このレースを振り返る上で最後の直線にゴールにむかって強い向かい風が吹いていたことは、結果を左右したファクターとしていれたほうが絶対良いと思います。(ネット競馬のオーヴァルの掲示板に今日の風についての情報がありました)
先週私は阪神競馬場にいたのですが当時もゴールにむかって強い向かい風が向いてました。4コーナーあたりからゴール板前に移動しようにも風が強すぎて、前に進むのにかなりの抵抗を感じたくらい。
あれだけ風が強いと向こう正面の追い風でさっさと前につけてしまったほうが絶対に有利です。逆に追い込みは向かい風の中ゴール前差してこないといけないわけだからかなり不利。

レースはクロフネサプライズの逃げから平均ペースでしたが、ラスト2ハロンをこの風の中10秒台というのはかなり特筆できるものでしょうね。今日の設定が有利に働いたことを考慮しても強い内容でした。多分桜花賞はクロフネサプライズ本命でいくことになると思います。

この馬以外だと後ろからの馬たちの中では一番末脚のめだっていたレッドオーヴァルはやはり能力高いと思いますよ。この賞金で本番に出られるのかわかりませんが、出てくればなんらかの印は回すことになりそう。ただ-10キロでしたから本番に向けて攻めの調教はつめないでしょうし、そこはかなりの割引材料なので狙い馬にはしません

次に末が目立っていたヴィルジニアを狙い馬に。この馬もこの強風の中よく差してきていたと思います
それ以外の三着アユサンを含めて差のない三着争いのところにごちゃごちゃいた馬たちはいまいち評価しずらいかな。

一方惨敗にみえたローブティサージュもしまいはそこそこ伸びていましたから、そんなに悪い内容ではなかったと思います。+6キロで本番にむけての余力も十分でしょうし、この結果で一気に人気を落としそうでもあり、狙い馬とします

ちなみに桜本番のあたりは季節もいいころですし、冬のような強風が吹いてるということはあまりなかったように思います。馬場の傾向もかわってくるでしょうし、このレースで外からの差しで不発におわった馬たちに注目したいですね

03/02 18:40　回顧アクセス：3370