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★傾向分析★
2007年 タイム 2'00"8 (良) 1FAve=12.08 3FAve=36.24
テン36.4-中盤48.9(3F換算36.68)-上がり35.5 『加速・中弛み』
1着ベッラレイア・・・ナリタトップロード×Baldski=ファイントップ×ニジンスキー 〔3-c〕 10-12
2着ミンティエアー・・・アグネスタキオン×Deputy MInister=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 〔8-h〕 12-8
3着イクスキューズ・・・ボストンハーバー×Majestic Light=ボールドルーラー×レイズアネイティヴ 〔3-L〕 1-1
2008年 タイム 2'00"5 (良) 1FAve=12.05 3FAve=36.15
テン36.1-中盤49.3(3F換算36.98)-上がり35.1 『加速・中弛み』
1着レッドアゲート・・・マンハッタンカフェ×スキャン=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔3〕 4-3
2着カレイジャスミン・・・タヤスツヨシ×エリシオ=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔8-g〕 1-1
3着キュートエンブレム・・・ウォーエンブレム×ディンヒル=ミスプロ×ダンチヒ 〔5-h〕 8-8
2009年 タイム 2'02"2 (良) 1FAve=12.22 3FAve=36.66
テン36.0-中盤49.9(3F換算37.43)-上がり36.3 『中弛み』
1着ディアジーナ・・・メジロマックイーン×ビショップボブ=マイバブー×ニアークティック 〔13-c〕 2-3
2着ワイドサファイア・・・アグネスタキオン×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 〔12〕 8-7
3着ハシッテホシーノ・・・アグネスタキオン×Highest Honor=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔5-e〕 6-5
2010年 タイム 2'00"2 (良) 1FAve=12.02 3FAve=36.06
テン36.5-中盤48.9(3F換算36.68)-上がり34.8 『加速・中弛み』
1着サンテミリオン・・・ゼンノロブロイ×Last Tycoon=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔16-g〕 2-2
2着アグネスワルツ・・・ゼンノロブロイ×ヘクタープロテクター=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔22-d〕 1-1
3着ブルーミングアレー・・・シンボリクリスエス×Lycius=ロベルト×ミスプロ 〔17-b〕 4-3
2011年 タイム 2’03”3 (重) 1FAve=12.33 3FAve=36.99
テン35.7-中盤49.8(3F換算37.35)-上がり37.8 『前傾』
1着バウンシーチューン・・・ステイゴールド×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔13-c〕 12-13
2着マイネソルシエール・・・ロージズインメイ×ブライアンズタイム=ヘイロー×ロベルト 〔8-a〕 5-5
3着ピュアブリーゼ・・・Monsun×Peintre Celebre=スターリング×ヌレイエフ 〔4-n〕 3-4
流れの基本は『加速』や『中弛み』。そのため前に位置する先行馬に有利な展開と考える。
『加速』・・・逃げ◎ 先行○ 差し△ 追込×
『中弛み』・・・逃げ◎ 先行△ 差し× 追込○
ただ東京コースで直線が長いので、逃げ馬が押し切ることは少ない傾向だが、2・3着にはよく残る。
血統の傾向は、ナリタトップロード・オペラハウス・ブライアンズタイム・エルコンドルパサー・メジロマックイーン・マンハッタンカフェ・ステイゴールドなど菊花賞連対馬をだした事のある血統の馬がよく好走。スタミナが問われやすい適性と考えます。
サンデーサイレンス系は、母父が欧州スタミナ型のタイプの好走が多い傾向。アグネスタキオンやゼンノロブロイ、マンハッタンカフェやステイゴールドなど東京芝2400mにも対応できるサンデーサイレンス系は好走可能。
また非サンデーサイレンス系の配合馬でも好走が可能な重賞でもあり、欧州スタミナ型血統配合でも前に位置できるなら好走可能。
牝系の傾向は、No.〔3〕〔13〕の牝系が好走馬多し。
No.〔3〕の牝系は、クラシック春シーズンからよく好走し距離延長でも好走が多い。また東京コースでの好走も多いのが特徴。
No.〔13〕の牝系は、クラスの壁をキャリアを積みながら超えていくタイプが多い牝系。叩き良化型でもあるので、ステイヤー気質があり、距離延長に対応しやすい。
ステップの傾向は、フラワーC好走馬が好走しやすい傾向(=フラワーC→フローラS:08年2着→1着レッドアゲート、09年2着→1着ディアジーナ、10年3着→1着サンテミリオンなど)。
またここで差し位置から好走した馬は、不利な展開でのスタミナを示したことによりオークスでも好走する可能性ありと考えます。
それから桜花賞まではマイルを中心にスピードが問われやすい適性でしたが、オークストライアルだけあって距離が芝2000mになることで、このレースはスタミナが問われやすい適性となることで浮上する馬を狙うのもあり。
★予想★
◎ヘレナモルフォ・・・ジャングルポケット×サンデーサイレンス=グレイソヴリン×サンデーサイレンス 〔2-n〕
前走フラワーC4着(=中山芝1800m:0.3秒差)。東京芝コースは(0-1-0-2)、芝2000m戦は(1-0-0-0)。これまで全6戦(2-1-0-3)の戦績だが、芝1600m(0-0-0-1)、芝1800m(1-1-0-2)、芝2000m(1-0-0-0)と距離が延びて成績が上昇しているスタミナ型のタイプ。しかもこれまで全6戦中、良馬場は芝1600m戦のクイーンCのみにて、4戦は重馬場(2-1-0-1)、1戦が不良馬場(0-0-0-1)とスタミナとパワーのいる道悪での好走。逃げ・先行脚質にて開幕週の馬場を有利に展開できると考えて、展開利があると考えて、好走に期待して評価する。また好走の多いフラワーCからの出走馬で僅差の好走からも、好走に期待する。
