| ワイド 1-9番
570円的中 |
★傾向分析★
2009年 タイム 1'58"3 (良) 1FAve=11.83 3FAve=35.49
テン34.7-中盤47.8(3F換算35.85)-上がり35.8 『前傾・一貫』
1着ダンスアジョイ・・・ダンスインザダーク×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔10-a〕 8-11
2着ホッコーパドウシャ・・・マヤノトップガン×ヤマニンスキー=ロベルト×ニジンスキー 〔13-a〕 8-8
3着クラウンプリンセス・・・スペシャルウィーク×Seattle Slew=サンデーサイレンス×ボールドルーラー 〔23-b〕 6-4
2010年 タイム 1'57"9 (良) 1FAve=11.79 3FAve=35.37
テン34.3-中盤48.4(3F換算36.30)-上がり35.2 『前傾・中弛み』
1着ニホンピロレガーロ・・・アドマイヤベガ×ニホンピロウイナー=サンデーサイレンス×ハビタット 〔7-c〕 5-3
2着バトルバニヤン・・・ジャングルポケット×Crafty Prospector=グレイソヴリン×ミスプロ 〔9-a〕 5-3
3着スマートギア・・・マーベラスサンデー×パドスール=サンデーサイレンス×ネヴァーベンド 〔19〕 16-11
2011年 タイム 1'57"3 (良) 1FAve=11.73 3FAve=35.19
テン33.3-中盤47.6(3F換算35.70)-上がり36.4 『前傾・中弛み』
1着イタリアンレッド・・・ネオユニヴァース×Indian Ridge=サンデーサイレンス×ヘロド 〔20-c〕 8-6
2着キタサンアミーゴ・・・フジキセキ×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔8-f〕 11-9
3着リクエストソング・・・シンボリクリスエス×トニービン=ロベルト×グレイソヴリン 〔12〕 3-3
2012年 タイム 1’57”3 (良) 1FAve=11.73 3FAve=35.19
テン34.5-中盤47.9(3F換算35.93)-上がり34.9 『一貫・中弛み』
1着エクスペディション・・・ステイゴールド×Lyphard=サンデーサイレンス×リファール 〔2-f〕 6-4
2着トーセンラー・・・ディープインパクト×Lycius=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔17-b〕 7-6
3着ナリタクリスタル・・・スペシャルウィーク×ペンタイア=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔1-w〕 12-10
2013年 タイム 1’57”1 (良) 1FAve=11.71 3FAve=35.13
テン34.2-中盤47.9(3F換算35.93)-上がり35.0 『前傾・中弛み』
1着メイショウナルト・・・ハーツクライ×カーネギー=サンデーサイレンス×サドラーズウェルズ 〔9-e〕 3-1
2着ラブリーデイ・・・キングカメハメハ×ダンスインザダーク=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔19〕 6-3
3着マイネルラクリマ・・・チーフベアハート×サンデーサイレンス=ダンチヒ×サンデーサイレンス 〔A4〕 3-2
流れは、テン-上がりのラップ差から『前傾』が基本。中盤弛むことが多く、『中弛み』の複合ラップになることが多い傾向。
『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎
『中弛み』・・・逃げ◎ 先行△ 差し× 追込○
小倉記念も小回りのローカルコースのため「ローカルコースの鉄則」が当てはまるためか、展開的には先行・差しにはきついはずだが好走馬の多くは先行・差しが多い。逃げての好走は少ないが、4コーナー5番手以内の馬の好走が多く、先行馬を中心に据えるべし。
血統の傾向は、グレイソヴリン系やネヴァーベンド系の大系統ナスルーラ系の好走が非常に多い傾向。
サンデーサイレンス系は、スタミナ型サンデーサイレンス系のステイゴールドやダンスインザダーク、アドマイヤベガ、スペシャルウィーク、ディープインパクトなどが好走しています。欧州スタミナ型のトニービン系の好走が多いことから、スタミナが問われるため、スタミナ型サンデーサイレンス系も好走しやすいと考えます。
ミスプロ系も好走していますが、『前傾』の流れがダート質な流れに近いことが好走要因で、先行タイプの好走が多い。
牝系の傾向は、No.〔1〕の牝系の好走馬が多い傾向。No.〔1〕の牝系は、クラシックの時期に成長し完成することが多く、古馬は相手との力関係で好走が決まることの多いタイプ。そのNo.〔1〕の牝系は6歳や7歳の高齢馬(=もう成長力は少ないはずなのに)が好走しているので、コースとの相性が良いのでは?と思います。
No.〔8〕の牝系も近年は好走馬が複数出ていて、06年・08年・11年と1'57秒台での決着での好走から高速馬場に強い特性が活きていると思われる。
分枝記号は、なし・c・fが近年好走馬が多い。
