最高の競馬でもやはり3着止まり。
完全に人気薄時の3連、ワイド専門馬ですね。

エクスペディションは苦手なタフな競馬で勝ちにいく形。
激走後で疲れもあったでしょうし、仕方ない内容です。
小倉記念だとまた人気でしょうけど、今度は消せません。
レースレベル:3
→次走狙い馬:エクスペディション  
→次走危険馬:トレイルブレイザー  

競馬予想型   カタストロフィ西前頭二枚目 予想歴16年 回収率100% 七夕賞2013回顧
4拍手
3791PV

1:58.9 12.1 - 10.7 - 10.9 - 12.3 - 12.6 - 12.3 - 12.1 - 12.1 - 11.7 - 12.1


 良馬場発表だったが、実際は少し時計が掛かる馬場。それでいて内有利は継続中というような厄介な馬場状態だったとは思う。ただ、序盤から逃げ馬がゴリゴリペースを引き上げて、しかし道中若干緩んだこともあり、最終的にはマイネルが離したこともあるがL1はあまり落としておらず、そこまで極端なポテンシャル勝負にはなっていない。どちらかというと飛ばした2頭以外は平均ペースで緩急の無い基礎スピード勝負になったのかなというイメージは有る。タフな馬場というか前が残っていて緩い馬場だったとは思うし、当日の時計を見ていて正直58秒台が出てくるとは思わなかった。軒並み59秒台は出ているし、思っていたより出やすい馬場に回復していた可能性は有るけど、この内容で突き放した勝ち馬は凄いなと思う。


 1着マイネルラクリマはまずまずのスタートからある程度押して行くと楽に先行争いに加わるぐらいで抑えて2列目で進めていく形になる。結局序盤ハイペースを2列目の最内、2角過ぎでペースダウンに苦労し折り合いを欠く形になるが何とかなだめる。終始先頭列との間にスペースを置いていたが、向こう正面で外に出し3角へ進めていく。3角では徐々にペースアップしていく流れで中目からじわっと先頭に立って内2頭を交わし、4角で最内に切り込み、上手く押し上げてきたトレイルブレイザーと併走状態、半馬身差ほどを保って直線。序盤からジリジリとトレイルとの差を広げ、最後まで全く他馬を寄せ付けずの完勝だった。ん~もう1枚も2枚も上手の競馬。ここでは格が違った。緩んだ時にどうかなって不安はあったんだけど、まず今回はスローにはならずに序盤から厳しいペースでかなり縦長の3番手になった。ただ道中中弛みは地味に有って、押して先行させていただけにペースダウンでコントロールに苦しんだのはあったと思う。今回は2角過ぎ~向こう正面前半ぐらいで緩んでいて、ハナ争いが長引いた結果、逃げ馬の苦肉の策という感じで緩めたという展開だったわけで、それに付き合ったこの馬はここで楽をして3角手前で押し上げてきた馬よりはかなり苦しい競馬になったと思う。まあ4角からは最短距離を通れてはいるんだけど、まあそれでも抜きんでたパフォーマンスだったということは間違いない。京都金杯もそうだし、ここ2走の好走もそうだけど、基本的に基礎スピードが高いということと、とにかくポテンシャルで底を見せていない。これがこの馬最大の魅力だろうなあ。トップスピードもそこそこは有るけど、ギアチェンジ面ですっと動けるものはないので、こういった要所での動き出しがあまり問われない平均的な競馬が良いんだろうなあ。適度に渋ったのもこの馬には追い風だったと思う。12秒前後のラップを連続させる競馬になれば現役屈指の実力馬だと思うな。これならGI戦線でもやれるとは思うんだけどなあ。今の出来でトップスピードをどこまで出せるかは興味がある。まずはサマー2000シリーズ制覇を狙いたいところだなあ。夏の超高速になりがちな小倉記念で超高速馬場巧者エクスペディションあたりに正攻法で勝てるようなら面白い。


