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★傾向分析★
2007年 タイム 1'48"3 (稍重) 1FAve=12.03 3FAve=36.10
テン35.5-中盤37.0-上がり35.8 『前傾・中弛み』
1着エイシンデピュティ・・・フレンチデピュティ×Woodman=ヴァイスリージェント×ミスプロ 〔5-g〕 6-4
2着ブライトトゥモロー・・・フレンチデピュティ×トニービン=ヴァイスリージェント×グレイソヴリン 〔8-i〕 6-8
3着サイレントプライド・・・フレンチデピュティ×サンデーサイレンス=ヴァイスリージェント×サンデーサイレンス 〔4-r〕 4-4
2008年 タイム 1'45"9 (良) 1FAve=11.77 3FAve=35.30
テン35.2-中盤35.4-上がり35.3 『一貫』
1着サンライズマックス・・・ステイゴールド×ダンシングブレーヴ=サンデーサイレンス×リファール 〔5-h〕 11-8
2着ヒカルオオゾラ・・・マンハッタンカフェ×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔9-f〕 1-1
3着グラスボンバー・・・Machiavellian×Nureyev=ミスプロ×ヌレイエフ 〔16〕 9-11
2009年 タイム 1'45"5 (良) 1FAve=11.72 3FAve=35.17
テン34.8-中盤36.0-上がり34.7 『中弛み』
1着シンゲン・・・ホワイトマズル×サンデーサイレンス=リファール×サンデーサイレンス 〔16-g〕 9-7
2着ヒカルオオゾラ・・・マンハッタンカフェ××トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔9-f〕 2-1
3着キャプテンベガ・・・サンデーサイレンス×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔9-f〕 4-4
2010年 タイム 1'46"1 (良) 1FAve=11.79 3FAve=35.37
テン35.1-中盤35.8-上がり35.2 『一貫』
1着セイウンワンダー・・・グラスワンダー×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 〔3-l〕 8-6
2着シルポート・・・ホワイトマズル×サンデーサイレンス=リファール×サンデーサイレンス 〔3-n〕 1-1
3着キャプテンベガ・・・サンデーサイレンス×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔9-f〕 5-2
2011年 タイム 1'47"3 (良) 1FAve=11.92 3FAve=35.77
テン35.4-中盤36.6-上がり35.3 『中弛み』
1着ダークシャドウ・・・ダンスインザダーク×Private Account=サンデーサイレンス×ダマスカス 〔A4〕 5-4
2着エーブチェアマン・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔3-l〕 14-15
3着セイクリッドバレー・・・タニノギムレット×フジキセキ=ロベルト×サンデーサイレンス 〔21-a〕 17-17
流れは中盤が弛む『中弛み』が多いが、中盤が締まると『一貫』の流れにもなりやすく、テンが35秒台-上がりが35秒台という流れになりやすい。
好走馬の位置取りは、先行・差しが多く、特に4コーナー5番手以内の馬の好走が多い傾向。
血統の傾向は、ノーザンダンサー系やミスプロ系の好走が多く、07年はヴァイスリージェント系(=フレンチデピュティ)の1~3着独占。その着順も母父が1着ミスプロ系、2着グレイソヴリン系、3着サンデーサイレンス系と素軽い瞬発力型サンデーサイレンスが不振なな傾向で、基本は欧州型血統と米国型血統が有利と考えるべきと思います。 ただし08年・09年・10年・11年とステイゴールドやマンハッタンカフェやダンスインザダークなどステイヤータイプのサンデーサイレンス系も好走しステイヤー型(=スタミナ型)ならサンデーサイレンス系でも良いのでは?と考えます。
また近5年はトニービンを父母父や母父に持つ馬が好走していて、グレイソヴリン系も相性は良いと考えます。
東京開催最終週という荒れた馬場状態とラップでみると、持続的な流れになりやすいことがスタミナとパワーが問われやすい適性になると思われ、そのため欧州スタミナ型に向くと考えます。
牝系の傾向は、No.〔4〕〔8〕〔16〕など距離が延びて本領発揮する叩き良化型の牝系の好走が多いです。
また直線の長いコース向きのNo.〔3〕〔5〕〔9〕などにも向く傾向。
ステップの傾向は、新潟大賞典組の上がり上位馬が人気でも人気薄でも好走しやすい傾向です。
マイラーズC組なら、敗退馬でも上がり上位の馬なら反撃が可能な傾向。
またリピーターの好走も多く、東京芝1800m好走実績には注目。
★予想★
◎ダノンシャーク・・・ディープインパクト×Caerleon=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔1-u〕
前走マイラーズC2着(=阪神芝1600m:0.2秒差)。東京芝コースは(0-0-0-2)だが、芝1800m戦は(3-1-0-0)と好走も多い。前走マイラーズCでは上がり上位の末脚を繰り出しての好走で、このタイプはマイラーズCからのステップ馬としては期待ができる傾向にある。また間隔がやや開いた方が好走できる馬のようで、ローテーション的にも期待して評価する。
ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。母父Caerleonは、種牡馬の持ち味を活かしつつ持続するスピードや豊富な成長力を伝える能力に優れている。特に東京と京都外回り、阪神といった直線の長いコースの重賞には強い。2歳戦でも戦える仕上がりの早さと高齢でも侮れないしぶとい成長力も有す。
