勝ったセカンドテーブルは逃げて快勝。
前走と違い、実に気分よく走ることができました。
次はきつくなりますが、このレースに関しては言うことなし。

2着サフィロスは中団から間を割り。
キンシャサノキセキ産駒の傾向はまだ分かりませんが、
今回の走りはフジキセキ産駒の特徴が出ていました。
こういうタイプを多く出せるなら良い種牡馬になれるはず。

3着ニシノラッシュは外目を差し。
毎回安定していますけど、ワンパンチ足りないですね。
まぁそこは裏表みたいなもんですが。

予想としては◎こそ文句なかったものの、相手選びは猛省レベル。
あんなに雑に選ぶぐらいなら、無理に選ぶべきではなかったです。
レースレベル：3    
→次走危険馬:セカンドテーブル  

予想でも書いたが再度、馬券になった馬の展開値を記す。

セカンドテーブル　先行力３+末脚力７+上がり５＝１５（Ｈ）
サフィロス　　　　先行力８+末脚力４+上がり５＝１７（Ｍ）
ニシノラッシュ　　先行力７+末脚力３+上がり６＝１６（Ｓ）

この結果から他馬のデータと比較しても言えるのは、
勝ったセカンドテーブルの前走の末脚力７が突出していたことと、やはり前走Ｈ、Ｍペースのレースに出ていた馬が連対するということ。

Ｈぺーすなら先行した馬がバテて、差し馬有利という考え方もできるが、ミドルペース以上のレースこそが実力勝負がなされていてそこでポテンシャルを示した馬は強いのだと言えまいか。

なお、予想で掲げた展開値２０点のアクティブミノル、１８点のゴールドペガサスは、共にローカル競馬場であげた数値で、逃げ粘りが難しい東京では通用しなかったと言えるだろう。
ゆえに逃げ粘ったセカンドテーブルのポテンシャルは追いかける必要があるだろう。

あと、末脚力だけで言うならワキノヒビキは前走８点を叩きだしているが、先行力が０でありＳペースだった。
→次走狙い馬:セカンドテーブル,サフィロス     

　予想では1200mっぽさと少々の重さの融合が良いと書いた。
　この時期の1200mというのは裏があって、それは米国型でもあるということ。

　米国血統というのは一般的に日本では2歳戦短距離には強い。

　ただ、今回は予想外だった。


　1着：セカンドテーブル

　父：トワイニング(フォーティナイナー)
母父：サンデーサイレンス
ファミナン：地力系16号族

　確かに、父トワイニングは米国系のフォーティナイナー系であり、母父サンデーというのはローカルとか1800mの重賞で強い血統なので、予想の趣旨には合う。

　ただ、このトワイニングという種牡馬、産駒は去年までの3年余り、芝1400mでの勝利がないのである。
　正直、このデータがあったら私はこれは買えません、申し訳ない。

　ただ、それと同時にここはここ2，3年は非出世レースなので、セカンドテーブルは今後、重賞戦線であまり重要視することもないでしょう。


　2着：サフィロス

　父：キンシャサノキセキ(Pサンデー)
母父：Out if Place(ターントゥ系)
ファミナン：地力系5号族

　今年の新種牡馬キンシャサノキセキだが、自身の本格化は5歳の時であり、もしかしたら産駒の勝ちも遅いのではと思ったが、ひとまず深く心配する必要もなさそうだ。

　この馬は近親にサウスヴィグラスやローガンサファイアがいる一族。
　キンシャサノキセキを見てもサウスヴィグラスを見ても、ダートも悪くないかもしれない。


　3着：ニシノサッシュ

　父：サクラバクシンオー
母父：Silver Hawk
ファミナン：バランス系4号族

　まぁ、勝ち馬の逃げにハマったのもあるかと思うが、この馬自体も大成しなさそう気はする。

　ヒーラとかデグラーティアとか近親のスケールも小さいし。
→次走狙い馬:サフィロス  
→次走危険馬:セカンドテーブル  

レースレベル「３」･･･人気薄も戸崎の優勝と重賞なので現時点では平均レベルと見ておくのが妥当として「３」とした。

○＝サフィロス
スタートでモタついたのは戴けないが、予想通り三浦に適った馬のようで、キチンと控えてコースロスなく上がって来れたのは良かった。
これなら次走も三浦でも期待できると見て狙い馬に指名。

Ｘ＝セカンドテーブル
スタートでムリしない戸崎が先手を取ったのにも驚いたが、道中で誰も圧を掛けなかった事の方にもっと驚いた。
今回の勝利はあきらかに先行競馬した騎手たちが甘かったとしか言えず、松田と柴田善には『それでもプロか？』と言いたいほど。
したがって、今回の勝利はラッキーとしか考えられないからには次走危険馬なのは仕方ないだろう。

Ｘ＝アクティブミノル
先手にムリしない戸崎をスイスイ行かせたら腕の差があるだけに残るのは当然だろう…戸崎がゴール板を掛け抜けた直後、松田くんはずっと騎乗停止してなさいと思ったのは私だけではないハズ！
ただし、この騎手を降ろせばまだチャンスがあるかもしれないので次点の危険馬までとしておく。

※どうやら使いすぎの模様。
ニシノＲが伸びを欠いた事が、読み通り田辺がＪＢＣを勝った重賞バランスのせいなのかは定かではないが、やや出遅れもコースロスなく内を回った三浦の馬に並びかけるまでの脚色を見た瞬間、『これは使いすぎかもしれない』と感じた。
よって同馬に関しては、立て直せば巻き返せるものと思われるのは救いだろう。

しかし、松田の折り合い競馬には大いにがっかりさせられた･･･(期待してただけに残念)
レースレベル：3
→次走狙い馬:サフィロス  
→次走危険馬:セカンドテーブル,アクティブミノル