レースレベル「４」･･･ＣＣトライアル戦だけに平均以上確定も幸のレース運びと矯めの下手さにガッカリさせられたので一つ割り引き。

○＝インカンテーション
コース実績でやや見劣りしていたのとクリノＳに完敗していた事が懸念材料だったが、この３連勝で一気にﾀﾞｰﾄ戦線の主役候補になっただけに次走狙い馬(期待馬)とする。

Ｘ＝ニホンピロアワーズ
正直、次走好走か凡走かあやふやな内容。
もしも次走巻き返すようなら『今回は菊花賞から間のない重賞だったので消えた』と思われるのが懸念となるだろうし、何より『今回の酒井の位置取りは中途半端すぎる』と見えたのが不安材料になるだろう。
したがって、次走での巻き返しはあまり期待できないと言う推測になるため次走危険馬とする。

※勢いまざまざの大野優勝！
「Ｇ１を勝つ事が如何にジョッキーを変えるか」をまざまざと見せ付けられた気がする。
その意味では酒井にも期待したのだが、さすがにハクサンムーンで近年好走していただけに、大野と違って菊花賞優勝だけで十分だったようである。

それより問題は今回番手追走で５着に敗れた幸の方。
逃げた武豊の内を回れば良いのに、絵に描いたように武豊に内を譲って自らは外に並ぶのだから『さすがは武豊の金魚のフン』と影で呼ばれるだけの事はある。(見てて大笑)
幸はホッコーもそうだったが、何故か内で堪える競馬をしない。まるで学校で習った通りに必ず外に持ち出そうとして折角先行しているのにムダな脚を馬に使わせてしまう。
際どいレースになるほどこの小さなムダ脚がゴール前で響く事はプロなのだから分かっているはずなのに、何度も同じ乗り方をしているのがベテランだけに気になってならない。とてももったいない事である。

11/09 16:24　回顧アクセス：3357