分枝記号なしは、産駒ごとに得手・不得手があるものの平均的に能力を発揮する。やや晩成傾向で、好走馬が5歳・6歳での好走が多いことからもこの特性も活きやすいのだと考える。
分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。欧州的な瞬発力を秘めるがゴチャつく展開は苦手。マクりつつ好走しているタイプが多い。
分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ないタイプ。前走好走だと調子は維持と考えて好走が期待できる。また不器用だが、決め手鋭く瞬発力勝負に強い特性がある。前走差しが不発な馬が、得意コースで一変という感じか。
またこのレースは、メイショウカイドウやニホンピロキースなどリピーターがよく好走します。特に前述の2頭は母父ハビタット系。ハビタット系はメジャーな血統ではないのに好走馬をだしていることから、相性が良いと考えます。
★予想★
小倉記念のポイントは、
①流れは『前傾』や『一貫』といった厳しい流れと、中盤の弛む『中弛み』の複合ラップになりやすく、コース形態からも追込は届きにくい。
②グレイソヴリン系が好走しやすい重賞。トニービン系には要注目。トニービン系に似た適性を秘める馬(=タニノギムレットなど)も適性は合うはず。ハビタット系も要注意。
③グレイソヴリン系の出走が少なければ、スタミナ型サンデーサイレンス系が好走しやすい。
④持ち時計の確認が必要。芝2000mで1'57秒台のタイムがあれば期待できる。タイムの裏付けがないときには割引きの必要あり。コース巧者ならなお良い。
⑤前走七夕賞なら3着あたりの惜敗馬が反撃しやすい傾向。ステップ的には要注目。
⑥近走芝2400m以上の距離経験馬にも注目。
◎メイショウナルト・・・ハーツクライ×カーネギー=サンデーサイレンス×サドラーズウェルズ 〔9-e〕
前走七夕賞1着(=福島芝2000m)。小倉芝コースは(3-1-0-3)、芝2000m戦は(2-1-0-4)。13年小倉記念1着馬で、コース好走実績がある小倉コース巧者。前走七夕賞では久しぶりに好走したが、「ローカルコースの鉄則」が活きての好走で、今回もその「ローカルコースの鉄則」が期待できると考えて、好走に期待する。7~9月は(4-4-0-2)と好走が多く、また内枠での好走も多いので、今回も最内枠を活かしての好走に期待する。
ハーツクライ産駒はサンデーサイレンス系で、ハーツクライ自身はサンデーサイレンス×トニービン配合。母父トニービンの不器用さをやや受け継ぐタイプが多く、一瞬でエンジンがかかり加速できる器用さはないが、助走をつけて末脚が全開になりギアが入れば長く良い脚を繰り出す。馬群の外をのびのび走れるコース向き。サンデーサイレンス系としては、ダンスインザダーク産駒に近く、点火しづらい弱点を持ちつつ、嵌れば大仕事という“難儀なステイヤー血統”。ペースが締まるGⅠほど、大駆けが期待できる。また距離が延びて成績が良くなる馬も多く、本質は中距離~クラシックが能力を活かしやすい。牡馬は芝1800m~2600m、牝馬は芝1400m~2000mを中心に走る。後方一気型は展開に左右され、直線だけの勝負や、内しか伸びない馬場は不発多数。スローが苦手なわけではなく、前半じっくり追走して、助走付きのロングスパートが出来れば好走可能。長い直線+剛腕騎手はプラス条件になる。母父カーネギーはサドラーズウェルズ系で、早熟な短距離馬と3歳春以降に上昇する中長距離馬に分かれ、後者は惜敗を繰り返しながら力をつけ、次第にキレる脚を使えるようになる。ただ本格的なステイヤーは少なく、芝1800~2000mが仕事場。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門だが、広いコースは好走が多い。人気よりもやや人気が落ちて伏兵の立場のときの方が好走しやすい特性もある。分枝記号eは、気性が荒く、平均ペース以上での雪崩れ込みが得意で、上がりのかかる消耗的な流れに強い特性がある。また重馬場やダートなど時計のかかる馬場に強いが、一旦調子を崩すと復活が難しく、調子のピークが短い。
○ラストインパクト・・・ディープインパクト×ティンバーカントリー=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔13-a〕
前走天皇賞春9着(=京都芝3200m:0.6秒差)。小倉芝コースは(2-0-0-0)。芝2000m戦は(2-1-0-1)。小倉芝コースでは、14年小倉大賞典1着(=小倉芝1800m)好走歴があり、また日経賞3着(=中山芝2500m:0.5秒差)など近走で距離が長くても好走していて、芝2000mでも十分好走は可能と考えて好走に期待する。今回約3ヶ月半の休み明けだが、休み明けは(1-0-0-0)で苦にしない馬にて、先行出来る馬でもあり、好走の可能性は高いと考える。
ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。それから母系がスピード型だと一瞬の反応が速く、母系がスタミナ型だとトップスピードに乗るまで時間を要する。また道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。ゆったりローテーションに強く、間隔が詰まるのも良くない。母父ティンバーカントリーはミスプロ系で、ミスプロ系は本来軽いスピード型が多いのだが、ティンバーカントリーは異色の存在でズブくてゴツくスタミナが豊富。芝でもジリ脚のステイヤーを輩出(=トウショウナイトなど)。前にて押し切れる中山コースや札幌コースなど小回りに向き、エンジンが掛かるとパワフルに伸びてくる。早めに仕掛けるマクリも得意で、コーナー4つのコース向き。下手に脚を溜めると持ち味が活かせず、積極的に動いてこそのタイプ。
No.〔13〕の牝系は、クラスの壁をキャリアを積みながら超えていくタイプが多い牝系。叩き良化型でもある。分枝記号aは、気性的に素直なタイプが多く、また父親よりもスケールが小さくなる傾向。
▲サトノノブレス・・・ディープインパクト×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔9-f〕
前走天皇賞春8着(=京都芝3200m:0.5秒差)。小倉芝コースは初で、芝2000m戦は(0-1-1-0)。13年菊花賞2着(=京都芝3000m)や14年日経新春杯1着(=京都芝2400m)など、京都芝コースの長距離戦の好走が多い馬にて、小回りの小倉芝コース向きか?という点では割引が必要な馬と思うが、能力的には軽視できない馬にて、好走は可能と考えて評価する。今回約3ヶ月半の休み明けだが、休み明けは(2-1-0-0)と本馬も苦にしない馬にて、また母父トニービンというと出での相性の良さにも期待する。
ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。それから母系がスピード型だと一瞬の反応が速く、母系がスタミナ型だとトップスピードに乗るまで時間を要する。また道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。ゆったりローテーションに強く、間隔が詰まるのも良くない。母父トニービンはグレイソヴリン系で、母父としては万能血統。長距離を好走できるスタミナ、競っての底力、成長力などを補完する。強敵相手に好走しやすい特性や連続好走しやすい特性も持っている。一度上昇して連続好走中なら、一定期間は期待出来る。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門だが、広いコースは好走が多い。人気よりもやや人気が落ちて伏兵の立場のときの方が好走しやすい特性もある。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ないタイプ。前走好走だと調子は維持と考えて好走が期待できる。また不器用だが、決め手鋭く瞬発力勝負に強い特性がある。
△ダコール・・・ディープインパクト×Unbridled=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔4-m〕
前走七夕賞4着(=福島芝2000m:0.5秒差)。小倉芝コースは(2-2-0-1)、芝2000m戦は(2-1-3-5)。GⅢ戦で善戦するも突き抜けられない馬にて、小倉芝コースでの好走が多い馬でもあるが、差し・追込の脚質のためかやや届かずになりやすいと考えて、連下候補に向く馬と考えて評価する。
ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。それから母系がスピード型だと一瞬の反応が速く、母系がスタミナ型だとトップスピードに乗るまで時間を要する。また道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。ゆったりローテーションに強く、間隔が詰まるのも良くない。母父Unbridledはミスプロ系で、芝・ダート兼用の中距離血統。ミスプロ系の中では我慢強さがあり、揉まれる展開になってもレースを投げるようなことはしない。芝に限れば直線まで溜めていると爆発的な脚を使うが、その分展開に左右され不発に終わることもあるが、強気に勝負したい血統。ダートなら先行しても差しても安定性はある。古馬になっても力の衰えは少ない。
No.〔4〕の牝系は、3歳春から力をつけてクラシックで好走するような成長力もあるが、さらに3歳秋から古馬にかけて成長力が著しい。またスタミナを活かしての好走が得意。分枝記号mは、勝ち上がり率は高いが、能力の壁にぶつかると乗り越えることが少ないタイプ。よく言えば自分の持てる力を全て吐き出すが、相手がそれ以上だとあっさり負けてしまうタイプ。ただし弱い相手には滅法強いタイプ。 ただし自身が強ければとことん強い可能性は十分(=テイエムオペラオーやカワカミプリンセスなどが分子記号mで、連続好走中の上昇期は逆らうのは痛い目をみることが多い)。 08/10 11:12
軍神マルス
予想歴16年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3788 | |
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