勝ったトーセンスターダムは後方からグイグイと伸び差し切り。
やはり距離短縮の効果は絶大で、近走とは全く違う走り。

ただ、この馬は基本的にそれほど強くないと思うので、
またしばらく買いにくい存在になるでしょうね。
マイルの京都金杯とか使ってきたら悩みそうですが。

2着同着のデウスウルトはイン強襲で一旦は先頭に。
好調時は怖いキンカメ産駒とは言え接戦後でしたし、
ここまで頑張るほど勢いがあるとは予想外でした。

エイシンヒカリはやはり前走の疲れがあったのでしょう。
大きくヨレたのを「破天荒」と見たがる気持ちも分かりますが、
単純に走りすぎてフラフラになっただけと考えるのが妥当です。
レースレベル：3    
→次走危険馬:トーセンスターダム  

ラップ
12.6-11.2-11.5-11.8-11.7-11.6-11.0-11.6-12.9

中盤緩むことなく、馬場も考えるとかなり厳しいペースになった。
エイシンヒカリは1000m58.8の逃げを打つが後続もぴったりついてきてしまい、リードがほとんどないまま直線へ。かなり厳しかった。まだ見限るのは早い。

◎のスマートレイアーはこのペースなので最後方から。僕の誤算だったのは道中緩まなかったためポジションを押し上げるタイミングがなかったことだ。この位置ではとても届かない。ラスト１ハロン強襲してなんとか0.3差まで詰めたが完敗。

○のアドマイヤタイシはもともとトップスピードの持続力勝負に強い馬で、ある程度の基礎スピードを持っているが、今回は明らかにオーバーペース。これでは苦しい。

デウスウルトは完璧に立ち回った。トーセンスターダムに関してはナメてごめんなさいとしか言いようがないです。。。


予想家デビューは悲惨な結果となりました笑
次回もがんばります！！
→次走狙い馬:フルーキー  
→次走危険馬:デウスウルト  

とりあえず、エイシンヒカリの敗因というか、個人的にはペースは速かったと思います。この馬にとっては速くないという見方もできますけど、過去のラップ遍歴がヒントで、高いパフォーマンスを見せていたここ４戦ではあった１ハロン１２秒台の区間がこのレースではない。この試金石で一番息の入らない厳しい流れを自ら作ってしまっているんですよね。単純計算で言えば今回ラスト２００ｍを１２秒をなんとか切れれば時計は１分４４秒台。そこまで今の阪神は高速ではないですしね。岩田に過信があったのは考えられるのと、もともとペースメイクに不安のあったコンビがここ１番で最悪の結果を招いてしまった。他の馬が全体でついてきてしまった。まあ理由はいろいろありますが戦略的に言えばアイデアは足りなかったと思います。暴走と言われたアイルランドＴでもしっかり要所で１２秒３で息を入れてるんで。
岩田の強気逃げは結構展開をクラッシュするので警戒するポイントなんですよね。ディープインパクトＣでのジャイアントリープもそうでしたけど、ここであんなペースで引っ張る？っていうケースが稀に、しかも狙っていた時にある。逆張りの保険をかけるタイミングを計る意味でも吟味したいです。
レースレベル：4
→次走狙い馬:ウインフルブルーム,スマートレイアー
→次走危険馬:デウスウルト  

○…エイシンヒカリ
直線で二の脚を使って伸びると思っていたら、浜中はまだしもまさか川田、ジリ脚気味の武豊にまで捕まってしまったのには大いに驚かされた。
おそらく今回の岩田は逃げるつもりはなかったのではないだろうか…ペースから見ても同馬がタレるようなハイペースじゃなかったのに押し出されて逃げる形になったため却って伸びを欠く原因になったと思われる。
いずれにしても今回の結果が同馬の実力とは思えないからには、次走は明確に同馬のスピードを活かした競馬を関係者は指示するはずで、それで鞍上が岩田であれば負ける事はないと思われるので次走狙い馬とする。

Ｘ…トーセンスターダム
「復活」と言えば聞こえは良いが、今回の勝因はエイシンＨが実力を出し切れずにタレてしまったお陰である事は否めないはず。したがって「復活」と言うよりも「ラッキー」であり、気性の悪い同馬こそ次走危険馬の筆頭となるだろう。

Ｘ…スマートレイアー
同馬を降りた武豊が勝った事で「今後同馬は過去の実績ほど好結果は残せない」と推察できる。したがって今後はたとえ武豊が乗り戻しても「好走しても勝ち切れない可能性が高い」と判断して次走危険馬とする。

※経験値の少なさが出た格好！
エイシンＨの能力であればこんなメンバーに負ける事は本来なら起こらなかったはず。ところが、まさかの敗戦に正直驚かされた。
“やはり”と言っては語弊はあるが、前走でおかしな競馬をした事が今回の敗戦を招いたと思わざるを得ない。
現時点の同馬に一番向いている競馬は「早いペースで前に位置取って直線に入って突き放す」と言うハイペース先行により先に後続に脚を使わせる競馬(脚質)なのだろう。
おそらく今回の岩田は同馬の頭を叩いて逃げる馬を追いかけて競馬するつもりだったのだろう。そう考えれば、今回同馬が伸びを欠いたのも納得できる。
いずれにしても「同馬はスローで控える競馬は今の所できない事」が分かっただけでも今後の予想材料になるはず。
レースレベル：2
→次走狙い馬:エイシンヒカリ  
→次走危険馬:トーセンスターダム,スマートレイアー