レースレベル「３」･･･昨年の１番人気馬が巻返しの１着。しかも大幅馬体増で勝てた事は今後の好走も期待できるとして「４」評価しても良いのだが、この勝ち馬が藤沢和厩舎の馬であるからには「(牧場でしっかり体調を良くして臨戦したから勝てたと言えるため)格上げ後に凡走する可能性は大きい」と思われるので一応平均的レベルの馬の集まりだったとして「３」とする。

○…セイカフォルトゥナ
伊藤くんが逃げられた事は良かったが、そこは３流の悲しさで見事にキチンと捕まってしまう辺りは多いに納得の結果。
しかしながら、裏を返せば、伊藤くんで微差４着ならもうちょっと経験値の高いジョッキーであればもっと粘れる公算は高くなるはず。
よって次走狙い馬とする。

○…ダイヤノゲンセキ
伊藤くんを差せなかった石橋くんの腕に一瞬がっかりしたものの、２走前から馬の調子がおかしくなってる事を考慮すれば、前走国分優から石橋では強化にもなってないからには微差で掲示板に残っただけでも上出来だろう。
ただし、これから調子が戻ったとしても伊藤くん騎乗のセイカフォルトゥナを差せなかった事、内田博騎乗で強化されたとは言えトウショウギフトに差されてしまったのは少々減点材料になるので次点の狙い馬とする。

Ｘ…アンアヴェンジド
馬体増で好走した事で次走も人気に推されるかもしれないが、この厩舎は牧場が馬を仕上げる事で勝星を稼ぐ厩舎であるため、今回のように間隔を空けて好走した後は却って体調維持が危ない可能性がある。
よって次走人気になる事を考えるとたとえ好走しても馬券的妙味は薄いので敢えて危険馬とする。
【今の藤沢和厩舎では連荘好走は危険と判断】

※伊藤くんと石橋くんに･･･
北村宏と戸崎圭に差されただけなら良かったのだが、伊藤くんも石橋くんもまさかの内田博に差された事は、ジョッキーの技量としては当然でも馬の能力や脚質の面では(裏の福島だけに)大いに残念。
それでも微妙な差なのが救いなので両者の次走に期待したい。
レースレベル：3
→次走狙い馬:セイカフォルトゥナ,ダイヤノゲンセキ
→次走危険馬:アンアヴェンジド