 2着トレイルブレイザーはやや出負け気味だが積極的にポジションを取りに行き、中団の競馬になる。先行集団とは離れた位置にいたのだが2角過ぎでペースが緩んだのでここで差を詰める形になり、ペースが上がってからもじわっと追走して3角。3角では2列目の中目まで押し上げ、4角では先に抜け出していたマイネルラクリマの外に並びかけて2番手半馬身差ほどで直線。序盤で勢いに乗ってこれからという所でマイネルに楽に離されてしまう。しかしL1で踏ん張って粘り切り2着を確保。う~ん、買い時が難しい馬だ。鼻出血持ちの馬はホント取捨が難しい。個人的な感情は別にして、この馬の実績を考えれば、この流れならこれぐらいはやれても別に驚かない。状態とは別に高速状態の福島がどうかなと思っていたんだけど、土曜とは違って雨が降って適度に緩い馬場になったのもこの馬には追い風になったと思う。時計勝負にはなったけど実際12秒平均の競馬だから。この馬のポテンシャルを活かすという点では良い競馬になったんじゃないかな。トップスピードはこのメンツでもさほど高くない馬なので。それと、地味に序盤3Fがハイペースで4~5Fで緩んだのもこの馬には良かったと思う。もちろん緩んだ時にしっかり進路確保して合わせずに押し上げているからこその事なんだけども。前が勝手に飛ばしてスペースを作ってくれたし、勝手に緩めて差を縮めてくれた。恐らくこの馬ぐらいの位置が縦横ともに良かったんだと思う。それも嵌った要因かな。ポテンシャルは非凡なので今回の展開でまともならこれぐらいはできる。ただL1離されていたように、マイネルラクリマとはポテンシャル面でも差があったかな。諸条件考えたらこの比較自体にあまり意味は無いと思うけど。状態が本当に良ければアル共のパフォーマンス見てもGIでもやれる馬だと思うし。もうこれに尽きる。今回は展開的には嵌っているので、次走人気なら嫌いたいのはある。マイネルは強かったけどレースレベル自体はそこまで高くないと思うので。


 3着タガノエルシコはまずまずのスタートからある程度出していって追走し、中団での競馬になる。縦長で丁度中団の位置で競馬していたが、2角で少し緩んだので先行集団が凝縮していき、この馬も脚を使わず前との差を詰めていく競馬になる。3角で最内で競馬をするも前列が開かず、4角でも逃げ馬が下がってくるという流れを内目で待機で我慢の展開、追い出せずに前も向けずに中団で直線。序盤で捌いて上手く最内を突くと、L1でグンと伸びて3着に滑り込んだ。嵌り切らなかったなあという印象。ちょっと今回の展開はかわいそうだったけど、内枠の追い込み馬なので仕方ないかな。2角過ぎぐらいまでは外も選択肢に入れていたと思うんだけど、内で立ち回っている内に凝縮して外の差し馬もポジション押し上げに行ってたから外に出すことは出来なくなった。結果的に内で我慢して正解だったとは思うけど、3角でもう勝ち負けは苦しい流れだったと思う。逃げ馬には苦しい流れになったし3角で垂れてこられちゃうと進路確保には苦しむね。良くスムーズに捌いた方だと思う。一応これL2最速戦だからね。ここで流れに乗れなかったのは痛かった。まあまた大方の人が嵌って3着だろうと思っているとは思うし、これまでのパフォーマンスでここで14番人気なんだから今後もきっと人気薄の宿命だろうな。関係なくL1ばてる競馬になれば来るからほんとに押さえておいた方が良い。条件無視して全レースで押さえておいても多分これから先も損しないと思う。タフな馬場のポテンシャル勝負でも来るけど、この馬トップスピードも乗りさえすればそこそこあるからね。ベストはU字の1800mだとは思う。とりわけ新潟1800とか阪神1800なら安定しそうだな。新潟記念出てもそこまで人気しないだろうし、ここでも狙うつもり。14番人気とかホント悪い冗談ですよ。前日だけかと思ったら最後まで人気上がらなかった。舐めてもらっては困る。


