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モナコイン
tipmonaとは
新着予想日本ダービー2010予想一覧のび犬の予想

東京10R 日本ダービー 2010年5月30日(日)
芝2400 3歳GI 曇良 平均レースレベル2.8

87654321枠番
181716151413121110987654321馬番
















































































































馬名



牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3牡3牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3牡3性齢
57 57 57 57 57 57 57 57 57 575757 57 57 57 57 5757斤量
































騎手
単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ人気
結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順結果着順結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順結果着順着順

BC爺

軍神マルス

信じる♪

成田無頼庵

マッサ

××編集長おく自信度C 9
予定していたアリゼオは、私が思ったよりもだいぶ人気になってしまっていて、、これなら普通に自分が強いと思う馬を買おうという気持ちにもなってしまう。
私も基本的には東京2400というのは各馬が力を出しやすくて、強い馬が勝ちやすいコースだと思っているので。

そうすると、この世代で走り方を見て一番衝撃を受けたのはヴィクトワールピサとルーラーシップ。後者はかなり人気がないので買おうと思います。

あまりにも跳びが大きいのでいつもゲートの不安は付きまとう。毎日杯のようなゲートになってしまったらいくら東京2400とはいえ間に合わないと思うが、このオッズならそのリスクを取ることもできる。
××BC爺「異系の底力」自信度B 2
2強に消すほどの材料は正直言って無いですが、
珍しく強力な伏兵勢が揃っていて絶対視できるほどの差も無く。

また、2強に次ぐ人気の馬がそれほど信頼できない。
×ヒルノダムールは動いて勝ちに行くと甘くなる伏兵タイプで、
見事に嵌った皐月賞の着順はそれほど評価できません。

×ルーラーシップは冷静に見ると弱い者いじめの成績。
強い相手にはしっかり負けています。
ローズキングダムは勢いが無く、アリゼオもクリスエスにフジキセキ。
仮に2強が来ても人気薄の複勝圏は十分あるでしょう。

◎コスモファントムはなぜか人気の無い実績馬にして安定馬。
血統表には見たこともないような馬名がズラリと並ん…
ゆい「今日はダービーめでたいな!」自信度S 3
東京10レース  東京優駿

◎ヴィクトワールピサ
○ペルーサ
▲サンディエゴシチー
△ヒルノダムール
△ルーラーシップ
△リルダヴァル

上位馬2頭共の大敗は考えにくいが、レベルが高いメンバーだけに、どちらかが馬券に絡まない可能性は十分にある。
本命・対抗はみなさんと一緒なので、2強崩しの可能性がある4頭をここであげたい。

一頭目はサンディエゴシチー
前走の皐月賞は大きな不利、前々走は休み明けで結果が出ていないが、敗因は力負けではない。
東京もようやくペースが落ち着いてきており、強力な先行馬がいないのもこの馬にとっては好条件。
近年のダービーはリーチザクラウン・アサクサキング…
もんまっち「歴史変えるペルーサV」自信度B 3
史上初、青葉賞からのダービー馬誕生に期待した。
ペルーサが青葉賞で見せたパフォーマンスはダービー2着だった厩舎の先輩、シンボリクリスエス、父ゼンノロブロイを上回るもの。特に後半4Fが連続11秒台というダービーでも見られないラップを悠々と抜け出してきた点にスケールの大きさと未知の可能性を感じる。ヒルノダムールを物差しにすれば、皐月賞組と遜色ないか、それ以上の力を持っているのは確か。最初からダービー1本に絞ってきた究極のローテーション。藤沢厩舎初のダービー制覇&横山典 GI3週連続Vだ。

相手は素直にヴィクトワールピサ。現時点での完成度ならこちらが上。淀みなく流れた皐月賞は総合力が問われ…
××軍神マルス「東京優駿 スタミナ型サンデーサイレンス系の祭典。」自信度A 3
★傾向分析★
2004年 タイム 2'33"3 (良) 1FAve=11.94 3FAve=35.83
テン34.4-中盤73.0(前半35.0-後半38.0)-上がり35.9 『前傾・中弛み』
1着キングカメハメハ・・・Kingmambo×Last Tycoon=ミスプロ×ノーザンダンサー 〔22-d〕 7-3
2着ハーツクライ・・・サンデーサイレンス×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔6-a〕 17-17 
3着ハイアーゲーム・・・サンデーサイレンス×Law Society=サンデーサイレンス×リボー 〔12-e〕 10-3

