出走前、マツクニが渾身のハードトレーニングを積むということで期待していたスマートオーディンですが、調教欄を見て一瞬で切らざるを得ない状況でした。
マツクニ必勝パターンというのは、過去の実績から見ても、坂路多め＋トラック少々という調教メニューでした。
ところが、スマートオーディンに課せられた調教は坂路のみ。

まず、行きたがる馬に対してトラック調教を課さなければ、折り合いをつけることができません。
案の定、レースではかかりっぱなしで力を発揮するどころではありませんでした。

マツクニ自身、過去に競馬本のインタビューで「坂路とトラックでは違う筋肉が鍛えられる」「どちらも鍛えることが結果につながる」というような話をされていたので、どうして今回このような調教メニューにしてしまったのか全くわかりません。

今回の調教メニューは、本来であれば瞬発力重視の短距離馬に行うべきメニュー。
同じ調教で、この先まさかのファルコンSにでも出してきたら買いでしょうが、マイル以上で出してきたら、かかり癖が悪化するだけのように思えます。

危険馬とはしますが、もし次走中距離路線でトラック馬也を2回以上はさんでいれば、折り合いも少しは改善されると思いますので、見直してもいいのではないでしょうか。

02/16 00:23　回顧アクセス：1105