 4着マックスドリームは好スタートだったが下げて後方。向こう正面ではもう外に出していて、3角手前ぐらいから仕掛けていく。3角で大外をぶん回し、そのままの勢いで4角では2列目まで押し上げて直線。序盤は勢いが有ってトレイルブレイザーまで届くかという所だったが流石にL1甘くなっての4着に終わった。まあ…仕方ないかな。福島民報杯のイメージで乗ったらこうなるけど、あの時と違ってそこまでズブズブの展開ではなくペースアップしてコーナー向かっているし加速しながら4角が最速地点にあたるから、あそこで捲ってしまうと厳しい。しかも内有利だからね。そう考えれば今回の4着はかなり高いパフォーマンスだと思う。ただ、ここまでやれるとは思っていなかったけど、多分少し渋って平均的な競馬になったのは大きかったんじゃないかと。時計が掛かる馬場の方が実績があるから、今回は好時計決着でも少し雨が残っていたと思うし、まあその辺は有ると思う。でもこの条件の中ではかなり強い競馬をしている馬なので、これからもポテンシャル勝負、多少渋った馬場、そして外差が利き出して来たら忘れない方が良いです。かなり強いよ、福島民報杯も目標になったけど頑張ってたし。まあただ今の福島の馬場で捲るなんて流石フルキチ。人気では怖くて一切買えんわ。穴騎手たる所以かもなあ。もっと頑張ってほしいけど。大知もすっかり東の有力騎手になっちゃったし。同期最初のGIジョッキーなんだからもっと頑張れ。


 5着ダコールは出負けして後方からの競馬だがこれはいつものこと。ただ、前がかなり飛ばしてかなり縦長の競馬になってしまった。道中も若干緩みは有ったが楽に詰められるというほどでもなく、後方のまま3角を迎える。3角では中目を押し上げ4角で外から大外に持ち出して中団で直線。序盤で大外からジリジリ。L1でも急追ならずなだれ込んでの5着に終わった。まあこの展開では仕方ないね。平均的な競馬になってしまってこの馬の持ち味であるトップスピードが全く活かされない競馬になった。唯一基礎スピードに弱点がある馬で、それが如実に表れる展開となってしまった。また緩い馬場になったのもよりトップスピードが削がれる要因にもなったし序盤の追走で脚を使わされる要素にもなった。全てにおいて悪い面が重なってしまったなあというのが正直な感想。緩みがさほどなかった時点でダメかなと思ってみていたけど、個人的には思ったよりは頑張ってくれたと思う。ポテンシャルもなかなかある馬なので、それが最低限の見せ場を作ってくれた。でもやっぱりこの馬はトップスピードに乗せないとダメだね。展開、馬場両面でちょっと苦しい競馬になった。でもこの5着は悪くないよ。


 7着エクスペディションは五分のスタートからじわっと出して行くような形で中団に取り付く。2角の緩みでも特に折り合いに苦労するようなことは無く、上手くポジションを押し上げて好位まで進める。3角で大外から押し上げていくような競馬になり先頭列に並びかける。4角で2つほど内に切り込んで3番手で直線。序盤でジリジリ粘っているがL1で伸びを欠いての7着完敗。まあ3着との着差で測ればそこまで悪い競馬ではないんだけどね。ただ、やっぱりこういう渋った馬場だと持ち味のポテンシャルが甘いよね。小倉で見せる時だってこれぐらい厳しい競馬やってるから、外から捲ったのは馬場を考えれば不利でもこの馬ならもうちょっと頑張れるはず。それが直線序盤でもう甘くなってるから、やっぱり馬場が敗因なんじゃないかな。高速馬場なので行けると思ったけど、やっぱり中間雨が残ってしまったのが痛かったと思う。これもあまり気にしないで良い負けじゃないかな。超高速小倉なら巻き返せると思う。



http://blog.livedoor.jp/catassan/archives/7212674.html
→次走狙い馬:マイネルラクリマ,エクスペディション     

競馬予想型   まじん西関脇 予想歴24年 回収率92% 七夕賞2013回顧
2拍手
4606PV

福島重賞得意な馬が得意な勝ち方をした。さすがに京都金杯といった格だけでない良いレースを勝っている馬。本命に押したがマイネルラクリマは想像以上に強いと感じた。今後は休んで秋のビックレースに備えてほしいと思う。それとも夏場の荒稼ぎをするのか?勝った馬だけがここでは強かった次走も思い印になるだろう。

すっかり新聞に騙されたトレイルブレイザー力上位なのは承知で、あまりに人気がなかったから締め切り前に馬連を押えたことで馬券はよかった。池江調教師は仕上がり不足としきりにコメントしていたようだが馬本来の力だけで来たのだろうか?激走していれば次走どこへ来るかわからないが、海外転戦から今回といった反動を警戒したい。6歳馬でもあるため今頃筋肉痛ではないだろうか?

