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★傾向分析★
2007年 タイム 1'45"4 (良) 1FAve=11.71 3FAve=35.13
テン35.1-中盤36.0-上がり34.3 『加速・中弛み』
1着デアリングハート・・・サンデーサイレンス×Danzig=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔1-l〕 4-4
2着アサヒライジング・・・ロイヤルタッチ×ミナガワマンナ=サンデーサイレンス×ヒンドスタン 〔1-p〕 2-2
3着アドマイヤキッス・・・サンデーサイレンス×ジェイドロバリー=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔20-a〕 10-9
2008年 タイム 1’45”5 (良) 1FAve=11.72 3FAve=35.17
テン34.8-中盤36.7-上がり34.0 『加速・中弛み』
1着ブルーメンブラッド・・・アドマイヤベガ×Topsider=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔4-m〕 11-9
2着カワカミプリンセス・・・キングヘイロー×Seattle Slew=リファール×ボールドルーラー 〔4-m〕 2-2
3着ベッラレイア・・・ナリタトップロード×Baldski=ファイントップ×ニジンスキー 〔3-o〕 11-12
2009年 タイム 1’44”6 (良) 1FAve=11.62 3FAve=34.87
テン34.6-中盤35.4-上がり34.6 『一貫・中弛み』
1着ムードインディゴ・・・ダンスインザダーク×Sharpo=サンデーサイレンス×ネイティヴダンサー 〔1-l〕 17-15
2着ベッラレイア・・・ナリタトップロード×Baldski=ファイントップ×ニジンスキー 〔3-o〕 17-18
3着レジネッタ・・・フレンチデピュティ×サンデーサイレンス=ヴァイスリージェント×サンデーサイレンス 〔4-m〕 15-15
2010年 タイム 1’46”4 (良) 1FAve=11.83 3FAve=35.50
テン35.6-中盤36.8-上がり34.0 『加速・中弛み』
1着テイエムオーロラ・・・マンハッタンカフェ×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔1-k〕 6-6
2着セラフィックロンプ・・・マンハッタンカフェ×ロイヤルスキー=サンデーサイレンス×ボールドルーラー 〔4-r〕 4-4
3着スマートシルエット・・・ファルブラヴ×Deputy Minister=ノーザンダンサー×ヴァイスリージェント 〔4-m〕 1-1
2011年 タイム 1’46.8 (稍重) 1FAve=11.87 3FAve=35.60
テン35.4-中盤36.8-上がり34.6 『加速・中弛み』
1着イタリアンレッド・・・ネオユニヴァース×Indian Ridge=サンデーサイレンス×ヘロド 〔20-c〕 11-11
2着アニメイトバイオ・・・ゼンノロブロイ×フレンチデピュティ=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 〔19〕 13-12
3着フミノイマージン・・・マンハッタンカフェ×Dixieland Band=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔7〕 13-12
流れは、『加速』と『中弛み』の複合ラップになりやすく、基本は『中弛み』の流れ。。前も残るし差しも届いている結果だが、4コーナーでは中団よりも前でさばけるタイプがポイントで、開催前半ということもあり前につけた馬が良く好走している傾向。後ろから届くタイプは、オークス好走馬(=06年3着ディアデラノビア、08年3着→09年2着ベッラレイア、09年3着レジネッタなど)が多い。
そのオークス好走組は、古くはメジロドーベルやエリモエクセル、レディパステル、ローズバド、スマイルトゥモロー、スティルインラブ、ヤマニンアラバスタ、ディアデラノビア、アサヒライジング、カワカミプリンセス、ベッラレイア、レジネッタと豪華なメンバーが揃っています。オークスの適性(=持続型のスタミナ)が東京コースで活きると考えます。
また近年はオークスと秋華賞がつながることが多くなったこともあり、秋華賞好走馬も好走が増えています(=アサヒライジング、カワカミプリンセス、ムードインディゴなど)。
それからヴィクトリアM好走馬(=デアリングハート、アサヒライジング、ブルーメンブラットなど)も好走が多く、距離は200m長いが東京芝コース適性は活きやすいものと思われます。
クイーンSを前でさばいた馬も好走しているようです(=オースミハルカ、ダイヤモンドビコー、トゥザヴィクトリー、デアリングハート、アサヒライジングなど)。クイーンSは前で好走するとエリザベス女王杯も好走する傾向があり、府中牝馬Sでも好走しているタイプは確実にエリザベス女王杯の適性を有しているものと考えられます。
血統では、さすがに府中ということもありトニービン系はもとよりグレイソヴリン系に向いている傾向。00年以降では、02年2着ジェミードレス(=父トニービン)・3着レディパステル(=父トニービン)、03年1着レディパステル(=父トニービン)、05年1着ヤマニンアラバスタ(=父ゴールデンフェザント×母父タマモクロス)、06年2着サンレイジャスパー(父ミスズシャルダン×母父コジーン)、08年1着ブルーメンブラット(=父アドマイヤベガで父母父トニービン)、10年1着テイエムオーロラ(=母父トニービン)。
また近年はスタミナ型サンデーサイレンス系(=ダンスインザダーク、マンハッタンカフェ、アドマイヤベガ、ネオユニヴァース、ゼンノロブロイなど)も好走が多いです。
★予想★
◎ドナウブルー・・・ディープインパクト×Bertolini=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔16-f〕
