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★傾向分析★
2000年 タイム 1'32"6 (良) 1FAve=11.58 3FAve=34.73
テン34.0-中盤22.9(3F換算34.35)-上がり35.7 『前傾』
1着アグネスデジタル・・・Crafty Prospector×Chief's Crown=ミスプロ×ダンチヒ 〔22-d〕 15-15
2着ダイタクリーヴァ・・・フジキセキ×サクラユタカオー=サンデーサイレンス×プリンスリーギフト 〔8-g〕 14-10
3着メイショウオウドウ・・・サンデーサイレンス×Lyphard=サンデーサイレンス×リファール 〔16-g〕 17-16
2001年 タイム 1'33"2 (良) 1FAve=11.65 3FAve=34.95
テン34.8-中盤23.4(3F換算35.10)-上がり34.4 『前傾・一貫』
1着ゼンノエルシド・・・Caerleon×Dominion=ニジンスキー×マイナー 〔16-g〕 2-2
2着エイシンプレストン・・・Green Dancer×Monteverdi=ニジンスキー×リファール 〔3〕 8-9
3着タイキトレジャー・・・Miswaki×Blushing Groom=ミスプロ×レッドゴッド 〔4-d〕 4-4
2002年 タイム 1'32"8 (良) 1FAve=11.60 3FAve=34.80
テン34.2-中盤23.6(3F換算35.40)-上がり35.0 『前傾・中弛み』
1着トウカイポイント・・・トウカイテイオー×リアルシャダイ=マイバブー×ロベルト 〔8-f〕 9-7
2着エイシンプレストン・・・Green Dancer×Monteverdi=ニジンスキー×リファール 〔3〕 13-11
3着リキアイタイカン・・・アフリート×Nijinsky=ミスプロ×ニジンスキー 〔11-g〕 13-13
2003年 タイム 1'33"3 (良) 1FAve=11.66 3FAve=34.99
テン34.4-中盤23.2(3F換算34.8)-上がり35.7 『前傾』
1着デュランダル・・・サンデーサイレンス×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 〔11-f〕 16-15
2着ファインモーション・・・Danehill×Troy=ダンチヒ×フェアウエイ 〔11〕 9-7
3着ギャラントアロー・・・リンドシェーバー×ロングリート=レイズアネイティヴ×ノーザンダンサー 〔14〕 1-1
2004年 タイム 1'33"0 (良) 1FAve=11.63 3FAve=34.88
テン34.9-中盤23.5(3F換算35.25)-上がり34.6 『一貫』
1着デュランダル・・・サンデーサイレンス×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 〔11-f〕 13-13
2着ダンスインザムード・・・サンデーサイレンス×Nijinsky=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔7〕 7-9
3着テレグノシス・・・トニービン×ノーザンテースト=グレイソヴリン×ノーザンテースト 〔5-h〕 15-15
2005年 タイム 1'32"1 (良) 1FAve=11.51 3FAve=34.54
テン34.2-中盤22.9(3F換算34.35)-上がり35.0 『前傾・一貫』
1着ハットトリック・・・サンデーサイレンス×Lost Code=サンデーサイレンス×リボー 〔1-o〕 12-12
2着ダイワメジャー・・・サンデーサイレンス×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 〔4-d〕 2-2
3着ラインクラフト・・・エンドスウィープ×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔9-f〕 9-8
2006年 タイム 1'32"7 (良) 1FAve=11.59 3FAve=34.76
テン34.0-中盤23.5(3F換算35.25)-上がり35.2 『前傾・中弛み』
1着ダイワメジャー・・・サンデーサイレンス×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 〔4-d〕 2-2
2着ダンスインザムード・・・サンデーサイレンス×Nijinsky=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔7〕 10-8
3着シンボリグラン・・・Grand Lodge×Linamix=ダンチヒ×リファール 〔5-h〕 7-5
2007年 タイム 1'32"7 (良) 1FAve=11.56 3FAve=34.76
テン34.4-中盤23.6(3F換算35.4)-上がり34.7 『一貫・中弛み』
1着ダイワメジャー・・・サンデーサイレンス×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 〔4-d〕 3-2
2着スーパーホーネット・・・ロドリゴテトリアーノ×エルセニョール=ノーザンダンサー×レイズアネイティヴ 〔8-f〕 8-7
3着スズカフェニックス・・・サンデーサイレンス×Fairy King=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔1-t〕 14-13
2008年 タイム 1'32"6 (良) 1FAve=11.58 3FAve=34.73
テン34.4-中盤23.5(3F換算35.25)-上がり34.7 『一貫・中弛み』
