12.1 - 10.8 - 11.4 - 11.9 - 11.3 - 11.2 - 11.8 - 12.7

この最後の緩みでも差されないようでは後ろは何をしていたんだ。と単純に思ってしまうけどちょっと内有利というバイアスが強すぎましたね。逃げ切ったシルポートはもちろんダノンシャーク、コスモセンサー、健闘して掲示板のヤマカツハクリュウ、レッドデイヴィス以下トウショウフリーク、トーセンレーヴ、トウショウフリークはみんなコース取りが内。外を回った馬が不当に人気を落とすならむしろ次に狙いたいぐらいにも思える。


１着　シルポート
これだけ最後が緩んでも差されないのは馬場状態のおかげではあっただろう。一昨年のファイナルＳと去年の金杯のリプレイのようでした。これも前哨戦でなせるわざですかね。次のレース云々ではない感じはする。まぁ人気にもならないとは思いますが。
ちょっと前までは行きっぷりも悪くなっていて終わった馬だと思ってしまっていたのですが、これでまた寿命が伸びましたね。


２着　ダノンシャーク
この枠で捌けるイメージはわかなかったんですけどそう凝縮した馬群にもなりませんでしたし、外回り特有の内回りコースの４コーナーの空いた部分も使えましたしね。
最近は出遅れるケースが多くて後ろからの競馬になっている。それ以来すっかり差し馬のイメージだけどもともとは先行馬。意外とこういう器用に立ち回れることも証明されたし、案外侮れない馬なのかな。内有利の馬場で内枠だったからと簡単に評価されてあまり人気にならないということになったらちょっと気になる存在。


３着　コスモセンサー
さすがに同厩舎の馬に絡んで行くわけにはいきませんでしたね。飛ばして行ってもそう簡単にバテないタイプだからペースが緩むよりも自分が行って作った方がいいはずではあったとは思うけど。仕方ないですね。今回は馬場にも助けられましたが、シルポートとは使い分けた方がいいでしょう。


４着　ヤマカツハクリュウ
５着　レッドデイヴィス
どちらも内に入れた差し馬。
ヤマカツハクリュウはこの枠でよく内に潜り込ませましたね。若いのに思い切ったことをやれる騎手ですからいずれＧ１ジョッキーにはなれるでしょうね。馬自身は左回りの方がベターですがこの先に適鞍はないですね。新装中京記念とか関屋記念とかで面白いかもしれませんね。
レッドデイヴィスはシンザン記念や毎日杯でこういう立ち回る競馬には向いていたので内に入れて正解。中山記念あたりでは体調不良が伝えられてそれが全面に出てシンガリ負けだったのでどこまで戻すかというところでしたけど、得意の立ち回りをしたとはいえこれだけやれればそのうちまた仕事するでしょう。


他


７着　▲フィフスペトル
マイルＣＳでは枠を利して立ち回って２着。まるでその時の再現ができそうな馬場だったけど枠もあってかまともな競馬になってしまいましたね。どの舞台でも内枠では買いたくなる馬です。悲観しなくてもいいでしょう。


８着　トーセンレーヴ
追走に苦労している感じがしました。一線級のマイル戦ではまだまだ力不足かもしれませんね。人気先行のタイプだけに買いづらいですね。


１１着　△ダノンヨーヨー
１４着　○エイシンアポロン
１８着　◎リアルインパクト
印を打った馬たちがいずれも外枠で何もできない感じの結果に。バイアスが強いということを教えられたということで馬券の負けは授業料ということで。これらは馬場のせいでいいでしょう。

エイシンアポロンはまだ本数が足りないと陣営が言う通りの太め残りもありましたね。次は状態をよく見ないといけませんね。

リアルインパクトを敢えて狙い馬に。確かに負けすぎではあるし、毎日王冠で他よりも重い斤量を経験していたから言い訳はできないんですけど。
でもこの馬が負けてるのはいずれも遠征競馬の時ですよね。去年のＮＺＴは中山中止の影響で阪神開催、マイルＣＳも阪神Ｃもこのレースも遠征競馬。
次は関東圏でのレースですし多少人気も落ちて買いやすくもなるでしょうし。去年ぐらい積極的な競馬ができれば当然圏内。


１６着　リーチザクラウン
いつもの行きっぷりがありませんでしたね。折り合いをつけようと抑えこんでいる間にピークが過ぎてしまったのでしょう。（引退したわけではありませんが）おつかれさまでした。

04/23 15:13　回顧アクセス：4773