【LV4=平均上レベル】
・人気、実力は卍巴。結果もその4頭の争い。人気順とは大きく異なったが。

◆1着はラディウス。
　今日は中団後方からのレース。行きっぷりはまずまず。4Cではガリバルティの外。直線入口では進路が綺麗に空いて、脚を伸ばす。ガリバルディにダンプされたゴットラウディーにブツけられて勢いを若干削がれるも、めげずにファイト。最後までしっかりと伸びて前を行くガリバルディを捉える。マンカフェ産駒で同じ位置にいたディープに勝つのだから騎手が流石としか…。元々、個人的には素質を高く評価していた馬。折り合いに進境が見られるし、追って伸びるようになった今なら、ローカル重賞ならいつかは取れると思う。

◆2着はガリバルディ。
　好位直後のインを追走。直線はインが開かずに追い出しが遅れる。直線は進路がなかったが、外にいたゴットラウディーをダンプして進路確保。（過怠金1万）前が開くと脚も溜まっていたのでしっかり伸びたのだが、外のラディウスにわずかに差されてしまう。内で我慢する競馬が出来たのは良かったが、その分、直線入口で進路がなくなった。どうしてもライバルに岩田が騎乗するとカモられるというか…。いい目標になってしまっている。一概に悪い騎乗とは思えないだけに。ただファンに同情されるようではダメだとは思う。

◆3着はレッドオリヴィア。
　スタートは一息も二の脚が早い。番手に付けて折り合って追走。ただちょっと行きっぷりは悪いか。気合つけつつの追走。4Cではちょっと逃げ外に気味か。直線での反応が鈍くて、前の馬を捉えるのに時間がかかり、内で閉じ込めたレッドジゼルに先に抜けだされる始末。それでも直線は再び伸びてきて、レッドジゼルは捉えた。4Cから直線の反応の悪さが休み明けなのか、ジャンポケなのか。ヘイロー系のようなスピードの乗り方が出来ない。最後、盛り返した脚は流石なのだが。後は渋った馬場も向いたか。休み明けでこの相手に3着は胸を張れるのだが、あの反応の悪さが体調だけではなく、性質によるものだと今後も取りこぼす競馬があると見る。単純に素質だけで言えばOP級。

◆レッドジゼルはインのポケットで競馬。3番手で掛かりよく追走。我慢もできていた。直線は最内を狙って閉じ込められたが、早めに外に切り返して、致命的な不利にはならなかった。切り返した後も脚を伸ばしたのだが、他馬に比べてわずかに見劣った。見劣ったのは道中わずかに気負った分かな。前向きな気性も表裏一体。
レースレベル：4
→次走狙い馬:ラディウス