2005年 タイム 2'23"3 (良) 1FAve=11.94 3FAve=35.83
テン35.5-中盤73.3(前半36.7-後半36.6)-上がり34.5 『加速・中弛み』
1着ディープインパクト・・・…
×影虎「東京10R 東京優駿」自信度C 3
東京競馬場は雨が降ったようですが現時点で良馬場発表ですから、発走の頃にはほとんど影響は無いのではないかと想定して考えます。

昨年の超不良馬場を除き、近年のダービー好走馬はウォッカにしても、ディープスカイにしてもマイル重賞を速い時計で勝っているという、全体的なスピードの持続と、瞬発力の証明があった馬。

また人気薄で好走したアサクサキングスとスマイルジャックは1800m以上の重賞勝ち、特にアサクサキングスはそれ以前にも厳しいペースで東京芝を押し切ったという実績を持っていました。そういったタイプが皐月賞やNHKマイルで惨敗して人気を落とすパターンが期待値が高そうです。

そこで本命…
はまちん「ダービー予想」自信度C 14
5/30更新
あくまでも私的な意見だが、ダービーという格式の高いレースは連続して勝つものではないと思っている。もちろん武兄様や四位くんが連続で勝っている事実はあるのだが・・・。
 それにあてはめるとペルーサの横典は昨年勝っており、さらに先週のオークスでも勝っているんだからご遠慮願いたいし、ヒルノダムールの昆Qは一昨年のダービーを勝っているわけで手が出しづらい。ルーラーシップの角居&四位コンビも嫌味だし、ヴィクトワールピサも角居Qだからな。
 そうなると人気馬を全て負かせる力があると思えるのはローズキングダムだけかと。この馬から入る。皐月賞は前走よりさらに-6kg落として438kg。ギリギ…
シーバス自信度S 19
本命はエイシンフラッシュ
今週からCコース代わりで、先週よりも内有利の馬場。
馬込みに入れても大丈夫なタイプでロスの無い最内枠は絶好。
東京で積極的な騎乗の目立つ内田Jが鞍上で、
前走よりも前目の好位あたりで競馬をする可能性が高い。
有力勢は差し馬が多く展開利は十分ある。
休み明けの前走よりも状態面はアップしており、
大きな上積みが期待できる点はプラス。
夜に若干の降雨があった点も、同馬にとっては天の恵みだ。
父はキングズベストは競走馬時代がマイラーということで、
距離不安が囁かれているが、日本で勝ち上がった産駒の
5頭中4頭が2000m以上の距離で勝ち鞍があり、
牝系次第で距離の融…

タイム 2:26.9 4F 45.8 3F 33.4
単勝1番3190円(7人気)
複勝1番490円(5人気)8番500円(6人気)7番120円(1人気)

のび犬<10期 東十両六枚目>
日本ダービー2010予想
ペルーサ6着/2人気
○ルーラーシップ▲ゲシュタルト  
    
4823
8拍手

悩みに悩んだ末、結論が出ました。

◎ペルーサ
○ルーラーシップ
▲ゲシュタルト
△アリゼオ
△ハンソデバンド

◎からワイド4点。この結論に至った理由は以下の通りです。

〈馬場〉
 馬場を見ると、差しも効かないわけでは無さそうですが、最内を通って伸びてくる馬も目立ちました。スローペースを予想するなら最内を通る先行馬の粘りには警戒が必要だと思います。タイムを見ると、高速馬場と言う程ではないにせよ、決して時計のかかる馬場にはなっていません。明日の天気は曇ときどき雨で、稍重になるほど降らないのではないかと思います。(というか、良馬場でやってほしい……)

〈結論〉
 ダノンシャンティの取り消しは残念でしたが、それでもワクワクするメンバーには変わりありません。中心はヴィクトワールピサとペルーサ。どちらを買うか、あるいはどちらも買うかというのが、今年のダービーの最大のポイントだと思います。

