３歳の争いと読み、能力的にはノンコノユメが最上位であるが、さすがに５８Ｋｇの斤量は不利と考え、◎モーニン、○ノンコノユメとしたのだが…。脱帽するしかない。ダート馬としては小柄な４５０Ｋｇ前後の馬体（ディープインパクトとさほど違わない）で、５８Ｋｇを背負ってのあの瞬発力。近い将来、この馬の時代が来るのではと思う。

モーニンは、クラスの壁か、３着。クラスに慣れてくればＧ３は勝てるだろう。
もう一頭の３歳、ゴールデンバローズは精彩を欠く走り。
個人的には、３歳時の海外遠征には大反対で、グランプリボスのセントジェームズパレスＳ挑戦にはあきれ果てたし、ディープブリランテのキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス挑戦の際に生産者であるパカパカファームのハリー・スウィニー代表が大反対をしたのは立派な見識だと思っている。

ＵＡＥダービーは、以前は勝ち馬にケンタッキーダービの出走権が与えられていた（今は知らない）ので、ケンタッキーダービー出走狙いで、多くの日本調教３歳馬が挑戦しているが、勝った馬はいないし、帰国後大成した馬も記憶にない。ほとんどの馬が平凡なダート馬として競走生命を終えている。
愛馬をケンタッキーダービーで走らせたいと思うのなら、最初からアメリカで走らせるべきだろう。

タガノトルネードにも印を付けていたので馬券は取ったが、ノンコノユメの力を見誤ったという点で、嬉しさも半ばというところ。
→次走狙い馬:ノンコノユメ       

狙い…いくらルメール騎乗とは言え、３才馬が５８kgを背負って勝ち負けしたのは明らかに能力上位の証拠。
現状の３才馬たちではとても同馬には勝てないと思われる事から次走狙い馬確定。

危険…いくら関東のレースとは言え、自ら騎乗した事のある戸崎の馬を捕らえきれないのでは、馬の能力も騎手の能力も不足としか思えない。
馬は好不調の波があるので好走後の伸び足らずがあってもおかしくないが、斤量有利の人気馬で伸びを欠いてしまっては騎手の底力も馬を勝たせるに足りていないと言えるだろう。
いずれにしても、状況有利の中で突き放された３着では次走危険馬は同馬が筆頭。
レースレベル：5
→次走狙い馬:ノンコノユメ  
→次走危険馬:モーニン