勝ったホッコータルマエは2番手から粘り切り。
力上位なのに加えて展開が楽で凄くスムーズでした。
今さら中央でG1勝つとは少し思えなかったのですが。

2着ナムラビクターは好位から差し。
いつも大味な捲りばかりでしたが、今回は脚をため。
G1でこういう競馬もできる底力があったんですね。

ベストウォーリアは中団から見せ場なく。
確かに距離も長いんでしょうが、完全に底力不足。
マイルのフェブラリーでも苦しい気がします。

コパノリッキーは外枠引いたのに結局揉まれる形に。
本当に脆いので、中央では人気だと信頼できないですね。
東京大賞典は相当楽に走れるのでチャンス大ですが。
レースレベル：2
→次走狙い馬:コパノリッキー       

第15回チャンピオンズカップは、2番人気だったホッコータルマエが勝利をおさめて、悲願のJRA・G1制覇を達成したレースだった。

競馬理論の競馬予想では、休み前のダート戦線では常にナンバーワンの能力を示していたホッコータルマエを叩き2走目で一変濃厚と判断した結果、本命に予想していた。

レース中、ホッコータルマエは、逃げるクリノスターオーをピッタリとマークする2番手から競馬を進めていた。

そして、ホッコータルマエは、直線で早めにクリノスターオーを交わして先頭に立つと、その後ナムラビクターの追撃を凌ぎ切って、第15回チャンピオンズカップを制覇した。

第15回チャンピオンズカップでのホッコータルマエの勝利という結果については、スローペースを先行して押し切るレース展開に恵まれたともいえるが、着差以上に余裕があり、ダートではナンバーワンの能力を改めて示したといえる。

つまり、第15回チャンピオンズカップ以降のG1戦線の競馬予想においても、ホッコータルマエには常に本命級の高い評価を与えて当然であろう。

一方で、第15回チャンピオンズカップでは8番人気のナムラビクター（小牧太）が2着に入ったレースだった。

ナムラビクターは、先行集団の馬群の中を進み、直線でホッコータルマエの外に持ち出されてしまい、一完歩ずつ差を詰めたが、それでも捕えることはできず、結果として2着止まりであった。

第15回チャンピオンズカップでのナムラビクターの2着という結果については、スローペースで差しが届かないレース展開を生かした形であるが、ホッコータルマエに迫ったことは立派であるとみている。

このことから、第15回チャンピオンズカップ以降のダート重賞戦線の競馬予想において、レース展開次第によっては、ナムラビクターは一線級相手でも通用することが可能と判断すべきであろう。

また、第15回チャンピオンズカップで3番人気に推されていたローマンレジェンドは3着に敗れてしまった。

ローマンレジェンドは、5～6番手集団の外目を追走していたが、3コーナーあたりで早めに先頭に並びかけて、そのまま押し切りを狙ったが、ホッコータルマエに突き放されてしまって、3着止まりであった。

第15回チャンピオンズカップでのローマンレジェンドの3着という結果については、自ら勝ちに行った形であるが、スローペースなレース展開を考慮すると、上位2頭には力負けであったとみている。

すなわち、第15回チャンピオンズカップ以降のダート重賞戦線の競馬予想において、ローマンレジェンドがホッコータルマエを逆転するためには、レース展開など相当の助けが必要と判断した方がよいであろう。

以上のように、第15回チャンピオンズカップは、ホッコータルマエの底力を見せつけるレースとなった。

競馬理論のファンの方は、ホッコータルマエの今後の走りにも大いに期待して頂きたい。

以下のURLから2014年以前のチャンピオンズカップ(ジャパンカップダート)の関連記事がご覧いただけます。

http://www.keibariron.com/database/japancupdirt

チャンピオンズカップ(ジャパンカップダート)のコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

予想屋マスターTwitter https://twitter.com/yosoyamaster

予想屋マスター http://www.keibariron.com/
→次走狙い馬:ナムラビクター,ホッコータルマエ     

「３」･･･スタートのアヤで結果が大きく変わったレースにて展開一つで好走馬も変わる典型。
よって「ダート最強馬決定戦」と言うには不足感があると思われるので平均的と見て「３」とした。