前走関屋記念1着(=新潟芝1600m)。東京芝コースは(0-1-0-1)、芝1800m戦は(1-0-1-2)。前走は牡馬相手に重賞1着好走、12年ヴィクトリアM2着(=東京芝1600m:0.1秒差)好走歴もあり、牝馬限定戦なら能力は高く、好走の可能性は高いと考える。斤量的にも54kgと人気馬では恵まれていて、上がり勝負にも強い馬として好走に期待する。今回は順調に使われている点より、ホエールキャプチャを逆転できると考えて評価する。
ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。母父Bertoliniはダンチヒ系で、仕上がりの早い短距離・マイラー血統だが、底力に欠ける。2歳の新馬から走り、3歳前半までは芝の重賞でも無視できないが、あくまでも穴狙いが正解。
No.〔16〕の牝系は、早い時期から走るのだが3歳春以降に成長を始め、距離が延びて本領発揮が多いステイヤー特性を持つ牝系。叩き良化型も多い。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ないタイプ。前走好走だと調子は維持と考えて好走が期待できる。また不器用だが、決め手鋭く瞬発力勝負に強い特性がある。
○ホエールキャプチャ・・・クロフネ×サンデーサイレンス=ヴァイスリージェント×サンデーサイレンス 〔12〕
前走宝塚記念14着(=阪神芝2200m:4.2秒差)。東京芝コースは(2-0-1-0)、芝1800m戦は(1-0-0-1)。11年桜花賞2着・オークス3着・秋華賞3着と牝馬クラシック好走歴のある馬で、なおかつ12年ヴィクトリアM1着馬。東京芝コースでの好走が多い馬で、傾向的に軸に据えられる馬として評価する。今回は約3か月半の休み明けとなるが、休み明けは(1-0-0-1)、でそれほど苦にしない馬と考えて期待する。
クロフネ産駒はヴァイスリージェント系で、鮮度と勢いが好走に非常に重要なポイントとなる。芝もダートも走れる兼用型だが、同系のフレンチデピュティと比べるとややパワー型で、持久力も豊富。勢いがある時には連勝も多く、上昇馬はクラスの壁を突き抜けて短期間にまとめて稼ぐ特性を持つ。またヴァイスリージェント系にはセカンドステージが存在し、特に牝馬でその傾向が顕著。そのセカンドステージ突入の牝馬は、牡馬混合戦でも互角以上に戦うことのできる能力を有している(=サンアディユ、スリープレスナイト、メイショウベルーガ、カレンチャンなど)。母父サンデーサイレンスは、勢いに乗じて連続好走しやすい特性を持ち、鮮度の高い時によく好走する。重賞挑戦など格上相手にもよく好走し、重賞初挑戦などは特にプラス要因となる。
No.〔12〕の牝系は、早い時期から走る馬もいるが、3歳秋から古馬にかけて本格化する馬が多い牝系。また高齢でも衰えが少なくタフな馬が多い。分枝記号なしは、やや晩成気味ながらも、平均的に能力を発揮するタイプと考える。
▲エーシンリターンズ・・・キングカメハメハ×キャロルハウス=ミスプロ×ターントゥ 〔8-c〕
前走京成杯AH7着(=中山芝1600m:0.9秒差)。東京芝コースは(2-0-0-2)、芝1800m戦は(2-1-1-0)。10年桜花賞3着好走歴があり、近走は東京芝コースや新潟芝コースと左回りの広いコースで上がり33秒前後にて好走している馬にて、中山芝コース→東京芝コース変わりはプラス要因と考えて期待する。前走は小回りコースを外々を回して、なおかつレコードタイムでの決着のレースにて、7着でもさほど悲観する内容ではないと考えて、反撃に期待して評価する。
キングカメハメハ産駒はミスプロ系だが、凱旋門賞での好走も多いキングマンボ系で欧州型の要素を兼ね備えている。格の高いレースでの究極のスピード競馬になると本領を発揮し、厳しい展開ほど持ち前の底力を活かす。ダンシングブレーヴ系に近い特性と考える。母父キャロルハウスはサーゲイロード系で、丈夫で長持ちし、高齢まで力が衰えない特性がある。一定のペースで先行するとゴールまで粘るスタミナがあり、平坦巧者でもある。
No.〔8〕の牝系は、2歳~3歳春シーズンも好走は可能だが人気の時には詰めが甘い特性があり、本領発揮は3歳秋以降で、古馬で真価を発揮するタイプが多い。叩き良化型で、高速時計にも強い。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。欧州的な瞬発力を秘めるがゴチャつく展開は苦手。
△オールザットジャズ・・・タニノギムレット×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 〔1-s〕
前走クイーンS5着(=札幌芝1800m:0.2秒差)。東京芝コースは(0-0-0-1)だが、左回りの広いコースの新潟芝コースで(1-2-0-0)、芝1800m戦は(4-3-0-1)と好走も多い。春シーズンは中山牝馬S2着(=中山芝1800m:0.1秒差)→福島牝馬S1着(=福島芝1800m)と連続好走したが、その後ヴィクトリアM16着(=東京芝1600m:1.3秒差)と惨敗の結果に。前走はそれから間をあけて僅差に好走していて、クイーンSを先行して好走という点ではこのレースで好走の多いタイプに合致するので期待する。
タニノギムレット産駒はロベルト系だが、父母父グレイソヴリン系の影響なのか直線の長いコースとの相性が良い。またロベルト系なので叩き良化型のタイプでもある。長い直線、急坂のないコースで、後方から33秒~34秒台のカミソリの切れ味で差してくる。自分から動くと末脚をなくしてしまうので、展開が向かなければ不発の危険はあるが、嵌った時の能力の高さには期待。母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性がある。瞬発力を武器に上がり特化のレースで強く、勢いのあるときには重賞挑戦はプラス要因。
No.〔1〕の牝系で、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋以降は緩やかに成長する。分枝記号sは、立ち回りが上手く、スローの上がり勝負で強い。上級クラスでは展開利が必要。 10/13 03:11
軍神マルス
予想歴14年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3788 | |
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