| 3連単 10-17-1番
5,930円的中 |
★予想★
中京競馬場の大改装にて、新コースで行われる高松宮記念。以前のコースとの変更点は3つ。
①スタートから3コーナーまでの距離が、486m→315mと距離が短くなった。
②最後の直線が、313m→412mと距離が延びた。
③直線の坂が、無→有。高低差2.2m、最大勾配2.0%。
もともと左回りの小回りコースだったが、今回の改装で芝1200m戦としては最長の直線距離を有し(=東京芝コースでは芝1200m戦がないし、新潟芝コースなどは内回りで直線は新中京コースよりは短い)、東京コースに近いコース形態+中山芝コースのような急坂コースとなったと思われる。
①の変更点より外枠の先行馬はよりダッシュ力が求められ、良いポジションを取らないと終始外々を回されることになると思われ、また②の変更点より差し馬により向いた展開になると思われる。そのため外枠の先行馬には厳しい流れになると思われる。
逆に外枠の差し馬は、やや距離ロスは生じるものの直線が長くなったことで挽回可能と考える。③の変更点よりよりパワータイプの馬が好走しやすいと考える。
内枠の先行馬については、先手で良いポジションをとれると終始内を回れる距離のメリットが生じるが、②③の変更点より直線が長くなることで後続の目標となる点では抜けた能力が必要と思われる。また先手争いでペースが上がると思われ、先行できる馬はその分パワータイプと思うのだが、最後まで踏ん張りきれるかどうか?がポイントとなる思われる。
先行できなかった内枠の馬は、内で包まれる不利が生じ、直線を向いた時点で前が詰まるようだと大きな不利が生じる可能性があると思われる。
上記の点を展開上考慮し、予想する必要があると考える。
◎カレンチャン・・・クロフネ×サンデーサイレンス=ヴァイスリージェント×サンデーサイレンス 〔13-c〕
前走オーシャンS4着(=中山芝1200m:0.2秒差)。旧中京芝コースは(1-0-0-0)、芝1200m戦は(6-1-1-1)。札幌・函館・中山芝コースなど小回りコースでの好走が多い馬だが、新中京コースにも対応できるパワーとスピードを備えていると考えて期待する。ある程度前につけて、上がり上位の末脚を繰り出せる馬でもあり、今回は中枠にて不利を受けずに走れそうな点にも期待する。
クロフネ産駒はヴァイスリージェント系で、ヴァイスリージェント系で、鮮度と勢いが好走に非常に重要なポイントとなる。芝もダートも走れる兼用型だが、同系のフレンチデピュティと比べるとややパワー型で、持久力も豊富。勢いがある時には連勝も多く、上昇馬はクラスの壁を突き抜けて短期間にまとめて稼ぐ特性を持つ。ヴァイスリージェント系にはセカンドステージが存在し、特に牝馬でその傾向が顕著。そのセカンドステージ突入の牝馬は、牡馬混合戦でも互角以上に戦い(=サンアディユ、スリープレスナイトなど)、本馬も牡馬と互角に戦い11年スプリンターズS1着好走。セカンドステージの充実さを感じさせる。近走は海外遠征の香港スプリント5着→オーシャンS4着と勢い不足の感はあるが、それでもともに僅差の好走で前進の可能性はあると考えて期待する。母父トニービンはグレイソヴリン系でスタミナもあり、強敵相手に好走しやすい特性や連続好走しやすい特性を持っている。一度上昇して連続好走中なら、一定期間は期待出来る。
No.〔13〕の牝系は、距離が延びて本領発揮型で、キャリアを積み上げながらクラスの壁を越えていくタイプ。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。欧州的な瞬発力を秘めるがゴチャつく展開は苦手。
○サンカルロ・・・シンボリクリスエス×Crafty Prospector=ロベルト×ミスプロ 〔23-b〕
前走阪急杯3着(=阪神芝1400m:0.3秒差)。旧中京芝コースは(0-0-0-1)、芝1200m戦は(0-1-1-3)。東京・阪神芝コースで好走の多い馬で、芝1400m戦(3-1-2-4)で好走が多い純然たるスプリンターではないが、末脚は毎回鋭い馬なので、今回は外枠の差し馬として流れが向くと考えて期待して評価する。
シンボリクリスエス産駒はロベルト系で、本格化前までは詰め甘で、持久力とスピードの持続性能に優れていて厳しい流れでこそ本領発揮するが、意外にあっさり強敵相手に凡走する淡泊さも持ち合わせている。2歳~3歳になりたての時期のロベルト系は全般的に詰め甘なことが多いが、クラシック春シーズンを終えると本格化を始める。またロベルト系は緩い流れよりも、ペースの締まる流れで底力を問われると好走しやすくなる特性もある。特にレコード決着など時計が速くなる厳しい流れで覚醒する。叩き良化型でさらに上昇中はロベルト系の好走ポイント。母父Crafty Prospectorはミスプロ系で、基本はマイル血統だが外れが少なく、どの産駒もコンスタントに走りGⅢまでならクラスの壁を感じさせずに人気で好走することも多い。仕上がりは早く2歳時から走る。母父としては粘っこいスピードを伝える。
No.〔23〕の牝系は、タップダンスシチーやセイウンスカイなどと同系でスタミナとスピードに優れた牝系。分枝記号bは、鮮度と勢いが好走に重要なポイント。重賞初挑戦など鮮度の高い時は好走率高し。決め手には欠けるが自在性があり、格上げ戦に強い。
