ローカル競馬はなにやら中央とは一味違う。毎年そう感じさせてくれるのがラジオNIKKEI賞だ。小回りのハンデ戦で、古き日本の馬力が要求されるらしく、サニーサンデーやアロマカフェといった日本土着牝系の馬が好走している。

例年２～４頭ぐらいでてくるんだけれども、今年は１頭のみ。
それがヴィジャイ。ヴィジャイの母オイスターチケットはブラックシェルやシェルズレイを輩出した牝馬で遡れば小岩井牝系と呼ばれるフロリースカップに行きつく生粋の土着牝系なわけです。


ところが…今年は福島競馬場は震災の影響で開催できず、中山で代替開催とな？

あてはまらんじゃないか！！

中山1800といえばスプリングＳとかフラワーＣだな…ん？

今年阪神で代替競馬やったやん！！

一筋縄ではいかないなｗ

中山1800ｍは基本的に先行有利の馬場。１コーナーまでの距離が短いので主導権争いが重要ですね。中山記念のキャプテントゥーレや夏至Ｓのフィフスペトルの競馬がその典型例と言っていいでしょう。今回逃げを打つのはアバウトでしょうか。


◎マイネルラクリマは母系はﾑﾁｬｸﾁｬ古いというわけではないがそこそこ日本でつながれた牝系。また母母父がニホンピロウィナーでニホンピロウィナーはフロリースカップ牝系である。父チーフベアハートはダンチヒ系でスタミナも豊富だし、母父は万能サンデーサイレンス。ダンチヒ系はムラのある馬が多いが、同馬は比較的成績が安定しているな…２世代経れば少しは違う傾向を見せるのだろうか。中枠で先行なので中山1800ｍの王道の競馬をしてほしいところ。http://www.keibado.com/keibabook/itw/photo06.html
この馬体…てかりすぎやろｗ

〇ヴィジャイは前述のとおりフロリースカップ牝系。阪神外回りや京都外回りを中心に出走してきてるので中山の小回りには少々不安があるが、内枠を引いたこともあり、展開次第ではチャンスがあるとみる。馬力は感じさせる血統なので、斤量面の差でうまく立ち回っておくれ。


▲ショウナンパルフェは順調ならクラシック戦線でもっとやれてたと思えるポテンシャルを秘めていると思っているし、ダービー６着だったのでここでは一枚上かも。
父タキオン×母父ヌレイエフ系。ヌレイエフ好きなんですよねぇ。ダイワワイルドボアとかも好きでしたし…タキオン産駒は父に似てムキムキな仔をよく出すのですが、ヌレイエフが入ると、そのムキムキさにまるみがでてくるんですね。そのはじけんばかりの馬体が好きです。


△アバウトは父ムーンバラッド(サドラーズウェルズ系)ということで逃げて脚使わしてスタミナに物言わせて粘りきるのが信条らしい。キレッキレの馬を買うよりかは良いが本命・対抗というにはちょっとつらいか。走りのぎこちないトーセンレーヴと0.6差の競馬があって、うまいこと逃げたら３着に粘りこめてもいいかな。

△フレールジャックはディープ×ヌレイエフ…ヌレイエフ！？ということは置いといて、フレールジャックは連勝中の勢いと、先行するであろう魅力から。
07/03 06:38

イズリントン 予想歴12年 回収率％	中学時代ダビスタやウイポから競馬を始めたのでどちらかというと血統を中心に考えます。中でも血統から展開や馬場なんかを考慮することが多いかと思います。　総拍手獲得数：1001 過去のベスト予想 　エリザベス女王杯2012 ◎ヴィルシーナ○スマートシルエット 26拍手 6,110円