1着ブルーメンブラット・・・アドマイヤベガ×Topsider=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔4-m〕 12-10
2着スーパーホーネット・・・ロドリゴデトリアーノ×エルセニョール=ノーザンダンサー×レイズアネイティヴ 〔8-f〕 14-13
3着ファイングレイン・・・フジキセキ×Polish Precedent=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔14-a〕 8-5
2009年 タイム 1'33"2 (良) 1FAve=11.65 3FAve=34.95
テン34.8-中盤23.9(3F換算35.85)-上がり34.5 『加速・中弛み』
1着カンパニー・・・ミラクルアドマイヤ×ノーザンテースト=グレイソヴリン×ノーザンテースト 〔9-a〕7-7
2着マイネルファルケ・・・ムタファーウエク×パークリージェント=ロベルト×ヴァイスリージェント 〔4-l〕 1-1
3着サプレザ・・・Sahm×Pleasant Tap=ミスプロ×リボー 〔11-a〕 5-5
2000年以降の流れをみるとテンが緩い『加速』にはなりにくく、基本は『前傾』で中盤の2Fで『中弛み』か『一貫』のオプションがつく感じ。
『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎
例年速い上がりを使える差し・追込馬が展開上で有利な位置取りにて1頭は好走する傾向。
血統ではサンデーサイレンスが圧倒的に強く、母父がスピード持続型のノーザンダンサー系(=ノーザンテースト系、ニジンスキー系など)の配合に向いている感じ。
ダンチヒ系、リファール系も相性が良い傾向です。
牝系の傾向は、No.〔4〕〔8〕〔11〕が好走馬が多い傾向。
No.〔4〕は、古馬での成長力が豊かな牝系。前走から距離短縮だと好走しやすい感じです。
No.〔8〕は、東京・京都コースに向く伏兵タイプ向き。阪神コースにも強い。またマイル~中距離実績馬が好走多し。
No.〔11〕は、東京・京都コースに向くのびのびと加速する流れに強い牝系。
分枝記号は、fやg記号が好走多し。
ステップの傾向、は天皇賞秋から出走した馬(=好走してもしなくても)がよく好走しています。特に好走した馬はここでも連続好走することが多いです。
これはマイルCSが中距離よりの適性が必要ということと考えます。スプリンターズSとはつながりにくく、1800mや2000mの重賞好走馬に向く感じが傾向として出ています。
スワンSからは連対馬は少ないが、3着には好走という感じです。スワンSはスプリンター寄りの結果になりやすいことが原因で、マイルCSと適性が違うためだと思われます。ただしやや重や重といった馬場が悪化するとマイル重賞向きの適性となるので、つながる可能性が十分と考えます。
富士Sもまたつながりにくい傾向で、好走馬よりもちょい負け組の反撃がある感じです。
好走歴のある馬は再度好走する傾向ですが、3年連続は難しく老馬の法則は通用すると思います。
★予想★
09年は『加速』の流れとなったが、基本は『前傾』や『一貫』といったやや厳しい流れとなることが多く、今年はテイエムオーロラ、ジョーカプチーノ、マイネルファルケと逃げ馬も多く、また先行しそうな馬も多いため『加速』とはなりにくく、相対的に先行・差しに位置しそうな末脚の鋭い中距離型が好走しそうと考えて評価しています。
◎トゥザグローリー・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔9-f〕
前走カシオペアS1着(=京都芝1800m)。近走は、オープン戦の中距離戦で古馬相手に好走していて、前々走アイルランドトロフィー(=東京芝2000m)では次走でアルゼンチン共和国杯1着に好走するトーセンジョーダンと0.1秒差の接戦からも、重賞級の力は秘めていると考える。オープン戦からのステップは好走は少ないが、1800mからの距離短縮はプラス要因と考え、また異例のステップとして鮮度を活かせると考えて期待する。
キングカメハメハ産駒はミスプロ系だが、凱旋門賞での好走も多いキングマンボ系で欧州型の要素を兼ね備えている。格の高いレースでの究極のスピード競馬になると本領を発揮し、厳しい展開ほど持ち前の底力を活かす。ダンシングブレーヴ系に近い特性と考える。母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性がある。瞬発力を武器に上がり特化のレースで強く、GⅠ初挑戦などはプラス要因。古馬混合のGⅠは初挑戦となるので、その鮮度と前走好走の勢いに期待して評価する。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコース鬼門だが、広いコースは好走が多く東京や京都コースは得意。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面叩いて一変が少ないタイプ。前走好走したことからも、調子は良いと考え期待する。
○ワイルドラズベリー・・・ファルブラヴ×サンデーサイレンス=ノーザンダンサー×サンデーサイレンス 〔3-o〕
前走秋華賞4着(=京都芝2000:0.3秒差)。近年秋華賞からのステップは好走は少ないのだが、3歳牝馬の挑戦が少ないためと思われる。芝2000m→芝1600mへの距離短縮、古馬混合戦の鮮度の高さというプラス要因はステップ上期待できると考えて、好走に期待する。ただしやや脚質が差しに位置取りそうな分割引のため。対抗評価。