 私はペルーサを本命にして、ヴィクトワールピサを軽視します。

 ヴィクトワールピサ軽視の理由は〈ステップレース分析〉の皐月賞の項目にもあるように「近年、皐月賞好走馬がダービーで好走していない」からです。
 
 当然のことながら中山2000と東京2400では求められる適性が違います。それでも皐月賞の好走馬がダービーでも好走していたのは、適性以前に能力の順序が決定してしまうレースだったからだと考えています。皐月賞にクラシックの有力馬が集結し、そこで好走するのだから能力は上位、よってダービーでも好走するわけです。
 しかし、近年は皐月賞で好走するのは「中山が得意な馬」になっているように思います。器用に先行して残ったり、内から差してきたり……そして、そういう「中山が得意な皐月賞好走馬」はダービーでは好走できていません。
 ヴィクトワールピサは弥生賞も皐月賞も「内々をロス無く回って内からスパッと差す競馬」で勝ちました。私はとても強い内容だと思うと共に、とても中山が得意な馬だと感じました。よって、ダービーで好走できない可能性があるのではと考えました。

 もう一つ、皐月賞好走馬がダービーで好走しにくくなった要因として考えられるのは「東京適性を持った別路線組の台頭」です。別路線というか、現状ではNHKマイルC馬の台頭ですけれど。キングカメハメハやディープスカイは明らかにクラシックで上位の能力を持っていましたが、皐月賞をパスしてNHKマイルCを勝ち、ダービーも1番人気で勝利しました。強い馬が皐月賞に出走していなければ、皐月賞好走馬がクラシックで能力上位とは言えないわけですね。
 そして、今年も皐月賞好走馬に先着する能力がありながら、皐月賞をパスしてダービートライアルを圧勝し、1番人気に支持されている馬がいます。私の本命馬ペルーサです。青葉賞馬、藤沢厩舎、横山騎手、ゼンノロブロイ産駒という「勝ちきれず2着」をイメージしてしまう要素が多々ありますが、逆に「大きく崩れない」というイメージもありますし、まだ無敗、しかも、走る度にパフォーマンスを上げています。「青葉賞をステップにした馬はダービーを勝てない」ジンクスを打ち破れる能力の持ち主だと思います。



 と、いかにも「ヴィクトワールピサ消し!ペルーサ頭固定!」みたいな言い方をしてしまったんですが、実際はペルーサを軸にワイドを買います。ヴィクトワールピサが来ても的中できるように……というのも、雨が予想以上降って道悪になる可能性を考えているからです。過去10年では重馬場になると皐月賞組が台頭する傾向がありますし、重馬場の弥生賞で素晴らしい斬れを見せたヴィクトワールピサが上位に来る可能性は一気に高くなってしまいますので。

 ペルーサの相手には先行馬を選びました。近5年のダービーは必ず逃げ、先行馬が馬券に絡んでいますし、最内が伸びる馬場状態ですので。

 プリンシパルSをぶっちぎったルーラーシップが対抗。チキン馬券師さんへのコメント返しにも書いていますが東京で見違えるような強い競馬をしたコース適性と、2着を0.7ぶっちぎったポテンシャルの高さに期待です。父キングカメハメハは先週アパパネが同じ舞台のオークスを勝利、母父トニービンは言わずと知れた府中の鬼、なんといっても母エアグルーヴですから、血統からも東京2400への適正と能力の高さを感じることができます。この血統なら重馬場になっても大丈夫でしょう。内枠から積極的な競馬を期待します。

 単穴にゲシュタルト。皐月賞ではハンソデバンドが最下位に沈む中、同じような位置取りで競馬をして、0.5差の7着に踏ん張りました。その能力の高さを裏付けるように、京都新聞杯を快勝。先行策からの粘りこみを期待します。

 ゲシュタルトと同じく皐月賞で先行して粘ったアリゼオが押さえ。皐月賞で先着したゲシュタルトよりも評価を落としたのはシンボリクリスエス産駒が芝GⅠでは不振で掲示板止まりのイメージが拭えなかったからです。また、皐月賞→京都新聞杯でパフォーマンスを上げたゲシュタルトには「長い直線、軽い馬場」への適性を感じますが、スプリングS勝利→皐月賞好走のアリゼオは中山も向いていたんじゃないかなと思います。コース変わりがプラスにはならないと判断して押さえまで。

 ハンソデバンドも押さえます。前走はいくらなんでも負けすぎな感がありますが、言い訳できなくもないです。展開とか、馬場とか、ヴィクトワールピサに前をカットされたとか……共同通信杯ではアリゼオとダノンシャンティを負かしているわけですから、弱い馬ではないはずです。良馬場でレースができればあっと驚く激走があっても。



