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★傾向分析★
2009年 タイム 56"2 (重) 1FAve=11.24
①11.9-②10.2-③11.0-④10.3-⑤12.8
1着カノヤザクラ・・・サクラバクシンオー×Woodman=プリンスリーギフト×ミスプロ 〔9-h〕
2着アポロドルチェ・・・Officer×Summer Squall=マッチェム×ストームバード 〔8-c〕
3着アルティマトゥーレ・・・フジキセキ×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔3-l〕
2010年 タイム 53'9 (良) 1FAve=10.78
①11.6-②9.9-③10.3-④10.1-⑤12.0
1着ケイティラブ・・・スキャン×ムーンマッドネス=ミスプロ×セントサイモン 〔1-x〕
2着ジェイケイセラヴィ・・・スクワートルスクワート×コマンダーインチーフ=フォーティナイナー×リファール 〔1〕
3着マルブツイースター・・・サクラバクシンオー×ウォーニング=プリンスリーギフト×マッチェム 〔8-h〕
2011年 タイム 53"8 (良) 1FAve=10.76
①11.8-②10.0-③10.5-④10.0-⑤11.5
1着エーシンヴァーゴウ・・・ファルブラヴ×Thunder Gulch=ノーザンダンサー×ミスプロ 〔4-c〕
2着エーブダッチマン・・・アフリート×ノーザンテースト=ミスプロ×ノーザンテースト 〔12-c〕
3着アポロフェニックス・・・アフリート×Caerleon=ミスプロ×ニジンスキー 〔16-g〕
2012年 タイム 54”2 (良) 1FAve=10.84
①11.6-②9.9-③10.6-④10.2-⑤11.9
1着パドトロワ・・・スウェプトオーヴァーボード×フジキセキ=フォーティナイナー×サンデーサイレンス 〔8-k〕
2着エーシンダックマン・・・サクラバクシンオー×スピニングワールド=プリンスリーギフト×ヌレイエフ 〔3-d〕
3着エーシンヴァーゴウ・・・ファルブラヴ×Thunder Gulch=ノーザンダンサー×ミスプロ 〔4-c〕
2013年 タイム 54”2 (良) 1FAve=10.84
①11.9-②10.4-③10.6-④10.3-⑤11.0
1着ハクサンムーン・・・アドマイヤムーン×サクラバクシンオー=キングマンボ×プリンスリーギフト 〔18〕
2着フォーエバーマーク・・・ファルブラヴ×ダンスインザダーク=ノーザンダンサー×サンデーサイレンス 〔9-c〕
3着リトルゲルダ・・・Closing Argument×Buddha=マッチェム×ミスプロ 〔5-g〕
直線競馬のため、スピード勝負の『ゼロヨン』のイメージ。
①~④まではスピードとダッシュ、⑤は最後にばてずに伸びることが出来るかが問われるスタミナが必要と考える。
血統の傾向は、サクラバクシンオーやダンチヒ系、ウォーニングなどのマッチェム系が好走から最高速度が問われているのは確か。
またニジンスキー系や、グレイソヴリン系やレッドゴッド系など大系統ナスルーラ系、つまり持続型の流れに強い血統も好走しています(=スタミナが問われるのに関係あり?)。
07年はダート→芝路線変更のサンアディユが激走したように、ダートもこなせるタイプは要注意。パワーが推進力として活きると思われる。
牝系の傾向としては、No.〔4〕〔8〕 の牝系が好走馬複数出しているが、これよりも分枝記号cに注目したい。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。分枝記号cがパワーに優れたタイプと考えると、開幕週の好走や馬場の荒れた最終週や重馬場に強いのも納得。そのパワーがダッシュに活きるはず。
また牝馬の好走が多いこともポイントで、毎年必ず3着内好走しています。。牝馬は斤量が軽いことがテンのダッシュにつながるためと思われます。
それから外枠か内枠が強い傾向。中枠の成績はあまりよくないようです。レースの映像見る限りではラチに沿って走るように見えるので、そのためと思われます。中枠は少し距離損ではないでしょうか?閃光特別も外枠と内枠が好走が多く、傾向は顕著だと思います。
★予想★
アイビスサマーDのポイントは、
①外枠が圧倒的に有利。ただしスペシャリストのレースなので、コース実績馬にも注目。
