1.34.7　46.6-48.1　ハイ

1着　◎ライジングリーズン
外枠から後方に控える形、600通過時は早い流れでばらけ気味、長い隊列になる。外々を回る形から更に控えて隊列の最後尾につけて追走、3角過ぎから11.9とラップが緩み大外から押し上げを開始、4角で12.1まで落ちた所で一気に好位列に並んで来る。4番手列で直線、逃げるショーエイのリードは1馬身、外にスズカゼ、リエノテソーロにライジングリーズンが並びかけて、内からディアドラも伸びて来て残200。スズカゼと2頭抜け出して先頭に立つと内からディアドラも伸びて来るが半馬身抑えて先頭ゴール。上がり最速35.1。

新馬、フェアリーに続いて中山マイル3連勝。既に重賞で2勝目を挙げているので桜花賞を見据えた仕上げでも大外を回して勝ち切った。前走共に外枠から控える競馬で前走ラップも46.1-48.6のハイから3～4角緩んだ所で取り付いてL1先頭のバテ差しで勝つ形。またラストは12秒くらいまで落としているので、上とやるにも展開の助けが必要。
奥村調教師「中山芝1600mについては脚の使いどころがこの馬にピッタリ合っているコースなのかなと思っている。」丸田騎手「外を回って差し切って強かった。コーナーリングの加速がスムースで、一気に先団に取りつけるところがいい。」

2着　ディアドラ
6番枠から好スタートを切るが早めに控えて中段で進める。早いラップを刻んだ序盤の道中は結構追走に苦労している様に見えたんだけど、そんな事はなかった様でコーナーでしっかり加速しながら直線、序盤の動き出しは良く内外分かれて勝馬と並んで前との差を詰めて行く、外を伸びるライジングに対して馬群を縫いながら進む差か、坂の途中でやや離されるも最後は同じ脚を使って1/2馬身差、上がり3番目35.7。数字通り決め手がない中で頑張っていた。勝ち切れないが展開問わず自在性もある。次走自己条件なら。

3着　スズカゼ
12番枠から先ず先ずのスタート、出して行くがやや掛かり気味になって2列目外に落ち着ける。コーナーで逃げるショーエイに並びかけて直線、残200で一瞬先頭に立つも外からライジングリーズン、直後に内からディアドラに差されるがしぶとく伸びて4着リエノテソーロの追撃を凌いで3着。

切れる脚はないがしぶとい。府中より中山が合う。

4着　○リエノテソーロは外枠から中団に付けてコーナーでスッと上がって行くセンスの良い走り。直線でも伸びて来て3連単来たかと思ったがL1は案外。上位3頭とは休み明けの差が出た感じ。

5着　ラッシュハート
控えて後方から。勝負所で勝馬に先手を打たれるが終始外を回しながら上がりは勝馬に次ぐ35.6で上位馬に迫った。大負けはしておらず次走自己条件なら。

6着　▲パフォーム
出負けから押して行って内が開いた事もあり中段へリカバリー出来た。コーナーではやや包まれ気味も直線向いて進路は確保。ジリジリとは伸びて来ていて上がりは4番目の36.0も6着まで。切れる脚はないのでもう少し前に居ないと馬券に絡むのは難しい。

馬券的には△でディアドラも購入。3連複2520円×700円ゲット。
→次走狙い馬:ディアドラ,ラッシュハート     

ライジングリーズンの末脚は本物とみたい。ただ、この後のローテーションはどうなるのか。中山芝１６００は得意だが、桜花賞でこの末脚が発揮できるかといえば半信半疑。
相手はソウルスターリングで簡単には止まらない。
賞金的に足りていたはずがこのレースを使ったことがどうでるか。
→次走狙い馬:ライジングリーズン