こういうレースは復習のしがいがありますよ。

まず、ワタシの予習（予想）。
◎グラスゴッド
　・函館2600での勝ち実績あり（ただし、下級条件）
　・勝ち鞍がいずれも人気薄（５，１２、５番人気）

で、勝ったセイカプレストを見てみる。

１着　セイカプレスト
　・札幌2600での勝ち実績はある（ただし、下級条件）
　・人気薄での勝ち鞍あり（７番人気）

つまり、ワタシの目付けは悪くなかった。ただ、函館実績を有利にとったり、より穴っぽさを有利にとった結果、グラスゴッドを選んでしまったことが結果として間違っていただけ。

◯モズ
　・逃げてくれそうなのでスイスイってしまうこと期待
　（ただし、最近、あんまりスタートがよくない。）

実際に、コスモラピュタが楽に先手を取りましたが、強引にハナを奪いに行き、先行勢総崩れの原因をつくったのがこの馬。北海道で１発あると見て、巴賞も、函館記念も買っていましたが、少なくとも重い印を打つべき馬ではないと見限る必要があった。

▲３着リリエンタール
　・根拠はないが、連闘による激走の予感

これはハマりました。この馬を本命にすべきだったのかもしれません。

△スマートロビン
　・変わり身を考慮して、押さえ

ある意味、予想通りの失速です。近走振るわない馬揃いということで押し上げられた２番人気。福永騎手の位置取りなどからは、状態がよければ、勝てるんだろうなというイメージで乗っているのは伝わって来ました。ただ、まだ、状態があがってないということ。あとは、ちょっと、積極的に行き過ぎた感もあります。

☓カレンミロティック
　・小回り経験がなく、危険な人気馬

積極的なレースをしました。きっと、じっくり構えてれば来てたと思いますが、１番人気ということもあり、かなり積極的にいき、前総崩れの展開に巻き込まれました。それと、2400Mまでと2600Mとでは結構、大きな１ハロンだと思うんです。初距離で、あれだけ果敢に行くと厳しかった。

逆に来ちゃった馬も見直します。

２着ロードオブザリング

北海道実績が乏しいので候補から外したが、スピード不足な馬で距離延長歓迎で、藤田騎乗なら印くらいは打つべきだった。実際、前走は2000Mの鳴尾記念で大敗しているが、前々走は2400MのメトロポリタンSでそこそこ走っていた。状態は悪くなかったんでしょう。また、来年か、再来年あたりの北海道2600Mで穴をあけてくれる可能性があるので、覚えておこう。


最後に、このレースの結果が次につながるか？つながらないでしょう。ただ、北海道開催の2600Mオープン特別の見方として覚えておくようにします。

08/05 10:18　回顧アクセス：3405