'17 2:25.7(稍重) = 35.6-36.9-36.8-36.4 47.8 60.2 +0.7
LAP=12.8-11.5-11.3-12.2-12.4-12.3-12.3-12.5-12.0-12.5-11.8-12.1

日曜日の積雪は、馬場を完全に乾かすことなく稍重馬場になりました。
ハナは予想通り②ヤマカツライデン。
少し後ろから④マドリードカフェが出て、外から⑪アドマイヤフライトも並びかけますが、順当に隊列が決まり徐々にペースが上がる形で1コーナーへ。
少しペースを落とすも、13秒台を刻むことなく向こう正面を進みます。
坂の頂上から下り坂にかかり、外からアドマイヤフライトがヤマカツライデンに並びかけ、ペースが上がりますが直線手前ではついて行けずに失速。
直線に入ってから再加速しました。
中盤も例年よりは早く、ゴールまでの持続力を問われる展開になりました。

1着〇⑤ミッキーロケット　　 4- 4- 3- 2 36.0
（キングカメハメハ/Pivotal）
スタートも良く、逃げに行った馬の後ろのポジション。
ペースが上がった３コーナーでも徐々に前に進出し、直線では逃げ馬を捉える位置に。
ゆっくり追い出すつもりだったのでしょうが、後ろからすぐに③シャケトラが差してきたため一騎打ちになりハナ差凌ぎました。


2着△③シャケトラ　　　　 　6- 6- 5- 5 35.7(4位)
（マンハッタンカフェ/Singsiel）
スタート後はやや掛かる感じで、浜中騎手が押さえながらミッキーロケットの後ろのポジションで進みました。
３コーナーでも同じように進出し、直線では完全にミッキーロケットに相手を絞った追い出しでした。
中盤73.0秒は２番目に早いラップで、上りが３位。
持続力で上りがそれなりに問われる展開では要注意です。


3着▲⑧モンドインテロ　 　 7- 6- 7- 6 35.8(2位)
（ディープインパクト/ブライアンズタイム）
スタートして内に進路をとり、向こう正面を過ぎて３コーナー手前から徐々に外へポジションを移動して直線で追い出しました。
展開は向きましたが、やはりもう１段上のキレが足りませんでした。

◎⑦カフジプリンスは5着。どうもこのクラスではエンジンのかかりが遅いというか、一瞬の脚しか使えないのかもしれません。
好走する条件を見極める必要がありそうです。
レースレベル：3
→次走狙い馬:シャケトラ  
→次走危険馬:カフジプリンス  

勝ったミッキーロケットは好位から競り合いを制し。
若い4歳ですし、実績も一番で無難に来ましたね。
たぶん弱い相手には崩れにくい、最近多い厄介なタイプ。

2着シャケトラは中団から。
きれいな戦績の上がり馬で、これも無難に上位に。
マンハッタン産駒なので長続きはしないでしょうが、
まだしばらくは安定して走りそうです。

マドリードカフェは勝ち馬と同じ位置から伸びず。
さすがに8歳では厳しすぎるローテだったか。
まぁここまでガチガチでは仕方ありません。

次走危険馬としてはカフジプリンス。
いつも人気になりますけど、どうも格負けするんですよね。
準オープンも相当弱い相手でしたし、単純に足りない感じ。
レースレベル：4    
→次走危険馬:カフジプリンス  

狙い＝ミッキーロケット、シャケトラ。
Ｇ２と言えどもハンデ重賞だけに期待はしても過信は禁物。
しかしながら人気決着で配当的には妙味薄でも１・２着馬は今後の重賞レースで活躍が大いに期待出来る力量を見せてくれただけにこの両馬は共に次走狙い馬と判断。

危険＝カフジプリンス
印の順番通りにならなかった事は多少口惜しかったが、ちゃんとカフジプリンスが馬券にならなかったので此方の方が何倍も嬉しく感じた。
同馬は普通の馬と違って脚が止まったと思ってからまた伸びると言うジョッキーに長く追う行為を強いる「まるで一時のゴールドシップ」のような馬。
馬と厩舎には不幸な事だが、腕のあるジョッキーから凡才縁故くんに騎乗させられると言う事はこのクラスでは馬に期待させるほどの力量がないと言う証拠。
レースレベル：3
→次走狙い馬:ミッキーロケット,シャケトラ
→次走危険馬:カフジプリンス