直線でユニバーサルバンクが前の馬にぶつかった以外は力勝負になったな。1000m通過が61.7で上がりは35.7。例年に比べると物足りないや。
　勝ったダノンバラードは父ディープインパクトで産駒の初重賞制覇。直線で外に出して突き抜けた脚には何も言うことはないなぁ。快勝と言っていいだろう。京都２歳ステークス組は評価を下げたが、この結果を見ても判断を変えるつもりはない。全体的にレベルは低かったと思えるので、今後この馬がクラシックの中心になっていくとは思えないな。
　オールアズワンはこの時期になって相手比較がどうかと思ったが、想像以上に強い競馬。調教の動きも良くないと思ったし、+10kgだったから『一度使ってからだろう』なんて考えていたのだが・・・。これで本調子でなかったのなら今後も楽しみだなぁ。走り方を見てもパワー型で消耗戦向き。ダービーよりも皐月賞が合っている。今後はダービーを意識して左回りの共同通信杯あたりを使うのかもしれないが、弥生賞→皐月賞がベターだろう。
　コティリオンはスタートで出負けして、道中外に行きたがるような感じで折り合いがつかず、直線も挟まれる感じで抜け出すまでに時間がかるも、最後の脚は素晴らしかったな。内容ではこの馬が一番強いと思った。距離は問題なかったし、今後は心身の成長がカギ。
　ウインバリアシオンは多少掛かり気味だったとはいえ、内容はイマイチ。外枠は不利だったし、勝ち馬と0.1差なら悪くはないのだが、期待していただけに物足りないな。今後もこんな競馬が続きそうだなと・・・。
　アドマイヤコリンはマイペースで逃げれただけに、この差は力の差だろ。小さい馬なだけに平坦がベストか。以下10着まではそんなに差はなさそう。ショウナンマイティは引っ掛かって競馬にならなかったところもあるが負け過ぎ。マンハッタンカフェ×Storm Catは新馬から連勝して小倉２歳ステークスで３着に入るも、その後頭打ちになったツルマルジャパンと同配合で同じケースになる可能性も・・・。
レースレベルは前のレースの1600万に1.1劣るなら1000万と同等レベルともとれるが、例年のこのレースと比べると凡戦なので『２』。
　次走の狙い馬は、折り合いはやや不安だが自己条件なら確勝級、オープンでも勝ち負けできそうなコティリオン。
　危険馬はショウナンマイティにしときます。

12/27 13:14　回顧アクセス：4579