先週は仕事で競馬を見ることができなかったので、回顧だけでもしておこうと思います。


スタートはテスタマッタとストローハットが若干の出負け。逆に好スタートを決めたのはトシキャンディそのままトシキャンディが先手を奪いましたが、まぁ誰が競りかけるわけでもなく…あんなにおっつけなくてもよかったのでは(´Д` ;)

２着にはいったガンジスは３番手へ。３角だというのに外から交わしていく橙と桃の帽子…かかってたのかは知りませんがここで？当然沈むんですけどねこの２頭…。
勝ったメイショウマシュウもここら辺は特にアクションなし。さらに後方のテスタマッタはスピードをあげて追走。

４角入口でトシキャンディはお釣りなし。タイセイレジェンドが先頭に。勝ったメイショウマシュウはここで後ろから２番目最内コースを美味しく追走中、２着のガンジスはタイセイレジェンドのすぐ後ろ。セイクリムズンは脚色の怪しいトシキャンディの後ろ。テスタマッタは大外ぶん回し中。

400を切ったあたりでガンジスが追い始めるんですが、先に追い出したタイセイレジェンドより手応えが悪いように見えました。そんなチンタラしてる間に進路を内に確保したセイクリムズンがするりと抜けてきましたね。岩田らしい騎乗だわ。

ガンジスの手応えはイマイチかと思いましたが、他の先行馬はもっと厳しかったようで、勝手に脱落。ガンジスとセイクリムズンの一騎打ちの様相を呈したところ、１頭分しかないだろうなというスペースをズバっと抜いてきたメイショウマシュウが押し切り体制に入っていたガンジスを捉えたところがゴールでした。

４着５着は内を回ってきて利点がありましたので、力があったから来たという風には見えませんでした。むしろ大外ぶん回して６着だったテスタマッタの方が強かったと思います。


メイショウマシュウはレース後骨折が判明したとか。2012年の中山金杯で骨折したアドマイヤコスモスもまたメイショウマシュウと同じアドマイヤマックス産駒。そのアドマイヤマックス自身もラジたん２歳Ｓの後骨折が判明。春全休を余儀なくされました。これは遺伝でしょうかね…(´･_･`)Ａコスモスにせよ、メイショウマシュウにせよ勝ちっぷりが派手な馬ですが、それがそのまま脚に負担がいってるんでしょうね。父は復帰後ＧⅠを勝ってますから、復活を待ちましょう。


次は本番ですね。
ガンジスは芝1400のOPを勝っているというのもあってスピードはある馬だと思います。母系がヴァイスリージェント系×ダンチヒ系×ミスプロ系ということで、如何にもスピードがありそうですよ。武蔵野Ｓのような競馬ができれば面白いと思うんだけど、何やらカレンブラックヒルが参戦するということなので、そうなれば先行勢にとっては大きな脅威。なかなかしんどいかもね。

セイクリムズンとスティールパスとエーシンウェズンは経済コースを走ったのが大きかった模様。本番出てくることがあるのであれば軽視したい。

レース回顧中にも記したけど出負け＋ＯＢをしてくれたデクラン・マクドノー鞍上のテスタマッタは…よくがんばったよ。御しきれてないんじゃないの？って思うぐらい破天荒なレースっぷりでしたw東京コースは得意だし、次もう一回買いたい。…２連覇した馬はいないから２・３着固定とかでもいいかもね(´･_･`)
レースレベル：3
→次走狙い馬:テスタマッタ  
→次走危険馬:エーシンウェズン,スティールパス

■メイショウマシュウ
いくらスローで後方有利だといってもほとんどの馬が伸びているような状況でここまで追い込んだのはこの馬の素質のおかげ。次走期待するかどうかではなく単純に強いか強くないかで判断させてもらうとこの馬は強い。だがG1で勝てる器の大きさではない。フェブラリーでスローになった場合これ以上強いメンバーでは太刀打ちできない。G2級のレースであれば好走可能とする。

■ガンジス
みんな伸びている中この馬を含めセイクリムズンが先行集団の中粘れたのはとても評価できる。次走G1の舞台でも十分戦えるだけの粘りを見せれると予想して次走期待馬に
レースレベル：3
→次走狙い馬:メイショウマシュウ,ガンジス     

ワタシが的中したから言う訳ではありませんが、メイショウマシュウは元々、力はあると思っていました。ただ、脚質的に常に勝ち負けには絡める訳ではなく、どうしても展開などに影響されやすい。それでも、馬券圏内を外さないだけの安定感は力の証明かと。

このメンバーの多くは次はフェブラリーSを目指すのでしょう。その中で、一番上位に来れそうなのは、メイショウマシュウでしょうね。もちろん、展開面での助けや馬群の捌き方など課題というか、運の要素もありますが、距離的な不安はしないでよさそうなので、期待したい。ただ、誰が乗るんだろうか？そのまま藤岡佑騎手？藤田騎手に戻る？それとも？？？

ガンジスは、重賞になると勝てなくなりますね。今回は勝っていてもおかしくないレースでしたよ。けど、運でもあり、勝負根性ということでしょうか。この馬、フェブラリーSでの1H延長にネガティブな考えを持っている人が少なくないでしょうから、むしろ、買いじゃないですか？