「結論は簡潔に書くので~」とか言っておいて、結局ダラダラと長文を書いてしまいました。最後まで読んでくださった方、すいません、そして、ありがとうございます。



これより下は以前から書き込んでいた文章になります。



〈過去の傾向〉
 過去10年の連対馬は全て、以下の条件をクリアしていた
①1600以上の重賞勝利
②前走GⅠ以外に出走した馬は前走勝利、GⅠに出走して負けた馬はGⅠのステップとなった重賞で勝利

 今年のメンバーではヴィクトワールピサ、エイシンフラッシュ、ペルーサ、ダノンシャンティ、ゲシュタルト、アリゼオ、ハンソデバンドの7頭がクリア。


〈ステップレース分析〉
 ステップレースごとに過去の傾向とレース内容をまとめてみた。()は馬場状態を考慮したタイムの評価。展開は考慮されておらず、独自の指数なので精度に欠け、あまり参考にはならないので注意。

・皐月賞
 ヴィクトワールピサ(92)は1Cですでに内に入れていた。道中はロス無く、直線は最内をついて完勝。ヴィクトワールの反応の良さと一瞬の斬れを活かした好騎乗だが、走った距離を考えると、外を回った馬との能力差は無いように思える。また、抜群の斬れ味で一瞬にして後続を突き放すレースぶりは、皐月を勝ってダービーで沈んだアンライバルドとイメージが被る。
 
 ヒルノダムール(90)は後方から3-4Cでまくり気味に上がっていったが、直線で少し前が詰まり、立て直してからグングン伸びてきた。上りは最速の35秒フラット。
 
 終始3分どころを通ったエイシンフラッシュ(90)とローズキングダム(90)が3、4着。ローズが先に動いて、フラッシュはその後ろから差してきた。ローズは中山での近3走で安定して同じような競馬。やはり器用な馬で中山は向いていたはず。ダービーでの上積みは?エイシンフラッシュも京成杯の勝ち馬で、中山2000への適性が活きた感じ。
 
 アリゼオ(89)は積極的に前には行かず先団の外を追走して5着。大きな距離のロスはなかったように思うが、伸びきれなかった。
 
 リルダヴァル(88)は内々をロスの無い競馬。しっかり脚を溜めて直線に向いたがはじけなかった。
 
 ゲシュタルト(87)は先行策。それほど厳しいペースだったとは思わないが、差し、追い込み馬が台頭し、先行馬が沈んでいるので前には厳しいレースだったのかも知れない。(先行馬が弱かっただけかも知れないが……)それを0.5差の7着に踏ん張ったのは評価できる。
 
 レーヴドリアン(86)は出遅れ&ダッシュがつかず、直線の伸びも今ひとつ。
 
 最下位に沈んだハンソデバンド(69)は4Cで手応えが怪しくなってはいたが、ヴィクトワールピサに前をカットされてから一気に失速し、騎手も追わずに諦めていた。もしも敗因が稍重の馬場と前をカットされたことによる戦意喪失であるなら、巻き返しもあり得る。

 過去10年で皐月賞組が連対した年はほとんどが重馬場だった。例外はスマイルジャック、ディープインパクト、エアシャカールだけ。皐月賞組がワンツーを決めた2回は不良と重。さらに、近3年は皐月賞好走馬が連対していない。やはり、皐月賞とダービーでは求められる適性が違うということだろう。今年のダービーが高速馬場で行われるようなら皐月賞好走馬に絶対の信頼はおけない。


・青葉賞
 ペルーサ(88)は好スタートから馬の行く気に任せて控えた。4Cをロス無く回って直線に入り仕掛けるとと馬群を割って伸びてきた。残り200で先頭に立つと、後は独走。最後は流しての圧勝だった。。瞬発力勝負の流れだったにもかかわらず、差し、追い込み馬が台頭したあたり、先行馬の能力はあまり高くなかったと推測できるし、タイム評価は88とあまり高くはないが、ダービーと同じ条件でこのパフォーマンス、最後は流していたこと、ダービーのステップレースで0.5以上の差をつけて勝った馬はダービーでも連対していることを考えれば、やはり高い評価をするべきだろう。 
 
トゥザグローリー(82)は直線でペルーサに突き離され、必死に追うも差は詰まらず、最後はハートビートソングに迫られていた。ダービーでの逆転は考えにくい。


・京都新聞杯
 ゲシュタルト(96)は少し力みながら中団の外を追走。直線をフルに追われてジワジワ伸び、最後は1馬身抜け出した。
 
 コスモファントム(94)は休養明けもしっかりと折り合って先行。直線の入り口で早々と先頭に立つとゴール寸前まで粘っていた。一叩きして上積みがあるのか、休み明けで激走した反動があるのか、調教、馬体重に注目。
 
