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★傾向分析★
2007年 タイム 1'33"7 (良) 1FAve=11.71 3FAve=35.14
テン35.7-中盤24.1(3F換算36.15)-上がり33.9 『加速・中弛み』
1着ダイワスカーレット・・・アグネスタキオン×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 〔4-d〕 3-5
2着ウオッカ・・・タニノギムレット×ルション=ロベルト×ネヴァーベンド 〔3-l〕 7-6
3着カタマチボタン・・・ダンスインザダーク×Bob Back=サンデーサイレンス×ロベルト 〔12-b〕 3-3
2008年 タイム 1'34"4 (良) 1FAve=11.80 3FAve=35.40
テン34.6-中盤23.9(3F換算35.85)-上がり35.9 『前傾・中弛み』
1着レジネッタ・・・フレンチデピュティ×サンデーサイレンス=ヴァイスリージェント×サンデーサイレンス 〔4-m〕 10-10
2着エフティマイア・・・フジキセキ×ニホンピロウイナー=サンデーサイレンス×ハビタット 〔4-k〕 6-6
3着ソーマジック・・・シンボリクリスエス×Fairy King=ロベルト×ノーザンダンサー 〔16-f〕 8-6
2009年 タイム 1FAve=11.75 3FAve=35.25
テン35.9-中盤24.2(3F換算36.30)-上がり34.9 『一貫・中弛み』
1着ブエナビスタ・・・スペシャルウィーク×Caerleon=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔16-c〕 16-15
2着レッドディザイア・・・マンハッタンカフェ×Caerleon=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔16-b〕 12-12
3着ジェルミナル・・・アグネスタキオン×Double Bed=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔7-e〕
流れは07年は『加速』、08年は『前傾』、09年は『一貫』だが、ともに『中弛み』の流れは複合している。牝馬限定戦は『中弛み』の傾向が強く、牡馬ほどスタミナがないのが影響してなのか、中盤に弛みがでて上がり勝負になりやすい傾向にある。
血統の傾向は、アグネスタキオン(=07年1着ダイワスカーレット、09年3着ジェルミナル)、ダンスインザダーク(=07年3着カタマチボタン)、フジキセキ(=08年2着エフティマイア)、スペシャルウィーク(=09年1着ブエナビスタ)、マンハッタンカフェ(=09年2着レッドディザイア)、母父サンデーサイレンス(=08年1着レジネッタ)の好走から、サンデーサイレンス系のキレが重要と考える。中盤が弛み、瞬発力の上がり勝負ならサンデーサイレンスのキレが最も活きる流れと考える。
また阪神コース馬場改修後は、桜花賞好走馬が次走東京芝2400m(ダービー・オークス)で好走する傾向に。以前の内回りの時にはスピードの持続性能が問われやすくなかなかつながりにくい傾向でしたが、外回りに替わり瞬発力のキレ勝負になりやすいことからつながるようになったと考えます。次走も狙いたい馬を評価するのもありと考えます。それからスタミナ型サンデーサイレンス系(-ダンスインザダーク、スペシャルウィーク、マンハッタンカフェなど)が好走しやすい傾向となり、瞬発力とスタミナは必要な適性と考えます。
牝系の傾向は、No.〔4〕〔16〕の牝系が好走馬多し。
どちらもスタミナを活かしやすい距離延長に対応しやすい牝系。オークスでの好走も多い牝系です。
★予想★
どうしてもハナを切らなければという馬が見当たらないため、ゆったり流れる『加速』と中盤の弛む傾向から『中弛み』の複合ラップを想定。上がり特化の瞬発力勝負とみています。
◎アプリコットフィズ・・・ジャングルポケット×サンデーサイレンス=グレイソヴリン×サンデーサイレンス 〔16-c〕
