いやいや、東京でも落ちぶれてて…なんて書いたらジェンティルドンナが来てしまいました。

　正直、外れるならジェンティルドンナが来るときと思っていたので平和な外し方ではありました(笑)

　まず、スタートから予想通りヴィルシーナが行く流れ、その後にエピファネイア、そしてジェンティルドンナといった感じ。

　川田が今年頑張っていた、先行につけるパターン。しかし、エピファネイアに向くのはJCみたいなハイペースというかキツイ流れを先行してぶっ放して勝つ流れ。

　しかし、ペースはスローなので、前は残れる。ヴィルシーナは予想通り消えて、エピファネイアは抜け出しを図るけど、合わない流れでは突き放せない。


　そうすると、秋天よろしく内を上手く回ってきたジェンティルドンナに向く。

　ファミナンもブエナビスタやゴールドシップと同じ地力系16号族。

　初中山ですべてが上手くいった感じでした。



　あとは気になった馬だけ短評を。

　ワンアンドオンリー

　枠を活かして内々の5番手くらいを進んでいたけど、敗因はすべて4角でしょうか。

　外から捲ってきた馬に合わせるように外にだそうとしたら、トーセンラーが全く同じ動きで進路をカットされてしまったように見えました。

　牝系からは成長力が無さそうな一方で、ハーツクライは的には、もう一回ジャスタウェイみたいに急成長する可能性も残していて、何とも言えない。

　だけど、GⅠで勝ち負けするようなことはないかな。


　ラキシス

　枠を活かして良い競馬をしたと思う。地力系16号族らしく力強く、名馬たちに囲まれながらも頑張ったと思う。

　来年も2000m以上のレースなら頑張ると思う。

　トゥザワールド

　トゥザグローリーもトゥザヴィクトリーも3着どまりだったが、2着と頑張った。

　上手く乗ったのもあるけど、9号族らしく機動力も光った。

　トゥザグローリーほどパワフルじゃないけど、劣化版イスラボニータみたいな感じの活躍じゃなかろうか。

　ラストインパクト

　やはり初中山乗りらしく位置取りが悪かったように思う。機動力は高い馬なので、もっと前で立ち回っても良かったと思う。

　それでもディープの母父ティンバーカントリーで、ディープらしいキレはないものの、強いので今後も瞬発力勝負でなければ活躍するでしょう。

　メイショウマンボ：特になし
　ウインバリアシオン：同上

　フェノーメノ

　もっと田辺らしく動いて良かったと思う。あんなに溜めて良い感じでもないし、ましてやスローだったのだから。

　また日経賞と春天は期待しても良いかな。


　サトノノブレス

　位置取り。素晴らしい脚を使ってはいるけど、この馬らしくない。

　この馬もラストインパクトみたいにキレる馬ではないので、ここまでスローで後ろからはどうしようもない。

　デニムアンドルビー

　良いと思う。と書いたらそこそこ頑張ってくれた。
　ただ、来年も大レースを勝ち切ることはなさそうかなぁ。

　エピファネイア

　上で書いた通り、広いコースでキツイ流れで、ぶっ放して突き放して乗るのが合う馬。

　だから、休み明けでなければ、東京・京都外回りなら強さを発揮してくれるはず。

　ゴールドシップ

　出していこうとしたけど、出していけず、後ろに。
　それでも適性を示して3着に。

　ただ、来年出てきてもよほどメンバーが弱くない限り勝ちはないと思う。

　有馬の形態では、出てすぐコーナーというかコーナーの途中からなので、宝塚みたいに良い位置取りがとれないので。


　ジャスタウェイ

　これもペースと枠と位置取りで死亡した馬。ゴールドシップが下がってきちゃって、位置取りとれず。
　まぁ、福永の性質もあるでしょうけど、下げ過ぎ。
　やっぱり、あんまり上手くない。だけど、馬は集まってしまって、少しかわいそう。

　それでも33.4の脚でコンマ2秒差の4着。たぶん、一番強かった。


　オーシャンブルー

　大外枠ではさすがに無理。



　さて、長くなりましたが、夏から参加させてていただいて、4～5か月、お世話になりました。

　来年以降もよろしくお願いします。

12/28 18:05　回顧アクセス：4197