ロードカナロアが世界レベルのスプリンターであることは謹んで認めさせていただきますが、今回だけ逆らわせて欲しい。
　パワータイプでもないので、阪神も1400も58キロも全部不向きだと思えます。

◎エピセアローム
　1200に専念してから3戦、続けて1分7秒台の時計を連発していますが、チューリップ賞を1分35秒台で2着という実績の持ち主でもあります。　
　チューリップ賞の時期の阪神は極めて力の要る馬場で、一介のスプリンターが好走できる馬場では無かったと断言したい。ましてやジョワドヴィーヴル、ジェンティルドンナという名馬に先着できるはずはなかった……！
　距離延長、むしろ好材料だと思います。
　ロードカナロアを負かした阪神で、もう一度あっと言わせて欲しい。
　セントウルS勝ちのせいで55キロになりますが、力強い馬だと思うので気にしないで良いでしょう。

○クィーンズバーン
　前走は久々に逃げて好走。
　やっぱり逃げてナンボなのでしょう。
　内目の枠が当たりましたし、近走逃げてないマジンプロスパー、距離延長で控えると思うロードカナロアが内枠なら、逃げるのはこの馬でしょうか。
　マイペースで行かせたら粘れそうな気がします。

▲サンカルロ
　マジンプロスパー、クィーンズバーン、ミトラと前に行く馬がいますが、番手に拘りそうなのはクィーンズバーンぐらいですので、あまりペースは早くならないのでは。
　阪神Cは最終週の馬場状態、シルポートとスプリンターのテイエムオオタカがいましたが、馬場も展開も前走ほど恵まれないでしょう。
　阪神1400は絶好の舞台ですが、唯一馬券圏内を外した2010年阪神Cがスローペースの前残りで、ここもペースが早くならないと思いますが……。
　ただ、それでも消せないと思うのは、今回は最内枠なことから。
　馬群を縫って来れるのがこの馬の強みで、展開が向かなくても無理やり差して来そうな気がします。

△インプレスウィナー
　東京1400巧者ですが、東京の1400が他場となにが違うかといえば、スローになり易いことです。
　ここは余りペースが早くならないと思うのですが、もしかしたらこの馬に向くペースというのがあるのではと。
　
×マジンプロスパー
　前走でむしろ終わったと思いました。
　昨年の8着よりは着順は良いですが、内容は大きく違って、前走は超のつくスローペース。
　あれで格下馬に差され、詰め寄られているようでは正直がっかり。
　ただ、馬体重が重めだったとは思うので、絞れたとしてどこまで、というところでしょうか。
　無茶苦茶寒いので絞れているかも疑問ですが。
02/23 18:04

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