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★傾向分析★
2004年 タイム 1'48"2 (やや重) 1FAve=12.02 3FAve=36.07
テン35.5-中盤37.7-上がり35.0 『中弛み』
1着スムースバリトン・・・スペシャルウィーク×Kris S.=サンデーサイレンス×ロベルト 〔9-f〕 11-11
2着ペールギュント・・・サンデーサイレンス×Lyphard=サンデーサイレンス×リファール 〔10-e〕 9-8
3着ニシノドコマデモ・・・キングヘイロー×サッカーボーイ=リファール×ファイントップ 〔23-b〕 13-13
2005年 タイム 1'46"9 (良) 1FAve=11.88 3FAve=35.63
テン35.7-中盤37.2-上がり34.0 『加速・中弛み』
1着フサイチリシャール・・・クロフネ×サンデーサイレンス=ヴァイスリージェント×サンデーサイレンス 〔20-a〕 1-1
2着メイショウサムソン・・・オペラハウス×ダンシングブレーヴ=サドラーズウェルズ×リファール 〔3-l〕 2-2
3着オンファイア・・・サンデーサイレンス×Alzao=サンデーサイレンス×リファール 〔2-f〕 3-3
2006年 タイム 1'48"7 (良) 1FAve=12.08 3FAve=36.23
テン36.6-中盤37.8-上がり34.3 『加速・中弛み』
1着フサイチホウオー・・・ジャングルポケット×サンデーサイレンス=グレイソヴリン×サンデーサイレンス 〔1-p〕 2-2
2着フライングアップル・・・Rahy×Fire Maker=レッドゴッド×ノーザンダンサー 〔20〕 6-5
3着ドリームジャーニー・・・ステイゴールド×メジロマックイーン=サンデーサイレンス×マイバブー 〔8-c〕 6-7
2007年 タイム 1'47"4 (良) 1FAve=11.93 3FAve=35.80
テン35.2-中盤37.0-上がり35.2 『中弛み』
1着フサイチアソート・・・トワイニング×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔19-b〕 8-8
2着スズジュピター・・・タニノギムレット×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 〔4-c〕 9-8
3着スマイルジャック・・・タニノギムレット×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 〔15-a〕 7-7
2008年 タイム 1'47"7 (良) 1FAve=11.97 3FAve=35.90
テン35.8-中盤38.4-上がり34.3 『加速・中弛み』
1着ナカヤマフェスタ・・・ステイゴールド×タイトスポット=サンデーサイレンス×リボー 〔3-h〕 5-5
2着ブレイクランアウト・・・Smart Strike×French Deputy=ミスプロ×ヴァイスリージェント 〔1-t〕 9-9
3着サンカルロ・・・シンボリクリスエス×Crafty Prospector=ロベルト×ミスプロ 〔23-b〕 5-7
2009年 タイム 1’48”2 (良) 1FAve=12.02 3FAve=36.07
テン36.2-中盤37.6-上がり34.4 『加速・中弛み』
1着ローズキングダム・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔1-w〕 4-4
2着トーセンファントム・・・ネオユニヴァース×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔16-a〕 11-12
3着レッドスパークル・・・ニューイングランド×ヘクタープロテクター=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔2-r〕 12-14
2010年 タイム 1’47”3 (良) 1FAve=11.92 3FAve=35.77
テン36.2-中盤35.9-上がり35.2 『加速』
1着サダムパテック・・・フジキセキ×エリシオ=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 〔9-h〕 9-8
2着リフトザウイングス・・・ハーツクライ×Cozzene=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔1-s〕 16-14
3着フェイトフルウォー・・・ステイゴールド×メジロマックイーン=サンデーサイレンス×マイバブー 〔2-n〕 12-11
流れは中盤が弛みやすく『中弛み』が基本で、ラスト3Fの上がり勝負となる流れ。東京競馬場馬場改修後は、ラスト3Fが11秒台のラップが続く速い上がりが必要で、33秒台~34秒台前半の上がりを繰り出せるタイプが上位に来ています。
血統の傾向は、サンデーサイレンス×欧州スタミナ血統(=リファール系、ノーザンダンサー系)の好走多し。グレイソヴリン系やロベルト系も欧州型のスタミナタイプなので、スタミナと上がりのキレが必要なレースということと思います。
また07年は、母父サンデーサイレンスが上位独占。相性はかなり良いと考えます。
牝系の傾向は、No.〔1〕の牝系の好走馬が多い。
No.〔1〕は、クラシック春シーズンでの好走が多い、完成度の早い成長力を有した牝系。東京スポーツ杯2歳S好走馬がクラシック春シーズンでも好走が多いので、好走しやすい傾向も納得。
ステップの傾向は、いちょうSの連対馬(=99年2着トップコマンダー、01年2着マチカネアカツキ、04年1着スム-スバリトン・3着ニシノドコマデモ、07年3着スマイルジャック、09年2着トーセンファントムなど)が好走馬多し。
00年以降で連対した馬の中で前走敗退馬は、04年2着メイショウサムソンと08年2着ブレイクランアウトの2頭だけ。メイショウサムソンは萩S(=オ-プン戦)僅差4着、ブレイクランアウトはいちょうS僅差4着だったことから、オープン戦での僅差負けなら良いが、条件戦以下なら連対をはずしているようなら消しが良いのかもしれません。
★予想★
◎ジャスタウェイ・・・ハーツクライ×Wild Again=サンデーサイレンス×ニアークティック 〔2-n〕
前走新潟2歳S2着(=新潟芝1600m:0.1秒差)。前々走は上がり33秒3で2着に0.8秒差をつける圧勝の内容→前走も上がり32秒6で鋭く伸びて2着好走。直線の長いコースでの上がり勝負は得意条件と考えて、東京芝コースは適性が合うと考えて評価する。また前走重賞2着好走実績より、オープン実績はあると考えて好走条件にも合うと考える。