タガノエルシコがまた3着ようやくだったのがうれしかった。いつも狙っているのだが買った馬券はちぐはぐで4番からは10番を押え、2番からは4番と2番から10番を一番おいしいところが押えきれないところ・・・まあ仕方ないか・・。
レースレベル:3
→次走狙い馬:マイネルラクリマ  
→次走危険馬:トレイルブレイザー  

競馬予想型   クライスト教授東関脇 予想歴34年 回収率250% お粗末な逃げ争いのお蔭
4762PV

勝ち馬以下との着差が開いた理由が逃げ馬2頭の暴走のお蔭なのでレコードでも並みレベルと判断して「3」に。

マイネルラクリマ
下手な先行しかできない江田照と逃げは三浦並みでしかない武士沢の暴走を利しての優勝も、騎手もエアガッツで初重賞した福島コースでもあり、人気馬の中で最も勝って然るべき馬だったように結果的に1番人気なったのも頷けるもの。
今回のメンバーで今後が期待できるのは同馬くらいしかいないと思われるので次走期待馬に。
ただし、騎手は年内いっぱいと思われるのが課題かと…笑

タガノエルシコ
都大路S組の好走で穴あけるも、ようはそれだけしか好走材料がなかった馬なので次走は全く期待できないと判断して危険馬に。

江田照や武士沢がなぜ滅多に勝てないかがよく分かったレース。
外枠から先手を取り切った江田照は先行ジョッキーらしく必要以上のムリ追いはしなかった辺りは良かったが、さすがに馬が弱すぎたのが痛かった。
しかしながら、本当に上手い騎手だったら、武士沢に行かせてタメを作った方がより良い結果になったと思われ、それができないから普段勝てないのだと証明したようなものだろう。

なお、武士沢に関しては評価にも値しない内容。三浦以下と言っても過言ではない先行下手極まりない上に、逃げ手も取られるという情けない騎乗にガッカリさせられた。

昔と比べてレース数が増えすぎて騎手不足のお蔭で騎乗させられてるとしか思えない未熟さに、道理で福永祐一のようなタラズ騎手が何勝もできるはずだと中央競馬の騎手のレベルの低さに呆れるばかりの酷い競馬だった。

それにしても、この程度の騎手連中相手に内田博が本気で勝星を稼ごうと思ったら年間200勝しても不思議ないとと思えてならない。
地方からの移籍という縛りさえなければと感じずにはいられないエクスペディションの負けっぷりに「やはり内田博はヤラズだった」と言えるのではないだろうか。【馬の実績だけなら掲示板を外すとはとても思えないので!】
レースレベル:3
→次走狙い馬:マイネルラクリマ  
→次走危険馬:タガノエルシコ  




つぶやき
ハショタ
03/15 09:38

午前の予想は無理ですか?

南川 麒伊知郎
03/07 20:03

編集長、お忙しい中すみません。 マイページの更新の方をよろしくお願いします。

北川 麟太郎
02/11 02:53

編集長、お忙しい中すみません。 マイページの更新の方をよろしくお願いします。

   つぶやきだけ全て見る
競馬ナンデチャンネル
メアド
パ ス
 

コメント

ムトト>>

>>夏影


03/09 21:42

@ディープ記念 ナイス読みです!

ムトト>>

>>ムトト


01/25 01:15

はやと>>

>>ムトト


01/20 08:07

@京成杯 ナイス



6
山藤賞
◎エンペラーズソード
○ブルーマエストロ
三連複2-4-7番
2,120円 的中

南川 麒伊知郎
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