 レーヴドリアン(94)はやはり行き脚がつかず後方から。直線はエンジンがかかるとものすごい脚で猛追。ダービーの舞台は合いそう。
 
 過去10年で追い込みの競馬でこのレースを勝った3頭はダービーでも連対している。(ハーツクライは3C10番手だったが11頭立てだったので追い込みに分類)逆に、先行、差し馬は本番では不振。ゲシュタルトよりもレーヴドリアンの方が魅力的。


・プリンシパルS
 ルーラーシップ(97)は少し出遅れ。3Cで離された3番手まで押し上げ、馬群の固まった4C手前では前を射程圏内に捉える。残り400で馬なりで先頭に立ち、そこからしっかり追われて上り33.7の末脚で後続を突き離した。過去10年ダービーで3着以内の馬を出していない(4着が最高。距離が2000になった03年以降は6着が最高)ステップだが、ダービーのステップレースで0.5以上の差をつけて勝った馬はダービーでも連対していることを考えるとデータでバッサリ切ってしまうのは危険。


・NHKマイルC
 ダノンシャンティ(110)は後方から、直線は大外へ。馬群が縦長だったため、大きく外へ振られることはなかった。直線をフルに追われて、ただ一頭33秒台の末脚を繰り出しでの快勝。一瞬の斬れではなく、グングン伸びてくる末脚だった。タイム評価は非常に高いが、レコードの反動、フジキセキ産駒の距離延長、アンカツの体調不良など不安要素もある。このレースをステップにダービーを勝った馬は差し、追い込みの競馬をしており、マイルの流れに乗っていなかった。それはこの馬にも当てはまるが、追い込んで勝った馬がマイラーじゃないわけではなく、ダービーの好走が約束されたわけではない。アンカツも「マイル向き」と言っているようだし……
 
 リルダヴァル(105)は中団からロスの無い競馬で3着と。マイルの厳しい流れに乗っての3着で距離延長は不安要素。インパクトに欠ける競馬が続いており、皐月、NHKとGⅠを連戦では、大きな上積みは期待できない。


〈血統〉
 ターントゥ系が中心。特にサンデー系、母父サンデーが活躍。ノーザンダンサー系、グレイソヴリン系を持つ馬も良い。

 特注はスペシャルウィーク×トニービンのレーヴドリアン。サンデー系×ニジンスキー系(ノーザンダンサー系)のヒルノダムール、母父トニービンのルーラーシップにも注目。


〈展開〉
 逃げ馬は不在で逃げた経験があるのはゲシュタルト、アリゼオ、シャイン、メイショウウズシオだけ。どれも平均より遅いペースを作っている。また、人気になるであろうヴィクトワールピサ、ペルーサ、ダノンシャンティは差し、追い込み馬。万が一、人気薄が一発を狙って大逃げしても、有力馬が積極的に追いかけることもないだろう。瞬発力勝負を想定。


〈馬場〉
今週からCコース。馬場の傾向に注目。


〈出走馬の分析〉
 馬名の横に○がついている馬は〈過去の傾向〉の連対条件を満たしている馬。

1.エイシンフラッシュ○
 中山2000がベスト。阪神外回り、京都外回りで凡走しており、上りも34.4が最速。直線が長い東京へのコース変わりはマイナスと見る。

2.レーヴドリアン
 とにかくズブく、後方からの競馬しかできない。しかし、エンジンがかかればとてつもない脚を使って追い込んでくる。脚質的にも血統的にも東京2400は合いそう。高速馬場なら33秒台の脚も繰り出せるが、時計のかかる外差し馬場が理想か

3.ルーラーシップ
 プリンシパルSを好タイムで圧勝。コース適性と高速馬場への対応には不安は無い。重馬場も500万下で経験している。持久力勝負は未経験。

4.サンディエゴシチー 
 惨敗続き。ベストパフォーマンスの札幌2歳Sとダービーの舞台は条件が違いすぎる。

5.コスモファントム
 萩Sでは好タイムで快勝。ラジニケではダノン、ヒルノに先着して2着。平均~瞬発力ならこなせる。33秒台の脚(野路菊S、33.8)も使える。だが、前走の京都新聞杯で瞬発力勝負を先行してゲシュタルトに完敗しているようでは上位争いは厳しいように思う。一叩きして上積みがあるか、あるいは、休み明けを激走した反動があるか、体調には注意。

