【LV2=平均下レベル】
・重賞でブイブイ言わせている馬は不在。4歳馬でめぼしいのもサトノルパン程度。やや小粒なメンバー構成。前走で鮮やかな競馬をしたヒストリカルが本物かどうか、その辺りがこのレースの焦点だった。
・勝ったのは6歳のテイエムタイホー。馬場と展開を味方に大楽勝。ヒストリカルはマイル実績が無かったが、今回も一息の内容。勝って賞金を加算できたテイテムタイホーや、マイルでも多少掛かりっぷりマシになったサトノルパン以外はあまり収穫のないレース。

◆1着はテイエムタイホー。
　五分のスタートから楽に前へ。行けそうだったがムリに行かずに控えてインの2番手。道中は前の馬に行かせて好位のインの4番手でしっかりと脚を溜める。直線入口で外にやや出して楽に前に並びかける。直線は追い出しを我慢していたが、やや内にモタれ気味。その時にサトノルパンに迷惑をかけた格好。追い出されると手応え通りにしっかりと伸びた。戦績通りに稍重まではこなせるし、むしろ柔らかめの馬場は向く。展開、馬場も向いたし状態面も良かった。今が充実期。
　
◆2着はサトノルパン。
　五分のスタートも掛かり気味に前へ。インの4番手を追走。道中は終始掛かり気味だったが、この馬としては許容範囲。直線は最内を突く。直線で追い出しを我慢していたら、外にいたテイエムタイホーが内にモタれてきて、前カットをされる大きな不利。立ち上がり気味に。そこから態勢を立て直して追撃したが、なかなかエンジンが掛からずに差は詰まらず。ゴール前は2着争いの激戦となったが、ギリギリ凌いで2着。ヨレたテイエムタイホーが悪いかも知れないが、余裕をぶちかましていた小牧騎手はもっと悪い。相当ヘグっている。

◆3着はヒストリカル。
　スタート一息。　道中は後方4番手からの競馬。3Cから動いていき、4Cでは大外。かなり外目を回っている。直線はには10番手くらいで入る。追い出されてからは前回のような伸びがなくジリ脚モードで3着どまり。マイルだと上手く脚が溜まらないのかも。騎乗ぶりも大味。

◆マウントシャスタ
　スタート一息。道中は早めに上がっていき中団外目。3Cでは中団後方。4Cでは反応一息。後ろにいたヒストリカルに先にまくられる。気合を付けるが反応が鈍い。4Cではヒストリカルとプリムラブルガリスに挟まれて騎手が立ち上がる。これはオーバーアクション。直線は追い出されてもピリッとした脚を使うことが出来ず。走れない条件ではないだけに、戦績通りこの騎手との相性は悪いのかも。前回はヒストリカルがマクった後を尾行する、展開面のアシストもあったか。

03/29 17:42　回顧アクセス：3088