○＝コパノリッキー
おそらく調教師が騎手に対して憤懣やる方ない思いをしたのではないだろうか。たしかにスタートは出負けしたが、騎手の判断そのものにミスがなければここまで大敗する事はなかったように思えたから…
しかしながら、今回の大敗で「田辺」と言う騎手にとってこれまでにない大きな経験を積めた事【人気に推された時にどんな気持ちで騎乗するべきか】は間違いないと思われるため「次につながる大敗」と見て次走狙い馬とする。

Ｘ＝クリソライト
大敗している点は次走狙い馬と同じだが、如何せん鞍上をビュイックにしてここまで大敗したからには「次走以降はよほど相手レベルが下がらない限りは好走しても勝ち負けまでは期待できない」と判断せざるを得ない。

※大きな経験！
今年ブレイクした代表騎手と言える田辺だが、さすがにまだまだ未熟である事を示した格好。
ただし、これまでほとんど経験した事のない人気馬騎乗時における判断のあり方を体感できたのは田辺個人の今後にとってこれ以上ない経験を積めたと思われる。
現在の中央競馬は「騎手数＜レース数」の状況にあり、田辺のような好調な騎手は乗り鞍が増える事の反動でどうしても騎乗数をこなす事に意識が偏る傾向に陥りやすい。
したがって今回の大敗は「ここ一番で好走させようとする経験不足が出た好例」と判断できるのではないだろうか。
こう言うと反論される方もいるかもしれないが、こと騎手に関しては、たしかに騎手には「センス」と言う差はあるものの実際の技術差などほんの紙一重でしかなく、如何に馬の能力を十分に発揮させるだけの位置取り・判断ができるかが好結果につながると思われる。
田辺くんにはぜひ今回のミスを今後に活かして欲しいと思われてならない。まさまだ伸びしろがあると言う裏返しなのだから！
レースレベル：3
→次走狙い馬:コパノリッキー  
→次走危険馬:クリソライト  

記念すべき第１回チャンピオンズカップを終えたわけだが、どうにも腑に落ちないレースだった。
これは、おそらくレースを見ていた大勢の方がそういう思いをしているのではないだろうか？

コパノリッキーはスタートでやや出負け気味…といっても致命的ってほどでもなく、前走時と同じ行きっ振りで進めば、そのまま良いポジションには付けられたのてはなかろうか？
あくまで、出負け気味とはいうのは逃げ馬としてであって、差し馬だったなら『前に壁を作って…』的なまあまあ普通なスタートなのだ。
馬に覇気がなかったのか？、それとも田辺にもともと行く気が無かったのか？、はたまた、スタート地点の急坂が影響しているのか？…かなり疑問の残るスタートであった。

おかげで、クリノスターオーと勝馬ホッコータルマエが並んでの先頭。
この２頭がハナという事は、即ちスローな流れ。
マイペースでありながら砂を被る事も無い訳で、ホッコータルマエにとっては楽極まり無い競馬になってしまった。正直、向正面でこの馬の勝利と単勝馬券的中を確信した。
３コーナーでローマンレジェンドが並び掛けるも、ダート馬最強の体力を誇る馬が道中楽をしていた訳で、それを力勝負で交わすというのは所詮無理な話。
ナムラビクターが差を詰めたところでゲームセットとなった。

ローマンレジェンドが早めにホッコータルマエを捕まえに行こうとした事以外は、目を見張るような内容があった訳でもなく、これでレースレベルと言われてもちょっと困ってしまう(泣)…『東京大賞典の叩き台』という事でとりあえず納得しておきます。

ワイドバッハは疲労で馬体をちょっと緩めたんですかね…＋８㎏で凡走。
前残りの競馬ながら後ろから差を詰めて来た訳で、それなりに集中状態は持続していると思われる。
次走がマイル以下ならば、疲労抜け＋距離短縮に加え、冬場の深いダートはアジュディケイティング産駒が最も得意とする馬場。期待値がグッと上がるはず。