6.アリゼオ○
 皐月賞では先行して5着(0.3差)に踏ん張った。共同通信杯でタイム差なしの3着はあるが、中山も苦手ではなく、コース変わりによる大きな上積みは期待できない。タイム指数は低く、高速馬場は不安。(共同通信杯で上り33.9を出しており、全くダメではないだろうが……)時計のかかる前残りの馬場になったら一考。今のところ成績は非常に安定している。しかし、父シンボリクリスエスは芝のGⅠでは買いづらい。

7.ヴィクトワールピサ○
 一瞬の斬れ味と内を突く器用さは小回り向きの可能性。実際、京都外回りの新馬戦を取りこぼし、連勝は全て小回りコースでのもの。東京への適正は疑問。また、高いタイム指数は出しておらず、近2走は重馬場。高速馬場は不安。逆に言えば、時計のかかる内伸び馬場なら買うべき。前走デビュー最低体重。2走続けて減っており、体調には注意。

8.ローズキングダム
 東京でも勝っているが、中山が苦手だったわけではなく、大きなプラスにはならないだろう。乗り替わり、挫石とアクシデント続き。前走デビュー最低体重。デビューからずっと減り通し。体調には注意。

9.ペルーサ○
 コース適性は青葉賞で証明済み。瞬発力勝負(青葉賞)にも持久力勝負(若葉S)にも対応。重馬場も500万下で経験しているが、高速馬場で結果を出したきた馬。まだ負けていないし、青葉賞では全力を出し切ったわけではない。さらにパフォーマンスを上げてくる可能性もある。

10.トーセンアレス
 ダート馬。芝ではペースについていけない。

11.ハンソデバンド○
 共同通信杯でダノンシャンティ、アリゼオを退けた実力馬。ジュニアCでは持久力勝負で勝っており、1600までなら展開不問。皐月賞は大敗。重馬場が原因か、距離が原因か、前をカットされたのが原因か……騎手はノメってと言うし、調教師は距離不安をほのめかしている。タイム指数は低く、高速馬場は不安。(共同通信杯で上り33.9を出しており、全くダメではないだろうが……)時計のかかる前残りの馬場になったら一考。

12.ヒルノダムール
 瞬発力勝負(若駒S)にも持久力勝負(若葉S)にも対応。前述のレースでは高速馬場(若駒Sでは上り33.1、若葉Sではタイム指数94を出した)、皐月賞では重馬場に対応した。中でも高速馬場での瞬発力勝負がベストだと思われる。前走デビュー最低体重。上積みは疑問。体調には注意。

13.ゲシュタルト○
 皐月賞は差し、追い込み馬が台頭する中、先行して7着(0.5差)に踏ん張った。京都新聞杯では先行して抜け出すスムーズな競馬で快勝。速馬場も重馬場もOKだが、上り最速が34.7で斬れ味勝負になると分が悪い。前残りの馬場なら一考。体重が減り続けている。デビューから28㎏も減っている。体調には注意。

14.リルダヴァル
 故障後は33秒台の脚を使えていない。安定してはいるが、小さくまとまってしまった感がある。馬体も2歳時より減っており、皐月賞、NHKマイルCとGⅠを連戦、大きな上積みは期待できない。一応、体調には注目。

15.メイショウウズシオ
 格不足

16.シャイン
 凡走続き。ベストパフォーマンスの中京2歳Sとダービーの舞台は条件が違いすぎる

17.トゥザグローリー
 格不足。持久力勝負は未経験。体重が2桁づつ減っている。体調に注意。

18.ダノンシャンティ○
 NHKマイルCで日本レコードの圧勝。高速馬場なら瞬発力勝負でも持久力勝負でも上り33秒台を繰り出せる。これだけ斬れると時計のかかる馬場は逆に不安。前走が強すぎてマイラー疑惑が浮上。アンカツもマイラーだと思っているようだ。前走はマイルの流れに付き合わずに直線一気だし、1800までなら問題ないことは証明済みなのだが……
 また、前走が強すぎて反動が心配。体調には注意。
05/30 01:07