ハーツクライ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、ハーツクライ自身はサンデーサイレンス×トニービン配合なので、母父トニービンの不器用さをやや受け継ぐタイプが多く、一瞬でエンジンのかかる器用なタイプよりは、助走をつけて末脚が全開になり長く良い脚を繰り出すタイプが本質。ペースが締まるGⅠほど、大駆けが期待できる。また距離が延びて成績が良くなる馬も多く、本質は中距離~クラシックが能力を活かしやすい。母父Wild Againはニアークティック系で、ワイルドアゲイン×リボー系という男臭い血統。ペースの緩まないダートがベストで、強気で前にて勝負すると強い反面、たるいペースでは詰めの甘さを出す欠点もある。しかしダートの走りは堅実で、道悪や時計のかかる馬場ならなお良い。ジワジワと成長し、ひとたび本格化するとその部門のヌシ的な存在となり、高齢でも力の衰えは少ない。パワフルな先行力があり、一方で差しに構えると良い脚を使う。
No.〔2〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富。直線の長いコースでの末脚勝負に強い。分枝記号nは、仕上がり早で素軽いスピードと立ち回りの上手さが持ち味。底力には欠けるが器用さでカバーする。
○クラレント・・・ダンスインザダーク×ダンシングブレーヴ=サンデーサイレンス×リファール 〔9-f〕
前走デイリー杯2歳S1着(=京都芝1600m)。前々走は出走馬中上がり1位で35秒0の上りで好走だが、ほとんどの馬が36秒台以降の上がりというズブズブの展開→前走は上がり34秒6と上がり2位で好走。ゆるゆるのスローで瞬発力での上がり勝負よりも、厳しいペースで上りがかかるレースに向くタイプと考える。前走重賞1着好走実績より、オープン実績はあると考えてこちらも好走条件に合うと考える。
ダンスインザダーク産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、大物を輩出するしスタミナ抜群なのだが器用さに欠け、ギアが入れば迫力満点の長い末脚を使う一方で、トップギアまでに時間がかかり瞬時に反応できないという弱点を併せ持つ。また条件戦では手間取るも能力が引き出される格上挑戦は好走のプラス要因で、産駒が好走していた重賞で産駒が好走することが多いのも特徴。母父ダンシングブレーヴはリファール系で、瞬発力勝負や緩急のある競馬を苦手とするが、淀みなく流れる展開になると距離や格に関係なく、先行しても追い込んでも無類の強さを発揮する。母父としてもここ一番で凄味を見せる血統。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門だが、広いコースは好走が多い。人気よりもやや人気が落ちて伏兵の立場のときの方が好走しやすい特性もある。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ないタイプ。前走好走だと調子は維持と考えて好走が期待できる。また不器用だが、決め手鋭く瞬発力勝負に強い特性がある。
▲ディープブリランテ・・・ディープインパクト×Loup Sauvage=サンデーサイレンス×ネヴァーベンド 〔1-b〕
前走新馬戦1着(=阪神芝1800m)。
ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。母父Loup Sauvageはネヴァーベンド系で、大レース向きの芝血統。1600m~2400mまで幅広い距離に対応し、キレよりも力で相手をねじ伏せる。
No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。2歳のこの時期は成長力で他の牝系よりも完成度は高い。分子記号bは、鮮度と勢いが好走に重要なポイント。重賞初挑戦など鮮度の高い時は好走率高し。決め手には欠けるが自在性があり、格上げ戦に強い。
△エネアド・・・ディープインパクト×French Deputy=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 〔1-t〕
前走前走新馬戦1着(=新潟芝1600m)。
ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。母父French Deputyはヴァイスリージェント系で、セカンドステージが存在する芝・ダート兼用タイプ。鮮度や勢いが好走に重要なポイントで、好走中なら馬体重がポイントになる。使い詰めると馬体重が減りやすい傾向にあり、パフォーマンスが低下する。
No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。2歳のこの時期は成長力で他の牝系よりも完成度は高い。分子記号tは、京都や中京コースなどスパイラルカーブのあるコースで本領を発揮する。一瞬の脚があるので中山コースも得意。
△ピタゴラスコンマ・・・ジャングルポケット×Dixieland Band=グレイソヴリン×ノーザンテースト 〔2-d〕
前走いちょうS2着(=東京芝1600m:0.0秒差)。前走は不良馬場を最速上がりを繰り出すも突き抜けられず、僅差の2着。いちょうS好走馬はこのレースと相性が良く、その点に期待して評価する。
ジャングルポケット産駒はグレイソヴリン系で、小回りコースが得意なタイプと広いコースで末脚を繰り出すタイプとがいる。本馬は中山芝コースや函館芝コースなど小回りコースでも好走していて本質は小回りの持続型向きと思うが、速い上がりも繰り出せるので広いコースで末脚を活かすことも可能なタイプ。緩い流れで瞬発力勝負より、持続した流れでスタミナを活かす方が強さを発揮しやすい。ジャングルポケット産駒は菊花賞でも好走しているし、スタミナの豊富な馬が多くステイヤータイプも輩出する。母父Dixieland Bandはノーザンダンサー系で、スタミナはもとよりパワーもあり、力の要る馬場を先行させると強い。差す展開では取りこぼしは多々あるが、ローカル1700mよりは中央の1800mや大井に向くタイプ。2歳よりも3歳、3歳よりも古馬の方が信頼性は上がる。
No.〔2〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富。直線の長いコースでの末脚勝負に強い。分子記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持ち、特にトライアルレースなど前哨戦快勝→GⅠは必殺のローテーションとなる。 11/19 08:30
軍神マルス
予想歴13年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3788 | |
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