▲ロードカナロア・・・キングカメハメハ×Stom Cat=ミスプロ×ストームバード 〔2-s〕
前走シルクロードS1着(=京都芝1200m)。旧中京芝コースは初、芝1200m戦は(6-0-0-0)。京都芝コースでの好走が多い馬で、芝1200m戦の成績からも純然なスプリンターなのだが、今回は不利になりそうな最内枠と初めての左回りコースと不安点は残る。能力でカバーできると思うし、近走の上昇度でこなせると思うが、これまでのレースが前半3F34秒台のスプリント戦では緩めのペースでの好走が多いことも不安点と考えて、やや評価を下げました。それでも血統的には厳しいペースでもこなせそうな配合で、あっさり好走も十分あると考えて評価する。
キングカメハメハ産駒はミスプロ系だが、凱旋門賞での好走も多いキングマンボ系で欧州型の要素を兼ね備えている。格の高いレースでの究極のスピード競馬になると本領を発揮し、厳しい展開ほど持ち前の底力を活かす。ダンシングブレーヴ系に近い特性と考える。母父StormCatはストームバード系で、。斬れよりも全体のスピードに優れ、ハイペースに強いが、揉まれる競馬は苦手。大一番よりも前哨戦が向くタイプ。またストームバード系の特性として、勝負強さや底力には欠ける点と勢いがなくなるとスランプに陥る点には注意が必要。近走の上昇度は、この母父の特性によるものと考え好走に期待する。
No.〔2〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富。直線の長いコースでの末脚勝負に強い。分枝記号sは、立ち回りが上手く、スローの上がり勝負で強い。上級クラスでは展開利が必要。
△ジョーカプチーノ・・・マンハッタンカフェ×フサイチコンコルド=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔2-f〕
前走オーシャンS5着(=中山芝1200m:0.3秒差)。旧中京芝コースは(1-0-0-0)、芝1200m戦は(4-0-0-4)。東京・中京芝コースで重賞好走がある左回りで良績の馬で、京都・中山芝コースでも好走は可能。先行して押し切るか、後方からぶち抜くか両極端な戦法で好走しているが、本質は高速馬場でも苦にせず、淀みない流れを前々で押切す馬力型。前走は最内枠を後方からで、直線馬群をさばくのに苦労した分届かずだったが、今回は外枠にて先行するにしても追込でも大きな不利にはならないと考えて評価します。
マンハッタンカフェ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、ステイヤータイプだが素軽い先行力を持ち、難儀な不発が少ない堅実さが特徴で前半に脚を溜めれば鋭い瞬発力も使える。また道悪の成績が良く、パンパンの良馬場よりも多少時計の掛かる馬場向き。丈夫さが取り柄で、詰まったローテーションや高齢馬が穴をあける。母父フサイチコンコルドはニジンスキー系で、2歳~3歳時にも好走するが、古馬での活躍も多い息の長い成長力がある。連勝して上昇するのではなく、毎年階段を昇るようにいつのまにか強くなる。好位差しの堅実なレースが得意で、洋芝や時計の掛かる馬場もプラス要因で、道悪も得意。得意の条件では何度も穴をあけ、特に休み明けは苦にしないで好走が多い。
No.〔2〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富。直線の長いコースでの末脚勝負に強い。分枝記号fは、休み明けを苦にしない反面、叩いて一変も少ない。
△ダッシャーゴーゴー・・・サクラバクシンオー×Miswaki=プリンスリーギフト×ミスプロ 〔18〕
前走オーシャンS9着(=中山芝1200m:0.6秒差)。旧中京芝コースは(0-0-0-1)、芝1200m戦は(3-2-1-7)。阪神芝コースで好走の多い馬だが、スプリント戦では現役馬で上位で、GⅠでも僅差好走(=降着2回も含む)している馬にて、今回外枠の差し馬として好走に期待する。本来は上がり勝負に強い馬にて、展開嵌れば好走可能と考えて期待する。
サクラバクシンオー産駒はプリンスリーギフト系で、テンのダッシュ力に優れ、スピードという意味合いではピカイチの種牡馬。休み明けから好走可能で、使い詰めるとパフォーマンスが低下する鮮度重視の特性がある。持ち時計には限界があり、各馬の能力を示す指標にもなる。中4週~8週のローテーションが良く、それより短くても長くても成績が落ちる。レース間隔1~2ヶ月がホットスポット。母父Miswakiはミスプロ系で、ミスプロ系の中では中距離適性に優れ、成長力もある。先行させるとしぶとく、脚を溜めると末脚もしっかりしている。また大レース向きの血統。
No.〔18〕の牝系で、活躍馬はナリタトップロードなどがいるが、やや衰退気味の牝系。分枝記号なしなので、産駒ごとに得手不得手ははっきりしているものの、平均的に能力を発揮し、やや晩成傾向。 03/25 03:49
軍神マルス
予想歴14年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3788 | |
|