勝ったダノンシャークは好位から差し切り。
いつもカリカリしているわりにレースでは堅実に走るので、
この相手なら崩れようがなかったですね。

2着リアルインパクトは2番手から粘り。
揉まれずスローで先行という理想的な競馬でしたし、
やはりリフレッシュ効果も大きかったと思います。

もう連続で頑張る気力はないと思うので、次は厳しいでしょう。
大して人気にならないかもしれませんが。

3着シャイニーホークは先行して一旦下がるも盛り返し。
前走は展開が厳しかったので迷った馬だったんですが、
ハイペース向きと考えて止めてしまいました。
こんな柔軟な競馬ができるとは驚きです。

買った馬が1，2，4，5着とほぼ完ぺきだったのに、
結局当たったのが馬連とワイドだけ。
シャイニーも少し気になっていただけに痛いです…
レースレベル：2    
→次走危険馬:リアルインパクト  

レースレベル３…
内側に隙間のない直線勝負になり、外回りの後続馬は展開不向きで伸びず。結果、先行・先行目標馬の競馬になったのが勝ち馬に幸いしたと思われるため、ことマイルＣＳでは一段割引きしなければならないと判断して「３」とする。

■…リルダヴァル
前が壁となったことで外に出さざるを得なかったロスが響いたと判断できるので次走狙い馬とする。

□…ダノンシャーク
勝つには勝ったが、マイナス12kgなのに展開が向いたことが幸いしたと判断できるため次走危険馬とする。

□…ブレイズアトレイル
理想の展開と位置取りにも関わらず競り負けたのが物足りない。
ただし、今回は鞍上が三浦皇成だったのが「もしかすると次走乗り変わりで好走できる可能性を残している」と言えるので危険馬ながらも２番手扱いとする。

※北村宏の好騎乗と三浦の不足…
連勝馬だけにブレイズアトレイルに注目された方も多かったはずだが、最後の直線の攻防を見る限り、三浦の騎乗に何が足りないかがよく分かるものとなった。
単純に言えば「先行競馬では彼は馬の脚を上手く残せない」であり、彼は知らず知らずのうちにペースに流されてしまうのだろう。でなければ一度交わしたシャイニープリンス(北村宏)に間を割られるなど起こらない。

裏を返せば、それだけ北村宏が上手くペースに乗って先行から馬の矯め脚を上手く引き出したと言える。
上位馬の中で壁を作られたリスポリが一番厳しい競馬をさせられたのはさすがに騎手のレベルが違うとは言えるものだが、理想のペースと人気薄だったとは言え、直線で一度矯めを作った北村宏の判断力は見事であり、今回の騎乗が出来るのにどうして未だにヴィクトリアマイル１つしかＧ１を勝ってないのか不思議でならない。
ただ一つ言えるのは、「上手さと良い馬への騎乗は比例しないが、騎乗数には反映する」ということ。
表開催での騎乗数の多さは伊達じゃないと言える北村宏の好騎乗に拍手を贈りたい！
レースレベル：3
→次走狙い馬:リルダヴァル  
→次走危険馬:ダノンシャーク,ブレイズアトレイル