のび犬

予想歴7年
回収率67%
データ分析、馬場分析、オリジナルのスピード指数で予想します。 総拍手獲得数:1032
過去のベスト予想
 朝日杯FS2012

◎コディーノ○ゴットフリート
35拍手

4,530

新着回顧日本ダービー2010回顧一覧のび犬の回顧
のび犬TM競馬歴7年 回収率67%
日本ダービー2010回顧
次走狙い馬:ペルーサ 次走狙い馬:ルーラーシップ
     
3
6拍手

〈レース回顧〉
 スタートでハンソデバンドがバランスを崩し、ペルーサは出遅れ。積極的に前へ行く馬はなく、アリゼオが手綱を抑えたままハナへ。シャインコスモファントムが続き、後ろは少し離れて内にヴィクトワールピサ、後ろの外にゲシュタルト、内にルーラーシップが追走。ローズキングダムが続き、そのさらに後ろにエイシンフラッシュ、それを見るようにヒルノダムール、スタートでアクシデントがあったハンソデバンドペルーサは後方からの競馬になった。それなりに馬群は縦長だったが、1000を通過してからじわじわと馬群が固まってきた。それもそのはず、1200、1400の通過ラップは13.5-13.1。一気に流れが緩くなり馬群は固まり直線の斬れ味勝負になった。直線を待たずに外からポジションを押し上げていったペルーサ、内で脚を溜めて直線を向くヴィクトワールピサ、どちらも前をなかなか捉えられず、3分どころを通ったローズキングダムと、その後ろにいたエイシンフラッシュの一騎打ちに。最後は迫るローズキングダムを振りきって、エイシンフラッシュダービー馬の称号を手にした。

 レースの上りは33.4。流れは緩くなるだろうと予想していたが、ここまで遅くなるとは……そして、それを差し切ったエイシンフラッシュの上りは32.7。こんなに速い上りを使えるとは……京成杯皐月賞と中山2000を上手く立ちまわり、速い上りを使ったことのなかった馬で、数字とにらめっこしていた私にはどう転んでも買えなかった。
 最内枠を活かしてロスの無い追走。直線も残り400からの追い出しで、溜めに溜めてはじけた。内田騎手の騎乗も見事だった。

 2歳王者ローズキングダムが巻き返して2着。中山で器用な競馬をしていた印象があり、また、乗り替わり、挫石などアクシデントが続いていたため軽視してしまったが、東スポ杯2歳Sを勝っている馬を中山向きと決めつけるのは乱暴だったか。
 こちらも内をロス無く回って、直線は3分どころへ。エイシンフラッシュに先に抜け出されるも諦めず、最後はクビ差まで差し返した。

 上記の2頭に離された3着にヴィクトワールピサ。この馬も内をロス無く回って、直線も特に不利はなかった。斬れ味勝負では分が悪かったか、あるいは距離適性か。鞍上は「少し力んだ」と言っていたが、道中はほとんどの騎手が手綱をひっぱっており、直接の敗因ではないように思う。

 4着には外目をしっかり折り合って先行していたゲシュタルトが粘り込んだ。いや、粘り込んだと言うよりは、斬れる脚を使ったと言うべきか。距離を伸ばしてパフォーマンスを上げているし、差す競馬もできそうで、今後に注目したい。

 5着のルーラーシップは直線で上位2頭の内にいた。2頭が仕掛けるとあっさり突き放されたが、ゴール前で盛り返しての掲示板確保。斬れ負けした印象。

 本命のペルーサは6着。上位馬が溜めて溜めてはじけたレースで、出遅れて大外から早めに動かざるをえない展開になってしまい、直線では他馬と比べて脚色が劣っていた。青葉賞で0.7ちぎったトゥザグローリーとハナ差ということから、力を出し切れなかったと思われる。

 逃げたアリゼオは13着。スローペースに持ち込んだが、速い上りが使えず。

 ハンソデバンドはスタートのアクシデントが致命傷。後方からの競馬になり、速い上りも使えず16着に惨敗。

〈レースの感想〉
ヴィクトワールピサペルーサ、どちらを買うか?」というテーマからして間違っていましたね。さらには、軽視した皐月賞好走馬が1~3着という結末。完敗です。

 どう分析していいのか困ってしまうほどの超スローペース。中山2000の平均ペースでも好走し、東京2400の超瞬発力勝負でも好走した上位2頭は素直に評価するべきなのでしょうか?それとも、単に斬れ味だけが問われたレースで、能力の証明とは言えないのでしょうか?私には現時点では判断できません。
 ただ、超スローペースだったからと言って、低レベルなレースだとは思っていません。同日の青嵐賞との比較ではタイムも上りも圧倒的に上回っていますし、距離が違えど目黒記念との比較でもタイム評価は上回っています。結果は波乱となしましたが、レベルの高いメンバーが集まっていたのは本当だったと思います。
 