この馬は距離云々というよりは、とにかく、勝負弱いんだと思っています。でも、人気が落ちれば、連下とか面白いと思うんですよ。最後、何かに差されるとか、何かを交わせないとかありそうですけどね。あくまでも、人気落ち条件での買いですけどね。
レースレベル：4
→次走狙い馬:メイショウマシュウ,ガンジス     

35.7-59.9と1400の重賞とは思えないぬるいペース。
馬券はガンジス-メイショウマシュウが大本線だったのでテンのラップとマシュウの位置取りに敗戦を覚悟したほどでしたが、しまいよくあの位置から届きましたね。不利な展開を跳ね返した勝馬以外は次走以降の期待を持てないレースだったと思います

メイショウマシュウ
1400のスペシャリストかもしれないが、これまで不発がほとんどない馬で毎回あがり最速を繰り出してくる馬だけにフェブラリーに使ってくるなら勝ち負けに関係ないとこの三着くらいならあるかもしれない。本番こんなぬるいペースはまず期待できないし、先行馬もとまらないので勝ち負けまでは苦しいかなと思います

ガンジス
これだけぬるぬるでスムーズに先行しながら突き抜けるものがないですね。今後も重賞くらいまでなら安定して走りそうですがＧ１となると？危険馬にしておきます

セイクリムズン
復活というよりピークをすぎたこの馬でも好走できるほど楽なペースになったということだと思います。2枠から絶好位でしたからそりゃあまだこれくらいはやれて当然だったかと

スティールパス
中段からもこっちはインをするするとうまーく立ち回ってました。それでもこの馬も不発の少ない差し馬。京都ダートでまったく前が止まらない馬場とかじゃなければ引き続き好走を期待できそうです

エーシンウェズン
芝でも鋭い決め手を発揮できる馬ですから、高速ダートのほうが合うのかも。実際勝ったレースの勝ち時計は22秒台できまってますしね。今日のようにタフなダートだと割引が必要な馬なのかもしれないですね。高速ダートになった時見直したいです

テスタマッタ
斤量が楽になる本番はと思いたくなる内容でしたが、何度も書いてるようにここはぬるぬるの競馬でしたからそれで人気するなら切りたいです。中距離路線からくる馬たちのほうがずっと高い位置にいると思うので

ダノンカモン
直線進路がせまかったりもしたようですが、それ以前に全然伸びてない気がします。やはり走る気がなくなってきてるような・・・

メイショウツチヤマ
ちょっと無謀だったか(笑)オープン特別ならどこかで
レースレベル：2
→次走狙い馬:エーシンウェズン  
→次走危険馬:テスタマッタ,ガンジス

G1馬2頭が掲示板をらくらく外したこのレース・・・ガンジスの安定感だけが目立ちました。メイショウマシュウは強いのかな良い脚で外を回って伸びているだけに本番距離が伸びても通用しそう。OP初戦で結果を出して、重賞では金星です。次走ますます良いのかも。逆にガンジスは1400Mでのレースが一杯なのか少しラストの100Mがきつそうに感じました。とはいえ、大崩れしないだけに次走も注意。

テスタマッタがじりじり伸びていたので、定量の本番では良い勝負になるのではと思います。
レースレベル：3
→次走狙い馬:メイショウマシュウ,テスタマッタ     

勝ったメイショウマシュウは後方から馬群を割って。
毎回上がり最速の強烈な差し馬ですし、
オープン2戦目で流れにも慣れていました。

2着ガンジスは先行して安定。
なかなか疲れが出ませんね。
ただ、どうにも破壊力がないのでやはり本番は苦しいか。

3着セイクリムズンも先行してイン粘り。
また岩田騎手が終わった馬を復活させるパターン。
さすがにこの馬はもう…って思ったんですが。

テスタマッタは後方から大外差しも…。
買うのは別に良かったと思いますけど、
やはり◎はメイショウマシュウにすべきでしたねぇ。
結局オッズに釣られて取り逃がす毎度の形。
レースレベル：3    
→次走危険馬:ガンジス  

■＝重斤量で鞍上マクドノーなのに６着なら今回叩き台としてはまったく文句なしと推察。
もちろん鞍上が一流ジョッキーに代わるという条件つきになるもののフェブラリーＳで巻返しあるのは同馬と推察して次走狙い馬に。

□＝昨年のシルクフォーチュンと同じく藤岡祐のままでフェブラリーＳも続けて好走できる訳はない。なぜならそんなことができるのは本斧の一流ジョッキーだから。
したがってフェブラリーＳでは勝ち負けできないと推察して次走危険馬に。
ただし、今回の上位馬たちが連対まで来れるようならそんな奇跡が起こってもおかしくはない。

□＝斤量にも恵まれていただけに藤岡祐に差されたことは正直いただけない。よって次走危険馬に。
ただし、こちらは鞍上がほぼ万全なので「今回は８分で乗った」ということなら好走してもおかしくない。
レースレベル：4
→次走狙い馬:テスタマッタ  
→次走危険馬:メイショウマシュウ,ガンジス