◎コレペティトールはタフで窮屈な競馬が向くジャスタウェイ産駒。3勝クラスと京都金杯はテンの3Fが33秒台のハイペースをインから強襲し、なかなか見ない形での連勝でした。

あれだけ激しい競馬が続いては前走で反動が出るのも当然で、ガス抜きした今回は走れる状態です。あまり相手の強さは関係ないのもジャスタウェイ産駒の特徴なので、強力なメンバーでもタフな安田記念の激戦なら持ち味を発揮できるはず。

○レッドモンレーヴは東京のマイルでは崩れたことがありませんし、京王杯SCを追い込んで好走した馬は本番も好走しやすいです。昨年は外から早めに仕掛けて止まりましたが、より追い込み一手になってきた今年は直線勝負なら。

▲ガイアフォースはフェブラリーの反動で次走危険としたのですが、骨折して間隔が空く形に。マイラーズC好走後の不利なローテだった昨年でも4着だったことを考えると、休み明けで疲れが少なくマイル路線のマンネリも薄い今年は圏内に来る理屈になります。

△ヴォイッジバブルの前走は負担の少ない内容で軽く負ける悪くないステップ。その前の2戦は中距離で、マイル路線のマンネリを回避できているのも良いです。半年で6走目のG1と使い込まれているので、突き抜けるほどの気力は残っていないかもしれませんが。

ロマンチックウォリアーはQE2世Cからのローテが厳しい。ドバイや大阪杯からでも疲れの影響が出やすいのに、それより1ヶ月も近い中距離G1を勝った後では我慢できない可能性が高いと思われます。

ソウルラッシュは非常に相性の悪いマイラーズC勝ち馬。ルーラーシップ産駒らしく力関係に従順に走る馬なので、他が凡走すると繰り上がって上位に入ってしまう可能性はありますが。やはり人気で積極的には買えません。

セリフォスはピークを過ぎると使い詰めに弱くなってくるダイワメジャー産駒。衰え気味ですし、休み明けで辛うじて格好をつけた前走より前進できる要素がない状況では厳しいでしょう。

ナミュールは反動が大きかった前走よりマシとは言え、昨年の秋から押せ押せで連続好走してきた疲れは簡単には抜けません。一変するのは難しいと思われます。
06/02 08:41

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