②京都や阪神コースで好走の多い、芝1200mで持ちタイム1’07秒台の好走歴のある馬。その持ち時計を計上したときより、近走が充実している馬はより好走が期待できる。
③斤量の軽い馬。斤量は軽い方がダッシュ力がつきやすい。斤量57kg以上は割引が必要。
④サクラバクシンオー産駒やマッチェム系など快速スピード血統中心。サクラバクシンオー産駒、フォーティナイナー系は特注。サンデーサイレンス系はやや苦手で割引が必要。
⑤No.〔2〕〔4〕の牝系の好走馬が多い。分枝記号c・hは特注。
⑥リピーターの好走にも注意は必要だが、基本的には「老馬の法則」が活きやすく、昨年好走馬は前年よりも着順を下げやすい。
⑦牝馬の好走も多い。
⑧近走先行している馬。
◎アンバルブライベン・・・ルールオブロー×スプレンディドモーメント=キングマンボ×ストームバード 〔6-a〕
前走バーデンBC3着(=福島芝1200m:0.2秒差)。新潟芝コースは初で、芝1000m戦も初。芝1200mでは1’07”5の持ち時計があり、近走をみるとその持ち時計を計上したときと同じように走破しているので、好走できる下地があると考える。逃げの脚質からテンのダッシュ力はあり適性は向いていると思うので、外枠有利な傾向の一押しと、牝馬の好走が多い傾向であと一押しということで、好走に期待する。
ルールオブロー産駒はキングマンボ系で、本質はステイヤー種牡馬なのだが日本ではステイヤー種牡馬は生きていけず、仕方なく力任せに走れる短距離で何とか凌いでいる。ただし高速馬場がキングマンボ系なのにやや苦手なので、時計のかかる馬場向きで、総じて得意コースや距離がはっきりしている。芝・ダート兼用馬もいて、芝→ダート、その逆替わりには注意。3歳以上になると中距離を走るが、中心はダート。母父スプレンディドモーメントはストームバード系で、特性は不明だが、仕上がりの早さと先行力、軽いスピードを有しているが、ただし勝負強さや底力には欠けるのと、勢いがなくなるとスランプに陥る点には注意が必要なストームバードの特性は有していると考える。
No.〔6〕の牝系は、直線の長いコース向きで、ハイペースの消耗戦に強い牝系。厳冬期や真夏などシーズンオフに強い特性をもつ。成長能力は早い時期から走るのだが、詰め甘にて人気を背負うと脆い傾向がある。3歳クラシックでは脇役の方が良い仕事をし、古馬になり本格化する。分枝記号aは、気性的には素直な産駒が多いが父親よりはスケールが小さくなる傾向。
○アースソニック・・・クロフネ×サクラユタカオー=ヴァイスリージェント×プリンスリーギフト 〔2-f〕
前走函館SS6着(=函館芝1200m:0.3秒差)。新潟芝コースは(0-0-1-0)、芝1000m戦は(0-0-0-1)。前々走韋駄天S3着(=新潟芝1000m:0.2秒差)でコース好走実績はあるし、芝1200mでは1’07”4の持ち時計があり、近走も同じような持ち時計で好走していて、今回も好走は十分可能と考えて好走に期待して評価する。外枠だが、差しの脚質ということと、斤量56kgとやや重めの斤量な分を割り引いて評価しました。
クロフネ産駒はヴァイスリージェント系で、鮮度と勢いが好走に非常に重要なポイントとなる。芝もダートも走れる兼用型だが、同系のフレンチデピュティと比べるとややパワー型で、持久力も豊富。勢いがある時には連勝も多く、上昇馬はクラスの壁を突き抜けて短期間にまとめて稼ぐ特性を持つ。“ダートから芝に転じて急上昇”や“詰めの甘かったマイラーが地力先行勝負で本格化”という成長パターンを示す。充実期は連勝が多く、積極的に狙える。重不良の成績も抜群で、“雨のダートのクロフネ”には要注意。母父サクラユタカオーはプリンスリーギフト系で、時計の速い芝に強いマイラー血統。鋭く斬れる瞬発力、好位から抜け出す安定感があり、芝なら人気での信頼性は高い。ただし荒れ馬場では持ち味を活かせず、パンパンの良馬場でこその血統。2歳から3歳前半に活躍し、一度伸び悩んで、古馬になって再上昇する。
No.〔2〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富。直線の長いコースでの末脚勝負に強い。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ないタイプ。前走好走だと調子は維持と考えて好走が期待できる。また不器用だが、決め手鋭く瞬発力勝負に強い特性がある。