前走クイーンC1着(=東京芝1600m)。ジャングルポケット産駒はグレイソヴリン系で、小回りコースが得意なタイプと広いコースで末脚を繰り出すタイプとがいる。本馬は母父サンデーサイレンスということもあり速い上がりを繰り出しているので、広いコースで末脚を活かすタイプと考える。母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性があり、重賞好走の勢いとGⅠ初挑戦の鮮度も高く好走しやすい特性が活きると考える。またジャングルポケット×サンデーサイレンスは、オークス馬を輩出した東京芝2400mGⅠ好走血統。最近の桜花賞はオークスとのつながりが深く、オークス向きのタイプと思うがその点が逆にここで活きると考える。
No.〔16〕の牝系は、叩き良化型のステイヤー特性がある牝系。本来は距離が延びてこそ本領発揮だが、同系のブエナビスタやレッドディザイアのように向くはずと牝系から期待する。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向で、推進力には優れていると考える。
○アニメイトバイオ・・・ゼンノロブロイ×フレンチデピュティ=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 〔19〕
前走アネモネS2着(=中山芝1800m:0.1秒差)。ゼンノロブロイ産駒は、淀みない流れを前で展開好走するタイプもいれば、鋭くキレるタイプもいて、比較的堅実なタイプが多い。スピード豊かでレコード決着のような高速タイムやハイペースでの適性が高い。母父フレンチデピュティは、勢いと鮮度が重要なヴァイスリージェント系。距離の融通性も広い。
No.〔19〕の牝系は、キレ味を武器に東京コースでの好走が多い牝系。このレースは東京芝2400m好走血統が強いレースでもあり、父ダービー馬のゼンノロブロイ、母父は距離に柔軟性のあるヴァイスリージェント系なら好走可能とみて適性は合うと考えて期待する。分枝記号はなしにて、やや晩成気味ながらも、平均的に能力を発揮するタイプと考える。
▲アパパネ・・・キングカメハメハ×Salt Lake=ミスプロ×ヴァイスリージェント 〔9-f〕
前走チューリップ賞2着(=阪神芝1600m:0.1秒差)。阪神JF1着・チューリップ賞2着とコース実績は2戦2連対。キングカメハメハ産駒はミスプロ系だが、凱旋門賞での好走も多いキングマンボ系で欧州型の要素を兼ね備えている。格の高いレースでの究極のスピード競馬になると本領を発揮し、厳しい展開ほど持ち前の底力を活かす。ダンシングブレーヴ系に近い特性と考える。母父Salt Lakeはヴァイスリージェント系で仕上がりが早く、2~3歳の時期なら重賞でも勝負になる。現時点では完成度は高く成長力にも期待できる。ヴァイスリージェント系は距離に融通性があるのだが、母は短距離を中心に走った馬のため距離延長に不安は残すため、オークスで積極的に買いたいと思えない分割引して評価。ただしマイル特化のスペシャリストタイプの可能性も十分と考える。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコース鬼門だが、広いコースは好走が多く阪神コースでも好走するので牝馬クラシック向き。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面叩いて一変が少ないタイプ。前走好走から調子は維持と考えて好走に期待する。
△ショウリュウムーン・・・キングカメハメハ×ダンスインザダーク=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔12〕
前走チューリップ賞1着(=阪神芝1600m)。キングカメハメハ産駒はミスプロ系だが、凱旋門賞での好走も多いキングマンボ系で欧州型の要素を兼ね備えている。格の高いレースでの究極のスピード競馬になると本領を発揮し、厳しい展開ほど持ち前の底力を活かす。ダンシングブレーヴ系に近い特性と考える。母父ダンスインザダークで、ダンスインザダークは秋華賞でよく好走する血統。クラシック春シーズンでは、不器用なためペースが締まるような流れでないと好走が難しい点があるが、桜花賞では好走した産駒がいるので相性は良いはず。
No.〔12〕の牝系は、比較的タフな流れに強く厳しい流れで本領発揮のタイプが多い。分枝記号なしなので、産駒ごとに得手不得手はあるものの平均的に能力を発揮するタイプ。 04/11 11:33
軍神マルス
予想歴12年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3788 | |
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