エスポワールシチーは１番人気に支持されたプレッシャーなど微塵も感じさせなかった。
　スタート直後、外から被せられかけたが、テンのスピードの違いで楽に内ラチ沿いを進み、コーナーワークで２コーナー手前では難なくハナに、向こう流しではマコトが一気の捲りで先頭に並びかける勢いで上がってくるも一切動じる様子もなく自分の競馬を通し、最後の直線では全く危なげない余裕の勝利。
　次元が違うエンジンでつわもの達に世代交代の引導を渡した。
　ティズウェイをはじめとする逃げ先行馬達が行かなかったというより、能力の違いで行けなかったことから、レース自体は決して速くないペース。
　◎に推したシルクメビウスも前走以上の内容であったように思えるが、あの位置からは２着が精一杯。
　ワンダー２騎は早めの競馬が仇に。
　ただ、ヴァーミリアンの敗因はイマイチわからない。
　土曜日のステイヤーズSに引き続き、ゴールデン○○○がまた大仕事でビックリだった。
　確かに、エスポワールは今回の勝利でフェブラリーSは圧倒的な支持を集めるだろう、しかし私はまだまだ伸びシロがあると思われるシルクメビウスの末脚に再度期待する。

12/08 22:30　回顧アクセス：4591