▲フクノドリーム・・・ヨハネスブルグ×エルハーブ=ストームバード×ダンチヒ 〔1-n〕
前走バーデンBC5着(=福島芝1200m:0.4秒差)。新潟芝コースは初で、芝1000m戦も初。芝1200mの持ち時計は、1’09”2と速くはないのだが、D1000mで(1-1-0-0)と好走歴があり、芝・ダート兼用型として考えるなら適性はあると考える。逃げの脚質でもあり、外枠の牝馬、斤量51kgと好走出来そうな条件が揃っているので、好走に期待するが、近年は3歳馬の好走が少ないことからやや割引は必要と考える。近走惨敗が多いが、芝1400mや芝1600mで距離が長かったと考えるなら、前走芝1200m戦で前進がみられたことから、今回の距離短縮でさらなる上昇に期待したいと思います。
ヨハネスブルグ産駒はストームバード系で、短距離~マイルを得意とし、溜めて差す競馬よりもハイペースを先行させる強気な競馬が合う。仕上がりは早く、若いうちは芝の上級条件でも勝ち負けするが、年を経るとともにダートに傾倒する。ただ年齢に関係なく芝→ダート変りには注意。母父エルハーブはダンチヒ系で、アジュケーティングをズブくして怠け者にしたようなダート血統。D1000~1200mとD1700~1800m型に分かれるが、牡馬ははっきりとダート中距離に勝ち鞍が集中していて、短距離で四苦八苦していた馬が中距離に出てきたら狙い目。芝の良は2着や3着になりやすく、道悪になると成績があがるので、芝が不向きというよりは斬れ味がないだけと思われる。時計がかかれば芝でもやれる。ダンチヒ系なので、夏の成績が抜群に良く、ローカルコースにも向く。
No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋~4歳前半は充実期で、古馬になると緩やかに成長する。分枝記号nは、仕上がり早で素軽いスピードと立ち回りの上手さが持ち味。底力には欠けるが器用さでカバーする。また短距離向きの馬が多く、中距離馬は洋芝開催向き。
△フォーエバーマーク・・・ファルブラヴ×ダンスインザダーク=ノーザンダンサー×サンデーサイレンス 〔9-c〕
前走函館SS5着(=函館芝1200m:0.3秒差)。新潟芝コースは(0-3-0-0)、芝1000m戦は(0-2-0-0)。13年アイビスサマーD2着好走歴がある馬で、適性は高いのは証明済み。昨年は函館SS3着→アイビスサマーD2着好走したが、今年は函館SS5着という結果から、やや衰えはあると思うので、適性は高い馬だが評価を下げて考えました。また今回は内枠ということでも割引は必要と考えます。そのため連下候補と評価する。
ファルブラヴ産駒はノーザンダンサー系で、同系のエリシオなどと同じく2歳や3歳春に好走する早熟の快速牝馬がでやすい特性がある。牝馬のスピード馬は多数いるのだが、現状は芝1200mや芝1400m、芝1800mが主戦場で稼ぎ所。根幹距離よりも非根幹距離を得意とする産駒が多く、平坦コースならなお良く、わずかな距離の違いや坂の有無で成績が上下する。夏を境に上昇する産駒も多く、上昇軌道に乗った馬はしばらく追いかけても損はない。トップスピードに乗るのは早くないが、速い上がりの瞬発力勝負にも対応できる。母父ダンスインザダークはスタミナ型サンデーサイレンス系で、大物を輩出するしスタミナ抜群なのだが器用さに欠け、ギアが入れば迫力満点の長い末脚を使う一方で、トップギアまでに時間がかかり瞬時に反応できないという弱点を併せ持つ。また条件戦では手間取るも能力が引き出される格上挑戦は好走のプラス要因で、産駒が好走していた重賞で産駒が好走することが多いのも特徴。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門で、広いコース変わりはプラス要因。3歳秋以降は本格化が始まり、堅実に走るタイプとなるが、人気よりもやや人気が落ちて伏兵の立場のときの方が好走しやすい特性もある。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。欧州的な瞬発力を秘めるがゴチャつく展開は苦手。 08/03 11:26
軍神マルス
予想歴16年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3788 | |
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