ジャングルポケット産駒はグレイソヴリン系で、小回りコースが得意なタイプと広いコースで末脚を繰り出すタイプとがいる。本馬は速い上がりが繰り出せないタイプのようで広いコースで末脚を活かすような緩い流れで瞬発力勝負より、持続した流れでスタミナを活かす方が強さを発揮しやすい。ジャングルポケット産駒は菊花賞でも好走しているし、スタミナの豊富な馬が多くステイヤータイプも輩出する。菊花賞好走血統が走りやすい傾向からも、スタミナナ型の本馬には向くと考えて期待する。母父サンデーサイレンスはサンデーサイレンス系で、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性がある。瞬発力を武器に上がり特化のレースで強く、勢いのあるときには重賞挑戦はプラス要因。前走僅差好走していて、母父の特性を引き出せると考えて期待する。
No.〔2〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富。直線の長いコースでの末脚勝負に強い。分枝記号nは、仕上がり早で素軽いスピードと立ち回りの上手さが持ち味。底力には欠けるが器用さでカバーする。
○アイスフォーリス・・・ステイゴールド×クロフネ=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 〔13-c〕
前走500万条件戦ミモザ賞2着(=中山芝1800m:0.0秒差)。東京芝コースは(1-0-0-0)、芝2000m戦は(1-1-0-1)。全6戦(1-3-0-2)で、着外の2戦は不良馬場での葉牡丹賞6着(=中山芝2000m)とフェアリーS7着(=中山芝1600m)。距離不足や不良馬場適性での敗退と考えると、距離が延びて良いタイプと考えて、スタミナ型と思われる。前にて展開して鋭く伸びるタイプでもあるため、今回適性は向く馬と考えて、好走に期待して評価する。
ステイゴールド産駒はスタミナ型のサンデーサイレンス系。ステイゴールドは母父ディクタスの特性がでていて、サンデーサイレンスというよりはサッカーボーイに近い特徴があり、夏~秋にかけてよく軌道に乗ることが多い。ディクタスのスタミナ型の特性とまた強敵相手に食い下がる勝負根性は、ステイゴールド産駒の持ち味。1戦燃焼型のタイプも多く、惨敗後から涼しく巻き返す能力も高い。断然人気よりも穴で狙いたいタイプで、人気馬よりもその人気馬をマークする立場の方が好走しやすい。母父クロフネはヴァイスリージェント系で、鮮度と勢いが好走に非常に重要なポイントとなる。芝もダートも走る兼用型だが、同系のフレンチデピュティと比べるとややパワー型で、持久力も豊富。勢いがある時には連勝も多く、上昇馬はクラスの壁を突き抜けて短期間にまとめて稼ぐ特性を持つ。
No.〔13〕の牝系は、クラスの壁をキャリアを積みながら超えていくタイプが多い牝系。叩き良化型でもある。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。欧州的な瞬発力を秘めるがゴチャつく展開は苦手。
▲ラスヴェンチュラス・・・ディープインパクト×Danehill=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔17-b〕
前走フラワーC9着(=中山芝2000m:0.8秒差)。東京芝コースは(1-0-0-0)、芝2000m戦は(1-1-0-0)。前走は重馬場が敗因と思われ、後方から鋭く伸びきれずの内容。良馬場で距離延長ならば反撃可能と考えて、好走に期待して評価する。
ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。母父Danehillはダンチヒ系で、優れたスピードに加え、選手権距離でも勝負できるスタミナと底力を有している。また本格化すると連勝街道を走り、一気に登り詰める爆発力と勢いを持つ。ハイペースでもバテないスピード能力が売りで、マイラーは下手に溜めるよりも突っ走らせたほうが強い内容を見せ、高速決着にも強い。弱点は揉まれた時の脆さと、勢いが止まるとしぼんでしまうこと。不調期に入った馬は嫌う方が良い。
No.〔17〕の牝系は、好調期に連続好走しやすい特性を秘めた短距離~マイル向きの牝系。分枝記号bは、鮮度と勢いが好走に重要なポイント。重賞初挑戦など鮮度の高い時は好走率高し。決め手には欠けるが自在性があり、格上げ戦に強い。
△ミッドサマーフェア・・・タニノギムレット×Kingmambo=ロベルト×ミスプロ 〔1-o〕
前走500万条件戦君子蘭賞1着(=阪神芝1800m)。東京芝コースは(0-2-0-1)、芝2000m戦は初。全7戦(2-2-1-2)で、芝1600m戦(1-0-1-2)、芝1800m戦(1-2-0-0)と距離が延びた方がよいタイプ開幕週の馬場ということもあり、差し届かずの可能性もあると考えてやや評価は下げました。
タニノギムレット産駒はロベルト系だが、父母父グレイソヴリン系の影響なのか直線の長いコースとの相性が良い。またロベルト系なので叩き良化型のタイプでもある。長い直線、急坂のないコースで、後方から33秒~34秒台のカミソリの切れ味で差してくる。自分から動くと末脚をなくしてしまうので、展開が向かなければ不発の危険はあるが、嵌った時の能力の高さには期待。母父Kingmamboは、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。究極のスピード勝負に強く厳しい展開こそ持ち味が活きるタイプ。
No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。2歳や3歳のこの時期は成長力で他の牝系よりも完成度は高い。分枝記号oは、時計のかかる馬場や上がりのかかる展開で能力を発揮するが、急坂に弱い。シーズンオフも得意。 04/22 05:18
軍神マルス
予想歴14年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3788 | |
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