サンビスタは差し馬の中では最先着。良いパフォーマンスを見せている。次走も期待。
レースレベル：2
→次走狙い馬:ワイドバッハ,サンビスタ     

清水成駿が東スポで書いてましたが、今回の出走馬の中で持ちタイム１位はアメリカのインベラティヴ。
ゆえに、砂を撒いてスタミナ勝負にするだろうと。

レース画像を見ると、かなり砂塵が舞っているのが見て取れた。

軽い馬場のスピード勝負だったフェブラリーＳ。
重い馬場のスタミナ勝負となったチャンピオンズＣ。

馬場も重要なファクターだと今回は学習しました。

実馬券は単勝５９０円と馬単９０２０円を取りました。

もう一つのこのレースの肝は・・・。
これは見解でも書いたので分かる人は分かるでしょう。

とにかく、先週は特上カルビを今日はマグロの大トロを食しました。毎週のように競馬を当てていると糖尿病になってしまいそうです。
→次走狙い馬:ホッコータルマエ       

ホッコータルマエ　幸　７
まあ勝ったけど恵まれたかな。インの馬がダッシュがつかず、コパノが出負けしてスムーズに番手をとれた、クリノのムーアが逃げのプランが皆無だったので実質コントロールできたしかなり嵌ってはいる。まあこれもポジションとれる馬だからこその恩恵だしそれを素直に活かしたので。

ナムラビクター　小牧　４
まあ展開が最高に嵌った。スローからの後半勝負は最も合う形だったし。ただゲートで落ち着きを欠いていたし出負け、そして強引に前に行ったからプランはなかった。スローになってくれたからいいものの惨敗も十分あったし正直ラッキー感が強い。勝手に展開が味方してくれた形かな。

ローマンレジェンド　岩田　７
この展開は向かなかったけど外で前を向けた事、向正面で素直に前に押し上げて前々で進めたのは岩田のファインプレーかな。ポジションでうまく立ち回ったと思う。

サンビスタ　松田　７
しっかり乗ってくれたかな。スタートはあまり良くない馬だしそれでもロス無く立ち回った。コーナーの最速地点で外にスムーズに出したし力は出し切ったと思う。

ワンダーアキュート　武豊　６
初めから決め打ちした騎乗かな。このメンツではしまいをより活かす乗り方をしないと頭まではという意識があった。この展開は大誤算だけど、要所まで我慢した分の５着かな。下手に動かなかった分マシだと思う。

ワイドバッハ　蛯名　５
同じく決め打ちというか、こういう競馬しかないしね。ただコーナリングで相当置かれたのは蛯名の悪い癖というか、出し抜きの形ではよくある事だし気をつけないといけない。

カゼノコ　秋山　６
スタートからさすがに出鞭打ってついて行く意識はあったかな。ポジションはあれで仕方がないし、ここまでスローになって要所で動けないとどうしようもない。けど決め手はここでも通用する。

クリノスターオー　ムーア　３
まあ、ハナの意識はなかった分もあるけど、逃げは巧くないね。せっかく単騎になったのにスローに落としすぎて番手馬につつかれて、１度楽になったと思ったらまた追いかけられ潰れてるしね。ペースメイクは大したことない騎手なのかな。阪神Ｃのリアルインパクトで期待はしてたけどこれじゃあ見当違い。

グレープブランデー　北村宏　４
スタートしてポジションは意識してたんだけどコーナーでクリノを行かせた事が間違いかな。この馬の適性なら競りかけてペースを引き上げる必要はあった。自分の得意な形（スローで馬を抑える技術）にこだわりすぎたかな。

インカンテーション　大野　２
まあ、コパノを意識し過ぎてポジショニングの良さを自ら殺してしまった。３走前のようにハイペースで突き抜けられるレースが持ち味なのに真逆の展開で全く違う騎乗してるからね。もったいない。

ベストウォーリア　戸崎　３
出だしで躓いてリズムを崩してるかな。そこからポジションをとるまで無駄に動いたし３コーナーでもついて行こうと仕掛けてロスしてる。力のバランスが相当悪い騎乗だしあれでは勝てないかな。