ファルブラヴ産駒はノーザンダンサー系で、同系のエリシオなどと同じく2歳や3歳春に好走する早熟の快速牝馬がでやすい特性がある(=レーヴダムール、ビーチアードル、ラルケットなど。エリシオ産駒ならヘルスウォール、シェーンクライトなど)。牝馬のスピード馬は多数いるのだが、現状は芝1200mや芝1400m、芝1800mが主戦場で稼ぎ所。夏を境に上昇する産駒も多い。母父サンデーサイレンスは、勢いに乗じて連続好走しやすい特性を持ち、鮮度の高い時によく好走する。前走4着ながらも0.3秒差好走から勢いはあると考える。また重賞挑戦など格上相手にもよく好走しやすく、重賞初挑戦などは特にプラス要因となる。今回は中距離→マイルの古馬混合GⅠ挑戦がプラス要因になると考え期待する。近親ベッラレイアなので中距離での活躍が期待できるが、秋華賞の内容をみると距離の壁がありそうで、マイルに距離短縮は合うはず。
No.〔3〕の牝系は、3歳秋から古馬にかけて著しく成長しクラシックでも好走の多い牝系。東京は阪神などの広いコースでの好走が多い。分枝記号oは、時計のかかる馬場や上がりのかかる展開で能力を発揮するが、急坂に弱い。この点からも京都コース向き。またシーズンオフも得意。
▲スマイルジャック・・・タニノギムレット×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 〔15-a〕
前走天皇賞秋8着(=東京芝2000m:1.2秒差)。天皇賞秋からのステップは、距離短縮となるため好走馬も好走できなかった馬も、比較的好走が多い相性の良いステップ。
タニノギムレット産駒はロベルト系なのだが、また父母父グレイソヴリン系の影響なのか東京コースとの相性が良い。比較的広いコースでのびのびと加速出来るコースは好走が多く、京都コースも相性は良いはず。またロベルト系といえばブライアンズタイムもクラシックで好走→古馬でもう一度波が来る成長力があり、この成長力もロベルト系では侮れません。叩き良化型のタイプでもあり、叩き3走目での好走に期待する。母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性がある。前走8着で1.2秒差というのは勢いの点では物足りないが、中距離→マイルへの距離短縮で鮮度を高めたショックに期待する。
No.〔15〕の牝系は、活躍馬が少なく本馬が出世頭。未だはっきりとした傾向は少ないので今後の分析が必要な牝系。分枝記号aは、気性的に素直なタイプが多く好走可能と考える。また父親よりもスケールが小さくなる傾向。
△テイエムオーロラ・・・マンハッタンカフェ×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔1-k〕
前走府中牝馬S1着(=東京芝1800m)。府中牝馬Sからのステップは、08年1着ブルーメンブラットが好走していて、距離短縮と牝馬限定戦から混合戦に変わることでの鮮度が期待できるステップ。
マンハッタンカフェ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、ステイヤータイプだが軽い先行力を持ち、難儀な不発が少ない堅実さが特徴で、前半に脚を溜めれば鋭い瞬発力も使える。淀みない流れを踏ん張るか前半に脚を溜めてロングスパートで持久力を活かすタイプが、距離延長で好走するパターンが多い。母父トニービンはグレイソヴリン系でスタミナもあり、強敵相手に好走しやすい特性や連続好走しやすい特性を持っている。GⅠ挑戦で相手強化はプラス要因となる。
No.〔1〕の牝系は、クラシック春シーズンにある程度完成し、その後は緩やかに成長する牝系。分枝記号kは、かなり時計の掛かる馬場でのみ力を発揮する。冬場のダートや最終週の重馬場等が合う。
他に気になる馬は、ダノンヨーヨー、ゴールスキー、サプレザ。
ダノンヨーヨーは、ダンスインザダーク×フォーティナイナー配合で、近走4連勝中で勢いのある馬。ただし近年ダンスインザダーク産駒がマイルCSでは好走が少ない点と、前走富士S1着のステップが気になり評価を落としました。嵌れば突き抜ける爆発力のある配合ですが、不発もありうる父×母父の性格からは軸にはしにくいタイプと思います。
ゴールスキーは、ネオユニヴァース×Nureyev配合で、こちらも近走3連勝中で勢いのある馬。ネオユニヴァース産駒で、速い上がりを使える能力の高い馬。近3走が全て芝1600m戦条件戦なので、相手強化の鮮度はあるが距離に対しての慣れについてはやや不安あり。穴候補として期待はしますが、突き抜けるイメージはわかず連下候補。
サプレザは、09年マイルCS3着馬。昨年と同じサンチャリオットS1着(=英国芝1600m)からのステップ。Sahm×Pleasant Tap配合で、母父リボー系からもまだまだ能力の衰えは少なく好走も期待できるとは思いますが、「老馬の法則」から着順を上げることは難しいのでは?と考えてよくて3着とみて評価を下げました。
逆に消しと思える馬は、オウケンサクラとキンシャサノキセキ。
オウケンサクラは、バゴ×リアルシャダイ配合。前走天皇賞秋4着(=東京芝2000m:0.7秒差)でステップ上は好走しやすいと思うのですが、キレる脚がない点と前走で3歳牝馬という利を活かした鮮度が今回薄まる点でアドバンテージがないことから、嫌いました。
キンシャサノキセキは、Fuji kiseki×Pleasant Colony配合。前走スプリンターズS2着(=中山芝0.2秒差)で、7歳馬ながらも能力の衰えは少ないと思いますが、今はスプリンターとして存在を示す馬。中距離よりの適性が求められる今回は、好走は難しいのでは?と考えて嫌いました。 11/21 11:07
軍神マルス
予想歴12年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3788 | |
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