No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋以降は緩やかに成長する。分枝記号uは、時計の掛かる馬場でのみ力を発揮することが多く、また早熟傾向。牝系の成長能力からは今が3歳秋~4歳春がピークと思われるため、狙うならこの時期と考えて評価する。
○モンテエン・・・ゼンノロブロイ×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔5-g〕
前走メイS3着(=東京芝1800m:0.2秒差)。東京芝コースは(2-0-2-1)、芝1800m戦は(3-0-2-2)と好走が多い。東京芝コースでは33秒台の末脚を繰り出すことが多く、直線の長いコースでの末脚勝負には向く馬。近走は勝ちきれないが、オープン戦連続3着と身が入り始めている様子は見え始めている。相手強化で能力が引き出されれば面白い馬と考えて、評価する。
ゼンノロブロイ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、脚を溜めて鋭くキレるタイプが多いサンデーサイレンス系の中で、速いペースを追いかけて前で展開し踏ん張る競馬もこなせる適性の広さが持ち味。フジキセキ+マンハッタンカフェ的な特徴を有し、万能型のイメージ。人気馬がしっかり好走する比較的堅実なタイプが多い。産駒は中山芝コースでの好走が多く、東京芝コースでは3着になることが多いのが特徴で、コーナーワークが上手いということで小回りのローカルコースにも向くと考える。また産駒は道悪で馬場が悪くなっても好走可能なタイプが多く、10年オークス(=やや重)などからも馬場が渋って距離延長なら好走しやすい特徴を有している。体力は豊富で、リフレッシュ効果が大きく、鮮度の活かせる休み明けで立ち直る馬が多い傾向もある。母父トニービンはグレイソヴリン系でスタミナもあり、強敵相手に好走しやすい特性や連続好走しやすい特性を持っている。一度上昇して連続好走中なら一定期間は期待出来る。またエプソムCでは近年トニービン系の好走が多く、この点にも期待する。
No.〔5〕の牝系は、緩いペースよりも厳しいペースで真価を発揮するタイプが多く、人気よりも人気薄で好走することの多い穴タイプの馬が多い。直線の長い芝コースでの好走が多い。分枝記号gは、パワータイプが多く雨も苦にしないが、不器用なタイプも多く厳しい流れで力を発揮する。
▲ダノンスパシーバ・・・フレンチデピュティ×Mr. Prospector=ヴァイスリージェント×ミスプロ 〔1-x〕
前走新潟大賞典6着(=新潟芝2000m:0.4秒差)。東京芝コースは(0-2-0-0)、芝1800m戦は(2-2-0-2)。近走は小回りコースを使っているためか上がりは速くないのだが、京都や東京芝コースでは33秒台の上がりを使える馬で、コース変わりによる反撃は可能と考える。
フレンチデピュティ産駒はヴァイスリージェント系で、セカンドステージが存在する芝・ダート兼用タイプ。鮮度や勢いが好走に重要なポイントで、好走中なら馬体重がポイントになる。使い詰めると馬体重が減りやすい傾向にあり、パフォーマンスが低下する。東京芝マイル前後の距離は得意としている種牡馬もあり、07年は上位を独占したこともあり、相性の良い血統と考えて期待する。母父Mr. Prospectorはミスプロ系で、完成度の早さと直線的なスピードに優れている。母父としては、マイラー種牡馬との配合ではよりキレのあるスピード、ステイヤー種牡馬との配合では速い時計にも対応できるスピードを伝えている。父系ではここぞの勝負根性は少なかったが、母系に入ると気にせずとも良い傾向。
No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋以降は緩やかに成長する。分枝記号xは、地味にこつこつと力をつけて重賞で好走するタイプ。
△メイショウカンパク・・・グラスワンダー×ダンスインザダーク=ロベルト×サンデーサイレンス 〔8-h〕
前走新潟大賞典3着(=新潟芝2000m:0.3秒差)。東京芝コースは(0-0-0-1)、芝1800m戦は(2-1-4-2)。近走は大敗もある馬だが、新潟芝コースでは重賞好走もしていて、直線の長い東京芝コースには合う馬と考える。戦績からやや詰めの甘い傾向があるため、連下候補と考えて期待する。
グラスワンダー産駒はロベルト系なのだが、グラスワンダー産駒には母父ダンチヒの特性も活かしやすい「ダンチヒ型」と父系そのままの「ロベルト型」とがいる。本馬は「ロベルト型」の特性をもち、叩き良化型で根幹距離の厳しい流れが向く。またグラスワンダー産駒は、2歳戦から走るタイプもいるが、叩き上げで一気に上り詰めるタイプが存在する(=08年JC1着スクリーンヒーロー、11年宝塚記念1着アーネストリーなど)。スピードが豊かで、軽快な先行マイラーは時計勝負を苦にせず、ハイペースでの二枚腰が持ち味。このタイプは内枠や小回りの成績が良い。また中距離型は成長力に富み、若い時期はジリ脚で詰め甘だった馬が、切れ味を身に付けて上昇し力強さを感じさせる。母父ダンスインザダークはスタミナ型サンデーサイレンス系で、大物を輩出するしスタミナ抜群なのだが器用さに欠け、ギアが入れば迫力満点の長い末脚を使う一方で、トップギアまでに時間がかかり瞬時に反応できないという弱点を併せ持つ。また条件戦では手間取るも能力が引き出される格上挑戦は好走のプラス要因。
No.〔8〕の牝系は、2歳~3歳春シーズンも好走は可能だが人気の時には詰めが甘い特性があり、本領発揮は3歳秋以降で古馬で真価を発揮するタイプが多い。叩き良化型で、高速時計にも強い。分枝記号hは、揉まれ弱く、基本的には広いコースがベスト。小回りコースの場合は外枠か先行策が必須。 06/10 11:11
軍神マルス
予想歴14年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3788 | |
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