勝ったエアハリファは中団から馬群を割り。
強くなったというより、もともと短い距離向きの馬で、
ようやく歯車がかみ合ったというところでしょう。

本番のマイルまでは適性範囲内ではありますが、
距離延長になるとパフォーマンスは下がると思います。
特別G1向きの血統でもないので、次はきついのでは。

2着ワイドバッハは直線向いてほぼ最後方。
距離短縮で無理して前に行くと危なかったので、
位置取りは仕方ないというか、あれでいいと思います。
普通なら届かないんですが、芝並みの脚を使いました。

3着アドマイヤロイヤルは中団から差し。
もうピークすぎて弱い相手にしか好走していない馬。
これが3着ということは、3着以下のレベルは疑問です。

グレープブランデーは逃げて見せ場も粘り切れず。
2着馬と違い、距離短縮なのに出していってしまいました。
世間的にはこちらの騎乗の方が好感を持たれやすいですが、
個人的な意見としては逆だと思うんですよね。

まぁ私のような予想法を取っていない人も大勢いるので、
一般的な見解と食い違いが出るのは当然の話です。
まして全然当たらない私が言っても説得力ゼロですし。
レースレベル：3    
→次走危険馬:エアハリファ  

結果的に根岸Ｓを制する決めてはアハルテケＳで良かったわけだが、ならば武蔵野Ｓの勝ち馬として対象にならなかったのはなぜかという疑問は残る。

考えられるのはハンデ戦だったからだろう。そして、今回の根岸Ｓを勝利するパスポートとなったのは、武蔵野Ｓを１番人気で２着したということだろうと考えられる。

この戦績は、過去１０年では2008年のワイルドワンダーが該当する。まして、昨年ゴールスキーが武蔵野Ｓを2番人気４着から勝っていたのだから、それを上回る戦績で勝てなかったからおかしかったろう。

決めてはハンデ戦のアハルテケＳだったが、ハンデ戦での勝利ゆえに次走の武蔵野Ｓは嫌われ、そこを０秒１差の２着したことがみそぎとなり、今回の根岸Ｓの勝利につながったと考えれば合点がいく。

ワイドバッハは武蔵野Ｓ勝ち馬が過去１０年このレースを勝っていなかったから軽視していたが、2007年にシーキングザベストが１番人気で２着していた。

過去の戦歴を週初めからもっと精査していれば、７年、８年のケースから今回の１，２着は抑えられ、三連単の総流しという手もあったかもしれない。

が、実馬券はワイドバッハをおさえ、馬単、馬連を取った。
今週は土日のメインを軸馬はひとつも外さず、馬券はすべて取れたことから方向性は間違っていないと思う。
あとは、磨きをかけるだけだと思うとワクワクする。

ちなみにフェブラリーＳに根岸Ｓ勝ち馬はメイショウボーラーまでさかのぼらないと勝ち馬を出してないと思うので、狙い馬としては３着には来ることを期待してエアハリファ。

なお、レースレベルはミドルペースで昨年と同じ１分２３秒４なので３とする。
レースレベル：3
→次走狙い馬:エアハリファ       

狙…Ｇ１ＴＲ戦の勝ち馬だけにイヤでも次走狙い馬になるだろう。

狙…別定戦で58kgを背負いながら先手を競ってＣデムーロを潰した功績はかなり大きいものと推測。よって次走もしくは今後もう一度好走するチャンスが巡って来ると見て狙い馬に指名する。

危…逃げると思われたのに出負けして行けなかった馬と騎手のコンビが近々で好走するなどレースでは許されても人道として許されない事。なぜ太宰が低レベルなのかを象徴する結果となってしまったからにはとても期待できない。

危…今回のメンバーの中で最も最低な騎乗を見せたのが同馬の騎手。今回はロゴＴをマークしたようだが、ロゴＴが潰されたにも関わらず外・中から差されて中途半端な５着に終わってしまった。これはあきらかに騎手が流れだけで競馬をしている証拠であり、だからこそこの騎手は良い馬に乗っても勝ち切れないのだろう。
こんな騎手が乗っている馬を○にした事を大いに恥じるしかなく、それだけに今後この馬とこの騎手のコンビで好走などそれこそ期待できない。

※結果的に１・２着は順当も･･･
『三浦が勝ち負けするなら武豊も好走する』･･･その通りの結果になったからには順当な１・２着決着と言えるだろう。
なお、レースを見ていて私が感心した事は、道中で国分恭がコースを渡さずＣデムーロを楽にさせなかった事【それどころか一旦後ろに下げさせたほど】と、マヌケなポアゾンＢの騎手を補うように前に出た北村宏が同じくＣデムーロを楽にさせなかった事である。この二人の競馬があったからこそ三浦が勝ち、武豊が２着に届いたからである。
潰されたＣデムーロは不運だったが、人気に推された先行馬を潰そうとした二人の仕事ぶりは立派なもので、たとえ惨敗でも拍手を贈りたいと思った。
それだけに本当ならもっと好走して当然の福永の騎乗ぶりにはガッカリどころか情けなさしか感じなかった。どうやら彼は追いもレース運びも全体的な騎乗思考が緩んでいると思われる。だからこそ３着内田博も捕らえきれず、後方から差したベリーにも差されるのだろう。【悪口はしたくないが、「彼は人気馬に乗る資格はない」とだけ言わせてもらう】
しかしながら、三浦と武豊の１・２着では福永の出番などなくて当然であるのが救いかもしれない。好走すべき立場じゃなかったと言えるので(情けなし)。
レースレベル：2
→次走狙い馬:エアハリファ,グレープブランデー
→次走危険馬:ポアゾンブラック,キョウワダッフィー