コパノリッキー　田辺　４
まあ不運な面は多々ある。出負けして腹はくくったんだけどやや行き脚はついてたし押さえ込むロスはあった。ローマンの背後につくはずがクリソライトの動きで入れず、不安定な動きのダノンカモンが３コーナーで外に膨れた分要所でかなりブレーキした。脚はそう長く使うイメージではないし半ば４コーナーは絶望的な動き出しかな。まあミスもあるけどインカンテーションほど責められない。

ニホンピロアワーズ　酒井　３
最初の口向きの悪さはもともと左回りは難のある馬だったし仕方ないんだけどあそこでペースを上げれるチャンスだったかな。この馬もスローは歓迎材料ではなかったし攻めた騎乗はして欲しかった。

クリソライト　ビュイック　３
向正面は中途半端な捲りだったなと。もちろんスローでいい馬ではないけどあれくらいじゃペースアップして外で苦しむのはわかるはず。まだ腹くくって馬群で構える方があれならマシ。

インベラティヴ　デザーモ　４
決め打ちした形だけど見事にペースを読み間違えたかな。それくらい。

ダノンカモン　松山　５
敢えてこの点にしたのは調教師の問題かな。三浦や武士沢・外国人騎手など強めに制御してナンボの馬に松山をチョイスするセンスはない。実際コーナーで口向きが相当悪かったし。まだ高倉ならわかるけど適材適所って事はホント大切。
レースレベル：3
→次走狙い馬:カゼノコ,インカンテーション
→次走危険馬:ナムラビクター,ホッコータルマエ

　個人的には、何とも縦目だったレース。


　1着：ホッコータルマエ

　父：キングカメハメハ
母父：チェロキーラン(レッドゴッド系)
ファミナン：バランス系9号族


　父のキングカメハメハは去年のこの開催の中京ダートでよく来ていたし、土曜日も良く来ていたのでやはり合うでしょう。

　9号族もバランス系の中では、よく来ているファミナン。

　クリノスターオーが行ったのをじっくり見ながら競馬ができたかな。
　あとは、抜け出すと緩む馬なので、ローマンレジェンドが競ってきてくれたのがありがたいところだったはず。

　これからもまだ安定して走るんじゃないかな。



　2着：ナムラビクター

　父：ゼンノロブロイ
母父：エンドスウィープ(フォーティナイナー系)
ファミナン：地力系7号族

　予想では△候補の一頭に書いたけど、7号族らしく底力があって急坂も得意とする馬。

　阪神が得意で2000mもこなすというのは、急坂があって、1800mにしてはスタミナの要るコースなので適性もあったと思う。




　3着：ローマンレジェンド

　父：スペシャルウィーク
母父：オーサムアゲイン
ファミナン：極軽系20号族

　やっぱりスピードに溢れる馬で、さらに20号族らしい甘さも持ち合わせているという感じ。

　坂で地力系のナムラビクターに差されたのはそういう面もあるかと思います。

　去年トラブルがあって不完全燃焼だった東京大賞典で狙ってみたい。




　本命：コパノリッキー

　スタート出遅れで終了。砂被るとダメな馬だし、最後に大外ブン回したのも謎。

　あとは、もしかしたら間隔空けた方が良い馬なのかなぁ、と。



　個人的には、本命のコパノリッキーは終わったものの、○△▲で決まったので、まぁ良しとします。

　スランプと書きましたが、ちょっと抜け出し傾向かな。


　血統だけにこだわらずに、上手いこと多角的に見てやっていきたいと思います。
→次走狙い馬:ホッコータルマエ,ローマンレジェンド     

ナムラビクター惜しい！
もう少しで頭と馬券が入ったのに・・・
単勝馬券しか無い・・・
来年の正月休みはハノイかなと思っていた。
流れが中途半端になり
ホッコータルマエが残るなんて想定外です。
次回のレースに期待します。
レースレベル：3
→次走狙い馬:ナムラビクター,ホッコータルマエ