ここ10年で人気薄で連対した馬は…

2013年　１着　アスカクリチャン(７番人気)…父スターリングローズ×母父ダイナレター
2009年　１着　ミヤビランベリ(11番人気)…父オペラハウス×母父ホリスキー
2007年　２着　トウカイトリック(10人気)…父エルコンドルパサー×母父シルバーホーク
2005年　２着　マーブルチーフ(14番人気)…父チーフベアハート×母父ミシシッピアン
2004年　２着　テンジンムサシ(８番人気)…父タヤスツヨシ×母父ヨシノスキー

血統を見てみると、スターリングローズやら、ダイナレターやら自身がダートで活躍した馬は勿論、エルコンドルパサーやらタヤスツヨシのような優秀な産駒はダート馬に偏っているような血が妙に目立っている。
ミヤビランベリにしても、オペラハウスは結構メジャーな種牡馬ではあるが、母父は昔の菊花賞馬ホリスキーでスピードの補完が期待出来ない配合。
マーブルチーフ父チーフベアハートの代表産駒は、天皇賞(春)馬の『どステイヤー』マイネルキッツだったりする。
スピード不足でダート馬やステイヤーに成り下がってしまっている馬や血統には注意が必用だ。

トーセンジョーダンやスクリーンヒーロー、アドマイヤジュピタのように、このレースを勝ち上がった後にのＧ１で活躍する馬も数多く出ている。
『ダート』、『長距離戦』、『Ｇ１』で共通して問われる事と言えば、ズバリ『タフさ』である。
よって、スピードやキレというよりは、タフさが重点的に問われるレースであると言えよう。
逆に人気になってコケるタイプは、ギュスターヴクライやネヴァブションのように、気の良さを活かしてしっかり折り合い、終いの余力の違いで勝負してくるタイプだ。

ハンデ戦なので、物理的な能力面での有利不利は補正されているので、混戦なりやすい。
混戦の叩き合いでは、やはり競馬に意欲的な気持ちを持つ馬に有利に働く。

・アスカクリチャン　　初の長距離戦、前走アイルランドをＴコンマ２秒差の４着。
・ルルーシュ　　　　　古馬重賞２戦目、前走オールカマーをコンマ４秒差の４着。
・トレイルブレイザー　休み明け２戦目、前走条件戦２着。
・トーセンジョーダン　勝ち上がりＯＰ入り２戦目、連勝中。
・スクリーンヒーロー　前走条件戦２着。
・アドマイヤジュピタ　初重賞、前走条件戦１着。
・レニングラード　　　前走京都大賞典３着、夏に条件戦勝ち上がり後重賞３戦目。

…と傾向としては、近走に勢いがあり、古馬長距離重賞路線に入って間もない『精神的に新鮮味を持った』馬の活躍が目立っている。

リキサンステルス
この馬の面白いところは、やたらと府中ダートの2100㍍に特化しているところだ。
府中ダート2100㍍はスタートしてから１コーナーまでの距離が短く、多頭数競馬ではスタート直後のポジション争いが熾烈になる。そして、その後ガクンとペースが落ちる。
スタート時の急加速→ブレーキ→最後の長い直線でのしのぎ合い…と緩急の差の激しい流れになり、消耗度の高いレースになりやすい。
その事からも、この馬のセールスポイントという事は、タフさである事が解る。
父マンハッタンカフェ×母父トニービンという血統で、『府中の芝2500㍍ではさっぱり…？』なんて事は想像し難い。
初重賞、初芝という事で精神的なフレッシュさがあるタイミングで、馬のモチベーションが高くなっているところも魅力だ。
本来このレースはいかにもステイヤー的な大跳びタイプの馬に向いたレース。
しかし、先週の天皇賞(秋)では、大外一気で突っ込んで来たスピルバーグのディープインパクト産駒らしからぬピッチ走法が妙に嵌まっていた印象が強かったので、同じようなピッチ走法見せるこの馬に賭けてみる事にする。
殆どギャンブルなんで、単穴はしっかりと常識的な馬を選んだつもりです。
自信度Ａですが、純粋な自信度ではなく『期待値(自信度×配当)』として捉えて欲しいです。

○モビール
小回りの長距離巧者のイメージが強い馬ですが、私の血統的なイメージはむしろ逆。
揉まれ弱いタイプで、広いコースを伸び伸びと走らせてパフォーマンス上げそうな印象。
前走で前々走よりもパフォーマンスを上げられなかったのは、頭数が増え且つハンデ戦だった事によりゴチャつく要因が更に増えてしまった事が起因していると考えている。
今回もハンデ戦ではあるが、広いコースで伸び伸びと走れる環境にあるので変わり身に期待。

▲クリールカイザー
こちらも広いコースを伸び伸びと走らせたいタイプ。
ゆったりとしたペースを好む傾向が強いので、距離延長もプラスに働く。
前走からの比較から、小回り→広いコース、距離延長とステップ的にはベストでパフォーマンス上昇を期待出来る。
しかし、ネックになるのが前走の内容。インを捌いての競馬だったので、ストレスを残していないか心配である。

購入馬券
単勝
②　　　　　1000円
⑨　　　　　4000円
⑫　　　　　1000円
ワイド
②－⑨　　　1000円
②－⑫　　　1000円
⑨－⑫　　　2000円
３連複
②－⑨－⑫　1000円
３連単
⑫→②→⑨　 500円
⑫→⑨→②　 500円
11/08 09:21

夏影 予想歴31年 回収率％	予想のベースになっているのは、今井雅宏氏考案の『Ｍの法則』。　総拍手獲得数：1260 過去のベスト予想 　NHKマイルＣ2020 ◎ギルデッドミラー○ラウダシオン 38拍手 19,620円