 で、集めたデータがことごとくブレイクされてしまったわけですが、来年からは基本に立ち返ろうと思っています。その基本とは「連対するのは近3走で1600以上の重賞を勝っている馬。前走がGⅠ以外の馬は勝利が絶対条件」というデータを元に、GⅠ好走馬から分析していくということです。
 
 今年は「ペルーサ本命」ありきの予想をしていたように思います。青葉賞のパフォーマンスに完全に心を奪われてしまいました。ゼンノロブロイ産駒で藤沢厩舎というのも、2004年から競馬を始めた私にとって、好きになってしまう大きな要因でした。7000字を超える書き込みをして、分析しきったつもりでいたのですが、結果として「好きな馬を買っただけ」という予想になってしまいました……トホホ……

〈次走期待馬〉
 ペルーサルーラーシップの巻き返しに期待します。ペルーサは出遅れて、外を回るロスがありました。ルーラーシップは斬れ負けしながらも、ゴール前で盛り返してきました。2頭とも厳しい流れで伸びてくる本格派の馬だと思っているので、普通の流れのレースになれば逆転もあると思います。

06/02 23:05 回顧アクセス:4823

コメント5件

2010年05月27日23時24分
>0.5以上の差をつけて勝った馬はダービーでも連対していることを考える

え~とそれって
ダンスインザダーク一頭で良かったでしたっけ?

少しプリンシパルSのデータで気になるのが
プリンシパルS組でダービーで3着以内に来たのって
ダンスインザダーク、マチカネアカツキ、アントニオバローズと
重賞で連対実績を持って少し賞金に余裕のある馬だけでしたよね
つまりプリンシパルがメイチの仕上げではなかったと思いますが
なんかルーラーシップの場合は前走の仕上げがどうだったのか
少し気になりますね

のび犬 2010年05月28日07時31分
こんにちは

0.5差以上~ってのはプリンシパルSに限ったことではなくて「過去10年のダービーのステップレースで」という意味です。わかりにくくてすいません。
該当馬は京都新聞杯のアグネスフライト、NHKマイルCのキングカメハメハ、青葉賞のアドマイヤメインの3頭ですね。

チキン馬券師さんのおっしゃる通り前走メイチの仕上げでお釣りが無い状態の可能性もありますが、私は東京コースで見違えるように一変したルーラーシップのポテンシャルの高さを買いたいと思ってます。もちろん、当日の馬場状態にもよりますけれど。

のび犬 2010年05月28日09時52分
追記

ルーラーシップの「東京で一変したコース適正」と「0.7ちぎるポテンシャルの高さ」を買いたい、ですね。言葉足らずでした。

2010年05月31日22時04分
競馬始めたころの名馬を贔屓したくなるのはわかりますね
オレもトウカイテイオーを贔屓しすぎて
2003年にプリンシパルSを無敗で勝ったトウカイテイオー産駒マイネルソロモンのことを
危険だと思いつつ買ってしまいました(笑)

のび犬 2010年06月01日09時49分
競馬の楽しさは予想や馬券だけではないですからね。現役時代に好きだった馬の産駒が活躍する喜びってのは、競馬歴の浅い私にとっては新鮮で、大きなものなんですよね。

でも、ここに予想を書き込む以上、そういった感情は抑えなくてはいけないですよね……私の場合、無意識の内に贔屓していたりするのでたちが悪いですね……


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つぶやき
南川 麒伊知郎
11/09 18:00

編集長、お忙しい中すみません。 マイページの更新の方をよろしくお願いします。

南川 麒伊知郎
10/19 17:49

編集長、お忙しい中毎度毎度ありがとうございます。

編集長おくりばんと
10/19 16:06

南川さんご指摘ありがとうございます ここの不具合修正が少々難儀なのですが取り組んでみます

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コメント

BC爺>>

>>BC爺


06/01 09:01

ムトト>>

>>BC爺


05/26 16:15

@日本ダービー これはお見事!

FUNNYCAT>>

>>まじん


12/17 15:49

@桑名特別 馬連万馬券見事



6
マイルCS
◎ソウルラッシュ
○ジュンブロッサム
馬単13-17番
5,660円 的中

ばふかつ
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