アジアエクスプレスの逃げはとりあえず、最善の判断でした。インから捌くのが恐ろしく不安な騎手だし馬自体もユニコーンＳでそういう流れでダメだったのでこの判断は吉。
あと、そこをハナを奪わずペースにうまくついて行った幸も好判断でした。今回でこの馬の場合こういったハイペースからの抜け出しがベストという事がわかったかなと。ということは反面、平安Ｓの京都１９００ｍの舞台では緩急がつく分向かないかなと。去年は走ったけど今年は消そうと思います。
個人的にはローマンは不利があったとはいえ、ワイドバッハはここまで上がりきるとなし崩しに脚を使わされた印象で、展開を読み間違えました。反省。
レースレベル：4
→次走狙い馬:ナムラビクター  
→次走危険馬:クリノスターオー  

狙い…誰が考えても同馬の逃げは不可解なはず。
たしかに包まれる事を嫌う思考だったのは分かるが、逃げ手が取れると言う事は控えて直線で逃げ馬を交わす競馬もできたはず。
いずれにしても、今回の２着は“勝ち馬以下の関西厩舎に対する貸し”と思われるので次走狙い馬に指名する。

しかしながら、この戸崎の逃げはあきらかに不可解であり、勝ったのが幸だった事を考えると「最初から後続の引き出し役をするつもりだったんだ！」と言うのは一目瞭然である。
ちなみに、本日ＴＶ解説だった加藤和は「デムーロの乗り方は下手ですね」と言ったが、逃げた戸崎が２着を確保した事を考えると、ある意味「幸を好走させるために戸崎が犠牲の逃げを打ったお陰でミルコが届かなかった」と言えるはず。
また、ミルコが下手だと言うなら、今回の岩田のマクリはあきらかな判断ミスであり、その方がより下手と言う事になるだろう。逃げた戸崎が粘れるペースなら、岩田であればもっと道中でもっと前に位置取りできたはずなので。

危険…今回の勝利は、“おそまきながらのホッコータルマエの海外参戦ご苦労さん”と判断。
そうでなければ幸のような騎手の馬が休み明けで勝つ事など騎手力からも起こる訳がないから。
したがって、今回勝たせてもらった反動から次走で人気を裏切る事必至と思われるので次走危険馬に指名する。
レースレベル：1
→次走狙い馬:アジアエクスプレス  
→次走危険馬:クリノスターオー